12月1日(月) その2
ところで、この「翼をください」は、もともとはフォークグループの「赤い鳥」が出したシングル盤のB面の曲として世に出たのが始まりです。(ちなみに、A面は「竹田の子守唄」でした)その後、別の女性歌手がカバーしたのがきっかけで有名になりました。そして、音楽の教科書にも掲載されるようになり、すでに半世紀近く音楽の時間に歌われてきています。 歌詞には、翼を得て自由に飛び立ちたいという願いが込められていて、聴く人に勇気と希望を与えてくれます。そのため、子どもから大人まで共感できる曲として愛されてきました。現在までたくさんの歌手がカバーしてきていますが、私が好きなのはニュージーランド出身のヘイリーが歌った「翼をください」です。アルバム「Sings Japanese Songs」の8曲目に入っています。透明感のあるソプラノの歌声が印象的です。(英語版です)YouTubeでも聴くことができます。 3年生は、国語の時間に「食べ物のひみつを教えます」という学習をしています。その前に学習した「すがたをかえる大豆」の説明文で学んだことを使い、読む人に分かりやすい説明する文章を書く活動に取り組みます。姿を変えて食品の材料になっている食べ物として、「米、麦、とうもろこし、牛乳、魚、いも、卵」などの中から調べていきます。調べる資料として、光が丘図書館から団体貸し出しの本がすでに届いています。教科書の文章を参考に、「はじめ」「中」「終わり」の構成を考えて説明文にしていきます。 「魚がへんしん!」という本を調べていた子がいました。水産物をたくさん食べている日本人としては、魚がどんな食品に変わっているのかをきちんと理解しておく必要があります。ちくわやかまぼこ、つくだ煮、干物、ツナ缶、かつお節…日頃食べている料理の中にたくさんの「魚」が姿を変えて入っていることが分かります。(写真中) 展覧会に向けて、会場となる体育館の準備が毎日進められています。平面作品と立体作品の展示がほぼ終わり、あとは共同作品の展示や作品表示などの作業を行っていきます。 6年生が集まり、学年の先生から展覧会に向けて学年指導がありました。1つは、展覧会の初日(木曜日)に行う「たてわり全校制作」についてです。たてわり班の教室に集まり、細長い紙を丸くしながらつないでいく方法について説明を聞きました。てきぱきと6年生がリードしなければならない取り組みであるということが理解できたようです。 次に、3日目(土曜日)に行う「子どもガイド」についてです。あらかじめ各自がどの学年の作品について担当するのかを決めておき、訪れたお客さんにきちんと説明ができるようにしておかなければなりません。実際に体育館に入ってみて、どの学年を担当したらよいかを考えさせていました。(写真下) 旭町小の展覧会では、どちらも今回初めての取り組みになります。6年生の役割がとても大きいですが、最高学年のがんばりに期待したいと思います。 12月1日(月) その1
・・・いよいよ今週の木曜日から展覧会が始まります。1年生から6年生まで、全校児童が図工の時間に作った絵や工作、さらに5,6年生は家庭科の作品が展示されます。図工の作品は一人2点ずつ、高学年の家庭科の作品は1点ずつ出品されるので、合計すると体育館の中に約750点の作品が並ぶ予定です。また、この他にも、学年のみんなで一緒に作った共同作品も飾られ、展覧会の会場を華やかに彩ります。なお、この共同作品には、椅子や楽器、万華鏡など、触って楽しめる作品もあるので、とても楽しみです。 さらに今年の展覧会では、たてわり班で協力して作る「全校制作」にも取り組みます。旭町小の特色であるたてわり班活動を通して、1年生から6年生までが力を合わせて楽しく取り組めるように期待しています。 さらにさらに、今回初めての取り組みがもう一つあります。5,6年生による「子どもガイド」です。展覧会の最終日である今週の土曜日は、保護者鑑賞日として朝からたくさんの地域や保護者の方々がいらっしゃいます。会場に来た人たちに、作品の説明を行うのが「子どもガイド」です。5,6年生のみなさんは、会場に来た大人の方々に対して、旭町小の展覧会をどのように説明するでしょうか。しっかり準備をして、きちんと作品のすばらしさが伝わるようにがばってください。 今回の展覧会のスローガンは、「ひらこう 心の宝箱 見つけよう 新しい発見」です。展覧会は、作品を完成させて終わりではありません。自分の作品とともに、友達の作品、あるいは他のクラスや他の学年の作品を見て心に感じ取ることが重要です。どの作品にも、「どんな形にしようかな」とか、「ここをこうしてみようかな」という一人一人の思いが込められて制作されてきました。その思いや工夫を感じ取りながら、一つ一つの作品をじっくりと鑑賞することが大切です。 展覧会では、友達の作品はもちろんですが、自分の作品も大切にするようにしてください。「自分の作品を大切にする」というのは、作品を持ち運ぶ時に気をつけましょうということだけではありません。展覧会が終わって家に持ち帰ってからも、心をこめて作った作品を大切にするようにしたいものです。 校長先生が小学校3年生の時に展覧会がありました。今でもはっきりと覚えていることがあるので、紹介します。展覧会に出品した工作は、画用紙と割りばしを使って作った「ぼく・わたしの住みたい家」という作品でした。展覧会が終わり、全員が自分の作った家の作品を持ち帰った次の日のことでした。担任の先生が、少し厳しい顔になり、クラス全体に話をされました。 「昨日、みなさんはどのようにして展覧会の作品を持ち帰りましたか。大きな作品だったので、持ち帰るのが大変だったと思います。残念なことに、帰り道に作品を振り回して乱暴に扱っている子がいました。心をこめて作った作品だったはずです。今日、中村さんの日記には、このようなことが書いてありました。『私は、展覧会の作品を持ち帰って、2階のところにもう一つ窓を作りました。そうしたらもっとすばらしい家ができました。今度は色も塗って、自分の部屋に飾っておきたいと思います。』」当時、中村さんは、普段はあまり目立たないおとなしい子でした。でも、その時は、とても立派な子だなと感心したことを今でもはっきりと覚えています。 展覧会は、今週の木曜日から始まって3日間開催されます。土曜日で展覧会が終わってしまっても、みなさん一人一人の作品は、いつまでも輝き続けます。たくさんの時間をかけて工夫し、苦労した分だけ、心に残るものになるはずです。・・・(写真上) 次に、読書感想文コンクールの表彰をしました。夏に書いた読書感想文の中から、学校代表として6名の作品を提出しました。全員に賞状が届いたので、一人一人に手渡しました。また、そのうちの6年生の1人は、東京都の「特選」に選ばれています。(写真中) 続けて、代表委員会の児童による展覧会のスローガン発表がありました。「ひらこう 心の宝箱 見つけよう 新しい発見」のスローガンに込めた意味を、全校児童にきちんと伝えることができました。このスローガンは、体育館の入口付近に飾る予定です。(写真下) 12月1日の給食
じゃがいもとツナの中華炒め みかん 牛乳 一口メモ みかんは、冬が旬の果物です。一般的に「みかん」と呼んでいるものは、「温州みかん」という種類のことです。日本で一番たくさん作られているため、みかんの代表選手とも言えます。 みかんには、風邪の予防に役立つビタミンCが多く含まれています。実についている白いすじや薄皮にも栄養がたくさん含まれています。ここには、お腹の掃除をしてくれる「食物繊維」がたくさん含まれています。 いよいよ12月に入りました。風邪などが流行る時期なので、よく食べて休養を取り、体調を整えていけるようにしましょう。 本の紹介(3年生)
発表内容は、本を選んだ理由や大まかな内容、読みたくなるようなページの紹介などです。初めてタブレットのスライド機能を使い、写真を取り入れるなど工夫をして、よりわかりやすく伝えられるようにしました。 発表中は1年生から感想や質問も出て、発表者も答えながら交流を楽しむ様子が見られました。発表前は少し緊張していた3年生ですが、発表が終わると笑顔があふれ、自信につながったようです。 今回の活動を通して、3年生は伝える力やICTのスキルを学ぶことができました。 11月28日(金)
ところで、この物語の作者は、蜂飼耳(はちかい みみ)さんです。詩人や作家として活躍されている方で、小説やエッセイ、児童文学などの様々なジャンルで本を出しています。児童文学で特に目を引くのは、「イソップ絵本 シリーズ」です。世界的に有名なイソップ物語は、日本でもかなり昔から絵本化されてきました。それをあえて現代詩人としての感覚で、イソップ物語をみずみずしい語り口で書き著したシリーズになっています。 一方、「みきのたからもの」の挿絵を担当しているのは、柴田ケイコさんです。「しろくま シリーズ」や「パンどろぼう」の絵本で有名な作家・イラストレーターです。教科書の挿絵を見るとすぐに気がつくと思いますが、肝心かなめの宇宙人「ナニヌネノン」は描かれていません。読者にその姿を想像させようという思惑なのでしょう。(写真上) 3年生は、社会科の時間に「安全なくらしを守る」という学習をしています。初めに「火事をふせぐ」という学習から、消防設備や消防署のはたらきについて学習してきました。それに続いて今月は、「事故や事件をふせぐ」という警察署に関する学習をしています。 2組では、事件や事故が発生して110番通報があった場合に、警察署の人たちにどのように伝わるのかを調べていました。警察官が犯人を追ったり交通事故の対応をしたりする様子は、「警察24時…」などの番組でよく見て知っています。ですから、交通事故が起きて電話をすると、現場にすぐにパトカーがやって来るということは分かっています。しかし、110番の電話がどこにつながっていて、どのようにして近くのお巡りさんに連絡が届くのかということは、今回調べてみて初めて知ることができました。(写真中) 110番通報は、全て警視庁にある通信指令センターにつながります。そこからすぐに、近くの交番や関係施設に連絡がいくようになっています。さらに、巡回中のお巡りさんにも無線でその情報が届き、すみやかに現場に行くことができるようになっています。 3年生は、来週水曜日に、光が丘の警察署と消防署に社会科見学に行きます。人々の安全を守るために、日頃どのような仕事をしているのか、見学を通して学んでくる予定です。 道徳の教科書に掲載されている資料には、もともと物語として書かれた有名なお話が含まれています。4年生の教科書にある「泣いた赤鬼」もその一つです。「泣いた赤鬼」は、浜田廣介が作った児童文学で、絵本としても有名な作品です。道徳の授業では、「友情・信頼」について考える資料として扱われています。 この物語は、人間たちと仲良くなりたい赤鬼が、青鬼に思いを打ち明けることから話が展開します。青鬼は赤鬼に人間たちの前で芝居することを提案し、赤鬼はしぶしぶその提案を受け入れます。人間の前で一芝居打つことで、赤鬼の「人間と仲良くしたい」という思いは達成します。しかし、青鬼はそれ以降、赤鬼の前に現れなくなりました。数日後、青鬼の家を訪れた赤鬼は、青鬼の思いが綴られた貼り紙を読んで涙にくれることになりました・・・というお話です。 ただ、友情・信頼について考えさせる道徳の授業として扱うには、とても難しい資料でもあります。青鬼の自己犠牲的な思いに焦点が当たると、様々な受け取り方が生じます。4年生の道徳では、友達を思って行動することのすばらしさに気づかせていく…という展開で道徳の授業に結び付けていきます。(写真下) 11月28日の給食
サバの味噌煮 沢煮椀 牛乳 一口メモ 沢煮椀は、いろいろな野菜が入ったあっさりした味わいの汁です。沢煮椀の「沢」という字は、水のたまった場所や細い川などを表す意味の他に、「たくさんの」という意味があります。野菜がたくさん入っていることや、せん切りの野菜が流れる川の様子に見えることから、この名前がついたと言われています。 今日の沢煮椀には、たけのこやにんじん、インゲンなど、8種類の具が入っています。愛知県の長久手市の郷土料理の一つです。 児童集会(学校かくれんぼ集会)
見つけた集会委員からは、その場でクイズやミッションが出されます。「各学年の担任の先生の名前を答えましょう」「班の全員が手をつないだ状態でフラフープを通しましょう」など、たてわり班の仲が深まる内容ばかりでした。クイズやミッションをクリアするとシールがもらえ、子どもたちは「次はどこかな?」「いま何枚集まった?」とわくわくしながら取り組んでいました。 活動を通して、学年をこえた交流が深まり、たてわり班の仲もさらによくなる温かい時間となりました。今後も、子どもたちが主体となって楽しめる集会づくりを続けていきます。 本の探検ラリー(3年生)
図書室に設置された3か所のラリーポイントには、本の内容について書かれた難易度別の問題カードと本が用意されています。子どもたちはカードを選び、そこに書かれている本を探して、本の内容についての答えを探します。答えがわかったら、ボランティアの方と答え合わせをして、次のポイントに進みます。 ラリーの中では、普段手に取らないジャンルの本に出会ったり、真剣に本に向き合って問題の答えを探したりと楽しむ姿が見られました。クリアの証のスタンプが増えるたびに、子どもたちの表情は達成感でぱっと明るくなっていきました。 活動を終えた児童からは、「楽しかった」「もっとやりたい!」といった声が多く聞かれ、読書への意欲の高まりが感じられました。 これからも、子どもたちが読書に親しみ、学びを広げられるような取り組みを続けていきます。 11月27日(木)
その後、単位面積当たりの人口として表す「人口密度」について学習し、続いて「速さ」の学習に入りました。速さは、同じ単位量(時間)に進んだ距離で表されます。「速さ」についての学習は、以前の教科書では6年生で指導していた内容です。指導要領の改訂により、5年生で学習することになりました。 速いか遅いかを比べるには、「同じ時間に進んだ距離を比べる方法」と、「同じ距離にかかった時間を比べる方法」の2通りがあります。単位当たりの量は、比べられる量÷もとにする量で求まります。どちらをもとにする量とするかで、比べ方が2通りあるというわけです。しかし、速いか遅いかを比較するには、「数字が大きい方が速い」という感覚の方がとらえやすいものです。そこで、「速さ=道のり÷時間」で求めることとし、単位時間あたりに進んだ距離で表すようにしています。 今日は、新幹線のはやぶさ号(3時間で660km進んだ)とかがやき号(2時間で420km進んだ)の速さを比べる問題に取り組んでいました。さらに、時速や分速、秒速の求め方についても学習しました。先ほどの公式を使って時速や分速、秒速を求めていけばよいのですが、単位の換算を理解していなければつまずきが生じます。また、道のりを求めたり、時間を求めたりする問題もあり、別の公式を考える必要性も出てきます。5年生の算数の時間は、盛りだくさんな内容で難易度の高い学習をがんばっているところです。(写真上) 4年生は、理科の時間に「物の体積と温度」という学習をしています。今まで、空気や水を温めると体積がどのように変化するのかを、実験を通して調べてきました。空気と水では、温めると体積が増えるという点では同じでも、その増え方に大きな違いがありました。温めると体積が大きく増える空気に比べて、水は少ししか体積が増えないということが分かりました。 今日は、2組が理科室に行き、「金属を温めると体積はどのようになるか」という実験を行っていました。理科室には、金属球膨張実験器があります。鎖につながれた金属球(真ちゅう製です)をカセットコンロで熱し、熱くなった状態で金属製の輪を通るかどうかを調べます。熱する前に、金属球が輪を通る状態であることを確かめてから行います。コンロの火で金属球を温めてから試してみると、さっきは通っていた輪に引っかかることが分かります。このことから、金属は温められたことで体積が増えたということが証明されました。(写真中) 金属球は、目に見えて大きくなったわけではありません。ほんのわずかですが、熱することで体積が増えました。教科書には、鉄道のレールの例が紹介されています。レールとレールのつなぎ目は、夏は隙間が少なく、冬は隙間が大きくなります。また、ジャムの蓋が開けづらい時は、蓋を温めると簡単に開けることができます。これも金属の熱膨張を利用しています。 先週の金曜日に、6年生と教職員とで展覧会の会場準備作業がありました。跳び箱やマットなどの体育用具をしまい、テーブルや卓球台などの展示用に使う台を体育館に運び入れました。その後、放課後の時間を使って少しずつ作品の展示を進めているところです。 今日は、立体作品の搬入作業をしました。準備室等に置いてあった各自の立体作品を持って体育館に入り、自分の学年の展示台に並べていきました。今後、作品の配置調整は先生たちで行っていきます。まずは、自分の作品と名札を照合させて置くことで、きちんと作品がそろっているかどうかの確認をしました。 1年生の立体作品は、「ごちそうパーティ」です。自分で考えたおいしい料理が、お弁当箱にいっぱい入っています。一人一人の作品もさることながら、学年全員のお弁当箱が並ぶと、一層豪華でおいしさが増すように感じます。5,6年生の家庭科作品も含めて、6校時までに全ての学年の立体作品が体育館に集まりました。展覧会に向けた先生方の準備作業が、いよいよ本格的に進められていくことになります。(写真下) 11月27日の給食
切り干し大根入り五目卵焼き 実だくさん味噌汁 みかん 牛乳 一口メモ 切り干し大根は、大根を薄く切って干したものです。生の大根より水分が減るため、おいしさが濃くなります。さらに食物繊維やカルシウム、ビタミンB1・B2などの栄養素もぎっゅと詰まっています。 干すことでコリコリとした歯ごたえになります。また、調理する時には出汁をグングンと吸い込み、味がよく入ります。煮物に使うイメージが強い切り干し大根ですが、サラダにしたり炒め物に使ったりしてもおいしい食材です。今日は、炒め煮にした後に、卵焼きの具にしてみました。 11月26日(水)
アルファベットについては、3年生の外国語活動で大文字について学習してきました。また、3年生の国語の時間には、ローマ字の学習をしてきています。(ローマ字については、4年生でも9月に少し学習しました。)しかし、ローマ字の学習で目にしてきたアルファベットの小文字は、母音となる「a、i、u、e、o」とカ行からワ行の「k、s、t、n、h、m、y、r、w」ぐらいです。 アルファベットの小文字に注目してみると、身近なところにたくさん使われていることに気がつきます。授業では、外国語講師の辻先生とALTのレイア先生に指導していただき、様々なゲームを通じて楽しく学ぶことができました。3,4年生の外国語活動は、「話すこと」と「聞くこと」を中心に学習します。「書くこと」と「読むこと」に関しては、外国語が教科となる5年生からの内容です。しかし、先日行われた6年生の英語4技能検定(GTEC)でもそうでしたが、外国語が教科になると、「書くこと」が一番の課題になります。そのためにも、少しでも3,4年生のうちにアルファベットに慣れ親しんでおくことが重要です。(写真上) ところで、子ども達はもっと身近なところでアルファベットの小文字をよく目にしています。子ども達のタブレットのキーボードには、小文字が使われています。普段、大人が使っているパソコンのキーボードは、大文字で書かれています。子ども達のタブレット(GoogleのChromebook)は、なぜ小文字なのでしょうか? Chromebookは、より親しみやすく、ユーザーに対して使いやすいキーボードを作成したいと考えたようです。一般的なキーボードは大文字で表記されているものの、実際に文字を入力すると、表示されるのは小文字です。(大文字にしたいときにシフトキーなどの操作をする)そこで、入力される文字とキーを合わせるために小文字にしたということのようです。高学年になると、タブレットを頻繁に利用するようになります。外国語の習得のためにも、アルファベットの小文字に慣れ親しんでいけるように指導していきます。 1年生は、国語の時間に「日づけと よう日」という学習をしています。身近な日付と曜日を表す言葉について、語彙を豊かにすることを目指した言葉の学習単元です。 まず、「一日」から「十日」までの読み方を習いました。「ついたち」「ふつか」「みっか」「よっか」・・・これらは、月日を言う時の読み方です。「一日」は、日数を数える場合には「いちにち」という読み方もします。また、現在はあまり使われませんが、「いちじつ」という読み方もあります。改めて日本語は難しいなと思います。 続けて「いつか」「むいか」「なのか」「ようか」「ここのか」「とおか」・・・1年生の子ども達の中に、月日の場合の読み方をきちんと知っている子がたくさんいたのでびっくりです。ただし、私も迷ったのが、ひらがなにした時の表記でした。「十日」は「とうか」なのか「とおか」か? またまた日本語は難しいなと思います。 1組では、さらに「十一日」から「二十日」までの読み方を確認していきました。〇月「十四日」は、「じゅうよんにち」ではなく「じゅうよっか」です。学校での朝の放送で、日付の読み間違いが気になることがあります。放送委員会の高学年の子ども達でしょうか…「〇月17日(じゅうなのか)」や「〇月20日(にじゅうにち)」という放送があり、高学年でもそういう間違いがあるのかと思ってしまいます。つくづく日本語は難しいなと思います。(写真中) 5校時に、1年2組の研究授業がありました。今日の授業は、練馬区小学校教育会の特別活動部による提案授業として行われました。日頃、どの先生方も、教育会の研究部に参加して様々な教科指導の研鑽に励んでいます。年に何度か、区で一斉研究日があり、いろいろな教科の研究会が行われています。今回は、特別活動部に入っている本校の教員が、自分のクラスを使って提案授業を行ったというわけです。 「1−2マーケットをもりあげるくふうをきめよう」という議題で、学級会の授業を行いました。区内の学校から50名を超える先生方が集まるため、教室では入りきれません。そこで、椅子を持って視聴覚室に行き、学級会の授業を行うことにしました。 いつもとは違う部屋で、さらに見知らぬ先生たちがたくさんいる中で…きっと子ども達は緊張するのでは、と思っていました。ところがところが、1年2組の子ども達は、いつも通りよりもさらにたくさんの子が手を挙げて、とても活発な学級会を行うことができました。子ども達の学びになるだけでなく、先生にとっても大きく成長できた授業になりました。(写真下) 本の探検ラリー(4年生)
普段本が苦手な子も様々な本を読み、スタンプを集めることができ、とても嬉しそうでした。活動の振り返りでは、「今まで自分では読もうと思わないような本を読むことができてよかった」、「たくさん本を読むことができて嬉しかった、もっとやりたかった」という感想が出ました。 今後も様々なジャンルの本を読み、読書を通じて知識や教養などをたくさん吸収して欲しいと思います。 11月26日の給食
ワンタンスープ 牛乳 一口メモ スープに浮かぶワンタンは、中国料理の一つです。小麦粉を水で練って、薄く伸ばした皮を使っています。ワンタンの皮で具を包み、スープに入れたり揚げたりして料理に使います。人気メニューの「パリパリサラダ」の上にトッピングする時は、細く切って油で揚げています。 ワンタンは、中国全土で食べられている料理です。ワンタンは、漢字で書くと「雲吞」です。スープの中を雲のようにふわふわと浮かぶ様子から、「雲」を「呑(む)」という字を当てるようになったそうです。 11月25日(火)
かけ算九九の学習では、「〇の段の九九をつくろう」という時間と、「〇の段の九九を覚えよう」という時間の計2時間をかけてていねいに学習しています。でから、「7の段はこうなります。はい、みんなで唱えて覚えましょう。」という指導ではなく、まず7の段の九九の構成を考えるところから始めています。 今まで学習してきたかけ算の仕組みから、九九の答えを見つける方法がいくつかあります。まず、同数累加の考え方があります。7の段は、答えが7ずつ増えていくので、「7×1=7」から順に7をたしていけば求まります。次に、交換法則を使う方法です。「7×2」は、2の段を習っているので「2×7=14」と答えが求まります。同様に考えれば、「7×6」まで求めることができます。 もう一つの方法は、分配法則を用いる考え方です。7は3と4に分けられるため、3の段と4の段の九九表を合わせると、7の段をつくることができます。例えば・・・7×5は、「3×5=15」と「4×5=20」から、「15+20=35」となります。授業では、毎回このように九九の構成を考えるところから指導しています。九九を覚えることはもちろん欠かせませんが、かけ算の法則を使った九九のつくり方が理解できているかどうかも重要です。(写真上) 20年ほど前に、東京都教育委員会が道徳の資料として作成した「東京都道徳教育郷土資料集」という冊子があります。現在は道徳の「教科書」を使って授業をすることが主になり、他の資料を使った授業はあまり見かけなくなりました。道徳の授業では、内容項目に適合したものであれば、教師が独自に資料として活用することが可能です。 東京都の郷土資料集の中に、「練馬の名産品」として練馬大根の話が掲載されています。そして、それに合わせるように、練馬区独自で制作した道徳映像教材のDVDがあります。4年生は、先週ちょうど練馬大根の出前授業を行ったこともあり、道徳の時間にこの映像資料を使った授業を行っていました。 DVDは、区内のある学校の子ども達が地域の人に練馬大根の栽培を指導してもらうところから始まります。そして、収穫した練馬大根をたくあん漬けにして味わい、昔から伝わる郷土の名産品のすばらしさに気づいていく…という内容です。(写真中) 映像では、収穫した大根を干して、糠漬けにする場面が出てきます。本校も、大根を収穫するところまでは子ども達の手で行っているので、漬物にするところの指導ができる地域の方を募集したいところです。練馬大根は、漬物に適した大根であると昔から言われてきました。水分が少なく、皮が薄いこと、さらに色が真っ白で乾きやすいという特徴があります。青首大根と比べて干して食べるのに向いているので、練馬大根はたくあん漬けとして親しまれてきました。 2月に、練馬大根のたくあん漬けが給食の食材として学校に届きます。栄養士さんが、工夫してその日の献立に利用してくれます。道徳の時間だけでなく、食を通じても郷土を愛する心を育んでいきます。今年はどんな献立になるのかなと、今から楽しみです。 一昨日の日曜日は、「勤労感謝の日」でした。学校でも指導しなければならないことですが、勤労感謝の日の意味を各家庭でどのように教えているでしょうか? 「働いている人に感謝をする日」…確かに、祝日に関する条文には、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう日」となっています。では、なぜ11月23日なのでしょう。勤労感謝の日は、もともとは新嘗祭(にいなめさい)という祝祭が由来です。新嘗祭は五穀豊穣を祝う日本古来の風習で、現在でも11月23日に天皇陛下が自ら新穀を供える宮中行事として続いています。 さて、北校舎1階の給食室前に、栄養士さんが勤労感謝の日に合わせて掲示物を作成しました。勤労感謝の日の由来とともに、給食に関してどのような方々に感謝する必要があるか、ということについて分かりやすく示しています。「豚や牛、にわとりを育てている農家さん」「魚をつる漁師さん」「野菜を作る農家さん」「食べ物を売ってくれる業者さん」「おいしく料理してくれる調理員さん」「給食を考える栄養士さん」・・・その中心には、「たくさんの人たちのおかげで、おいしい給食ができます」と書かれています。(写真下) 各家庭での食事も同様です。どんな人がかかわって毎日の夕食ができあがっているのか、お子さんと話し合ってみてください。学校だより12月号は、今週金曜日に配布します。巻頭言に、この「感謝の気持ち」にかかわる内容を書きました。ぜひお読みください。 11月25日の給食
イワシのメンチカツ ハムとひじきのサラダ キャベツの洋風味噌汁 牛乳 一口メモ イワシはとても傷みやすいことから、漢字で書くと「鰯」(魚へんに弱い)と書きます。しかし、栄養価はとても高く、血液を健康に保つ「DHA」や「EPA」という栄養素が含まれています。 これらの栄養素は、魚の脂に多く含まれていることが分かっています。そして、特に背中の青い「青魚」と呼ばれる魚に多く含まれているそうです。 いつもは小骨が気になる子にとって食べやすいようにと、今日はメンチカツにしてみました。 あいさつ運動(6年生)
「どうしたら全校児童があいさつを返してくれるようになるのか」「あいさつ運動を全校で盛り上げたい!」という思いから、オリジナルのあいさつ運動グッズを作製しました。たすき、旗、ポスター等様々で、6年生のやる気アップはもちろんのこと、下級生もグッズが気になりあいさつを返してくれるようになりました。また、あいさつ運動を行った日のお昼の放送では、振り返りとして点数を発表しています。 今度の金曜日が最終日です。このままの調子で、全校のあいさつが活発になるように、頑張っていきます。 11月21日(金)
この説明文では、「工芸品を未来の日本に残したい」という筆者の考えが述べられています。そして、工芸品の「奈良墨」と「南部鉄器」を例に挙げ、「過去、現在と続いてきた日本の文化や芸術を未来につないでくれること」と「環境を未来につないでくれること」という2つの理由について説明しています。 さらに説明文の読み取りの後に、「工芸品のみりょくを伝えよう」という書く活動の単元が続きます。工芸品の良さについて調べ、理由や例とともにリーフレットにまとめて、友達に知らせるという言語活動を行います。リーフレットへのまとめによって、限られた紙面内で読み手に対してわかりやすく伝えることができます。また、自分の考えや理由・事例を明確にして書くことに適したまとめになります。 工芸品の良さをリーフレットで伝えるには、まずは紹介する工芸品のすばらしさを知ることが重要です。そこで2組では、タブレットや光が丘図書館の団体貸し出しの本を使って、興味をもった工芸品について詳しく調べていくことにしました。 日本の伝統工芸品は、全国にたくさんあります。東京都だけでも、大島紬(おおしまつむぎ)や多摩織、江戸切子など、伝統工芸品が42品目も指定されています。子ども達は、他の都道府県の工芸品に目を向け、信楽焼の狸や木彫りの熊などについて調べていました。(写真上) 4年生は、3学期の社会科でも日本の伝統工芸品についての学習があります。「染め物のさかんな新宿区」という単元があり、東京染小紋についての学習をします。それに合わせて、2月に出前授業を行う予定です。 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習をしています。今月の初めは、繰り上がりのあるたし算の学習を行っていました。今回のひき算は、11〜18の数から1位数をひくという繰り下がりのあるひき算の学習です。 「どんぐりが13こあります。9こつかいました。どんぐりは、なんこのこっていますか。」・・・問題文からひき算であることが分かり、式は「13−9」となります。しかし、ひき算は今まで、1位数−1位数しか習っていません。そこで、まずは算数ブロックを使って考えさせていきました。 13個のブロックは、10のまとまりと3個のバラに分かれて置いてあります。では、13個のブロックから9個を取り除くには、子ども達はどのように操作するでしょうか。まず、10のまとまりから9個を取り除き、残った1個にバラの3個を合わせて4個とする方法があります。これは、「減加法」と言われ、13を10と3に分け、「10−9=1」と一度ひき算をしてから、「1+3=4」と残りをたす方法です。引き算とたし算をして求める方法から「減加法」と名付けています。2年生で筆算になった時も、繰り下げてきた10から1位数を引き、その後バラをたすという考えが使われるため、まずは減加法を指導するのが一般的です。(写真中) 繰り下がりのひき算には、もう一つ別の考え方があります。お分かりでしょうか? 「16−7」だったら、自分はどうやって計算するかな…と考えてみてください。 6年生は、理科の時間に「てこのはたらきとしくみ」という学習をしています。加える力の位置や大きさに着目して、てこのはたらきの関係を多面的に調べながら、規則性を見つけていく学習です。今まで、実験用てこを使いながら、支点と力点、作用点の関係をまとめてきました。 今日は、てこの仕組みが使われている身近な道具について調べていました。学校にある様々な道具を各グループに用意し、それぞれのどの部分が支点、力点、作用点になっているのかを考えさせていきました。用意してあった道具は、「上皿てんびん、ホチキス、ピンセット、糸切りばさみ、せんぬき、ペンチ、クリップ、穴あけパンチ、るつぼばさみ」の9点です。 栓抜きは、缶切りとともに、家庭で使われなくなった「てこを応用した道具」の一つです。ジュースやビールを瓶で購入する機会がなくなり、栓抜きは見たこともないという子がほとんどです。また、理科室の道具では、上皿てんびんも現在は全く使われていません。電子てんびんで簡単に重さを量ることができるようになりました。 ピンセットは、親指で押す両側が力点で、支点が金属の折り目の部分、作用点はピンセットの先になります。ピンセットや糸切りばさみは、てこを逆に利用した道具です。大きな力で小さな力が伝えられる仕組みになっています。(写真下) 11月21日の給食
春雨サラダ マーラーカオ 牛乳 一口メモ 「マーラーカオ」は、中華料理の一つです。 マーラーとは「マレーシア」を意味し、カオは「ケーキやカステラなどの蒸して作ったお菓子」を意味する中国語です。ですから、マレーシアから中国に伝わり広まった「マレーシア風の蒸しケーキ」という意味になります。 きび砂糖で作っているので、ほんのり茶色い仕上がりになっています。今日の給食室では、温めた牛乳と油と砂糖を混ぜ合わせ、さらに米粉を混ぜて作りました。重たい生地を一つ一つカップに入れて、ていねいに作ってあります。 練馬大根出前授業(4年生)
練馬大根は、江戸時代から育てられている江戸東京野菜の一つです。歴史を知り、様々な江戸東京野菜に対する興味を高めることができました。また、給食で提供されている練馬大根スパゲッティーは、子ども達の大人気メニューです。ずっと継承されてきた美味しい練馬大根を育ててくださっている農家の方達に感謝の気持ちをもつことができました。 これから行う練馬大根の収穫が、今からとても楽しみです。 11月20日(木)
練馬は、江戸時代の頃から農業が盛んであったといいます。その頃の農作物は、江戸の市場や徳川家に納めるための野菜が作られていました。その後、明治時代の中頃から練馬大根が広く知られるようになりました。練馬大根は、漬物などにして兵隊の保存食として使われるようになったそうです。大正時代をピークに練馬大根が盛んに作られていたものの、連作障害のために衰退してしまいます。そこで、大根に代わるものを…ということで作られるようになったのが、キャベツでした。一時は、キャベツの6個に1個が東京産と言われるほどの勢いでした。しかし、輸送が盛んになった嬬恋や千葉のキャベツに押されて、都市農業の経営が難しくなってきました。そこで注目され始めたのが、江戸東京野菜の栽培でした。 渡戸さんは、練馬区内の農業者の中でも、江戸東京野菜の第一人者です。平成の初期の頃から、伝統的な江戸東京野菜の栽培が見直され始めると、渡戸さんは進んで自身の畑で育てるようになりました。「蒔かぬ種は生えぬ」という精神で、研究を重ねてこられたようです。 現在広く売られている野菜の多くは、品種改良されたいわゆる「雑種」です。それに対して伝統野菜は、親から子・子から孫へと代々同じ形質が受け継がれている種の「固定種」です。雑種に比べて病気に弱かったり、大きさがまちまちであったりと、作り方に難しさがあります。しかし、それぞれの土地で育てられてきた地名がついていて、風土に合った味と人気が特徴なのが伝統野菜の強みです。 渡戸さんの畑では、11種類もの伝統野菜が育てられているそうです。練馬大根はもちろん、馬込半白キュウリ、亀戸大根、滝野川ごぼうなどなど…。中でも一番おいしいのは、「ミカワシマナ(三河島菜)」という江戸東京野菜だそうです。もちろん、練馬大根も大人気の伝統野菜です。光が丘公園で先日行われた「全国都市農業フェスティバル」では、渡戸さんも出演し、タレントの宮川大輔さんにその魅力を語りました。練馬スパゲティを試食してもらい、「うまい!!」と言ってもらえるかと思ったら・・・あの番組以外では叫んではいけないと言われたそうです。(写真上) 3年生は、国語の時間に「すがたをかえる大豆」という説明文の学習をしています。内容は、大豆やその加工食品について書かれていて、子ども達にとってとても身近な題材になっています。ただ、大豆の加工食品は見ただけでは原料が大豆とは分からないものが多いので、初めて知って驚く内容もあります。また、自分の食生活や日本の食文化を見つめ直すことにもつながるので、食育という観点からも貴重な説明文になっています。 全体は、大豆をおいしく食べるための工夫を5つの例で説明する典型的な解説型の文章構成になっています。「初め」、「中」、「終わり」の説明文全体の組み立てを読み取った後、「中」の段落が並列関係にあることを読み取っていきます。 ここまでは説明文の読み取りで、「読む」力の学習です。しかし、それに続けて「書く」内容についても学習します。「食べ物のひみつを教えます」という単元が続き、自分自身が人に伝えたいと思う食べ物について調べてから、それを説明する文章を書くという取り組みも行います。(写真中) 5年生は、家庭科の時間に「物を生かして住みやすく」という学習をしています。この単元では、身の回りの整理・整頓や清掃を通して、快適な住まい方や環境に配慮した生活について学んでいきます。 2組では、まず教科書の写真(乱雑で全く整理整頓されていない写真)を見て、どんなことが困るかという視点でワークシートに意見を書かせていきました。必要なものがすぐに取り出せない、足の踏み場がなくて危険、物がなくなりそう、友達を呼ぶことができない、イライラする…子どもなりに、きちんと片付けていない部屋は、物的にも心的にも大きな影響があることが想像できました。(写真下) そこで、これから家庭科として学習していくのは、整理整頓の仕方や掃除の仕方についてです。特に掃除の仕方についての学習では、汚れに合った掃除の仕方や、掃除の手順について学んでいきます。 |
|
|||||||||||||