10月31日(月) その1うれしかったのは、多くの先生方から「子ども達のあいさつがすばらしいですね。」と言われたことです。教室に入ってきたお客様や、休み時間に廊下ですれ違ったお客様に「こんにちは」とあいさつをしていた子がたくさんいたようです。そして、あいさつを褒めてくださった先生方は、「どの子もごく自然にあいさつが言えていました。」と話されていました。きっと、初めて会うお客様にあいさつができた子は、普段から当たり前のようにあいさつができているのだと思います。学校の中で出会った人にあいさつをするというのは、考えてみれば確かに当たり前のことです。 学校生活で「当たり前のこと」は、他にもたくさんあります。休み時間が終わったら教室に戻ること、掃除の時間は決められた場所で掃除をすること、校帽をかぶって登下校すること…考えてみるとそれらは全て当たり前のことで、いちいち注意されているようではいけません。さらにその中でも、「人の話を黙って聞く」ということほど当たり前のことはありません。先生が話をしようとして、「静かにしなさい」という言葉は、本来は必要ないのです。みんなの前に先生が立ったら、これから話があるから全員黙るのが当たり前のことです。名前を呼ばれたら返事をする、人に会ったらあいさつをする、何かをしてもらったら「ありがとう」と言う、当たり前のことを当たり前にできるようにしていきましょう。 さて、明日から11月に入ります。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。また、アンケート調査があった場合には、必ず知らせるようにもしてください。 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしましょう。 10月31日の給食
献立名 ぶどうパン
パンプキンシチュー ツナドレサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、ハロウィンの献立です。日本でもおなじみになったハロウィンですが、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事だったそうです。 今ではアメリカを代表する行事の一つで、大きなカボチャの中身をくり抜いて家の前に飾ったり、子ども達が魔女やお化けに仮装して、近くの家を訪れてお菓子をもらったりしています。また、学校にも仮装をして登校してパレードをしたりと、子ども達はとても楽しい一日を過ごします。 今日の給食では、ハロウィンにちなんで、カボチャを使ったパンプキンシチューを作りました。パンプキンのペーストと、カボチャをたっぷり使っています。 ※ 給食の写真が撮れませんでした。 中休みロングたてわり班遊び
10月28日の中休みに、ロングたてわり班遊びを行いました。
朝から2校時の終わりまでを特別時程にしたため、中休みと合わせていつもより長く30分程遊ぶことができました。ドッジボールや宝探しゲームなどで、楽しくゆとりをもって遊べたので、終わった後の子どもたちの表情は満足気でした。 10月28日(金)「なんだろう なんだろう」は、ヨシタケシンスケさんが書いた絵本です。「学校はどう? 楽しい?」と家の人に聞かれて、「そう言われてみると、学校ってなんだろう? 楽しいってなんだろう?」と考えてしまうものです。日常の中で、ふとした瞬間に考えてしまう「なんだろう」を集めて書かれた絵本です。そして、その中の「うそってなんだろう」という部分が、3年生の道徳の教科書に載っています。(写真上) 中には、『「ついていいうそ」と「ダメなうそ」があるのかな?』と書いてあり、『「いいうそ」ってたとえばどんなうそだろう。』とあります。イラストは、お父さんが子どもに料理を作り、「どう? おいしい?」と聞いたら、子どもがちょっと困った顔で「うん…おい…しい…」と答えています。確かに考えてみると、ついていいうそがいろいろありそうです。 後半は、だんだん核心に迫ります。『ダメなうそほど、すぐばれる。ダメなうそをたくさんつくと、人から信じてもらえなくなる。…うそってなんだろう。』・・・「なんだろう?」という疑問を追求するお話ですが、答えが書かれているわけではありません。答えがあるようなないような、結局自分自身で向き合って考えることが大切であると気がつく内容になっています。原作の絵本を手にしてみたいなと思いました。 1年生は、算数の時間に「かたちあそび」の学習をしています。この学習のために、家庭からいろいろな箱を集めて持ち寄りました。今週に入って、1年生が大きな袋に空き箱をたくさんつめて登校してくる様子を見て、「今年もこの学習が始まるな」と思っていました。 2組では、各自持ってきた箱を手に、視聴覚室まで行って勉強をしました。「高いタワーを作ろう」というめあてで、グループの仲間と協力して活動が始まりました。子どもなりにいろいろ考えて箱を積み上げていくものです。「大きな箱を下にしよう」とか「同じような箱は他にもないかな…」など、友達の持ってきた箱も手に取りながら試行錯誤していました。(写真中) 子ども達が持ってきた箱は、お菓子の箱が多かったようです。しかし、大きさはいろいろで、ポテトチップスが入っていた円柱形のものもありました。子どもの集団には、必ずリーダーシップをとる子が出てくるものです。土台にする箱が決まると、次々と工夫しながら箱を積み上げていきました。自分たちの背の高さまで高く積み上げたグループもあり、静かに手をたたいて喜んでいました。 この学習は、1年生にとって初めて習う図形の単元です。いろいろな箱を使った「積木遊び」を通じて、立体図形の側面の形に着目させていきます。2年生で学習する三角形・四角形の概念につなげていきます。 5年生が体育館に集まり、下田移動教室の練習を行っていました。まず、整列の仕方を確認していました。移動教室では、行動班と生活班を使い分けて活動します。行動班は、屋外での活動など、班長・副班長を中心とした男女混合のグループです。生活班は、宿舎内での活動が主で、男女別の4人グループです。部屋(といっても、下田の場合は2段ベットですが)ごとの4人組で、室長・保健・食事・入浴(美化)の係分担がそれぞれに決めてあります。 最初は、体育館で出発式の練習をしていました。行動班ごとに整列し、司会や代表のあいさつをする子が前に出ていました。また、1日目の夜に行うキャンドルファイヤーの練習も行いました。火の神から5つの火に分火するセレモニーを練習していました。(写真下) 下田は他の宿泊場所と違い、外でキャンプファイヤーをすることができません。(隣は御用邸です。)宿舎の4階が体育館のようになっていて、そこで夜の集いを行うことになっています。 子ども達は、今週から移動教室用の健康カードに体調をチェックして備えています。移動教室に向けた気持ちがいよいよ高まってきました。一方、引率する先生と外部指導員も昨日の夕方集まって、事前打ち合わせを入念に行っています。 10月28日の給食ししゃもの南蛮漬け ひじキャベサラダ じゃがいもの味噌汁 牛乳 一口メモ ひじきは鉄分やカルシウムが豊富なので、成長期の子ども達にしっかり摂ってもらいたい食材の一つです。給食でも、煮物やハンバーグに混ぜたり、混ぜご飯の具材にしたりと、よく登場する食材です。 今日は、ひじきをキャベツなどの野菜と一緒にサラダにしました。給食で使用するのは、乾燥したひじきです。水で戻すと、6〜7倍にも増えます。おいしく仕上げるコツは、次の2つです。 (1) ひじきを水でしっかり戻すこと。 (2) 水で戻したひじきに熱湯をかけるか、さっとゆでること。 全校の子ども達においしく食べてもらうために、しっかりと下ごしらえしてから使っています。 図書集会最初に、図書館管理員の中路さんからおすすめの本を紹介していただきました。 その後、図書委員の児童が、中路さんにおすすめしていただいた「ぼくだけのこと」「ぼくんちのねこのはなし」「捨てられる食べものたち」という本からクイズを出しました。本を読んでいなくても楽しめるクイズだったので、答えを言うたびに教室から「やったー!」「当たった!」等の楽しそうな声が聞こえてきました。 11月1日(火)から読書旬間が始まります。この機会にいろいろな本に興味をもち、たくさん読書をしてほしいと思います。 10月27日(木)最初に、「いいこと ありそう」の歌を練習していました。マスク越しではありますが、1年生らしい明るい歌声が曲にとてもよく合っていました。歌はもう1曲、「ともだちいいね」を練習していきます。(写真上) 後半は、鍵盤ハーモニカを用意して合奏の指導がありました。曲は、「こぶたぬきつねこ」です。鍵盤ハーモニカ以外にも楽器を加えて、学年合奏を考えているようです。なお、年度当初は音楽会を予定していましたが、今年度も音楽発表会として実施することにしました。2日間の日程で行うことになりましたので、来週月曜日に配布する学校だよりでご確認ください。 1,2校時に、4年生に水道キャラバンの出前授業がありました。水道キャラバンは、東京都水道局が行っている出前授業で、子ども達の水道水に対する理解や関心を高めるために実施しています。2年前はコロナ禍で中止になりましたが、昨年度から再開されています。 4年生は、水道水ができる仕組みについて、1学期に社会科の時間に学習済みです。水道水源林が雨水を集め、小河内ダムに溜まります。川から堰を通って浄水場に行き、水道水が作られる仕組みになっていました。キャラバン隊のお兄さんとお姉さんが、タブレットを操作しながら写真や動画を使って楽しく説明をしてくれました。ちなみにキャラバン隊の人達は、たいていが役者の卵の方々といいます。はきはきと楽しく子ども達に語りかけることを通じて、自身の技術を磨いています。 後半は、浄水場で水道水を作る過程を実験で紹介してくれました。最初は、「高度浄水処理」の実験でした。おいしい水を作るために、浄水場では「活性炭」と「オゾン」を使っています。その様子をモデル実験で子ども達に見せてくれました。次に、凝集剤を使って水の汚れを沈殿させる実験が行われました。大きなビーカーに汚れた水を入れ、そこに凝集剤を投入します。しばらくかくはんすると、あら不思議…汚れが底に沈んでいきます。(写真中) あとは、砂や砂利の層を使って上澄みをろ過すると、透明な水が出てきます。(浄水場では、これをさらに塩素で殺菌して水道水にしています。)昔は東京の水道水はまずいと言われていましたが、今は全くそのようなことはありません。高度浄水処理や凝集剤の開発が進んだおかげです。 ところで、以前は子ども達にこれらの実験を行わせてもらっていました。昨年からコロナ禍の感染症対応ということで、演示実験になっています。タブレットを使ってスクリーンに拡大し、見やすいようにしてくれてはいるものの、やはり実際に実験ができるのが一番です。来年こそは、いつも通りの水道キャラバンの授業になってほしいと思います。 5年生は、家庭科の時間に「汚れに合った掃除をしよう」という学習をしています。様々な汚れに対して、どんな掃除の方法があるか等を学習していきます。また、掃除の手順として、「上から下へ、奥から手前へ」という基本があることや、換気や身支度についても学びます。 今日、1組では、雑巾の絞り方を実習していました。家庭科の教科書には、雑巾の絞り方を写真入りで説明しています。(55ページ)まず、全員が雑巾を持ち、先生のお手本を真似て空中で絞ってみました。みんなできているかなと思いきや…実際に流しで雑巾を濡らしてから絞ってみると、ほとんどの子が間違えたやり方になっていました。雑巾を横に持って絞る子が多いです。(鉄棒のように握って絞る「横絞り」という方法です。)正しくは、雑巾を縦にして片手で上を持ち、もう片方の手は下に添えます。そして、両手首を内側に向けるようにして絞ります。縦にして雑巾を持って絞った方が力が入り、水をしっかり絞ることができます。(写真下) お風呂場でタオルを絞る時も、子ども達は横絞りなのでしょうか。もうすぐ5年生は下田移動教室があります。お風呂場でしっかり体を拭いてから出られるように、家庭でもタオルの絞り方から練習させてみてください。 4年社会科 水道キャラバン出前授業「みずき れい」お姉さんと、「みずお まなぶ」お兄さんが、東京都の水道水ツアーガイドとして寸劇やクイズなどを行いながら、分かりやすく楽しく学習を進めて下さいました。 東京都の上水については、1学期に社会科で学んだ内容でした。嬉しいことに、浄水場の働きや水をきれいにするための技術について、よく覚えている子が多くいました。学んだことのよい復習になったようです。さらに2学期には、これから「まちの発展につくした人」という学習をします。東京都の水道水のはじまりとなった玉川兄弟について、映像の中をワープしながら楽しく学ぶことができました。 学習の最後には、ツアーガイド認定試験を受け、無事にみんながツアーガイド認定証を受け取りました。下校後は、子供たちが東京都の水道水ツアーガイドとして活躍する番です!おうちに帰ったら、今日学んだことをたくさんお話ししてほしいです。 10月27日 給食室よりりんごの皮をむくのは大変な作業になりますが、給食ではとても便利な機械を使っています。写真2枚目が給食室で使っているりんごの皮むき器です。りんごを固定して、ハンドルをクルクルと回すと、アッという間にきれいに皮がむけます。(写真3枚目)その後、食べやすい大きさに切って、芯をきれいに取り除いたら出来上がりです。 りんごの季節に給食室で活躍してくれる、大切な機械です。 10月27日の給食野菜のスープ りんご 牛乳 一口メモ 秋は、りんごがおいしい季節です。スーパーでも、いろいろなりんごが並ぶようになりました。 りんごは、世界中で古くから食べられている果物です。日本で栽培されるようになったのは、明治時代になってからです。そして今では、ふじやつがる、むつ、王林、紅玉、ジョナゴールドなど、たくさんの種類のりんごが栽培されています。 今日の給食では、「ふじ」を使いました。甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーでシャキシャキとしていておいしい品種です。 りんごには、お腹の調子を整えたり、疲れをとったり、血圧を下げたりと、体に良いはたらきがたくさんあります。そのため、昔からヨーロッパでは、「1日1個のりんごは医者いらず」ということわざがあるほどです。 10月26日(水)2年1組では、「新しい計算を考えよう」という算数の授業が行われていました。かけ算の導入部分となる指導場面でした。遊園地の乗り物の絵を見ながら、合計人数を考えさせていきました。SLは、1両に5人ずつ子どもが乗っています。それが3両あるので、「5人ずつが3両(台)ぶんで、15人」となります。自転車は、2人ずつ子どもが乗っています。(この場合、自転車の2人乗りは良くないという指摘はなしです。遊園地なので、2人用の自転車と見なします。)その自転車が6台あるので、「2人ずつが6台ぶんで、12人」となります。 そこで、新しく「かけ算」を指導します。「5×3=15」や「2×6=12」という式・答えの書き方を教えます。(「×」の記号も書き順が教科書に示されています。)九九を指導するのは、もう少し後からです。まずは、「1つ分の数」×「いくつ分」と書き表す意味をしっかり指導していきます。(写真上) 授業が終わって、参観された幼稚園の先生方に感想を聞いてみました。まず、2年生の子ども達が、ノートに自分の考えを文章でしっかり書いていることにびっくりされていました。また、静かに先生の話をきちんと聞いてる授業の様子にも感心されていました。幼稚園教育にも生かしていきたいということを話されていました。 5年2組が、総合の学習の時間に下田移動教室の調べ学習を行っていました。タブレットを使って、自分のテーマに沿った情報をインターネットを使って調べ、スライドにまとめていました。 子ども達が調べていたテーマは様々のようでしたが、下田の名産品を調べたり、名所についてまとめていた子が多かったようです。下田の名産と言ったら、キンメダイを始めとした魚貝類です。伊勢エビやサザエ、アワビ、イカなど、新鮮な海の幸が味わえます。また、干物も有名で、街中には何軒か有名な干物屋さんがあります。様々な干物がありますが、なんと言ってもアジの干物が最高です。下田移動教室では、アジの干物づくり体験が以前までありました。しかし、コロナ禍になって中止となってしまいました。(残念…) 一方、名所として「龍宮窟」について調べている子がいました。(写真中)下田から南伊豆方面に行った、田牛(とうじ)海岸にある波の浸食でできた洞窟です。洞窟の上の方は遊歩道になっていて、上から見下ろすとハート型に見えることから、ラブパワースポットとして一躍有名になりました。また、以前、吉永小百合さんのCMで使われたことでも有名になった場所です。残念ながら、今回の移動教室のコースには含まれていません。ぜひ、ご家族で旅行の際に訪れてみてください。インスタ映えする写真が撮れること間違い無しです。 5校時に、3年生の算数の研究授業がありました。「数の表し方や仕組みを調べよう」という単元で、小数の大小関係について理解を深める授業でした。旭町小では、3年生以上の算数を少人数指導で行っています。算数少人数担当と学年担任とで、「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の3つのコースに分けて指導しています。習熟度別に分かれているため、それぞれの教室で指導方法が少しずつ異なります。そのため、講師の先生は教室を行ったり来たりして、盛んにメモを取られていました。 先月の2年生に続き、今回の3年生の子ども達も、意欲的にみんなよくがんばっていました。先生方が熱心に研究した授業は、子ども達にもその姿勢が反映されるものです。授業後の協議会では、子ども達が自分の考えを友達としっかり交流している姿など、講師の先生からたくさん褒めていただきました。(写真下) 10月26日の給食サワラの南部焼き 切り干し大根のはりはり漬け 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ サワラは、漢字で書くと「鰆」となり、魚へんに「春」と書きます。関西では、サワラが水揚げされると春になるということで、「春告げ魚(うお)」とも呼ばれています。 では、サワラの名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1) 昔は沢で獲れた魚だから (2) 細い魚だから (3) 触るとすぐに傷むから触らない魚 答えは、(2)の細い魚だからです。サワラは細長い形をしており、「狭い腹」という意味から「さわら」と呼ばれるようになったそうです。身が柔らかく、とてもおいしい魚です。 サワラは、成長するにしたがって名前が変わる「出世魚」としても知られています。大きくなるにつれて、「サゴシ」から「サワラ」と呼び名が変わります。出世魚は縁起物とされていて、おめでたい日の食事によく登場します。 10月25日(火)また、単元計画の後半では、調べたことを基にリーフレットを作る学習にも取り組みます。文章の構成を考えたり、要約する力を生かしてリーフレット作りに取り組んだりします。社会科や総合の学習など、他教科でのまとめの学習にもつながることでしょう。 この説明文では、今から8年前に、日本の和紙を作る伝統的な技術がユネスコの無形文化遺産に登録されたことが書かれています。また、筆者は日本の和紙のことを誇りに思っていて、「和紙を使うことは、自分の気持ちを表す方法の一つである」と主張しています。(写真上) 伝統工芸に関する社会科の学習内容は、4年生で習うことになっています。以前は、5年生の社会科の内容として指導していました。そのため、5年生の社会科見学では、自動車工場の他に紙すき体験によく行ったものでした。埼玉県の小川町や東秩父村には、今も和紙の文化を伝える工房がいくつか残っています。社会科見学で紙すきをした和紙は、乾燥させてから後日学校に送られてきました。その和紙を使って、毛筆で短歌を書いたりしました。 2年生の各教室では、来週月曜日に行く「生活科見学」のしおりを配って、事前指導が行われていました。2年生は、毎年この時期に生活科見学として、いも掘りに出かけています。昨年に続き、今年も朝霞市にある小寺農園でサツマイモの収穫体験をしてきます。 成増駅から朝霞台駅まで、東武東上線の電車を利用します。道路の歩き方だけでなく、当然のことながら電車の中でのマナーについても、しおりを使って指導していました。(写真中) 持ち物には、いも掘りに使う軍手の他に、「靴用のレジ袋 4枚」と書いてあります。畑の中に入ると、靴が泥だらけになります。電車内を汚さないために、レジ袋を2枚重ねにして靴を覆うようにします。さらにしおりには、「自分ではけるように、家で練習しておきましょう」と書いてあります。レジ袋を足にはめてから縛ることができないと、全部担任が対応することになってしまいます。こういうことも、生活科の学習の一つです。 また、「いも用のレジ袋2枚」とも書いてあります。大きめのレジ袋を2枚重ねにして、収穫したサツマイモを入れるために使います。昨年の経験から、1人分でも相当たくさんのサツマイモを収穫します。大きくて丈夫なビニール袋が必要です。1年前は、成増の駅から重いリュックを背負って、みんなヒーヒー言いながら学校に戻ってきました。来週、出発する際には、最後まで自分の力で歩き通すことを約束させてから学校を出るようにしたいと思います。 4年生は、社会科の時間に「まちのうつりかわり」の学習をしています。地域の伝統や文化についての理解を深める単元で、文化財や年中行事について調べていきます。4年生が社会科で使用している「わたしたちの東京都」では、浅草で毎年5月に行われている「三社祭」を取り上げています。2組では、タブレットを使って、その三社祭の由来やどのようなことが行われているか等について調べていました。大きな神輿が町内を回る様子など、様々な写真や動画から、とても大きな祭りであることが分かりました。(写真下) 三社祭は、東京都の浅草にある浅草神社の例祭で、毎年5月半ばの週末に行われています。しかし、コロナ禍のために2年間中止となり、今年は3年振りの開催となりました。(通常の3日間の日程を、2日間に縮小して実施したようです。)同様に、私の地元の川越祭りが、先日3年振りに開催されました。(10月15〜16日)屋台など、感染対策を行いながらの実施のようでしたが、ようやくたくさんの人が集まる催しが見られるようになりました。 最後に・・・4年生は、12月に社会科見学があり、浅草寺周辺をボランティアガイドさんに案内してもらう予定です。今から楽しみです。 10月25日の給食ビーフストロガノフ かぼちゃのサラダ 牛乳 一口メモ ストロガノフは、ロシアを代表する郷土料理の一つです。肉や玉ねぎ、マッシュルームを炒めてから煮込み、仕上げには酸味のあるサワークリームを入れて作る料理です。今日は、給食で食べやすいようにアレンジして、サワークリームではなく豆乳を仕上げに入れてあります。 普段の給食では、鶏肉や豚肉を使って作っています。今日は、牛肉を使った「ビーフストロガノフ」にしました。牛肉のうま味がたっぷりと味わえ、とてもおいしくできました。 ストロガノフという名前の由来は、ロシアの伯爵「ストロガノフ家」で作られていたのでこの名前になったと言われています。(諸説あります) 10月22日(土)徒競走では、子ども達の力いっぱい走る姿を見ることができました。それぞれの学年とも、今まで何度か練習をしてきましたが、やはり本番(それも、たくさんの保護者の方々がいる前)での底力は違うなという気がしました。あれだけ歯をくいしばり、顔をゆがめて走る姿は、体育の時間でもめったに見られません。そして、どの学年も、ゴールの先の先までしっかり走り通してがんばっていました。 1年生は、小学校で初めての徒競走でした。1学期の頃は、自分のコースを守ってまっすぐ走るのさえ大変でした。50mを走る姿に、一人一人の成長を感じました。たくさんの温かな応援を受けながら、みんなよくがんばっていました。(写真上) 昨年の体育発表会の感想に、「ゴールテープがあるといい」や「順位をつけてほしい」という意見がありました。今年は、そういうご意見が出る前にお伝えしておきます。運動会ではなく、体育発表会として実施しているので、着順はつけません。また、ご覧いただいたように、他学年の担任は授業をしています。ゴールテープを持ったり、着順判定をする教員を置くことはできません。 各学年のダンスは、木曜日の児童鑑賞日をさらに上回る、すばらしい演技でした。かわいらしさや力強さ、楽しさ、かっこよさ、そして華麗な動きなど、学年ごとに様々な要素がたっぷり入ったダンスでした。・・・と、私は全学年のダンスを見ているからこのように感じることができました。本来の運動会であれば、保護者の皆様も他学年の演技を見ることで、様々なすばらしさを感じていただけるはずです。 また、普段の学校生活ではなかなか見ることができない、子どもらしい表情が随所に見られました。マスクを外した子ども達の生き生きとした表情を見て、改めて子どもの笑顔のすばらしさを感じました。来年こそは、以前のような「運動会」ができるといいなと思います。 6年生は、徒競走とダンスに続いて、旭町小伝統のマーチングを披露しました。マーチングは、今年度の1学期のスタートと同時に取り組みが始まっています。しかし6年生の心の中には、1年前の6年生のマーチングを見た時から気持ちが芽吹いていたはずです。それだけ学校の伝統や校風というものには、大きな力があるものです。今年の6年生も、立派なマーチングをやり遂げました。このマーチングも、全ての学年の保護者の皆様に見ていただきたかったという思いでいっぱいです。(写真中) 楽器を片づけてから、6年生が校庭の中央に集まり、卒業アルバム用の写真撮影をしました。最高学年としての重責をやり終えた安堵感からか、満面の笑顔をカメラに向けていました。(写真下) うらじゃ 2022 2年生鬼の力強さを表現できるように、手足を大きく動かしたり音楽に合わせ鳴子を鳴らしたりして元気いっぱいに踊りました。たくさんのお客さんに見守られて、笑顔で生き生きと踊ることができました。 マーチング 6年生3曲の演奏を仕上げるだけでも大変なのに、行進もしなければならないし、隊形移動もあるしで、子供たちも悲鳴をあげていたのですが、本番では本当にすばらしい演奏を聴かせてくれました。子供たちが秘めている力はものすごいです。なんとしてもできるようになりたいという思いが強いと、予想以上の力を発揮します。 今回のマーチングでも感心する場面がたくさんありました。本番で見せた不安と自信が入り混じった緊張感溢れる引き締まった演奏、家族を始めたくさんの人が見てくれているという嬉しさと、伝統をしっかり受け継ぐことができているという満足感でいっぱいの笑顔、重たい楽器を持って堂々と行進する姿が、下級生の心の中にも強い印象を残しました。 マーチングは旭町小学校の伝統です。そのすばらしさと意味を改めて実感することができた体育発表会でした。 体育発表会 5年生しっかりやろうとすればするほど、体力的にきついソーラン節。「腰を低く!」「まだできる!」「動きを大きく!!」・・・子ども達は担任の言葉に応えようと、ヘトヘトになりながらも最後まで頑張る姿勢を持ち続けました。ロングハチマキ、リストバンド、法被、そしてクラス旗。衣装が増えるごとに、子ども達の動きにも磨きがかかりました。 そんな中迎えた児童鑑賞日。朝礼台から見る子ども達の姿は練習とは全く異なり、一人一人の頑張りがたくさん見られました。・・・しかし、子ども達に聞くと、満足度80%。「まだできる」とやる気を聞かせてくれました。 そして保護者鑑賞日。緊張感が漂う中、一人一人の全力を披露することができました。赤いハチマキや法被が大きな動きで揺れ、とてもかっこいい表現になりました。 また、保護者鑑賞日で行った徒競走では、初めての100m走でしたが、練習以上の走りを見せていました。ゴールした友達に拍手を送る姿勢も、とても高学年らしく嬉しくなりました。 教室で振り返りをすると、「今日はみんなよかった!」「やりきった、がんばった!」とたくさんの声が聞けて、これからの5年生の成長が楽しみになりました。 次は、2週間後の移動教室に向けて、協力し合いながら行事に取り組んでいきます。 4年生 体育発表会どの子ども達もダンスにとても前向きで、授業で行った練習以外にも休み時間に曲をかけて練習していました。練習の様子を見ていると、友達同士で教えあったり、声をかけあったりする姿が見られ、感心するばかりでした。その様子を見て、退場曲で一人一人の決めポーズとグループごとの決めポーズを子ども達に考えさせることにしました。個性豊かな振り付けばかりで、楽しんでいる様子が伝わりました。 児童鑑賞日では、「心を一つにリズムに乗って踊ること」を目標に、ノリノリで踊りました。踊りに集中しすぎるあまり、隊形が乱れてしまうことがありましたが、表情が輝いていました。 保護者鑑賞日では、「とにかく楽しむこと」を目標に体を大きく使って、踊ることができました。保護者の方々に見ていただけて、とても嬉しかったようです。教室に戻ってきたときの子ども達の表情は、やりきった達成感で晴れやかでした。 体育発表会という行事を乗り越えて、子ども達は一回りも二回りも成長したように感じます。「いつだって、大丈夫!」な「最強」の54人で、残りの5か月を大切に過ごしていきたいと思います。 体育発表会 6年生
体育発表会は、どの学年にとっても大きな行事の一つです。6年生にとっては、小学校生活で最後になる体育発表会となりました。一人一人が様々な思いを胸に臨みました。
これまで、全力でダンスやマーチングの練習に励んできました。今日は、その練習の成果を存分に発揮できました。心を一つにして、ダンスやマーチングを成功させた6年生は、また一つ大きく成長することができたと感じています。今後の学校生活においても、様々な場面で心を一つに頑張ってほしいです。 |
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