令和6年度の学校教育にご協力をいたたき、どうもありがとうございました。令和7年度は、4月7日(月)からスタートします。着任式・始業式、入学式があります。

3月19日(水)

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 3年生は、算数の時間に「3年のふくしゅう」に取り組んでいます。今日は、3つのコースに分かれたそれぞれの少人数の教室で、そろばんを使った補充学習に取り組んでいました。
 ちょうど1か月ほど前に、そろばん塾の先生に来ていただき、2時間ずつそろばんの授業がありました。その時は、そろばんの位取りや珠の置き方、そして簡単なたし算とひき算について教えていただきました。しかし教科書には、小数や大きな数(万の位)でもそろばんを使うことができるという内容も載っています。今日はその部分を中心に、ていねいに指導していきました。(写真上)
 社会はICT化が進み、ますます便利になりつつあります。しかし、日本で400年の歴史があると言われているそろばんに触れることは、教育上とても大切なことであると思います。「脳トレ」という言葉があるように、脳を鍛えることは、大人だけでなく子どもにとっても重要です。そんな脳トレとしての効果があるのがそろばんなのかなと思います。先月来ていただいたそろばん塾の先生も、最近は子どもだけでなく、お年寄りの方もそろばんを習いに来ていると話されていました。
 そろばんを習うことで、計算力以外にも集中力や忍耐力がつくと言われています。私はそれ以外にも、指先を使うことの大切さがそろばんにはあるように思います。おもに親指と人差し指を使いますが、珠を動かすために指先を動かすその動作が「脳トレ」になっているのだろうと考えるからです。そろばんの未来が明るいものであってほしいなと思います。
 1年2組の子ども達が、視聴覚室を使って昔遊びを楽しんでいました。今学期、1年生は生活科の学習で、こま回しやけん玉、あやとり、お手玉などの昔遊びに取り組んできました。そして1月には、特別講師として説 寿弘先生に来ていただき、紙飛行機や紙でっぽう、ビュンビュンごまなどの指導がありました。その時にいただいたおみやげの一つに、「クリップクレーン」があります。
 クリップクレーンは、百均で買ったカラークリップをつなげて作った説先生の手作りおもちゃです。持ち手についている輪ゴムをつまんでくるくると回し、その反動で回転が始まるとクレーンゲームのようにクリップの輪が開きます。そのすきに、床に置いた飴玉にかぶせ、そっと引き上げるとつかむことができるという優れものです。物が回転する時に受ける「遠心力」を利用したおもちゃです。(写真中)
 「クリップクレーン」で検索すると、作り方や遊び方の動画(YouTube)を見ることができます。本物のゲームセンターのクレーンゲームと同様に、物をつかみ上げた時の喜びは格別です。大人でも夢中になること間違いなしです。
 6年生が、長年使ってきたタブレットを返却していました。タブレットは、練馬区から貸与されているものです。小学校を卒業する前に、きちんと返却することになっています。
 最初に、教室でタブレットの初期化を行いました。そして、パソコン室に持っていき、一人ずつ確認しながら返却していきました。返すものは4種類(タブレット本体、ドングル、充電ケーブル、ドングルをつなぐケーブル)です。まずは、それらがそろっているか、そして破損等がないかを確認しました。(写真下)
 6年生は、2年生の3学期にタブレットが配られ、4年間使用してきました。大切に使うように指導されてきたはずですが、それでも付属品の紛失や故障・破損が多く見られました。来年度に入ると、入学してくる新1年生にそのままこのタブレットが引き継がれていきます。破損しているものを渡すことはできないので、少しでも修理が必要なものは回収に来てもらうことになっています。(6年生は54名いますが、かなりな割合で紛失や破損がありました。)
 今月1日の学校説明会でもお伝えしたように、練馬区で使用している児童用タブレットは、リース期間があと1年間あります。1〜5年生は、春休み中にタブレットを持ち帰り、家庭で使ってよいことになっています。引き続き大切に扱うようにさせてください。来年度の3学期中に、新しいタイプのタブレットに切り替わる予定です。

3月19日の給食

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献立名           麦ご飯
              かつおのかりんと揚げ
              野菜の磯和え
              豆乳入り味噌汁
              牛乳

一口メモ

 子ども達は、普段どんなお手伝いをしているでしょうか? 食事作り中は、野菜を洗ったり、皮むきをしたり、野菜を切ったりするお手伝いがあります。また、食事の前後には、テーブルを拭いたり食器を用意したり、盛り付けをしたり、さらには食器の片づけや洗い物など、できそうなお手伝いがたくさんあります。
 給食当番として、普段から学校でも行っている仕事がたくさんあります。ですから、家庭でも上手にできる子が多いはずです。
 家族の一員として、できることから始めるようにしてください。そして、一度きりで終わってしまうのではなく、お手伝いを長く続けさせることがとても大切です。

3月18日(火)

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 4年生は、総合の学習の時間に「委員会について調べよう」という学習をしています。4年生は、4月から5年生に進級し、旭町小の高学年に仲間入りすることになります。学習面では、新しく家庭科の学習が始まります。また、今まで週1時間だった外国語活動が、教科としての「外国語」になり、週2時間の学習に変わります。
 さらに、5年生になって新たに始まるのが「委員会活動」です。高学年として学校全体の大切な役割を分担し、自分の責任をしっかり果たしていく力が試されます。
 旭町小には、8つの委員会があります。4年生の子ども達は、調べてみたい委員会を決めて、どんな仕事をしているのかを中心に調査を進めてきました。実際に、現在の委員長さんのところに行ってインタビューをするなど、意欲的に調べることができました。そして、調べたことを新聞形式にまとめて掲示することで、全ての委員会についての情報交換をすることができました。(写真上)
 5年生の学校生活が始まると、すぐに委員会活動の分担を決めることになります。4年生の子ども達は、希望したい委員会をすでに考えているようです。進級の楽しみがまた一つ増えました。
 校庭のあちこちに、アンズの花が咲き始めました。旭町小には、たくさんのアンズの木があります。校庭の東側の道路沿い(登り棒の裏)にあるアンズの木は、なぜか毎年一番に咲き始めます。(今はもう散りかけています)さらに、プール前の果樹園には、大きなアンズの木が2本あります。ちょうど見頃を迎えました。バスケットゴールが近くにあり、中休みには主に高学年の子ども達がよくバスケットボールをして遊んでいます。(写真中)
 もう1本は、校庭西側のうんていの近くにあります。これもかなり大きなアンズの木です。
 アンズの花は、ソメイヨシノよりも少し早めに咲き始めます。薄いピンク色の花びらなので桜の花と間違えそうですが、真っ赤ながく片が反り返っているのが特徴です。アンズと言えば、6月頃にできる実が楽しみです。旭町小のアンズの木にも毎年実がつくのですが、ちょうどいい頃に鳥がやってきてしまいます。
 6年生は、算数の時間に「算数 卒業旅行」という学習をしています。「中学校体験入学コース」と「和算コース」、「クイズ・パズルコース」の3つのコースに分かれて学習をしています。それぞれの教室をローテーションしながら授業を受けさせているので、子ども達は全ての問題に取り組むことになります。
 先週は、「和算」の問題について取り組んでいる様子をお伝えしました。「クイズ・パズルコース」にも面白い問題がたくさんあり、深く考えながらもひらめきが必要な問題がたくさんあります。
 「15分をはかる」という問題がありました。(P230)「11分の砂時計と7分の砂時計だけを使って、15分をはかることができるかな。」という問題です。11分と7分の差が4分であることに気づけるか、そして11+4=15が解くカギになりそうです。あとは、どうやって4分をつくり、11分の砂時計と合わせるか…ということになります。(写真下)
 昨日、6年生の各クラスに「校長の授業」を行いました。毎年、宿題として「算数 卒業旅行」にあるような問題を出しています。それぞれのクラスで考えてきた解き方を発表させたところ、とても盛り上がりました。それは、1つの問題に対して、いろいろな考え方が出てくるからです。
 みんなで行う答え合わせが終わったところで、「クイズとパズルの違い」について話をしました。クイズは、答えを知らなければ解けない知識を問う問題です。しかし、パズルは解き方を考える問題であり、論理的な思考で答えを求めるところに面白さがあります。パズルの楽しさを知ってほしいと思い、毎年6年生への授業に出題しています。

3月18日の給食

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献立名           高菜めし
              タイピーエン
              たけのこのひこずり
              オレンジ
              牛乳

一口メモ

 今日は、熊本県の郷土料理の献立です。
 タイピーエンは、エビやイカなどの魚介類、豚肉、キャベツ、たけのこ、きくらげと、たっぷりの春雨が入っている具だくさんのスープです。魚介の旨味があり、春雨が麺料理のように楽しめます。そのため、カップ麺で販売されるなど、人気のある郷土料理の一つです。熊本県では、給食にもよく登場しているそうです。
 たけのこのひこずりは、角切りのたけりこを甘めの味噌で味つけしています。味噌で炒り煮にしたものを、熊本県では「ひこずり」と呼んでいるそうです。今日はたけのこを使いましたが、季節の野菜を使ったいろいろな「ひこずり」が作られています。

3月17日(月) その2

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 5年生は、国語の時間に「大造じいさんとガン」の学習をしています。作者は椋鳩十さんで、日本で初めて本格的な動物文学のジャンルを切り拓いた児童文学作家です。かなり昔から5年生の国語の教科書に掲載されてきた物語です。登場人物の心情の変化に着目して読み、物語の魅力を伝え合うことをめあてに学習を進めていきます。
 「心情の変化」とは、大造じいさんの残雪(ガンの頭領)に対する心情の変化のことです。残雪が仲間のガンを救おうととった行動に、大造じいさんは心を打たれ、そこで大きく心情が変化します。この作品が書かれたのは、昭和16年とのことで、まさに日本は戦争の真っ最中の頃でした。椋鳩十さんが、「命の重み」を子ども達に伝えたくて書かれた作品であったと言われています。そのような背景を知ると、「生きること」への切実な思いが至る所に感じられる物語ととらえることができます。
 ところで、昨年度まで使っていた教科書と比べると、挿絵が大きく変わったことに気がつきます。昨年までの教科書は、水彩画による挿絵でした。今年の教科書は、木内達朗さんの絵になりました。木内さんは、イラストレーターとして有名で、様々な絵本のイラストを手がけています。とてもはっきりとした色彩で、現代的な鋭さを特徴としています。しかし、それと同時に、どこか懐かしさも感じさせるという独特な雰囲気のある絵です。それだけに、多くの人の心を引きつけ、国内のみならず海外にも多くのファンがいます。特に国語の物語では、挿絵も大切な要素になります。(写真上)
 4年生は、音楽の時間にモーツァルト作曲のオペラ「魔笛」の鑑賞を行っています。教科書には、「いろいろな歌声を楽しもう」という学習の鑑賞教材として、このオペラが取り上げられています。全曲は2時間半もかかるオペラですが、その中からいくつかのアリアを取り上げて鑑賞していきます。
 授業では、第2幕のフィナーレの1曲となっている「パパゲーノとパパゲーナの二重唱」をDVDで鑑賞していました。パパゲーノは喜びのあまり言葉が続かず「パ・パ・パ…」と歌い出し,パパゲーナはそれに答えるようにかけ合いが始まります。二声のかけ合いによってできる問いと答えの音楽や、それにともなうリズムの変化、そして面白さが感じ取りやすい教材となっています。(写真中)
 また、このオペラでは、「夜の女王のアリア」も有名です。12月に、6年生が区の連合音楽鑑賞教室で生演奏を聴くことができました。モーツァルト最後のオペラが「魔笛」です。それまでのモーツァルトの作品とは違った世界観が表現された傑作です。
 5年生は、社会科の時間に「環境をともに守る」という学習をしています。今年度最後の単元です。教科書には、北九州市で60〜70年前に発生した公害問題が取り上げられています。工場の煙突から出る煙や海の汚れは、現在の同じ場所の写真とは比較にならないほどひどいものでした。(写真上)
 また、4大公害病についての説明もあり、日本全国で公害をなくすための住民運動が起こったことが載っています。私が子どもの頃は、ちょうど日本が高度経済成長期の真っただ中で、社会の変化とともに空も川も海も汚れ放題でした。新潟県に住んでいたこともありますが、富山県のイタイイタイ病や新潟水俣病については、よくニュースで目にしていました。公害で被害に遭われた方々の裁判が、ずっと長く続いていたことをよく記憶しています。

校長先生の授業(6年生)

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 6年生は、毎年この時期に、各クラスで校長先生の授業があります。

 この授業の前までに、宿題プリントが1枚出されていました。プリントには、「友達と相談しないこと」と書かれていたため、子ども達は自分の力で考えてきました。

 「どうだった?」と子ども達に聞くと、「算数の難しい問題だった」と教えてくれました。授業の中で、宿題プリントの答え合わせがありましたが、考え方を上手に説明できる子が何人もいて、感心しました。

 校長先生からは、3つのことを教わりました。「社会の出来事に関心をもて」「人は、よいものを見て育つ」「人は見かけによる」です。どれも卒業してから生きていくうえで大切なことばかりであると、子ども達は真剣に話を聞いていました。

 いよいよ卒業が間近となり、式の練習にも熱が入っています。成長した姿を見せられるように、指導していきます。

3月17日の給食

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献立名           赤飯
              鶏のから揚げ
              野菜のポン酢和え
              お祝いすまし汁
              牛乳

一口メモ

 今日は、卒業をお祝いする献立です。19日(水)は中学校の卒業式、そして25日(火)は小学校の卒業式があります。赤飯を炊き、鶏のから揚げ、お祝いなるとが入ったすまし汁を作りました。
 6年生は、入学した1年生の時と比べると、身長も体重も大きく成長したことでしょう。また、食べられる食事の量もだいぶ増えたことと思います。子ども達の成長とともに、給食で出している肉や魚、パンの大きさは、少しずつ大きいものを提供しています。
 今年の6年生が旭町小にいる間に食べた給食の回数は、1105回でした。多いように感じますが、人が一生の間に食べる食事のほんの一部です。生きるためには食事は必要不可欠なものです。給食を通して食事について興味をもったり、様々なことを学んでもらえたらうれしいです。

3月17日(月) その1

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 全校朝会は、今回も校庭で行いました。春の陽ざしをさんさんと浴びながらの全校朝会になりました。今年度最後の全校朝会として、「桜の花が楽しみです」という話をしました。
・・・先月から、今年の桜の開花予想が発表されてきました。桜の開花予想は、2月に一度発表された後、その後の天候によって何度か修正して繰り返し発表があります。しかし、今年の開花予想はそれほど修正がなく、東京では3月22日(今週の土曜日)となっています。
 この東京の開花予想日は、「千代田区の靖国神社にある桜の木を標準木とする」と決められています。ですから、都心から少し離れているこの旭町小の桜は、それよりも2日ほど遅く咲くことになるでしょう。それでも、修了式のある1週間後の24日(月)には、校庭の桜が咲き始めていることになります。きっと、今日から毎日校庭の桜の木の下に立って、枝先を観察してみると分かると思います。今週、日に日につぼみが膨らんできて、ピンク色の花びらがもうすぐ開きそうになるところまで見ることができるでしょう。
 ところで、なぜ世界の中でも、日本の桜が最も美しいとされているのでしょうか? 他の国にも桜の木の種類はいろいろあります。でも、ほとんどの外国の人が、日本の桜が一番きれいに咲いていると話すそうです。その理由を、校長先生なりに2つ考えてみました。
 まず、日本は四季の変化(春夏秋冬)がはっきりとしているから桜がきれいに咲くということです。桜の花は、「休眠打破」といって、ある一定の寒さにしっかりあわないと花が咲かない仕組みになっています。ですから、冬はしっかり寒くなり、やがて暖かな春がやって来るという、日本の気候の方が桜の花にはぴったりであるという理由です。
 日本の桜がきれいな理由の2つ目は、ちょうど3月から4月にかけて花が咲くということです。3月から4月は、学校では学年の変わり目です。1年生から2年生へ、2年生から3年生へと進級する時期です。大人にとっても、新しい会社に新入社員が入って来る時期と重なります。日本には、4月から3月を1年間とする区切りが昔から定着しています。その区切りに満開の花が見られる桜は、日本の人たちの心情にちょうど合っている花と言えます。桜の花が一斉に咲く喜びは、これから始まる4月からの新生活を期待させます。また、同時に卒業や引っ越しなどの別れの季節でもあります。桜の花が散っていく様は、人と人との別れをイメージさせます。
 さあ、今年の桜の花は、あと1週間ほどで見ることができます。きれいな花を楽しみにするとともに、1年間の締めくくりをしっかりと行っていくようにしましょう。・・・
 続いて6年生の子ども達から、雑巾のプレゼントについての話がありました。卒業前の記念製作として、みんなで雑巾を作りました。今日の給食の時間に、各クラスに渡しに行くそうです。(写真上)
 続いて、生活指導主任の先生から、校内の生活指導についての話がありました。3週連続で廊下の歩行等の話をしてきました。どんどん子ども達の生活がよくなってきているということを伝えていました。(写真中)
 全校朝会が終わったところで、三角すべり台の上から桜の木の様子を観察してみました。桜のつぼみは、だいぶふくらみつつあるようです。(フライングで、一輪咲いてしまっている花がありました。)きっと一週間後の修了式には、旭町小の校庭には、桜の花が見られることでしょう。(写真下)

3月14日(金) その2

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 5年生は、社会科の時間に「森林とともに生きる」という学習をしています。日本の森林資源が果たす役割を考えるとともに、森林保全に見られる課題について学んでいきます。
 日本の国土の7割近くが森林であるにもかかわらず、都会で暮らしている子ども達にとっては、そのイメージがなかなかもてない傾向にあります。単元の初めでは、森林と自然災害の関係について学びました。森林が失われると土砂崩れが起きやすくなることや、津波の被害を防ぐために森林が利用されていることなどを学習しました。さらに、木を切り出すだけでなく、苗木を植えて森を育てることの大切さを知りました。
 教科書には、間伐材を使った割りばしの資料が載っています。割りばしの袋を見ると、「間伐材割り箸を使って、CO2を減らそう」と書いてあります。木が成長して森林が混み合ってくると、日光が地表まで届かなくなって成長を妨げます。森林を健全な状態に保つために、木を間引く作業が「間伐」です。軽井沢移動教室に行くと「森林体験」があり、その説明をしてもらえます。
 以前、日本でよく使われていた割りばしについての論争がありました。割りばしを使うことは、環境破壊であると…。しかしそれは、輸入された木材を使っていたからでした。(違法伐採されたのが理由)その後、日本で製造される多くの割りばしは、国内産の間伐材を利用するようになりました。国産材で作られた割りばしに限っては、森林破壊にも資源の無駄づかいにもなりません。むしろ、本来捨てられるはずだった木の端材や間伐材を再利用しているので、「環境にやさしい商品」と言えます。(写真上)
 5年生の社会科の学習は、来週からは最後の単元である「環境をともに守る」に入ります。
 3年生は、3学期に入ってから、理科の時間に「電気の通り道」と「じしゃくのせいしつ」の学習をしてきました。全ての学習が終わり、最後の単元は「つくってあそぼう」です。今年度学習してきた理科の教材を使って、楽しいおもちゃ作りをする学習です。
 3学期に学習した電気と磁石では、実験セットを購入して使ってきました。電池や豆電球、磁石や砂鉄など、いろいろな実験セットがまとまって入っています。1組では、説明書に書かれている様々な遊び方を友だちと一緒に製作して楽しんでいました。
 まず、実験セットの箱の表面に写真とともに載っているのが、「明かりと磁石ゲーム」です。フェライト磁石がN極とS極で引き合う力を利用して、プラスチックのキャップをはじきます。それが回路のスイッチに当たると、豆電球がつくという仕組みになっています。(写真下)
 他にも、導線に触れないように輪を通していく「導線通しゲーム」や、2つのフェライト磁石が反発し合う力を利用した「くるくるルーレット」など、楽しい遊びがいっぱいあります。教室内は、どこも子ども達の楽しい遊び場になっていました。
 そろそろこの実験セットを家庭に持ち帰ると思います。豆電球や磁石を使って、家でもたくさん遊んでほしいと思います。

3月14日の給食

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献立名           セレクトカツカレー
              コールスローサラダ
              紅白いちご
              牛乳
※ 写真は、カレーに乗っているのがトンカツで、中央の皿にあるのがチキンカツです。

一口メモ

 今日は、セレクト給食の献立です。カレーにトッピングするカツを「チキンカツ」と「トンカツ」の2種類から選んでもらいました。
 給食のカレーは、ルーもスープも手作りで行っています。また、スパイスもコリアンダーやガラムマサラ、オールスパイスなど、何種類かのスパイスを合わせて作っている本格的なカレーです。さらに、大きな鍋でたくさん作っているのも、おいしく仕上がるポイントになっています。
 カレーの日は、給食室からカレーの匂いがしてきます。給食の時間を楽しみにしていた子が多かったことでしょう。
 デザートのいちごは、特別に紅白のいちごを用意しました。味の違いを感じながら食べることができます。

3月14日(金) その1

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 1年生は、国語の時間に水筆を使った書写の学習をしています。水筆の道具は、1,2年生で使うために、学校に全員分を用意しています。筆に水を含ませて専用の水書用紙に書くと、黒く写ります。乾けば書いた跡がすぐに消えていくため、何度でも繰り返し使うことができます。墨のように汚れる心配がないのも利点です。筆を使うことで、「とめ、はね、はらい」を意識して練習することができます。
 5年前に小学校の学習指導要領が改定され、1,2年生の授業でこの水筆を使った指導が始まりました。それまでの学習指導要領に「点画の書き方や文字の形に注意しながら、筆順に従って丁寧に書くこと。」という一文が追加されました。文字の形だけでなく、「点画の書き方」に注意しながら書くことが学習指導要領に明記されたというわけです。
 「点画の書き方」とは、文字を構成する点と画の始筆から送筆、終筆(とめ、はね、はらい)までの筆の運び方のことです。先生が書くお手本を見て筆の扱い方を学んでから、いよいよ水書用紙に向かいます。水筆を使ってみると、鉛筆とは違った感覚で文字を書くことができます。1年生にとっては、「筆を立てて使う」ということが難しかったようです。でも、毛筆の書写が本格的に始まるのは3年生からなので、ちょっと大人になった気分で筆を持つことができました。(写真上)
 4年生は、音楽の時間に「季節の歌 日本の歌」の学習をしています。その中の一つに「どこかで 春が」の歌があります。「どこかで春が うまれてる どこかで水が 流れだす ♪」…と歌い始める曲です。作詞は百田 宗治で、作曲したのは草川 信です。
 この曲が作られたのは大正時代とのことですから、もう100年以上前のことになります。まず、詩が当時の雑誌「小学男生」に掲載され、その後に曲が付けられました。歌詞の中に「東風(こち)」という言葉が使われています。2月末頃になると寒さが和らぎ始め、東からの風が多くなってきます。春が近づいてきた証拠です。昔の人は、季節の移り変わりを自然の中からしっかりと感じ取っていました。(写真下)
 旭町小にも、日に日に春が近づいてきていることを感じます。校庭東側にあるコブシの花が開き始めました。また、うんていの近くにあるアンズの花も咲き始めています。さらに、中庭の池の中には、また新たにヒキガエルがたくさんの卵を産み付けました。そして、冬眠していたカメ吉くん(以前、児童玄関前の池にいた亀です。)が目覚めました。

調理実習(6年生)

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 6年生の最後の調理実習は、おかずを作る学習でした。

 子ども達は、5年生の時にお茶を入れたり、お米を炊いたり味噌汁を作ったりしてきました。6年生になってからは、朝食の献立を考えて作る学習を1学期に行いました。

 今回は、小学校生活のまとめとなる最後の調理実習でした。栄養バランスがよくなるように、献立を考えておかずを各班で2品作りました。卵を使ったものや揚げ焼きでボリュームのあるものなど、美味しそうなおかずがたくさん出来上がりました。

 友達と協力する力を生かして、楽しく調理することができました。しかし、時間がかかってしまった班が多かったことが反省点です。
 ぜひ各家庭でも様々なおかずを調理する力をつけさせ、家族みんなで食べる機会を作ってほしいと思います。

児童集会「思い出狩り集会」

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 今年度最後の児童集会は「思い出狩り集会」でした。
 「猛獣狩りに行こうよ」の「1年間の思い出」バージョンです。全校児童で、お題の文字数に合わせてグループを作って集まるというシンプルな内容ですが、とても盛り上がりました。
♪思い出狩りに行こうよ(思い出狩りに行こうよ)
♪記憶だってあるし(記憶だってあるし)
♪写真だってもってるもん(写真だってもってるもん)
とみんなで歌い、「や・す・み・じ・か・ん」(6文字)、「た・て・わ・り・は・ん・きゅ・う・しょ・く」(10文字)など、1年間の思い出を振り返りながらグループを作りました。
 最後の2問は、集会委員がジェスチャーで表現している「ある思い出」は何か想像し、その文字数で集まるという形で行いました。「書き初め」「運動会」をサイレントで表現しましたが、伝わっている子、違うものを想像していた子がいて、一層盛り上がったようです。

 集会委員は、全校児童の前に出て発表する経験をこの1年間でたくさん積み重ねてきました。一人一人、本当に大きく成長しました。この経験を生かして、これからの学校生活でも、堂々と発表したり、みんなを楽しませたりして活躍してほしいと思います。

3月13日(木)

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 2年生は、国語の時間に「楽しかったよ、2年生」という学習をしています。この一年間の学校生活を振り返り、みんなに伝えたいことを決めて発表会をするという「話すこと・聞くこと」の学習単元です。
 今日は、1組も2組も、発表原稿作りに向けて準備を進めていました。一年間の行事や学習したことを振り返り、自分で発表したいテーマはすでに決めてありました。次に、そのテーマでどんなことがあったりどんなことを思ったりしたか、あるいは家族や友達が話したことなどを思い出し、発表内容をふくらませていきます。2年生は、それらの「発表メモ」を集めるために、付箋を使っていました。これはいいアイデアだなと思いました。運動会の50m走について発表をする場合でも、練習した時のことや本番の日のスタート前、走っている時、ゴールした時、家に帰って褒めてもらったことなど、発表で伝えたいことがたくさん浮かんできます。
 次に、付箋に書いたメモを順序よく並び替え、発表の組み立てを考えていきました。ワークシートに「はじめ・中・終わり」の枠があり、どんなことを発表していったらよいか、おおよその流れを書いていきます。そして、先生のチェックが終わった子から、いよいよ発表原稿作りに取り掛かりました。(写真上)
 発表会をするのは来週になるでしょうか。話す時の姿勢や声の大きさに気をつけて、どの子も張り切って発表をがんばることでしょう。
 4年生は、社会科の時間に「世界とつながる大田区」という学習をしています。教科書では、国際交流を生かしたまちづくりとして、国際空港のある大田区を事例として扱っています。羽田空港は、東京の空の玄関口として多くの外国人が行き来する場所です。また、大田区が世界の3つの都市と友好・姉妹都市交流をしていることについても学びました。
 子ども達が使っている教科書「わたしたちの東京都」は、練馬区で編集されたものです。そのため、大田区に続いて「練馬区の国際交流」についても紹介されています。練馬区では、毎年、海外派遣として中学生がオーストラリアのイプスウィッチ市と交流をしています。区立中学の各校の代表生徒が派遣され、7月下旬にイプスウィッチ市を訪れています。また、その他にも、練馬区で行っている外国人と日本人がお互いの文化を知り、理解を深めるための様々な取り組みについても教科書に書かれています。確かに最近は、練馬区でも外国から来た多くの人たちが移り住むようになってきています。(写真中)
 中学生の海外派遣は、昔の学校では行われていませんでした。私が中学生の時は、日本の国内での交流が行われていた程度でした。子どもの頃は、新潟県の上越市に住んでいました。上越市は、静岡県の清水市と姉妹都市の関係にあります。毎年中学2年生が交歓会を開き、お互いの学校を訪れていました。私も交歓生の一人として、11月頃に清水市を訪れたことがあります。太平洋側のよく晴れた気候、そして乾燥した空気にびっくりしました。さらに、言葉の違い(イントネーションが違う)にも驚きました。
 逆に清水市からは、1月に交歓生が上越市にやって来ました。雪を見るのが初めてだったようで、降り積もった雪の中に飛び込んだり、水筒の中に雪をつめて持ち帰る様子にびっくりしたものです。
 一方、6年生の社会科も、国際協力についての学習をしています。「地球規模の課題の解決と国際協力」という学習では、パキスタンやアフガニスタンで医療活動に従事した中村哲さんのことが取り上げられています。(写真下)
 中村哲さんは、戦乱と干ばつに苦しむアフガニスタンで、36年間にわたり人道支援を続けました。医師という立場を超えて、井戸の掘削や用水路の建設にも取り組んで、多くの命を救いました。しかし、残念なことに、今から7年前に何者かに銃撃されて亡くなってしまいました。
 世界の平和や環境を守るために、他にも多くの日本人が活躍しています。今まで6年生は、1学期に政治のしくみについて学び、続いて日本の歴史を学習してきました。そして、3学期に入ってからは、「世界の中の日本」について勉強してきたところです。これからの日本の未来を担っているという意識をもち、正しい知識や考え方をさらに身につけていってほしいと思います。

3月13日の給食

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献立名           ご飯
              白身魚のマヨコーン焼き
              五目きんぴら
              打ち豆汁
              牛乳

一口メモ

 五目きんぴらは、定番の家庭料理の一つです。今日の五目きんぴらには、ごぼうやれんこん、にんじん、こんにゃく、豚肉の5種類の具材が入っています。「五目」とは、「5種類」という意味もありますが、「いろいろな食材を使った料理」という意味もあります。
 「きんぴら」という名前は、昔話の「金太郎」としても知られている坂田金時の息子の「金平(きんぺい)」に由来するそうです。ごぼうのしっかりとした食感や歯ごたえ、さらに唐辛子のピリッとした辛さを、坂田金平の強さや勇ましさに例えたのでしょう。そのような理由から、ごぼうを使った料理を「きんぴらごぼう」と呼ぶようになりました。

3月12日(水)

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 6年生は、国語の時間に「人間は他の生物と何がちがうのか」という学習をしています。国語で学ぶ最後の単元として「卒業するみなさんへ」という学習があり、詩や説明文などが並んでいます。新しい教科書になり、新教材として登場したのが「人間は他の生物と何がちがうのか」という説明文です。
 全体は、5ページほどの文章で構成されています。最初に、ツチハンミョウという昆虫の不思議な生態が紹介されています。そして、その昆虫と人間とを対比し、その違いを学ぶことで私たち人間について考えてみようという内容になっています。昆虫の世界は様々な「不思議」に満ちていますが、ツチハンミョウはずば抜けて特異な生態をもっています。教科書には、「1匹のメスが穴を掘り、数千個もの卵を産みます。」と書いてありますが、調べてみると4000個の卵を産むそうです。やがて体長1ミリにも満たない小さな幼虫が生まれ、寄生先となるハチの巣にたどりつくために、いろいろな虫にとりついていく様子が説明されていきます。まず、コハナバチにしがみついて花へ、次にヒメハナバチにしがみついてその巣へと…。驚くことに、ヒメハナバチの巣までたどり着けるのは、産み付けられた4000個のうちのわずか1匹か2匹であると言います。
 なぜこんな生き物の過酷な生態が起こるのか…「ツチハンミョウにとっては、個体の命よりも、種を保存することの方が重要なのです。」と書かれています。そして、一方の人間は「種の保存よりも個体の命を最重要に考えています。」とも書かれています。一昨日、中庭の池にヒキガエルの卵が産みつけられた話題をお伝えしましたが、ツチハンミョウと一緒です。無数のオタマジャクシになったとしても、親ガエルにまでなれるのは、そのうちの1〜2匹程度でしょう。そのほとんどは、水中や陸上、あるいは空を飛ぶ天敵に食べられてしまうのです。
 教科書の説明文に話を戻すと、筆者は進化の過程で人間が言葉を獲得したため、命を大切にするようになったと論述しています。そして、言葉の力を磨いていきましょうと締めくくっています。
 この文章を書いたのは、生物学者の福岡伸一さんです。よく、NHKの番組に出演されているのを見かけます。六本木ヒルズで、「手塚治虫『火の鳥』展」が始まったそうですが、そのプロデュースを手掛けた人でもあります。さらに、もうすぐ始まる大阪・関西万博の8人のプロデューサーの1人としても活躍されています。(写真上)
 4年生は、算数の時間に『考える力をのばそう「共通部分に注目して」』という学習をしています。この「考える力をのばそう」という単元は、各学年の算数の教科書に2〜3回ずつ出てきています。今まで習ってきた算数での各単元の知識を使い、思考力を養う目的として設定されている単元です。
 今回の「共通部部に注目して」という問題では、2つの量の共通部分に着目するとともに、図に表すと分かりやすいということを学ばせていくところがポイントとなっています。問題文は…「小プールと大プールがあります。ももかさんは、小プールを1回と、大プールを2回泳ぎ、全部で63m泳ぎました。かいとさんは、小プールを1回と、大プールを4回泳ぎ、全部で113m泳ぎました。小プールと大プールの長さは、それぞれ何mですか。」と、かなりの長文問題です。教科書には、大小それぞれのプールで泳いでいる絵はあるものの、何から手をつけてよいか分からない子が多いことでしょう。
 そこで、まず2人の泳いだ距離を示す線分図を書いてみます。そして、「共通部分に注目して」を使います。共通部分とは、2人とも「小プールを1回と、大プールを2回泳いでいる」ことが線分図から分かります。となると、2人の泳いだ距離の差は、大プール2回分の長さということが分かってきます。
 昨日、6年生が算数卒業旅行で「和算」の問題に挑戦していることをお伝えしました。4年生の今日の問題も、頭の体操的なところがあります。要は、問題文をいかに図に表すことができるか、というところがカギとなります。算数では、計算する力も大切ですが、このような応用力をつけることがさらに重要です。(写真中)
 1年1組で、「ちいさなふとん」という資料を使った道徳の授業がありました。「生命の尊さ」について学習する資料で、「自分の成長に気づき、自分やその周りに生きている人たちを大切に思う心情を育む」ことをねらいとした授業でした。
 主人公のよしこは、産まれてきた弟を見て、そのかわいらしさから新たな家族の大切さや愛情を感じます。さらに、弟が寝ているふとんに自分が寝ていたことを知り、自分も弟と同じように小さかったことや、大きくなった今ではそのふとんに寝られなくなったことなどから、自分の成長に気づくという話です。
 授業の導入では、実際に「小さな布団」を子ども達に見せていました。まず子ども達は、一斉に「かわいい〜」と言っていました。よく見ると、中央にハートの模様があったからです。「この布団は誰が使っていたと思う?」と先生が聞くと、「昔の人」や「赤ちゃん」と答えた子がほとんどでした。「正解は、先生の赤ちゃんが使っていた布団です。」と教えると、「えぇ〜っ」という声が・・・。あわてて先生は、「先生の赤ちゃんと言っても、ずっと昔のことだからね。」と話してあげました。(写真下)
 この授業だけに使える布団ですが、子ども達への大切な教材として、家から持ってきていつも活用しているようです。実は・・・我々教員は、こういう指導上の「財産」をたくさん持っています。写真資料や手作りのワークシート、珍しいおもちゃや人形など、先生によっていろいろです。「あの授業で使えそうだ!」と思ったら、宝物のようにとっておこうとするものです。学校の先生は、経験を積むほどこういう財産がどんどん増えていきます。先生同士で、「こんなもの持っているよ」と情報交換をするのも楽しいものです。

ぞうきん作り(6年生)

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 卒業まで残り8日となりました。

 6年生は、卒業制作としてぞうきんをミシンで縫い、各クラスに配布することにしました。これは、たてわり清掃で旭町小学校をきれいにするために使ってほしいと、子ども達から出た案を採用しての取り組みです。

 各ご家庭から古いフェイスタオルを持ち寄って、ぞうきんにします。ミシンの使い方は、2学期に学習したはずですが、糸のかけ方が曖昧で苦戦している子もいました。しかし、友達と教え合って丈夫なぞうきんを作ることができました。

 できあがったぞうきんは、来週各クラスに配布する予定です。年度末の大掃除でたくさん使って、さらにきれいな旭町小学校になっていけたらうれしいです。

3月12日の給食

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献立名           シシジューシー
              人参シリシリ
              アーサ汁
              サーターアンダギー
              牛乳

一口メモ

 今日の給食は、沖縄県の郷土料理の献立です。
 独自の食文化が根付いている沖縄には、他の都道府県では見かけない郷土料理がたくさんあります。今日は、そんな沖縄県の郷土料理を献立にしてみました。
 「シシジューシー」の「シシ」は豚肉、「ジューシー」は炊き込みご飯という意味です。今日の給食では、角切りの豚肉と細切りの昆布、人参を入れています。柔らかくなるまで調味料で煮込んだ豚肉がとてもおいしく仕上がっています。
 「人参シリシリ」の「シリシリ」は、せん切りという意味です。すりおろす時の「すりすり」という音から「シリシリ」となったとも言われています。沖縄県の人は、このシリシリを作るための「シリシリ器」が家にあるそうです。
 「アーサ汁」は、「あおさ」という海苔がたっぷり入った味噌汁です。

ロングたてわり班遊び

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 今年度最後のたてわり班遊びを実施しました。
 今回は、4校時を使ってのロングのたてわり班遊びです。体育館は卒業式用の椅子が並べてあって使用できないため、視聴覚室を使う班が一班で、残りの班は全部校庭で遊びました。
 子供たちは、鬼ごっこが大好きです。同じ鬼ごっこでも、いろいろなパターンがあって、ドロケイ、増やしおに、三色おに、氷おに、レンチンと、バラエティ豊かです。逃げるのはもちろん、鬼になりたい子もたくさんいて、低学年でも高学年でも、飽きることなく校庭中を思いっきり走り回って楽しんでいました。
 その場で遊べる遊びでも、田んぼの田、ドンチケタ、だるまさんがころんだ、爆弾ゲーム・・・、ボールを使った遊びでは、ドッジボール、アメリカンドッジ、王様ドッジ、ボールリレー・・・、しっぽとりでも、宝しっぽとり、しっぽをとどけろ・・・と様々です。
 たてわり班の友達とたっぷりと楽しい時間を過ごすことができました。

3月11日(火)

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 昨日から、5,6年生が合同で卒業式の練習を行っています。今日は、1,2校時に練習があり、その様子を見に行きました。
 まず、入退場の練習を行っていました。旭町小では、毎年5年生が卒業生の入退場の音楽を担当しています。入場は「威風堂々」、退場は「蛍の光」の合奏です。
 「威風堂々」は、イギリスの作曲家であるエルガーが作った曲です。(正式には5曲あり、有名な第1番を一般的に「威風堂々」と呼んでいます。)全体は6〜7分の曲ですが、中間部分の旋律がとくに有名です。態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派なさまのことを「威風堂々」と言いますが、その名前の通りに入場曲にふさわしい旋律です。卒業式の入場では、6年生が全員席に着くまで、何度かリピートして演奏します。(写真上)
 ちなみに…威風堂々は、テレビのCMでもよく使われています。某受験専門進学塾のCMでは、日本語の歌詞をつけて歌ったバージョンが「受験生応援シリーズ篇」として効果的に使われています。他にも、調味料会社や自動車会社のCMなど、エルガーが生きていたらびっくりするような使われ方をしています。
 卒業式の練習に話を戻します。続いて、呼びかけと歌の練習も行いました。「門出の言葉」では、6年生がステージ前のひな壇に移動し、全員の顔が見えるように立ちます。6年生の全員にセリフがある呼びかけの他に、歌も入ります。また、途中で5年生の呼びかけと歌も加わります。
 5,6年生で一緒に合わせたのは、今日が初めてのようでした。呼びかけはそこそこ声が出てきているなとは思いましたが、まだまだ伸ばしていく余地があります。(歌も同様です)少し時間をもらい、子ども達に話をしました。・・・私は、自分が小学校を卒業した時の呼びかけのセリフをはっきりと覚えています。「たくましく進もう」でした。自分では、こんなに短いセリフだから大丈夫…と安易に考えていました。ところが、練習のたびに先生にダメだしされて苦労することになりました。その後、「たくましい」とはどういうことかと自分なりに考え、辞書を引いて意味まで調べてみました。そういう努力もあり、声の大きさだけでなく、どのように自分の感情を入れて呼びかけをすべきかと、工夫をするようになったのです。・・・卒業生全員と5年生の呼びかけの代表児童に、この話が響いていたらよいのですが…。
 2年生は、生活科の時間に「あしたへつなぐ自分たんけん」という学習をしています。今まで、生まれた頃の様子から現在の自分の成長にかけて、写真や家の人へのインタビューをもとにまとめてきました。
 1組では、自分の現在の手形を写し取っていました。絵の具で手のひらを染めてから、画用紙に手形を押していきました。よく、生まれたばかりの赤ちゃんの手形や足形を残しておくことがあります。1年後や2年後には、この手形は小さく感じられるようになっているでしょうか。そして、大人になってこの手形を見た時に、今日のことを思い出すことでしょう。2年生は、もうすぐ自分の生い立ちの記録が完成するようです。(写真中)
 6年生は、算数の時間に「算数卒業旅行」という学習をしています。「中学校体験入学コース」や「国際コース」など、数学の学習に近い内容や世界の筆算の方法について紹介しているページもあります。
 さらに「和算コース」があり、江戸時代の人たちが考えた算数について紹介しているページもあります。実はこの和算は、頭の体操としてもとても面白いものです。2組の教室では、「油分け算」に挑戦していました。
 油分け算は、江戸時代にブームになった算術の問題の一つです。油を与えられた容器だけを使って等分するという、パズル的問題になっています。「1リットルの油を5dlずつ2人に分ける。7dlと3dlの升を使って、どのように分けたらよいか。」…という問題でした。(写真下)
 油を2つの升を使いながら移し替え、順序よく図に表していく方法が一番分かりやすいでしょうか。試行錯誤しながら、なんとか答えにたどり着くでしょう。一方で、グラフを使ってスマートに解く方法もあるようです。YouTubeなどでも紹介されているので、ぜひ調べてみてください。
 来週の月曜日、卒業前の6年生に向けて、私が授業を行います。その「宿題」として、この和算に似た問題を出す予定です。パズルの面白さを感じ取ってほしいなと思います。

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学校行事
3/20 春分の日
3/21 給食終
卒業式予行(5・6)
3/24 修了式
3/25 卒業式
3/26 春季休業日始

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