合唱コンクール開催開会式では、校長先生から「新たな石神井西中学校の伝統を築いていけるかは、皆さんの合唱と協力にかかっています。『合唱』は合わせて唱える(歌う)と書きますが、いろいろな個性の生徒たちが心を一つにして合唱を作り上げることは、言葉で言うほど簡単なことではありません。今日までそれぞれのクラスではドラマが展開されたと思います。今までの取り組みの成果を思う存分に発揮して、聴き手の心に響く合唱を披露してほしいと思います。感動を皆で分かち合えることを楽しみにしています。」というお話がありましたが、その期待にも十分に応えられるものになったのではないかと思います。 発表後の講評では、特別審査員の酒井先生から、「合唱は作る人、伝える人、受け取る人がいて初めて成り立つものです。ホールに響く歌声を作り上げることができていたと思います。また、西洋音楽の楽譜には、細部まで様々なことが記載されています。作曲者の意図をどれだけ汲み取れるかが問われますが、皆さんの合唱からは、クラス皆で話し合ってそれらを共有し、心を一つにして合唱を作り上げている様子が感じられました。素敵なコンサートに参加できてうれしかったです。先輩たちの合唱からよき伝統を引き継ぎ、さらに磨きをかけていってほしいと思います。」という高評価いただくこともできました。 最後に、合唱コンクール実行委員長から生徒たちに、「皆さんは、今、様々な思いを抱いていると思います。今日まで、それぞれのクラスにはそれぞれのドラマがあったのではないでしょうか。その一つ一つが大切な思い出です。今日の合唱には、それらの思いがたくさん詰まっていて感動しました。やり遂げた自分たちに拍手をしましょう。中心になって活躍してくれた合唱コンクール実行委員に拍手をしましょう。協力してくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、合唱コンクールを通じて学んだことを今後に生かしていきましょう。」というメッセージがおくられ、大きな拍手で閉会を迎えました。 皆さんのおかげで、「伝えよう私たちのメッセージ 届けよう私たちのハーモニー」というスローガン通りの、素晴らしい合唱コンクールになりました。感動をどうもありがとう。 最後になりましたが、多くの皆さまに参観をしていただくことができました。生徒たちにとっても大きな励みになったと思います。どうもありがとうございました。 |
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