10月22日(土)徒競走では、子ども達の力いっぱい走る姿を見ることができました。それぞれの学年とも、今まで何度か練習をしてきましたが、やはり本番(それも、たくさんの保護者の方々がいる前)での底力は違うなという気がしました。あれだけ歯をくいしばり、顔をゆがめて走る姿は、体育の時間でもめったに見られません。そして、どの学年も、ゴールの先の先までしっかり走り通してがんばっていました。 1年生は、小学校で初めての徒競走でした。1学期の頃は、自分のコースを守ってまっすぐ走るのさえ大変でした。50mを走る姿に、一人一人の成長を感じました。たくさんの温かな応援を受けながら、みんなよくがんばっていました。(写真上) 昨年の体育発表会の感想に、「ゴールテープがあるといい」や「順位をつけてほしい」という意見がありました。今年は、そういうご意見が出る前にお伝えしておきます。運動会ではなく、体育発表会として実施しているので、着順はつけません。また、ご覧いただいたように、他学年の担任は授業をしています。ゴールテープを持ったり、着順判定をする教員を置くことはできません。 各学年のダンスは、木曜日の児童鑑賞日をさらに上回る、すばらしい演技でした。かわいらしさや力強さ、楽しさ、かっこよさ、そして華麗な動きなど、学年ごとに様々な要素がたっぷり入ったダンスでした。・・・と、私は全学年のダンスを見ているからこのように感じることができました。本来の運動会であれば、保護者の皆様も他学年の演技を見ることで、様々なすばらしさを感じていただけるはずです。 また、普段の学校生活ではなかなか見ることができない、子どもらしい表情が随所に見られました。マスクを外した子ども達の生き生きとした表情を見て、改めて子どもの笑顔のすばらしさを感じました。来年こそは、以前のような「運動会」ができるといいなと思います。 6年生は、徒競走とダンスに続いて、旭町小伝統のマーチングを披露しました。マーチングは、今年度の1学期のスタートと同時に取り組みが始まっています。しかし6年生の心の中には、1年前の6年生のマーチングを見た時から気持ちが芽吹いていたはずです。それだけ学校の伝統や校風というものには、大きな力があるものです。今年の6年生も、立派なマーチングをやり遂げました。このマーチングも、全ての学年の保護者の皆様に見ていただきたかったという思いでいっぱいです。(写真中) 楽器を片づけてから、6年生が校庭の中央に集まり、卒業アルバム用の写真撮影をしました。最高学年としての重責をやり終えた安堵感からか、満面の笑顔をカメラに向けていました。(写真下) うらじゃ 2022 2年生鬼の力強さを表現できるように、手足を大きく動かしたり音楽に合わせ鳴子を鳴らしたりして元気いっぱいに踊りました。たくさんのお客さんに見守られて、笑顔で生き生きと踊ることができました。 マーチング 6年生3曲の演奏を仕上げるだけでも大変なのに、行進もしなければならないし、隊形移動もあるしで、子供たちも悲鳴をあげていたのですが、本番では本当にすばらしい演奏を聴かせてくれました。子供たちが秘めている力はものすごいです。なんとしてもできるようになりたいという思いが強いと、予想以上の力を発揮します。 今回のマーチングでも感心する場面がたくさんありました。本番で見せた不安と自信が入り混じった緊張感溢れる引き締まった演奏、家族を始めたくさんの人が見てくれているという嬉しさと、伝統をしっかり受け継ぐことができているという満足感でいっぱいの笑顔、重たい楽器を持って堂々と行進する姿が、下級生の心の中にも強い印象を残しました。 マーチングは旭町小学校の伝統です。そのすばらしさと意味を改めて実感することができた体育発表会でした。 体育発表会 5年生しっかりやろうとすればするほど、体力的にきついソーラン節。「腰を低く!」「まだできる!」「動きを大きく!!」・・・子ども達は担任の言葉に応えようと、ヘトヘトになりながらも最後まで頑張る姿勢を持ち続けました。ロングハチマキ、リストバンド、法被、そしてクラス旗。衣装が増えるごとに、子ども達の動きにも磨きがかかりました。 そんな中迎えた児童鑑賞日。朝礼台から見る子ども達の姿は練習とは全く異なり、一人一人の頑張りがたくさん見られました。・・・しかし、子ども達に聞くと、満足度80%。「まだできる」とやる気を聞かせてくれました。 そして保護者鑑賞日。緊張感が漂う中、一人一人の全力を披露することができました。赤いハチマキや法被が大きな動きで揺れ、とてもかっこいい表現になりました。 また、保護者鑑賞日で行った徒競走では、初めての100m走でしたが、練習以上の走りを見せていました。ゴールした友達に拍手を送る姿勢も、とても高学年らしく嬉しくなりました。 教室で振り返りをすると、「今日はみんなよかった!」「やりきった、がんばった!」とたくさんの声が聞けて、これからの5年生の成長が楽しみになりました。 次は、2週間後の移動教室に向けて、協力し合いながら行事に取り組んでいきます。 4年生 体育発表会どの子ども達もダンスにとても前向きで、授業で行った練習以外にも休み時間に曲をかけて練習していました。練習の様子を見ていると、友達同士で教えあったり、声をかけあったりする姿が見られ、感心するばかりでした。その様子を見て、退場曲で一人一人の決めポーズとグループごとの決めポーズを子ども達に考えさせることにしました。個性豊かな振り付けばかりで、楽しんでいる様子が伝わりました。 児童鑑賞日では、「心を一つにリズムに乗って踊ること」を目標に、ノリノリで踊りました。踊りに集中しすぎるあまり、隊形が乱れてしまうことがありましたが、表情が輝いていました。 保護者鑑賞日では、「とにかく楽しむこと」を目標に体を大きく使って、踊ることができました。保護者の方々に見ていただけて、とても嬉しかったようです。教室に戻ってきたときの子ども達の表情は、やりきった達成感で晴れやかでした。 体育発表会という行事を乗り越えて、子ども達は一回りも二回りも成長したように感じます。「いつだって、大丈夫!」な「最強」の54人で、残りの5か月を大切に過ごしていきたいと思います。 体育発表会 6年生
体育発表会は、どの学年にとっても大きな行事の一つです。6年生にとっては、小学校生活で最後になる体育発表会となりました。一人一人が様々な思いを胸に臨みました。
これまで、全力でダンスやマーチングの練習に励んできました。今日は、その練習の成果を存分に発揮できました。心を一つにして、ダンスやマーチングを成功させた6年生は、また一つ大きく成長することができたと感じています。今後の学校生活においても、様々な場面で心を一つに頑張ってほしいです。 体育発表会 1年生50メートル走では、並び方やまっすぐに走る練習をして臨みました。本番では、素早く並び、全員がゴールまで精いっぱい駆け抜けることができました。 表現「ハロー・ザ・フォックス」では、今年流行りの「きつねダンス」とSnow Manの「HELLO HELLO」を踊りました。週3回の練習に加え、お家でも動画を見て練習し、昼休みまで自主練習を重ね、テンポの良いダンスが踊れるようになりました。本番では、明るく、元気に、楽しく踊り切り、「今までで一番上手に踊れた〜」という声も聞こえてきました。 体育発表会を通して、一回りも二回りも成長することができました。ご家庭でのタオル等の準備や、動画の視聴等のご協力、ありがとうございました。今回得られたものを、日々の生活に生かしていけるように、見守っていきます。 3年生 体育発表会2年生までは直線での50m走でしたが、3年生からは曲線の入った80m走に変わります。初めての曲線に、練習のはじめはコースアウトをする子や、曲がり方を難しく感じる子もいました。また距離が上がり、最後まで走りきるのが大変な子もはじめはいました。 それでも、さすがは3年生。練習を重ねるごとに、体の傾け方や加速の仕方、距離にも慣れて、上手に走れるようになってきました。 そして迎えた土曜日、本番。一人一人が全力で走りきる姿が見られたと思います。自然と拍手が起こるような真剣な姿に、感動しました。 続いて表現「Mela!(メラ)〜輝け49人〜」。まずこの演目を決めるときに、学年で普段の3年生の様子や、イメージをしっかりと固めました。元気いっぱいで明るく、それぞれの個性をしっかりともった3年生。色とりどりの手袋やバンダナで、一人一人が輝くことによって、3年生全体が一つにまとまる・・・そんなことをイメージして、今回のダンスに臨みました。 3年生の様子を見ながら、もっと難しかったり、複雑な動きだったりを取り入れつつ、どんどんレベルアップして練習に取り組みました。本番でも、最初と最後の振り付けは学年として一列で、一つになることをイメージして、表現を作り上げることができました。 笑顔で色とりどりに踊り、素敵な姿を見せることができたと思います。この後の学習や生活でも、一人一人が輝き、3年生全体が素敵な学年になっていってほしいです。 10月21日(金)この「くじらぐも」は、光村図書の教科書のために書き下ろされた作品です。ですから、他の教科書には掲載されていないはずです。1972年に国語の教科書に掲載されたようなので、ちょうど50年前から使われています。もしご自身が1年生の頃に学習した記憶があれば、光村図書の教科書だったということになります。 「くじらぐも」は、ファンタジー作品です。1年生が体育の時間という現実から、くじらぐもに乗って空を巡る幻想の世界に入り、またもとの現実に戻る世界を描いています。ファンタジーでありながら、1年生が登場人物であることや、ちょうど秋の雲とリンクして、子ども達にとって身近に感じやすい教材です。 この単元では、「」(かぎかっこ)を理解することも学習の目標となっています。また、セリフには繰り返し出てくるものがあり、音読する時にどのように気持ちを込めて読むかということも重要なポイントです。1組では、くじらぐもに乗って見えた景色を想像してワークシートにまとめ、発表し合っていました。(写真上) 3年生は、理科の時間に「地面のようすと太陽」の学習をしています。3年生の子ども達は、太陽とかげの関係をどの程度理解しているでしょうか。晴れの日に自分のかげができるということは分かっていても、太陽の位置との関係や時間によって変わる影の長さについて関心をもっている子は少ないものです。単元の導入では、みんなでかげふみ遊びをしながら興味をもたせていきます。 2校時に、1組の子ども達が校庭に出て太陽の観察をしていました。遮光板を使って太陽を見ると、満月と同じように丸い太陽の形を見ることができます。そして、太陽が見える方向と人のかげができる方向とを比べて、その関係性を確かめていきました。(写真中) 3年生では、続いて太陽とかげの動きについても調べます。時間が経つと、太陽やかげがどのように動いていくのかを確かめていきます。子どもの頃、とても不思議に思ったことがありました。先生が校庭に長い棒を立てて、そのかげをなぞって線を引きました。しばらくじっと見ていると、棒のかげが動いていくのが見えたのです。(長い棒ほど動きがすぐに分かります。)「太陽は、少しずつ動いているんだ」と初めて知りました。(正式には、地球が自転しているから太陽が動いて見えています。) 3,4校時に、3年1組の図工の授業がありました。「ギコギコ トントン 何作ろう」という木工作に取り組んでいました。3年生の図工では、のこぎりと金づちの使い方を指導します。今回は、のこぎりの使い方に慣れるための学習です。角材や板材を自由に切り、できた木片をボンドでつけて作品にします。 「家にのこぎりはあるけれど、使ったことはない」という子や、「家にのこぎりがない」という子がほとんどのようでした。先生からのこぎりの正しい使い方を教えてもらい、一人ずつ挑戦していきました。 板材を切るだけでも、のこぎりが初挑戦の3年生にとってはとても大変な作業です。友達が板材がずれないように押さえつけ、のこぎりを動かしている子に「あともう少しだよ」と声をかけていました。(写真下) のこぎりの刃は、手前に引いたときに切れるようにできています。前に押す時に力を入れている子が多く、切るのに時間がかかっていました。しかし、これも経験が大切です。何度もやりながら身につけていくのでしょう。 10月21日の給食チキンタレかつ キャベツのゆかり和え 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ ご飯の食べ比べ最終日の今日は、埼玉県産の「彩のかがやき」です。さっぱりとした甘さで、ふっくらと炊き上がるのが特徴です。先週から4種類のお米を使って食べ比べました。どのお米がおいしく感じられたでしょうか。 明日は、体育発表会保護者鑑賞日です。よく試験の前日や試合の前には、「勝つ」というゲン担ぎで「かつ」を食べます。給食でも、全校児童が今まで練習してきた成果が出せるように、チキンかつにしょう油のタレをかけた「チキンタレかつ」を作りました。ご飯がもりもり食べられる味付けになっています。 元気よく本番当日を迎えられるように、好き嫌いをせずによく食べ、早寝早起きで明日に備えてもらいたいと思います。明日は、朝ご飯をしっかり食べることも忘れずにお願いします。 10月20日(木) その3最後は、6年生がマーチングを披露しました。先週から校庭に響き渡ってきたマーチングを目の当たりにして、どの学年もその迫力に圧倒されていました。指揮者の合図で演奏が始まると同時に、きれいにそろった足並みや隊形移動が目と耳と心に入ってきました。「さすが、6年生!」と、どの学年の子もますます6年生の姿が大きく見えたことでしょう。(写真中) 閉会式では、6年生が児童代表の言葉を担当しました。小学校生活最後の運動会が体育発表会という形になりましたが、練習を積んでがんばった成果はとても大きなものでした。最高学年としてのやりがいを感じたことでしょう。残りの小学校生活は5か月余りです。引き続き充実した毎日を過ごし、6年生らしさを発揮し続けてほしいと思います。(写真下) 10月20日(木) その23年生は、「Mela(メラ)〜輝け49人〜」を踊りました。手にはカラー軍手、そして頭にはバンダナキャップをつけて、元気よく登場してきました。ヒーローポーズやノリノリのダンスがよく似合い、校庭いっぱいに広がって踊っていました。(写真中) 4年生は、「旭町ダンスホール♪」というタイトルの表現でした。「いつだって大丈夫」を合言葉に、学年全員の心を一つに練習をしてきたことが分かる踊りでした。全員が黒い色のキラキラハットをかぶって踊ることで、すてきな雰囲気を演出していました。(写真下) 10月20日(木) その1昨年度と変更したのは、開会式と閉会式、体育発表会のスローガンを入れた点でした。開会式では、全校児童に次のような話をしました。 ・・・いよいよ体育発表会児童鑑賞日になりました。9月から、どの学年も練習に熱心に取り組んできました。今日は、その練習の成果を発揮する日です。 今年の体育発表会のスローガンは、「仲間とともに、協力して思い出に残そう」です。このスローガンの「協力して」というところに、体育発表会の大切な意義が込められています。今日発表する表現種目のダンスでは、いつも学年の仲間のことを考えながら練習をしてきたはずです。列をそろえたり隊形移動をしたり、常に周りの仲間のことを考えて行動していました。みんなの心が一つにそろうから、見ている人にそのすばらしさが伝わるのです。 また、今日は他の学年の演技を見ることも大切な勉強の一つです。全ての学年の演技を見て、たくさんのすばらしさを感じ取りましょう。そして、演技の最後には、大きな拍手を送りましょう。皆さんのがんばりに期待しています。・・・ 開会式では、続いて1年生による児童代表の言葉がありました。4人の1年生が朝礼台に上がり、一人ずつしっかり発表することができました。(写真上) 続いてスローガン発表を行いました。代表委員の児童のかけ声でスローガンを全校児童で唱えると、校舎の4階の窓からスローガンが書かれた垂れ幕が下りてきました。全校の子ども達から大きな拍手と歓声が沸きました。昨日の放課後、先生達で練習した甲斐があり、大成功でした。担当の先生もホッとしたことでしょう。 開会式が終わり、演技が始まりました。最初は6年生の表現「演JOY blue&summer」(エンジョイ ブルー・アンド・サマー)でした。「青と夏」という明るくポップな曲に合わせて、元気いっぱいに踊っていました。カラフルなTシャツが曲調にマッチしていました。(写真中) 次に、1年生が「ハロー・ザ・フォックス」を踊りました。1年生は、今年人気の「きつねダンス」とスノーマンの「ハローハロー」の2曲に挑戦しました。カラフルなポンポンを手にかわいらしく踊り、隊形移動もしっかり覚えました。お尻フリフリのところがクスっと笑えます。(写真下) 10月20日の給食フレンチサラダ ミネストローネ 牛乳 一口メモ クイズです。ミネストローネは、給食で定番のスープの一つですが、どこの国の料理でしょう? (1) アメリカ (2) イタリア (3) フランス 答えは、(2)のイタリアです。ミネストローネには、イタリア語で「具だくさんのスープ」という意味があります。 日本でミネストローネというと、トマトがはいっていることがほとんどです。しかし、トマトを入れるというきまりはなく、自由に食材を組み合わせて作る日本の味噌汁のような料理だそうです。 今日の給食では、ベーコンやにんじん、玉ねぎ、じゃがいも、白いんげん豆、マカロニを使っています。 サクラ草の植え替え(1年生)全校の中では最後の植え替えです。昇降口付近にあるお兄さんお姉さんが植えたサクラ草を眺めながら、今日の植え替えをとても楽しみにしていました。 まずは校長先生から、植え替え方法についてお話を聞きました。「培養土」「赤玉土」など聞いたことのない言葉もたくさんありましたが、真剣に聞いていました。 植木鉢に土を入れるときになるべくこぼさないようにすること、植木鉢を揺らすと土が落ちてしまうこと、肥料を入れすぎないようにすることなど、いろいろなことに気を付けながら植え替えを行うことができました。 終わりには「水やりと愛情」が大切と教えていただきました。明日から毎日この2つをたっぷり注げるように、そしてきれいなお花が咲くように見守っていきます。 10月19日(水)「生き物と機械」は、生命誌研究者で理学博士の中村 桂子さんが書いた文章です。たくさんの著書がある方なので、その中からの一節と思われます。本物の犬とロボットの犬の違いを比較しながら、命とはどのようなものかについて考えさせ、唯一無二の生命を大切にしようとする心情を育てる内容でした。 前半は、本物の犬とロボットの犬を比べて書いてあります。本物の犬は、けがをしたら自然に治す力があります。しかし、ロボットの犬は自分で治す力はなく、ずっと傷が残ったままです。さらに後半は、人間と機械との違いが書かれています。けがをすると痛みを感じることや、他の人や生き物が痛いだろうと思いやる気持ちは、人間がもつ一番大事な能力であると記されています。生きている人間と機械との違いは、まさにそこにあります。そして、「死」についても比較しています。人間は、重い病気や大きなけがで生き続けることができない場合は死んでしまいます。死んでしまった生き物は生き返ることができず、全く同じ生き物が現れることはありません。一方、犬のロボットは、壊れたら全く同じものを作ることができます。・・・国語の説明文に出てきそうな文章ですが、生き物が命をもって生きていることの価値がとても分かりやすく書かれています。4年生の子ども達は、どのように自分ごととして受け止めたでしょうか。(写真上) 先週金曜日からの一週間は、「ご飯の食べ比べ週間」の献立になっています。その間に給食で「ご飯」が出る日は、混ぜご飯などにしないで、白米のまま食べるメニューにしています。さらに、日替わりで全国各地の有名なお米を取り寄せて提供されています。(写真中) 初日となった先週金曜日は、北海道の「ゆめぴりか」でした。一口味わったとたんに、「いつもと違う!」ということを感じました。普段のお米は、秋田県産の「ひとめぼれ」です。もちろんいつものお米もおいしいのですが、「ゆめぴりか」はもち米のようなもちもち感が強く感じられました。昨日は、山形県産の「はえぬき」でした。先日、テレビでも見ましたが、「はえぬき」は冷めてもおいしいお米なので、おにぎりに最適だそうです。そして、今日は新潟県の魚沼産の「コシヒカリ」でした。実際に食べてみて、バランスのとれた安定感のあるおいしさを確かに感じました。こう毎日おいしいお米を食べていると、おいしいのが当たり前になってしまうのが怖いくらいです。ちなみに、最終回のあさっては、埼玉県産の「彩のかがやき」です。私の住んでいる近所の農家でも、この品種を多く生産しています。 「ご飯がまずい!」と感じたのは、大学で東京に出てきた時でした。毎日、お昼に食べていた学食のご飯は、とてもまずく感じたものでした。それは、18年間生まれ育った新潟で、いつもおいしいご飯を食べていたからです。それが当たり前と感じていたのでしょう。よく、北海道から東京に出てきた人が、「水と牛乳がおいしくない」と感じるのと一緒です。 今日は、1年生にサクラ草の植え替え指導をしました。2校時に1組、5校時に2組の子ども達に指導しました。1年生は、この間までアサガオで使った鉢をサクラ草用として使用します。そして、チューリップの球根も一緒に入れて育てていきます。サクラ草は12月頃から咲き始め、4月中旬まで楽しめます。チューリップは、3月下旬に花を見ることができるでしょう。1年生は、サクラ草とチューリップを同時に楽しめる時期があります。 1年生では、チューリップのみを植え付ける学校がほとんどだと思います。球根を入れた土だけの植木鉢に、毎日水をやるのはつまらないものです。地上部分にサクラ草の苗があれば、栽培への関心が高まります。明日から1年生は、また喜んで水やりを行うことでしょう。(写真下) 9月下旬に6年生から始まり、これで12学級全てのクラスの植え替えが終了しました。サクラ草の植え替え指導は、校長として毎年楽しみな「授業」でもあります。しかし、毎回指導が終わるたびに、「なんて声が大きくて、よくしゃべる授業だ」と反省しきりです。 10月19日 給食室より写真1枚目は、給食室に届いた南部せんべいです。全部で約8キロのせんべいを用意しました。そのままでは大きいので、調理員さん達が丁寧に6等分に割ってくれました。 出来上がりの少し前にせんべいを加えて、軽く煮込んで仕上げました。(写真2、3枚目) 10月19日の給食さばの豆板醤焼き 煮あえっこ せんべい汁 牛乳 一口メモ 今日のお米は、魚沼産のコシヒカリです。他のお米と比べて甘さが強く、粘り気が強いのが特徴と言われています。新潟県の魚沼地方は、その中でも特においしいお米の産地として有名です。 魚沼は、とても雪深い地域で、積雪が3メートルを超すことも珍しくありません。山に降り積もった大量の雪は、雪解け水となって春の田んぼを潤します。また、夏には冷たい雪解け水が田んぼの温度が上がり過ぎるのを防いでくれるので、稲が元気に育つそうです。 せんべい汁は、青森県の郷土料理です。きのこや野菜などを入れた汁の中に、小麦粉と塩で作ったせんべい汁用の「南部せんべい」を適当な大きさに割って一緒に煮込みます。このせんべいは、煮込んでも溶けにくく、もちもちとした食感を楽しむことができます。 どんぐりひろい(1年生)天気予報は雨の予報が出ており心配していましたが、何とか雨が上がり出かけることができました。 わくわくドキドキしながら、たくさんどんぐりが落ちている場所まで歩きました。到着するとみんな競争するように拾い始めました。 「こんなに拾ったよ。」「どんぐりの帽子も拾ったよ。」など、あちこちで楽しそうな声が聞こえてきました。 袋にたくさん拾って、意気揚々と学校に戻ってきました。このどんぐりを使って、生活科の時間にいろいろな工作を作るのも楽しみです。 今日持ち帰りましたので、どんぐり虫(ゾウムシ)の対策をお願いします。本日の連絡帳に、方法を書いたものを貼り付けてありますのでよろしくお願いします。 10月18日(火)今日はおもに、お店で働く自分の姿(アバター)を製作していました。人物の骨組みとなる部品に、新聞紙を細く切って巻き付けながら肉付けしていきます。さらにその上からカラー粘土をつけて顔や胴体、手足を作っていきました。関節を曲げることで、人物に動きをつけることもできます。将来の自分自身の姿ですから、顔や指先まで、ていねいに作っていました。(写真上) 人物ができたら、次はお店作りです。段ボールで仕切った一画に、お店を再現していきます。パン屋さんや駄菓子屋さん、コンビニなど、子ども達の思い思いのお店がどのように再現されていくのか、来週以降もとても楽しみです。 その頃5年2組は、図工室の上にある理科室で実験をしていました。「もののとけ方」の授業で、食塩がどれだけ水に溶けるか(溶ける量に限りがあるか)という実験については、先週お伝えしました。今度は、食塩とは別の物質を使い、水に溶ける様子を同じように調べていく実験です。(写真中) 食塩の代わりに使ったのは、ミョウバンです。見た目は食塩とよく似た白い粒状です。50mlの水に、5gずつ溶かしていきました。前回の食塩を溶かす実験では、50mlの水に15g以上は溶かすことができました。しかしミョウバンは、最初に入れた5gですでに溶け残りが出そうな気配でした。物質によって、水溶液として溶ける量に違いがあるということが分かりました。(砂糖を使った場合は、逆に食塩よりもさらによく溶けます。) 練馬区で採用している理科の教科書では、以前は水に溶けにくい物質として、長らくホウ酸を使っていました。ミョウバンに代わったのは、2年前の教科書改訂からです。ホウ酸は、昔は一般によく知られ、扱われていました。目を洗い流す時に使ったり、害虫駆除のために使ったりしていました。その害虫駆除のイメージが良くなかったのか、ついに教科書から姿を消すことに…。 一方のミョウバンは、現在も家庭でよく使われる物質です。ナスの漬物の色を良くするためや、れんこんやごぼうの変色を防ぐためなど、調理で使われる場合が多いです。さらに、消臭や殺菌の効果もあるようで、洗濯や掃除にも使われることがあります。また、ミョウバンは大きな結晶を作ることもできるので、もののとけ方の教材として良いのかもしれません。 3,4校時に、1年生が生活科の学習として、光が丘公園までどんぐり拾いに出かけました。場所は、光が丘公園の中心部、テニスコート横です。今年もマテバシイの木の下に、たくさんのどんぐりが落ちていました。どんぐりがなる木は、他にも様々な種類の樹木があります。それらの中でも、ブナ科の常緑樹であるマテバシイの木がよく知られています。 先生の合図でどんぐり拾いが始まると、足元にたくさん落ちているどんぐりを運動会の玉入れのごとく、次々とビニール袋に入れていきました。とにかくたくさん落ちているので、どんぐりを踏まないように歩くのが難しいほどでした。あっという間にビニール袋にいっぱいのどんぐりが集まりました。これからの生活科の時間に、どんぐりを使ってどんなものを作っていくのか楽しみです。(写真下) しかし、拾ったどんぐりの中には、ゾウムシの幼虫がいる確率が高いです。しばらくどんぐりをそのままにしておくと、中から白い幼虫が顔を出したら、ゾウムシの幼虫と思ってください。 そこで、ドングリの「虫封じ」の方法があります。一番手っ取り早いのは、家庭の冷凍庫に数日間入れておくことです。ドングリの中の虫が凍死するので、殻を破って出てくることはありません。また、熱湯で10分ほど煮沸しても「虫封じ」ができます。1年生は、今日拾ったどんぐりを持ち帰っています。「虫封じ」の方法が書かれたプリントも一緒に持ち帰っているので、ぜひご家庭で行ってみてください。 |
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