4月30日の給食![]() ![]() サバの味噌煮 切り干し大根のサラダ 五目汁 牛乳 一口メモ 今日は、「サバの味噌煮」の献立です。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作る場合が多いと思います。しかし、給食室では大量に作らなくてはならないので、大きなオーブンを使っています。鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味料、さらに魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱したら出来上がりです。しっかりと味がしみ込んでいて、ふっくらとした仕上がりになります。ご飯にぴったりな味付けになっています。 サバには、頭のはたらきをよくするDPAやEPAという栄養素が多くふくまれています。この栄養素は、人の体では作ることができません。そのため、サバなどの魚から摂ることが大切です。 はたらく消防の写生会(2年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初は戸惑っていた子もいましたが、間近で見るうちに、それぞれの視点で力強く描き始めました。消防士さんがホースを持っている姿や、消防車の形の特徴などをよく観察して描いていました。 授業後には、「楽しかった!」という声がたくさん聞かれ、時間ぎりぎりまで一生懸命描く子どもたちの姿が印象的でした。 完成した作品は、学校公開の際に教室に掲示いたします。ぜひ子供たちの力作をご覧ください。 4月28日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3階や4階の上級生の教室を見たり、北校舎の特別教室を見てきてから、最後に2階の職員室前の廊下にやって来ました。副校長先生が、特別に全員を職員室に案内してあげていました。毎日のように先生方に用事のある子が職員室にやって来ますが、子どもを中に入れたりはしません。入口や廊下で先生と話をするのが基本になっています。(これは、個人情報等の関係であり、保護者や外部の訪問者にも同様にしています。)それを考えると、職員室に入ることができた1年生は、これが最初で最後の経験ということになったのかもしれません。 2組の子ども達は、校長室前にもやって来ました。子ども達は、「すぐに校長先生のお部屋だ!」ということをうすうすと感じていたようです。そこで担任の先生はどんな指導をするのだろうと思ったら、「校長先生の好きなキャラクターは何でしょう?」という質問をしました。入口のドアに貼ってあった磁石を見て、「ドラえもん!」と答えた子がいました。…違います。よっぽどドアを開けて、校長室の中を見せてあげようかと思いましたが、そこはグッと我慢しました。来週金曜日に、2年生が1年生を連れて行う学校探検が予定されているからです。その時の驚きを奪ってはいけません。初めて1年生が校長室に入ってきたら、どんな顔をするのかなぁと、今から楽しみです。(写真上) 用務主事さんが、大きなイモムシを飼育ケースに入れて持ってきてくれました。緑色で、6~7cmはあろうかという大きなイモムシでした。見るからに蛾の幼虫です。スズメガやヨトウガの仲間と思い、インターネットで調べてみました。体の横に並ぶ模様からして、「オオスカシバ」というスズメガ科の蛾の種類であることが分かりました。 オオスカシバの成虫は、「ホバリング」をすることで有名な蛾です。花の蜜を吸うために長いストロー状の口を伸ばして、花の中心に近づいていきます。ヘリコプターのように空中で静止して、蜜を吸いながら花から花へと移動します。同じくホバリングしながら蜜を吸う蛾に「ホウジャク」がいます。オオスカシバは、それと同じ仲間ですが、体が緑がかった色をしていてとてもきれいです。幼虫は、クチナシの葉を食べるようです。 休み時間に、1年1組の子ども達がやって来て、ケースの中をのぞき込んでいました。大きな幼虫にびっくりしていたようです。さなぎになって、羽化するところまで見せることができるといいなと思います。蛾とはいえ、とてもきれいな成虫になるので、興味をもって観察させたいと思います。(写真中) 4年生は、国語の時間に「漢字辞典を使おう」という学習をしています。先日、3年生が国語辞典の使い方について学習していることをお伝えしました。漢字辞典は、4年生で初めてその使い方を習います。 子ども達は、学年が上がるにつれて、ますます多くの漢字と出会い、習得していきます。そのような中で漢字に親しめるようにするためには、漢字とはどのようなものなのか、漢字について分からないことを調べる手立てにはどのような方法があるのかを知る必要があります。漢字辞典の使い方について学習することで、漢字との距離を縮めるとともに、漢字がより身近な存在となるようにしていきます。 漢字辞典は、漢字の画数や部首、読み方、意味、熟語、漢字の成り立ちなどを調べる時に使います。漢字辞典の使い方には、大きく分けて「音訓索引」「部首索引」「画数索引」の3つがあります。この3種類の索引をいかに使い分けられるかが、漢字を早く見つけるポイントとなります。探したい漢字の読みが一つでもわかっていれば、「音訓索引」が便利です。また、読みが分からなくても、知っている部首が含まれた漢字であれば、「部首索引」で探すことができます。それも分からなければ、画数索引で…となります。 国語辞典と同様に、漢字辞典は学校で全員分を用意しています。用途に合わせていつでも漢字を調べることができるように指導していきます。(写真下) 4月28日の給食![]() ![]() キャベツのキッシュ風 ポテトスープ 牛乳 一口メモ 「キャベツのキッシュ風」は、鶏肉とキャベツ、玉ねぎに、卵と生クリーム、チーズを混ぜてオーブンで焼いて作りました。 「キッシュ」とは、フランスを代表する家庭料理の一つです。パイ生地やタルト生地の中に、炒めた野菜やベーコン、チーズ、生クリーム、卵を混ぜた具を入れて、オーブンで20~30分ほど焼いて作ります。 今日の給食では、パイ生地は使わずに、カップに1人分ずつ入れて作りました。生クリームやチーズを使っているので、いつもの卵料理よりもよりコクが出て、ふんわりとした仕上がりになっています。 4月28日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ・・・もうすぐ4月が終わろうとしています。今月は、時折急に暑くなった日もありましたが、暖かな日差しや新緑の緑がまぶしい、とてもさわやかな日々が続きました。春本番のこのさわやかな気候は、5月に入っても続きます。気候のよい、このすがすがしい時期だからこそ、私たちの気持ちもいつもさわやかに過ごしたいものです。 「さわやか」というのは、「晴れ晴れとして気持ちのよいこと」あるいは「明るくはっきりとしていること」を言います。では、具体的にどのようにしたらさわやかな毎日を過ごすことができるでしょうか? まず1つ目は、「あいさつ」です。新年度が始まり、どの学年もしっかりとあいさつをしています。入学してきた1年生も、毎日きちんと「おはようございます」とあいさつをがんばっています。では、そのあいさつをさわやかに行うには、さらにどんなことを心がけたらよいのでしょうか。それは、相手に「気持ちがいいな」と感じてもらえるあいさつをすることです。 校長先生があいさつをされて「気持ちがいいな」と感じるのは、自分から進んであいさつをする子や、きちんと顔を見てあいさつをする子に会った時です。言われてあいさつをするのは当たり前のことです。でも、自分から先にあいさつをする子は、「すてきだな。さわやかだな。」と思います。また、きちんと顔を見てあいさつをする子も、違う方を見てあいさつをする場合の何倍もさわやかさを感じます。 さわやかな毎日のために…2つ目は、「発表の声」です。いろいろな授業の中で、分かったことや自分の意見がある場合は、手を挙げて発表していますか? そしてその時の声の大きさはどうでしょうか? せっかく手を挙げて指名されたのですから、みんなの前ではっきりと発表することができたら、さわやかですてきですよね。間違えることは恥ずかしくはありません。それよりも、声が小さくてもう一度言わなければならない方が残念です。クラスのみんなに届く声で発表できる子は、さわやかに映ることでしょう。 さわやかな毎日のために…3つ目は、「進んで働くこと」です。クラスの係の仕事や日直の仕事、あるいは掃除当番や給食当番の仕事があります。先生や友達に言われて動き出す子よりも、自分から進んで取り組む子の方が、見ていてとてもさわやかさを感じます。5,6年生は、委員会活動をがんばっています。その中でも、やはり自分からその仕事に前向きに取り組める子は、特別に輝いて見えます。そう、輝いて見える子はさわやかに感じられる子なのです。 今日お話しした「あいさつ」も「発表の声」も「進んで働くこと」も、気持ちの入れ方次第で、とてもさわやかに行うことができます。この春のすがすがしい気候のように、旭町小のみんなが明るくさわやかな毎日が過ごせるように願っています。・・・ 登校班会議・集団下校![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 登校班会議では、班長さんが中心となり登校時の良い点や改善点を話し合いました。あいさつをがんばる班や、並び順を工夫する班、横断歩道の渡り方を決める班など、それぞれの班の課題について具体的な取り組みを話し合うことができました。 地区委員さんからも励ましやお話をいただき、安全な登校について考える機会となりました。 4月25日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 子ども達は、「家にあるみたいだけど、使ったことはない」という子がほとんどのようでした。今ではパソコンやスマートフォンで、簡単に言葉の意味や漢字の書き方を調べることができます。特に大人は、国語辞典を手にしなくなったのではないでしょうか。しかし、学校での授業として国語辞典の使い方を指導するのは、子ども達にとってとても大切なことであると思います。(わずか2時間扱いではありますが…) 教科書には、「つめ」と「はしら」、「見出し語」の説明があり、それらを上手に使うことで、調べたい語句を素早く見つけられる手順が書いてあります。「つめ」は、分厚い国語辞典の背表紙の反対側にある「あ・か・さ・た・な…」と書かれた赤い四角の部分です。「はしら」は、ページの右上にある、そのページの最初と最後の見出し語が書かれている部分です。 2組では、全ての見出し語があいうえお順に並んでいるという仕組みを指導してから、調べたい語句を素早く引く練習をしていました。国語辞典には、時々イラストも載っているので、いろいろな語句についつい目が行ってしまいます。でも、それが国語辞典を使う一番の利点と言えるのかもしれません。(写真上) 昔は各家庭で国語辞典を用意してもらっていましたが、今は学校でクラスの児童数分をそろえています。子どもが関心をもったら、ぜひ買い与えてみてください。国語辞典を使って知らない言葉の意味を調べれば、言葉に対する理解が深まり、語彙力アップにつながります。電子辞書やインターネット、スマートフォンで検索するのと異なり、周囲の言葉まで目に入ります。一度に複数の言葉を覚えることができるのは、国語辞典を引くメリットであり、楽しみでもあります。 6年生は、理科の時間に「物の燃え方と空気」という学習をしています。まず、集気びんや底なし集気びんを使って、ろうそくの炎を入れて実験をしました。いくつかの実験から、物が燃え続けるためには空気の出入りが必要であることが分かりました。 今日も理科室で、その続きの実験がありました。空気は、窒素と酸素と二酸化炭素などの気体が混じり合ってできています。そして、全体の約78パーセントが窒素で、約21パーセントが酸素、二酸化炭素は約0.04パーセントであるということを学びます。そこで、それぞれの気体が「ものを燃やすはたらきがあるかどうか」を調べる実験をしました。 3つの気体は、実験用のボンベ(スプレー缶のようなもの)に入っています。水槽の水の中でそれぞれの気体を集気びんに入れてから取り出し、ろうそくの火を入れて調べます。窒素と二酸化炭素は、ろうそくを入れるとすぐに消えました。しかし酸素は、炎が大きくなり、激しく燃えました。この結果から、「酸素は物を燃やすはたらきがある」ということが分かりました。(写真中) 今後は、ものが燃える前と燃えた後の空気について、それぞれの成分の違いを調べていきます。6年生になって、実験内容がレベルアップしてきたことを子ども達も感じているようです。 5年生は、図工の時間に「季節を感じて」という学習をしています。画板に画用紙を挟み、敷き物を手に校庭や中庭に行きました。春の季節を感じながら、新しい学年になった自分の気持ちを絵に表現していく学習です。画材は、様々な色のコンテを使用していました。天然顔料を粉末状にして棒状に固めた描画材で、別名カーボンチョークとも呼ばれているものです。クレパスのように直接画用紙に描いたり、網にこすって粉末状にして色をつけたり、手でこすってぼかしたりすることができます。自然の景色の中で描くことで、様々なイメージが広がっていったようです。 ところで、中庭ではもうバラの花が咲き始めました。旭町小には、3種類のバラの木があります。アーチ状に仕立てているつるバラは、小さなピンク色の花をたくさんつけます。また、池の近くにはピンク色の中輪のバラが毎年咲きます。そして、ひときわ目立つのが真っ赤な大輪のバラです。(写真下) バラは、「花の女王」とも呼ばれるほど、圧倒的な存在感のある花です。花色や花の形、咲き方、さらに香りがあるものが多く、多くの愛好家が存在します。と言っている私もその一人です。私の家にもたくさんの種類のバラがあり、まさにこれからが一年で一番楽しみなシーズンを迎えます。 さらに、休みの日のたびに、様々なバラ園に行くのも楽しみの一つです。埼玉県には、きちんと管理されたすばらしいバラ園がいくつかあります。天候を気にしながら、どのタイミングで見に行こうかといつも考えています。 4月25日の給食![]() ![]() アジバーグ ひじきと根菜の炒め煮 キャベツの味噌汁 牛乳 一口メモ 「アジバーグ」は、アジのすり身とひき肉、豆腐、みじん切りの野菜に、味噌などの調味料で味付けをしています。このメニューは、千葉県の郷土料理の一つである「さんが焼き」をヒントに作りました。 千葉の海では、イワシやサンマ、アジなどの魚がたくさん獲れます。猟師さんたちは、獲れた魚を船の上で味噌と一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。そのなめろうを山へ持って行った時に、余ったアワビの殻に入れて山小屋で焼いて食べました。山の家で食べたことから、「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになったそうです。 しっかりと味付けをしているので、魚料理が苦手な子もおいしく食べられるメニューです。 委員会紹介集会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 当日は、各委員会の委員長がステージに立ち、それぞれの委員会がどのような仕事をしているのか、どんな目標をもって活動しているのかを発表しました。どの委員会も分かりやすい紹介で、聞いていた児童たちも興味津々の様子でした。 「自分たちの力で学校をよりよくしていこう」という気持ちが発表からしっかりと伝わり、見ている側も応援したくなるような集会になりました。特に高学年の児童たちが堂々と発表する姿は、下級生にとって良いお手本となったことでしょう。 これから1年間、それぞれの委員会が力を合わせて、学校生活をより充実させてくれることを期待しています。みんなで協力して、楽しく、気持ちのよい学校をつくっていきます! 4月24日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 授業の後半は、見つけたものをカードに絵で描く学習です。絵で表すとなると、1年生なりに「何にしようかな~」と考えていました。やがて、菜の花やタンポポ、コデマリの花を描き始めました。テントウムシを見つけた子もいましたが、飛んでいってしまい…残念でした。 今週、校庭の東側にある藤棚が満開になりました。きれいなフジ色の花房が、たわわに下がっています。このフジの花は、旭町小では特に手入れはしていません。長くなり過ぎた枝は主事さんが選定することもあるようですが、肥料などをあげなくても毎年よく咲いています。 藤棚の下に行くと、独特の強い香りがします。そして、クマバチがたくさん集まって飛び回る様子が見られます。すぐに1年生の子ども達がクマバチの存在に気づきました。あまりにも大きな体と羽音に、刺されるのではないかと心配そうでした。(写真上) 安心してください。藤棚に寄ってくるクマバチは、とてもおとなしい性格で、人を刺すことはほぼありません。また、多くのハチはメスが多いのですが、クマバチは半数がオスです。クマバチのオスには針がありません。 なぜ、藤棚にばかりクマバチがやって来るのか…とても面白い秘密があります。フジの花の中心は、固いフタに閉ざされています。クマバチのような力のある虫でないと、蜜を吸うことができないのです。ですから、クマバチにとってフジの花は、他のライバルに取られない自分たちだけの蜜になっています。逆にフジの花にとっては、クマバチだけが自分の花粉を運んでもらえる相手です。共にWin-Winの関係にあると言ってよいでしょう。 4年生は、総合の学習の時間に「共に生きよう わたしたちの町で」という学習をしています。自分たちが住む町の環境問題について、課題を見つけたり調べたりする学習をします。環境問題の中でも、身近なごみの問題について取り上げていきます。4年生の社会科の学習とも重なるところがありますが、下水道の出前授業や光が丘清掃工場の見学、さらには環境教育出前授業も取り入れながら、活動を深めていきます。 今日は、1組の子ども達が北校舎1階のゴミステーションにやって来て、調べ学習をしていました。学校は、たくさんの人が集まるところだけに、毎日多くのごみが出ます。また、様々な学習を通じて、日々ごみが多く発生するところでもあります。学校全体のごみが集まる場所がどのようになっているのか、ワークシートにまとめていきました。 北校舎の視聴覚室と給食室の間に出入り口があり、そこがゴミステーションになっています。ごみの種類が明記された棚やカゴ、ポリバケツがあり、きちんと分別して出すようになっています。燃えるゴミと燃えないゴミ、プラごみ、ペットボトル、空き缶、電池…と、いろいろな分類がされています。また、紙類も分別して出すようにしています。段ボール、再生できる紙、その他の紙ごみというように分けています。ゴミステーションを調べる活動を通して、教室で出るごみをまずはしっかり分別することが大切であると気がついたようです。(写真中) この場所は、外に出ると北門に直結しています。決まった曜日にごみの回収に来てもらっています。さらに学校では、毎日給食関係のごみが大量に出ます。調理中に出るごみや残菜を含めると、家庭で出るごみの何倍もの量になります。4年生は、1学期中に栄養士さんから、そのような話を聞く機会もあるはずです。 6年1組の教室で、「まどさんからの手紙」という資料を使った道徳の授業がありました。まど・みちお さんが84歳の時、母校の小学校の子ども達に送った手紙をもとに出版された「まどさんからの手紙 こどもたちへ」という絵本が基になっている資料です。「未来に向かって よりよく生きる喜び」について考えさせる授業でした。 まど・みちお さんは、多くの童謡の作詞を手がけました。さらに、旭町小の校歌を作詞した方です。まどさんの言葉は、独特な力をもって読む人に迫ってきます。「小学生は うまれてはじめてのがっこうで、たった一回きりのすばらしい『とき』です。 すっごい『とき』です。」と表現し、何事にも全力でがんばることの大切さを伝えています。6年生の子ども達は、どんなことを感じ取ったでしょうか。(写真下) 4月24日の給食![]() ![]() すき焼き風肉豆腐 野菜の甘味噌和え 牛乳 一口メモ 今日の「すき焼き風肉豆腐」は、焼き豆腐を始め、豚肉や玉ねぎ、にんじん、しらたき、焼き麩、白菜などをしょう油と砂糖ですき焼き風の味付けにしています。すき焼きの味付けは、ご飯がよく進みます。具だくさんなので、野菜もたんぱく質もしっかり摂ることができます。 すき焼きの名前は、田畑を耕す時に使われる「鍬(すき)」という農作業の道具に由来します。鍬を使って、豆腐や魚をのせて火にかけて焼いていたことから、「すき焼き」と呼ばれるようになりました。この他、薄切り肉を意味する「すきみ」から「すき焼き」となったという説や、好きなものを焼くからという説もあるそうです。 4月23日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() リズムがよく心地よいというのは、一行ずつが決まった音数で作られている詩であるからです。「あかるい あさひだ あいうえお いいこと いろいろ あいうえお…」というように、「4音・4音・5音」という形式になっています。 教科書には、「あいうえお」それぞれの口の開け方の写真が一緒に載っています。母音の響きや口の形を意識させることも指導内容の一つになっています。2年生以上の学年では、物語教材の音読の宿題が出されているのではないでしょうか? 口をしっかり開け閉めして、はっきりとした読み方をしているか確認してあげてくさい。大人もそうですが、聞き取りづらい声の人は、口の開け方がはっきりしていない場合が多いです。 2組では、教科書を両手で持ち、繰り返し音読の練習をしていました。音読は、教科書の文字を目で追いながら行うことが欠かせん。暗唱したから見なくても…というのはまた別問題です。しっかり文字を見て読む習慣をつけさせていきます。低学年では、指で文字を追いながら読ませるのも効果的です。(写真上) 学習の差というのは、実はこういう些細なところから生まれてくるものです。全員で音読をしている時に声を出していなかったり、違うところを見ながら声を出していたり…その積み重ねが読解力の差になっていきます。 3年生は、音楽の時間にリコーダーの練習をしています。リコーダーは、3年生から指導する楽器です。2年生の終わりに注文をして購入した子が多く、名前が彫られた真新しいリコーダーを手に、どの子も楽しみな様子でした。 先週、初めて持ち方や音の出し方を習っていました。今日も、「ソ」の音をきれいに出す練習から始めていました。右手はリコーダーの下の方を持ち、左手で「ソ」の音になるように穴をふさぎます。例年、右手と左手を逆に持つ子が多いのですが、今年の3年生はまずそれが見られませんでした。 先週はなかなかきれいな音が出せずに、「ソー」が「ピー」になってしまう子がほとんどでした。親指の押さえ方が弱かったり、人差し指~薬指の3本のどこかにすき間があったりしたのでしょう。しかし今日は、少しずつきれいな音が出せるようになってきていました。(写真中) 今後は、タンギングを使った吹き方とともに、他の音階も少しずつ増やして練習していきます。1学期中に簡単なリコーダー奏ができるようになるでしょうか。小学校では、6年生の終わりまで使用する楽器です。大切に扱うとともに、いろいろな曲が演奏できるように指導していきます。 1年生の各教室で、「5は いくつと いくつ」という算数の学習がありました。前時までは、1~5の具体物の数を数える学習をしてきました。今度は、5という数字について、構成を理解する内容です。つまり、5の合成・分解についての学習です。 「合成」とは、例えば5という数を1と4を合わせた数と見る場合のことを言います。逆に5という数を1と4に分けて見る場合は、「分解」と言います。たし算や引き算は、このような見方が元になっています。ですから、合成分解を理解することで、計算の基礎を身に付けることが期待できるというわけです。(写真下) 今後は、6~10の数についても同様に学習をしていきます。数を数えたり数字を書いたりするとともに、6~10の合成・分解について学びます。「いくつといくつ」を制する者は、1年生の算数を制す・・・と言われるように、1年生の算数の根幹にあたる学習です。2学期には、繰り上がりのあるたし算と繰り下がりのあるひき算の学習があります。その際に必要なのが「いくつといくつ」…つまり合成と分解です。「7+5」は、「7はあと3で10になる」「5を3と2に分ける」「10と2で12」と考えていきます。 4月23日の給食![]() ![]() ハニーサラダ オレンジ 牛乳 一口メモ 世界にはいろいろな料理があり、箸やフォーク、手を使うなど、様々な食べ方があります。 今日の献立は麺料理ですが、同じ種類でも国によって食べるマナーが違います。ラーメンやそばを食べる時は、音を立てても大丈夫です。しかし、西洋では音を立てないように食べるのがマナーです。パスタの本場であるイタリアでは、スパゲティは音を立ててすすらないという食べ方のマナーがあります。また、途中で噛み切るのもマナー違反です。ひと口分をフォークで巻いて食べるようにします。 食事のマナーは、一緒に食べる人を不快にさせないためのものです。世界の食文化を知るとともに、お互いを尊重できるようにしたいものです。 4月22日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 教科書には、日本のプロ野球時代(日本ハム・ファイターズ)の投球フォームの写真が載っています。・・・大谷選手は、本格的に野球を始めた小学校3年生の頃から「プロ野球選手になりたい」と言い続けてきました。大谷選手が通っていた高校では、「目標達成シート」を活用していました。中心に夢や希望を書き、それをかなえるために何をすべきかを回りに具体的な行動として書き込んでいくものです。大谷選手は、当時の夢だった「ドラフト1位で、8球団から指名される」と目標シートの中心に書きました。そして、書き込んだことを一つ一つ確実に達成していったのです。・・・教科書には、大谷選手が実際に高校生の時に書いた目標達成シートの写真も載っています。大リーグに入った時によく話題になった、「ごみ拾い」や「審判への態度」も具体的な行動として書かれています。改めてすごい選手だなと感じさせられます。 授業では、「目標達成シート」を見て気付いたことを交流した後に、夢や目標を実現するのに大切なことについて話し合いました。さらに、自分の「目標達成シート」を書いてみることで、夢や目標の達成を目指して努力しようという気持ちをふくらませていきました。(写真上) 1年2組の教室では、図工の時間に「はさみの使い方」の学習をしていました。はさみは、保育園や幼稚園の頃からよく使ってきた道具です。小学校では、道具箱の中に入れておき、のりとともに日常的によく使います。点線が印刷されたプリントを配り、その線に沿ってはさみで切る練習をしました。直線の次はくねくねと曲がった曲線を切る練習もしました。(写真中) はさみの切り方の基本は2つあります。ひとつ目は、刃先を使わずに、刃の奥から刃先の手前までを使って切ることです。音で表現すると、「チョッキン」ではなく、「チョキチョキ」と切ることです。また、はさみの切り方のもうひとつは、紙を動かすことです。はさみはなるべく同じ位置で、紙の方を動かして切っていきます。しかし、この2つ、1年生にはまだ難しいかもしれません。次第にきれいに切るコツがつかめるようになってくるでしょう。 ところで、左利きの子は、専用のはさみを使うようにしているでしょうか? 今はちゃんと左利き用のはさみが売られています。右利きの私には理解が難しいのですが、左利きの人には普通のはさみ(右利き用のもの)は全く使いづらいと言います。図工室では、ちょうど3年生がはさみを使って授業をしていました。専科の授業では、図工室にあるはさみを全員に使わせています。左利き用のはさみもちゃんと用意してありました。 さらに先生が言うには、カッターナイフも左利きの子ども用に用意しているとのことでした。カッターの刃を逆向きにつけることで、左利きの子が使いやすくなるそうです。実は、私の2番目の子どもも左利きです。すでに成人していますが、子どもの頃に様々な道具で苦労したと聞いたことがあります。その一つに給食の「おたま」を挙げていました。他の道具も、昔は右利き用のものがほとんどで、左利きの子どものことはほとんど考えられていませんでした。 2年生は、算数の時間に「たし算のひっ算」の学習をしています。1組では、繰り上がりのある「35+29」の筆算の仕方を学習していました。 2桁+2桁の筆算については、先週まで繰り上がりのない場合まで習いました。1の位から順に計算するということは、学習済みです。同じように計算すると、「5+9=14」となります。具体物(ブロック)で考えると、10の束が1つできるということが分かります。この10は、次の十の位同士のたし算に合わせることが大切になります。そこで、筆算の「35」の「3」の上に「1」をメモして計算するようにします。この繰り上がりの補助数字「1」は、どこに書いても間違いではありませんが、十の位の上に書くのが一番分かりやすいようです。(もちろん、補助数字は書かなくても良いのですが、計算ミスをなくすために書かせるように指導します。) 先生が電子黒板に筆算の仕方を動画で映し、まとめをしていました。これは、子ども達の教科書についているQRコード(16ページ下)を開くと見ることができます。(写真下) 4月22日の給食![]() ![]() シシャモの磯辺揚げ 大根とツナのサラダ 呉汁 牛乳 一口メモ シシャモは、カルシウムが多くふくまれている食材なので、育ち盛りの子ども達にはしっかり食べてもらいたい食材の一つです。給食では、月に1回ぐらいの頻度でシシャモを出しています。子ども達に楽しんで食べてもらえるように、味付けや調理法を変えて出すようにしています。 クイズです。シシャモは、1尾で牛乳何本分のカルシウムを摂ることができるでしょうか? (1) 牛乳1/2本 (2) 牛乳1本 (3) 牛乳2本 答えは、(2)の牛乳1本分です。骨を丈夫にするには、カルシウムをしっかり摂るとともに、外で元気に体を動かすことも大切です。 音楽(マーチングに向けて) 6年生![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() マーチングは、6年生にとっても初めて手にする楽器が多いので、楽器を決めるまでに時間がかかります。大太鼓も小太鼓も床に置いた状態で演奏するのと、キャリングホルダーを使って肩から下げた状態で演奏するのとでは、体にかかる負担が大きく違います。大太鼓は人気の楽器で希望者も多いのですが、実際に持ってみると、その重さに耐えられなくてあきらめる児童も出てきてしまいます。そういう意味では、どの楽器も見た目以上に大変な思いをしながら、毎年6年生が楽器の練習に取り組んでいます。 今年の6年生は、まだいろいろな楽器を試している最中で、自分に合う楽器を探しているところです。その反面、なんとしてもこの楽器がやりたいという強い気持ちをもって取り組んでいる児童もいます。グロッケンや大太鼓などの楽器でも、「家で練習してきました」と言って、あっと言う間にマスターしてしまっているのには本当に驚かされます。子供のやる気ほどすごいものはありません。 今年度はどのようなメンバー構成になるのか、これから厳しいオーディションをせざるを得ない楽器もありますが、見守っていきたいと思います。 図工「しんぶんす」(2年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「しんぶんす」とは、新聞でつくる自分たちの居心地のいい巣です。新聞をふかふかにしたり、壁をつくったり、天井や窓をつくったり・・・。材料や場所と関わりながら楽しく活動しました。 ふり返りタイムでは、友達と一緒につくることがとても楽しかったという感想がありました。アイデアを出し合ったり、いろいろな巣に遊びに行ったりする活動を通して、友達のよさを発見することができたようです。ポストをつくったり、紙面のイラストを切り抜いて巣の壁に飾るなど、ユニークなアイデアも生まれました。 4月21日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() また、「車のいろは空のいろ」は、シリーズ本として何冊が出ています。心やさしいタクシー運転手の松井さんと、不思議なお客さんたちとの出会いが温かく描かれている名作です。 その中でも、「白いぼうし」は最も印象に残るファンタジー作品になっています。物語は、「これは、レモンのにおいですか。」というお客の紳士のセリフで始まります。運転手の松井さんは、レモンではなく夏みかんであることを伝えます。夏みかんの挿絵が効果的に描かれていて、こんなに香りを感じられる物語はありません。 松井さんにとって大切な夏みかんでしたが、車道に落ちていた「白いぼうし」の中に置いていくことにしました。男の子が苦労して捕まえたであろうモンシロチョウを、帽子を拾いあげた時に逃がしてしまったからです。こういうところにも、松井さんの優しさを感じとることができます。 物語がファンタジーになるのはそこからです。松井さんがタクシーに戻ると、女の子が後ろのシートに座っていました。・・・さあ、この後の展開を読んで、子ども達はこの女の子の正体に気がついたでしょうか。女の子が行き先を菜の花横丁と言ったこと、虫取り網を持った男の子を見つけるとタクシーを早く出すように頼んだこと、団地前の野原で女の子はいなくなったこと、そしてチョウチョの「よかったね。」「よかったよ。」という声が聞こえてきたこと…。繰り返し音読をすることから、ファンタジーのからくりが分かってくるのかもしれません。(写真上) 3年生は、算数の時間に「九九を見直そう」というかけ算の学習をしています。今日は、「0のかけ算」についての学習をしていました。じゃんけんゲームでの点数と勝った回数から、それぞれの得点を計算することを基に考えさせていきました。 2点が5回で「2×5=10(点)」です。では、3点が0回だったらどうでしょう? 3点が1つもないということは、0点ということです。よって、「3×0=0」となります。次に、0点が4回あったらどういうことになるでしょう? 0点は、いくつあっても0点にしかなりません。よって、「0×4=0」となります。これらのことから、「どんな数に0をかけても、また0にどんな数をかけても、答えは0になる。」ということが分かりました。(0×0も0です。) 0の考え方は、計算上では簡単ですが、その意味を確かめ証明させるのは難しいものです。(写真中) 1年1組で、道徳の授業がありました。教科書の初めにある「どうとくが はじまるよ」というページを使って、「道徳の授業とはどういう時間なのか」について指導していました。練馬区で採用している道徳の教科書には、どの学年にも最初にこういうページがあります。 「どうとくでは、なにをかんがえるのかな」と書かれていて、「じぶんのこと」「あいてのこと」「みんなのこと」「いのち、しぜんなど」の4つに分けてイラストが描かれています。道徳で指導する「内容項目」のくくりになります。次のページには、「どうとくは、こころについて かんがえるじかん。」「いろいろなこころを みつけよう。」と書いてあり、様々な表情のイラストが載っています。 1組では、イラストに描かれている男の子の表情を見て、どんな気持ちなのかをみんなで想像してみました。目をつむって口を開けている表情は、「うれしそう」と答えた子もいましたが、「痛そう」や「酸っぱいのかな」と答えた子もいました。こういうことを通じても、いかに一人一人の感じ方が違うのかということが分かります。つまり、道徳の時間は一人ずつ違った考え方や感じ方があり、それでよいということです。(写真下) 1年生の道徳の授業は、しばらくは教科書の絵を見ながら話し合う形で進めていきます。お話を読んで気持ちを考え、自分の生活と比べさせていくのは、1学期の中頃からになります。 4月21日の給食![]() ![]() 棒ぎょうざ 中華風サラダ 五目スープ 牛乳 一口メモ ぎょうざは、中国料理の一つです。中国では縁起のよい料理とされていて、お正月にも食べているそうです。 よく目にするぎょうざは、三日月型をしています。これは、中国で使われていたお金が三日月の形だったことからきているそうです。お正月に食べるものなので、福を呼び込む縁起のよい形で作られるようになりました。 今日は、食べやすく、一つでもボリュームたっぷりの「棒ぎょうざ」を作りました。豚ひき肉や野菜などをよくこねて、ぎょうざの中身を作ります。それを大きな四角いぎょうざの皮で包み、油を塗ってからオーブンで蒸し焼きにして作りました。焼く時に皮に油を塗っておくと、ジューシーでしっとりと、おいしく仕上がります。 4月21日(月) その1![]() ![]() ・・・今日は、「生活リズム」についてのお話をします。「生活リズム」という言葉は、いろいろなところで聞いたことがあるのではないでしょうか? 新しい学年で新しい生活がスタートし、2週間が経ちました。学校生活には、きまった時間に何をして、次に何をするという「きまり事」があります。そういう学校でのきまり事全体を含めて「生活リズム」と呼んでいます。 例えば1年生のみなさんは、朝、教室に入ってきたら、まずランドセルの中身を出して校帽をしまいます。そして、後ろのロッカーにランドセルを置きに行きます。次に、名札をつけてから連絡帳や提出物を先生に出し、自分の席に着きます。朝の会が始まるまでは、本を読んだりお絵描きをしたりします。…というように、毎朝の生活リズムがあります。入学して最初のうちは、6年生のお兄さん・お姉さん達に手助けをしてもらっていました。しかし、2週間ほど経った今では、ほとんど一人でできるようになってきました。生活リズムが身についてくると、次に何をしたらよいという見通しが立つとともに、安心感が生まれます。 2年生以上のみなさんも、新たな学校生活のリズムがこの2週間でしっかりと身についてきたでしょうか? 授業と休み時間、授業と給食の時間、あるいは掃除の時間と、学校での生活には時間で区切られたリズムが様々にあります。きちんとそれらの時間のけじめをつけることが「生活リズム」と言えます。休み時間は、トイレや水飲みを済ませておくための時間です。授業中によくトイレに行く子はいませんか? 「休み時間に済ませておけばよかった。」と後から思うのは、生活リズムができていない表れです。 生活リズムは、学校だけのことではありません。家庭での生活にも、きまった時間にやるべきことがあり、言われなくても自分でできなければならないことがたくさんあるでしょう。例えば、学校に遅れないように登校してくるためには、朝何時に起きて顔を洗い、着替えをして朝食を食べて、歯みがきやトイレを済ませ、何分に家を出て…という生活リズムが欠かせません。 さらにその朝の生活リズムのためには、夜何時に寝なければならないという生活リズムが存在します。さらにさらにさかのぼっていくと、学校から帰ってから何時までに宿題を済ませ、明日の準備をしなければならないという生活リズムも必要になってきます。 こう考えてみると、1日24時間の全ての時間に「生活リズム」がなければ、学校生活が成り立たなということが分かります。よく、「早寝・早起き・朝ご飯」が大切であると言われます。きまった時刻に早めに布団に入り、きまった時刻に早起きし、きちんと朝ご飯を食べる生活をすることが「生活リズム」をつくっていくことになります。毎日心がけていきたいですね。・・・ |
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