1月19日の給食ザーサイスープ ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ 子ども達は、食事で苦手な食べ物が出たらどうしているでしょうか? 全く手をつけずに残している子がいるかもしれませんが、一口でもいいので食べさせるようにしましょう。 味覚とは、味を感じる感覚のことを言います。様々な食材や料理の味に対する経験を積むことで、味覚が育っていきます。初めは苦手でも、食べ慣れてくることで段々とおいしく感じるようになってきます。また、成長とともに苦手だったものでも、食べてみたらおいしかったということもあります。 好き嫌いがないということは、食事がさらに楽しくなったり、健康のためにも大切なことです。まずは、一口からチャレンジさせていきましょう。 たてわり班遊び2学期までは、6年生が遊びの計画を考えて準備や指示をしてきましたが、今回からはその仕事を5年生に引き継いでいます。5年生にとっては、初めての経験です。今まで見てきた6年生の姿を参考にしながら、手探りで進めていくことになります。いざとなれば、頼りになる6年生が見守ってくれているので何とかはなるのですが、かなりの緊張感の中で頑張っていました。 各班の様子を見ていると、最初から堂々と指示を出して上手に遊びをリードしている子供もいれば、同じ5年生に任せっぱなしで一歩引いて見ている子供もいました。それでも他の学年の児童にとっては、たてわり班で遊ぶ時間がとても楽しいようで、あちらこちらから元気な声が聞こえてきました。 3学期になって、5年生はたてわり班清掃でもリーダーとして班をまとめています。これからの3か月間は、最上級生になるための準備の時間でもあります。実際に自分が経験してみて、初めて分かる大変さや喜びがあります。5年生の成長がますます楽しみです。 1月18日(水)それを受けて、昨日からは、5年生の子ども達によるあいさつ運動が始まりました。学年の子ども達を5日間に分け、南門と正門に分かれて、1人1回ずつ担当します。(毎日、各クラス4〜5人ずつになります。) 今までは、年間を通じて各学期とも代表委員会の役割だったため、今回初めてあいさつを投げかける側に5年生が立ちました。8時を過ぎた頃、登校班ごとに子ども達が門を入ってきました。担当の先生と一緒に「おはようございます!」と、元気よく声をかけ始めました。自分の登校班の仲間にはちょっと照れくさそうにしていましたが、最後までしっかりとあいさつを行い、その責任を果たしました。(写真上) 全ての登校班が通った後、正門側にいた4人の子に感想を聞いてみました。「たいへんだった」…登校してくる全員にあいさつを何度もするのは大変だったことでしょう。しかし、校長は毎日それをやっています。「あいさつを返してくれる子がいてうれしかった。逆に、こちらを見てあいさつをしない子がいるのは、とても残念だった。」…あいさつの大切さが分かったのですね。そのためにあいさつ運動を学年に割り振ったのです。 今月は5年生、2月は4年生、3月は6年生があいさつ運動を担当します。高学年の子ども達が、一人一人あいさつの大切さを感じ取り、今後もきちんとあいさつをしていこうという気持ちを育てていきます。 1年1組が図工の学習をしていました。「着てみたいな こんなセーター」という作品に取り組んでいました。画用紙にセーターの形が印刷されていて、自分で着てみたいと思うセーターを自由にデザインし、クレヨンで描いていきます。たくさんの色を使いながら、自分の好きな絵を描いたり、模様をデザインしたり・・・世界に一つしかないセーターをめざして色を塗っていました。(写真中) 今週は、クレヨンでおおよその色をつけたところで終了です。来週は、絵の具を使って仕上げをする予定です。クレヨンが絵の具をはじく感じは、独特の効果を生みます。どんなセーターができ上がるのか、楽しみにしていたいと思います。 3年生は、国語の時間に「ありの行列」という説明文の学習をしています。3年生で習う教材の中でも、かなり以前から教科書に採用されてきた説明文です。昭和49年度版の教科書から登場していたようです。(今から半世紀近く前!)それだけ子ども達の興味を引くとともに、説明文として分かりやすく書かれているということでしょうか。 「なぜ、ありの行列ができるのでしょうか。」・・・この場合の「なぜ」は、巣から離れたところの餌までそろってたどり着き、また巣まで並んで戻って来ることができるという「なぜ」です。子どもの頃、誰もが不思議に思ったはずです。あんな小さな生き物のありが、ちゃんと自分の巣に戻っていくということを…。地図も方位磁針も手にしていないのに、なんで巣に帰ることができるのだろう。あるいは、中には迷子になって、その辺で泣いているありがいそうなものだとさえ思ったものでした。 また、一列に並んで歩くありの行列に、いたずらをしようと考えたことがある人も多いはずです。行列に通せんぼをしたらどうなるかなと考えて、石や板で遮ってみようと誰もが考えつくものです。または、大人になってありが来るから、殺虫剤をかけたこともあるでしょう。 どんなことをしても、しばらくするとたいていは、またありの行列ができてきます。その仕組みが書かれている説明文です。3年生の保護者の方は、ぜひ一度読んでみてください。(写真下) 1月18日の給食シシャモのあしたば揚げ 小松菜のおひたし じゃがいもの味噌汁 牛乳 一口メモ 「あしたば」という野菜を知っていますか? あしたばは、東京都にある島の一つ、八丈島の特産品になっています。漢字では「明日葉」と書き、今日収穫しても明日にはまたすぐに葉を出すことから、この名前がついたそうです。生命力の強い野菜で、10月に植えても、寒さの中でも元気いっぱいに成長し、春から収穫が始まります。 野菜というよりも薬草に近く、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、とても栄養があります。 今日は、このあしたばを粉末にした「あしたばパウダー」を小麦粉と混ぜて、シシャモにまぶして揚げました。少し緑色がついていて、きれいな色に仕上がっています。 1月17日(火)10歳の少女あやは、山菜を取りに行った山で、白髪の山んばと出会います。山んばは、山に咲き乱れる一面の花を指差しながら、優しいことをすると美しい花が咲くのだと語り始めました。「あやの足元に咲いている赤い花は、あやが母親や妹のことを思って着物を買ってもらうのを辛抱した時に咲いた花。」そして「今まさに咲こうとしている小さな青い花は、双子の赤ん坊の上の子が、弟を思っておっぱいを我慢することで咲かせている花。」…あやは、山から帰って父母に話をしても信じてもらえず、もう一度山に行っても山んばには会えませんでした。しかし、あやは、その後時々、「あっ!今花さき山で、おらの花がさいている」と思うことがありました。・・・ 道徳の授業として、「美しい心について考え、美しさを感じ取る心を大切にしようとする心情を育てる」ことをねらいとした資料になっています。道徳の内容項目の「感動、畏敬の念」にあたります。「畏敬の念」というのは、心から敬うことを言います。先生方にとって、これほど難しい道徳の授業はないのでは…と思えるような内容項目です。また、道徳の授業は、国語の読み取りとは違います。きちんと焦点化して授業を進めていかなければなりません。美しい心とは、人のことを考えて行動することであり、思いやりの心でもあることに結び付けていきます。(写真上) 6年生は、国語の時間に「メディアと人間社会」という説明文の学習をしています。作者は、池上彰さんです。報道記者や番組キャスターを務めるなど、まさにご本人がメディアで活躍している方です。池上さんの著書は数多くあるようですが、この説明文は、教科書のために書きおろした作品です。1組では、段落ごとの構成から、説明文としてどの型(頭括型・尾括型・双括型)にあたるのかを考えさせていきました。(写真中) 池上さんがNHKを退社した後も、多くのテレビ局から出演依頼が多いのは、そのていねいで分かりやすい解説の仕方にあります。昔、NHKの「週刊こどもニュース」に出演していた頃から、分かりやすい話し方として注目されていました。聞く相手に合わせたレベルで話すことや、身近な例に置き換えて話すことなど、随所に聞き手に対する配慮があると言われています。また、「いい質問ですね〜」という言葉が口癖になっていて、質問者への称賛とともに、注目を集める工夫が感じられます。私は、池上さんの話し方を学ぶために番組を見ていることが多いです。 2年1組では、「おせちのひみつ」という道徳の授業が行われていました。「伝統と文化の尊重」に関する内容です。さまざまなおせち料理に込められた意味を知ることを通して、昔から伝わるものや料理には、どんな願いが込められているのかを考えさせていきます。そこから日本の伝統や文化に親しみ、愛着をもとうとする心情を育てていきます。 教科書には、様々なお節料理の写真とその解説(お節料理に入っている理由)が書かれています。小魚を味付けして煮詰めたものを「田づくり」と呼んでいます。これは、小魚を肥料として田んぼにまいたところ、豊作だったことから縁起物として扱われるようになったそうです。「紅白かまぼこ」は、日の出の形に似ています。「こぶ巻き」は、「よろこぶ」という言葉を合わせています。「エビ」は、腰が曲がるまで長生きできますようにという願いを込めています。さらに、お節料理を重箱に入れるのは、おめでたいことが「重なりますように」という理由からだそうです。(写真下) 3学期は、これから節分やひな祭りがあります。それぞれの伝統行事に込められたいわれや願いをきちんと知り、日本の文化を大切にしていこうという気持ちを高めていくことが大切です。 1月17日の給食メンチカツ ボイルキャベツ ミネストローネ 牛乳 一口メモ メンチカツは、豚肉や牛肉のひき肉に玉ねぎのみじん切りを加え、塩やコショウで味付けしてからパン粉をつけて、油で揚げて作ります。ハンバーグに衣をつけて揚げたような料理なので、作る工程が多く、とても手間がかかります。今日も調理員さんたちががんばって作ってくれました。キャベツと一緒に、パンにはさんで食べるとおいしくなります。 関東では、メンチカツが一般的ですが、大阪などの関西では、「ミンチカツ」と呼ぶことが多いそうです。同じ料理でも、地域によって呼び方が変わることがあります。 1月16日(月) その2今までは、「長い針がいくつのところにいったら…」と子ども達に伝えていましたが、この学習が終わったら、細かな時刻で伝えることができます。また、時計の文字盤が5目盛りおきに数字が書かれていることを利用して、すばやく時刻が言えるようにも指導していきます。 教室では、教科書の文字盤を使ったり、模型の時計を動かしたりしながら、時刻がすらすらと言えるように学習していました。また、担任の先生は、教科書会社のデジタルコンテンツを利用して指導をしていました。画面に映し出された時計の長い針を回すと、それに合わせて短い針も動くようにできている優れものです。(写真上) 最近は、デジタル表示の時計が多くなってきていて、子ども達もそれに慣れてしまっているのではないでしょうか。長針と短針で示された時計の読み方が習得できるように練習していきます。(しかし、この単元は2時間扱いです。日常的に時計を読む練習をしていくことが大切です。) 6年生は、理科の時間に「てこのはたらき」の学習をしています。この単元の最初の学習は、土曜日に行っていました。「棒を1点で支え、力を加えて物を持ち上げたり動かしたりするしくみを『てこ』と言うこと。」、「てこを使うと、小さな力で重いものを動かすことができること。」などを学習しました。また、力点、支点、作用点についても学習しています。 今日は2校時に、1組の子ども達が実際に道具を使い、てこの原理を確かめる実験をしていました。ビニールテープで目盛りをつけた棒と支柱、重りとなる砂袋を用意し、グループこどに実験に取り組みました。重りを吊るすところが作用点で、棒を握って押し下げるところが力点になります。最初に、支点と作用点を同じ場所にし、力点の位置だけを変えながら手ごたえを確かめました。支点の近くでは、いくら力を入れても砂袋はびくともしませんでした。ところが、力点を支点から離れたところにすると、簡単に砂袋が持ち上がりました。(写真中) シーソーは、てこの原理を学ぶのにうってつけの遊具です。安全面を考えてのことなのか、最近はシーソーのある公園が少なくなってしまいました。理科教育のためにも、全国の公園にシーソーを復活させてもらいたいものです。 今日は、指導課訪問がありました。練馬区の教育指導課から、4名の先生方にお越しいただきました。各クラス7〜8分程度でしたが、3〜4校時を使って全クラスの授業を見ていただきました。 また、5校時には5年生の算数の研究授業がありました。授業後の研究協議会では、研究授業のみならず、学校教育全般への指導・助言をしていただきました。指導課訪問は、3年間で区内全ての学校訪問が行われています。先生方の指導力向上を図るとともに、学校の現状を理解していただくためにも実施されています。 研究授業は、「面積の求め方を考えよう」という単元での、三角形の面積の求め方を考えさせる内容でした。方眼紙に書かれた三角形の面積を求める課題に取り組みました。今まで面積の求め方を習った図形に置き換えながら考えさせていきます。同じ大きさの三角形を組み合わせると、平行四辺形になります。(平行四辺形の面積の求め方は、先週学習済みです。)三角形を切り分けて考えると、長方形にすることもできます。(長方形の面積は学習済みです。)・・・というように、方眼をヒントに様々な図形に置き換えて面積を求めました。(写真下) 三角形の面積の公式を導き出すのは、明日の学習内容になります。図形を変形して面積を求めた考え方から公式を考える・・・そこがまた、算数として面白いところです。 1月16日の給食手作りふりかけ 筑前煮 野菜の甘味噌和え 牛乳 一口メモ クイズです。筑前煮は、別の名前でも呼ばれていますが、それは次のうちのどれでしょうか? (1) がめ煮 (2) まめ煮 (3) しめ煮 答えは、(1)の「がめ煮」です。筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部が「筑前の国」と呼ばれていたことから、この名前がつきました。 筑前煮は、鶏肉や野菜などのいろいろな具材を使う煮物です。そのため、方言で「寄せ集める」という意味の「かめくりこむ」から「がめ煮」とも呼ばれるようになったそうです。 筑前煮は具だくさんで、栄養バランスの良い料理です。今日は、鶏肉やにんじん、たけのこ、こんにゃく、里芋、干ししいたけ、ごぼう、さつま揚げ、インゲンの9種類の具材を使いました。 1月16日(月) その1
今朝は、雨が降っていたため、meetを使って全校朝会を行いました。今日は、「続けよう・・・あいさつとなわとび」というテーマで話をしました。
・・・先週の水曜日から金曜日の3日間、代表委員会によるあいさつ運動が行われました。代表委員会の人たちは、早めに登校してきて正門と南門に分かれてあいさつの声かけをしていました。全校のみなさんは、代表委員会の人たちにもしっかりあいさつをすることができましたか? そして、相手の顔を見てあいさつをすることができたでしょうか? 土曜日の朝は、あいさつ運動は終わりましたが、とても気持ちの良いあいさつをする子がたくさん見られました。代表委員会の人たちのおかげだなと思いました。明日からは、今度は5年生の人たちがあいさつ運動を担当します。5年生は高学年らしくしっかりと、そして全校のみなさんは5年生の顔を見てきちんとあいさつをするようにしましょう。 さらにあいさつのことでお話すると、先週、とてもうれしいことがありました。夜、旭町の地域集会所で会合があった時のことです。帰り際、地域で防犯パトロールをされている方から声をかけられました。パトロールの時に、下校中の子どもに「気をつけて帰りなさいね。」と声をかけたところ、「ありがとうございます。」と答えてくれたので、とてもうれしくなったそうです。声をかけられて黙って通り過ぎるのではなく、とっさにその子は「ありがとうございます。」と言えたそうです。パトロールの方からは、さらに「きっと、普段からあいさつをしっかり行っているからなのでしょうね。」と話していただき、とてもうれしくなりました。学校の中だけでなく、学校の外でも地域の方にしっかりあいさつができる子がいるのは、とてもすばらしいことです。 さて、先週からなわとび旬間が始まりました。中休みには全員が校庭に出て、なわとびの練習をがんばっています。なわとびは、場所をとらずに一人でも練習できる運動です。また、内蔵機能を丈夫にし、特に心肺機能(心臓と肺のはたらき)が発達する運動であると言われています。さらに、短時間で消費カロリーが多い運動なので、ダイエットする大人や、様々な運動選手もなわとびを取り入れた運動をしているそうです。コロナ禍により、全国的に小学生の体力が低下したと言われています。ですから、なわとびはまさにうってつけの運動と言えますね。 みなさんは、なわとびのどういうところが楽しいと感じていますか? なわとびには、いろいろなとび方・いろいろな技があり、それを競い合う楽しさがあります。前とびに腕を交差すると、交差とびやあやとびになります。二重とびができるようになったら、はやぶさに挑戦できます。さらに、後ろとびやかけ足とびで今紹介した技をするとなると、高度な技になっていきます。 もう一つ、なわとびには、同じ技を長い時間続けることを競い合ったり、跳んだ回数を競い合ったりする楽しさがあります。前とびを1分続ける、それができたら2分、3分・・・。後ろとびを1分間、2分間・・・。あるいは、二重とびの連続記録に挑戦する。高学年では、二重とびを100回連続でできる子がいるのではないでしょうか? 今週もなわとび旬間が続きます。友達同士で競い合って毎日練習すると、どんどん上達していろいろな技が跳べるようになります。がんばって続けて練習していきましょう。・・・ 書き初め(4年生)止め・はね・はらいに気を付けて、「明るい心」を書きました。特に、「心」のはねの部分が力強く書けるようになった子ども達が多かったです。 4年生では、冬休みの宿題としても書き初めを練習しました。「冬休みの練習の成果を発揮できた。」と達成感を感じている子ども達もいれば、「家で書いた作品のほうがうまく書けた。」と振り返っている子ども達も見られました。 23日(月)から、校内書き初め展が始まります。4年生の作品を各クラスの廊下に掲示しますので、ぜひご覧ください。 1月14日(土)1年生の教室では、国語の時間に「たのしいな ことばあそび」という学習をしていました。「たい」の下に「こ」をつけて「たいこ」、「や」をつけて「たいや」のように、ある言葉に一文字を増やして別の言葉に変身させる言葉遊びです。1年生の国語では、年間を通じて「ことばあそび」を指導しています。1学期の初めは、「あ」で始まる言葉を見つけるなど、簡単な言葉遊びを行いました。身近なことを表す語句の量を増やし、語彙を豊かにすることを目的として言葉遊びの単元が配置されています。 人は、自分が知っている言葉の範囲で思考や理解をすることができます。そのため、語彙力は学力にも大きな影響を与えると言えます。小学校では、あらゆる教科で、「今、何の説明をしているのか」「この問題は、どのようなことを言っているのか」といった語彙力が必要となる場面があります。そのためにも、低学年のうちに語彙力を高めておくことが欠かせません。 では、どうしたら語彙力が高まるでしょうか? 一番の方法は読書です。本を読む中から、普段知らない言葉や表現を獲得することができます。そしてもう一つは、言葉遊びです。友だちとしりとりやクイズをすることで、語彙力が高まります。もちろん、親子での会話を多くすることも、語彙力アップにつながります。 1組の教室では、二文字の言葉に一文字を付け加えてできる言葉を考え、プリントに言葉と絵を書かせていました。「かん」の二文字で考えた子が何人かいました。「みかん」、「やかん」、「かんき」という言葉が子ども達から出てきました。そうすると、「『かんき』ってなあに?」と聞く子がいます。「かんき(換気)は、空気を入れ替えることだよ。」と教えてあげます。「すみ」という二文字から、「すみか」、「かすみ」という言葉を発表した子がいました。「住みか」や「霞(かすみ)」という言葉が出てきたのには、担任の先生もびっくりしていました。そういう友だちの発表を聞いて、他の子の語彙力も高まります。(写真上) 1年2組では、算数の時間に「おおきい かず」の学習をしていました。2学期の初めに、「10よりおおきいかず」という単元がありました。40までの数について、数え方や読み方、書き方の学習をしてきました。今回は、さらに大きな数を扱い、120程度まで数えられるようにしていきます。 グループごとに、たくさんの小豆が入った紙皿が配られました。小豆を別の皿に移すゲームを行い、その小豆を数えるという課題を与えました。小豆は真ん丸で、コロコロと転がってしまいます。お皿の上で、1,2,3・・・と数えていたら大変です。各グループには、カップケーキ紙も一緒に配られていました。指導する先生の意図的な準備です。2学期の学習で、10のまとまりを使って数えた経験を思い出し、カップケーキ紙に10個ずつ小豆を入れ始めました。(20個ずつ入れたグループもありました。)途中で小豆が入った皿をひっくり返してしまったりと、様々なハプニングはありましたが、無事に大きな数を正確に数えることができました。授業のために小豆を用意したのは、もちろん担任の先生です。持ち帰って、お汁粉にするのでしょうか。(写真中) 3年生の社会科の授業では、昔の道具についての学習を行っていました。最初に、昔の道具と今の道具の違いを、スライドを使って考えさせていきました。そのうちのいくつかは、12月に社会科見学で行った、石神井公園のふるさと文化館にも展示してあった道具です。昔のアイロンは、「火のし」という道具でした。また、電化する前のアイロンも、火のついた炭を入れて使うようになっていました。私が生まれた頃は電気式のアイロン時代ですが、コードレスではありませんでした。(スチーム機能もなし) 足踏み式のミシンや蚊帳(かや)の写真は、とても懐かしく感じました。夏の夜になると蚊帳を張り、端をそっとめくって、布団がひいてある中に入ったものです。 授業の後半は、実物の七輪を用意して、グループごとに観察をしました。(写真下)七輪は、炭火をおこしたり、煮炊きをしたりするための簡便な土製のコンロです。現在のガスコンロ、あるいはIHコンロに相当する昔の道具ということになりますが、昨今のアウトドアブームにより、購入する人が増えてきています。ホームセンターでも見かけたことがあります。ちょっとしたバーベキューや、餅や魚を焼いたりするのに重宝します。炭をおこすのは手間ですが、炭火ならではの味わいがあります。 1月13日(金)ワカケホンセイインコはインドやスリランカが原産の鳥で、60〜70年代にかけてのペットブームに乗じて日本へと入ってきました。そこから逃げ出した鳥たちが野生化し、今では鳴き声やフンの被害が起こるほど問題化しています。 さらに、ワカケホンセイインコの寿命はとても長く、20〜30年だそうです。犬や猫よりも長生きなので、ちょっとやそっとでペットにすることはできません。時々姿を見せる分にはいいのですが、今日は今までになく群れをなしていたので(十数羽)びっくりしました。あいさつ運動の3日目で来ていた代表委員会の子ども達も驚いていました。 1年1組の教室では、凧(たこ)にクレヨンで絵を描いていました。生活科の昔遊びの学習として行う凧揚げ用の凧です。教材として購入した「スーパーカイト」という凧で、不織布の本体の他に、2本の足とたこ糸(50m)付きです。まずは本体に絵を描き、次に足を貼り付け、最後にたこ糸を結びつけます。(毎年、たこ糸を結びつけるところで苦労します。) 1組の昨日の宿題は、国語や算数の他に、「たこに描く絵を考えてくること」が出されていました。どんな絵を描いているかなと思い教室を回ってみると、とても楽しそうな絵がたくさん見られました。お正月らしく「あけまして おめでとう」と文字を入れたり、干支のうさぎを描いたものもありました。カラフルに仕上がった凧を校庭で揚げる日が楽しみです。(写真上) 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」の学習をしています。教科書には、江古田の交差点で同じ位置から写した、昔と今の写真が載っています。2枚の写真を見比べながら、子ども達は様々なことに気づいていきました。道路の広さや建物の違い、信号機やガードレールなど、よく見ると大きな違いがいくつかあります。(写真中) もちろん、昔の写真の方は白黒写真です。信号機がないことについて、「馬車だったんじゃないの?」とつぶやいた子がいました。写真の下には、「昭和31年・1956年」と書かれています。旭町小ができた頃です。私はまだまだ生まれていませんでしたが、この頃には自動車が走っていました。ただ、走っていた台数はかなり少なかったはずです。信号がいらないくらいですから。 3年生は、12月に社会科見学として、石神井公園にあるふるさと文化館に行っています。2階の展示室には、昭和30年代の街の様子が再現された場所があります。ちゃぶ台のある居間や、ガス式の炊飯器や魔法瓶のある台所、外には二槽式洗濯機と、昭和の香りがプンプンする一画になっています。さらにそこには、3輪自動車が置いてあります。前輪のタイヤが中央に1つだけある自動車です。子どもの頃の記憶では、確かこのようなトラックを見た覚えがかすかにあります。 6年生は、理科の時間に「土地のつくりと変化」の学習を2学期の終わりから行ってきました。冬休みをまたぎましたが、いよいよ学習のまとめです。地面の下には、地層と呼ばれる砂や泥、小石や火山灰等の層でできていることを学習しました。また、地層には、大きく分けて2つのでき方があることも学習済みです。地層は、火山と水のはたらきによって、おもに海底で堆積します。その後、何年もかけて圧し縮められるとともに、地殻変動で隆起することで地上に現れます。 岩石標本や化石の標本を見たりする活動も取り入れながら、映像資料などで学習を進めてきました。教科書には、阪神淡路大震災による兵庫県淡路市の断層の写真が掲載されています。地殻変動は、大きく動いたとしても年に数ミリ程度ですが、大地震の際には大きく移動します。(写真下) 昼休みに、予告なしの避難訓練がありました。校庭に避難し終わった子ども達に、1995年の1月17日に起こった阪神淡路大震災の話をしました。当時、同じ区内の学校に勤めていました。朝、学校に行ってびっくりしました。職員室のテレビの前で、先生たちが大騒ぎをしていたのです。画面を見てショックを受けました。ビルが崩壊し、高速道路の高架橋がバタバタと倒れている映像が目に飛び込んできました。さらに、数日後、知り合いの先生の身内の方が震災で亡くなられたことを聞き、再度ショックを受けました。その頃、6年生の担任をしていました。みんなで募金活動をして被災地に送ったことを卒業式の呼びかけに入れたことを思い出します。もうすぐ、あれから28年が経ちます。 明日は、今年度最後の学校公開日です。6年生の図工作品が展示してあります。昇降口を入って北校舎側の廊下から図工室前にかけて、携帯屏風の作品が展示してあります。ぜひご覧ください。 書き初め(2年生)教室がシーンと静まった中、時折手を揉んで休めている子もいれば、お手本を指でなぞって確かめている子、完成した作品を見比べてどちらがより丁寧に書けているか考えている子などがいました。どの子も真剣に取り組んでいる様子が見られました。 あいさつ運動冬休み明けで、子ども達の挨拶の声が小さくなってしまっているかと心配していました。しかし、代表委員会の子ども達が寒さに負けず、とても気持ちのいい挨拶をしてくれたおかげで、今年度一番気持ちの良い声が聞こえたあいさつ運動となりました。 初日には、豊渓中学校の1年生4名も参加してくれて、充実したあいさつ運動となりました。 元気よく「おはようございます。」と挨拶をした今回の経験から、すすんで挨拶や返事ができる子ども達が増えることを願っています。 1月13日の給食ぶりの照り焼き 紅白なます きりたんぽ汁 牛乳 一口メモ 「きりたんぽは」、秋田県の代表的な郷土料理です。今日の給食では、このきりたんぽを汁に入れて「きりたんぽ汁」にしました。 きりたんぽは、昔、炭焼きや狩りをする漁師さんによって始まった料理であると言われています。山にこもる時、持ってきた杉の木で作った串にご飯を巻きつけて、炭火でこんがりと焼きました。それを山でしとめたキジやヤマドリ、近くで採れた野菜、きのこなどと一緒に煮込んだことから始まりました。 「きりたんぽ」の「たんぽ」とは、槍の刃を覆う部分のことで、棒に巻き付けた形がそれに似ていることからそう呼ばれました。さらに、鍋に入れる時に切って入れたことから、「切りたんぽ」という名前がついたそうです。 1月12日(木)2年生の教室では、教科書会社が提供しているデジタルコンテンツをうまく利用して授業を進めています。子ども達のタブレットにも、このデジタルコンテンツのリンクを貼り付けて、各自が操作できるようにしていました。画面上にある1,10,100,1000の束を、指を使って枠の中に移動させると、位取りしたマス目に数字が入る仕組みになっています。昨年までは、画用紙で作ったカードを切って机の上に並べて数を考えさせていました。デジタルコンテンツを使うと、そういう手間は全く必要ありません。タブレットのありがたみが分かる授業でした。(写真上) 4校時に、3年生が視聴覚室に集まり、総合の学習を行っていました。3学期の総合の学習では、自分たちの地域の安全マップづくりを中心に活動していきます。今日はその導入として、地域安全マップづくりの動画を見ながら学習をしていました。 子ども達を犯罪被害から守るためには、危険を予測し回避する能力を育成する必要があります。東京都では、子供の犯罪被害防止能力の育成に効果的な「地域安全マップづくり」の普及に取り組んでいます。東京都の都民安全推進部で作成したDVDが各校に配布されているので、それを参考に本校でも毎年3年生に位置付けて指導しています。 DVDでは、公園や道路などを例に、危険な場所を分かりやすく説明しています。犯罪が起こりやすい場所のキーワードとして、「入りやすく、見えにくいところ」があります。柵のない公園やガードレールのない歩道は、どちらも犯罪者が入りやすいところです。また、背の高い木が茂っている公園や高い塀が続く道路は、人家の窓が隠されてしまい、犯罪が見えにくいところになります。(写真中) 子ども達にとっては、「安全」と言うと「交通安全」のイメージが大きいと思います。そこを「犯罪被害に遭わないための安全」という視点をもたせて学習を進めていきます。今後は、実際に校外に出て危険箇所を探す活動も取り入れていきます。 4年1組の図書の時間に、「十二支の ものがたり」という本を紹介していました。正式には、「甲骨もじであそぶ ちゅうごくの 十二支の ものがたり」という本です。(写真下) 甲骨文字というのは、三千年以上も前に中国で使われていた文字のことで、今のところ漢字の最も古い形であるとされています。主に亀の甲羅や牛などの肩甲骨を用いて、占いで使われていた文字だったようです。象形文字が基本となっていて、力強さやユーモアにあふれた文字に感じられます。 「干支」は中国から日本に伝来したもので、もともとは「歴」や「方角」を表すためのものでした。覚えやすいようにそれぞれの漢字に動物を当てはめて十二支ができたそうです。これらも昔、中国から伝わってきたようですが、日本と中国とで動物の違いが1つあります。十二支を順番に言っていくと、子・丑・寅・卯・・・最後に「猪(い)」で終わります。これは、日本ではイノシシを表しますか、中国での猪は「ブタ」だそうです。イノシシ年生まれはいいけど、ブタ年生まれはちょっと…と思ってしまいます。1組では、今週の公開日に、この本を使った続きの授業が行われるようです。お楽しみに…。 書き初め(3年生)今回3年生が書いたのは、「友だち」。長い半紙の使い方や、三文字の書き方にもはじめての挑戦でした。 まずは、書き初めという日本の伝統行事であることを確認し、全員で心を落ち着かせてから取り組みました。集中して最後までとても静かに取り組むことができ、大変立派でした。 書き初め(5年生)左右のバランスや漢字と平仮名の大きさ等に気を付けて、「新しい風」を書きました。「風」の2画目のそりの部分を書くところを苦戦していた子が多く見られました。 冬休みにもたくさん練習した子がいたようで、納得の一枚が書けたようでした。一方で、おうちの時の練習とは違って、少し緊張してしまった子もいたようです。程よい緊張感の中、一人ひとり集中して書くことができました。 23日(月)から、校内書き初め展が始まります。子ども達の頑張りをぜひご覧ください。 中学生に質問する会(6年生)
6年生は、「中学生に質問する会」をリモートを使って行いました。
中学進学に向けて不安に思っていることや、知りたいことについての質問をしました。どんな質問に対しても、中学生は大きな声で返答してくれました。 今回の取組で、中学校進学に対する不安が少しでも軽減できたら嬉しいです。 体育朝会昨日ホームページでお伝えした通り、なわとび旬間中です。そのため、今日は運動委員のお手本を見ながら、みんなでなわとびに取り組みました。 今日確認した技は、「前とび」「かけ足とび」「片足とび」「グーパーとび」です。低学年の子も上手に跳んでいました。難易度の高い二重とびなどは、運動委員の紹介のみにしました。 最後に「1分間跳び続ける」というのをやってみました。学年が上がるにつれ、跳び続けられる子も多く、下級生は高学年の方をよく見て学んでいました。 なわとび旬間中は、中休みに毎日なわとびをすることになっています。なかには、昼休みにも取り組んでいる子や、体育の学習で頑張っている学年もあります。どんな技ができるようになるのか、どれだけ跳び続けられるようになるのか、今から楽しみです。 |
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