3月13日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 漢字は、一度習ったとしても、日々使わなければ忘れてしまうものです。(これ、は大人も同じです。)どのクラスの先生も、いきなり50問テストは行いません。テスト用紙を増し刷りしておき、何度か練習をさせます。そして、50問テストを行う日を予告し、家で十分に練習してからテストに臨ませます。1組の子ども達は、この土日に何度も練習をしてきたのでしょう。テスト用紙が配られると、練習してきた漢字を書き込む鉛筆の音が教室中に響き始めました。(写真上) 何点以上を合格とするか、また合格しなかった場合は再テストをするなど、担任の先生によってこのテストの使い方は様々のようです。ただ、「練習をがんばれば合格できる」ということを実感させるためにも、子ども達の気持ちを高めてテストに向かわせるようにする必要があります。 1,2校時に、5,6年生による卒業式の練習がありました。卒業式の練習は、すでに先週から始まっていますが、今後は2学年合同で行う練習が中心になっていきます。体育館内は、児童席だけでなく、来賓席や保護者席も全て椅子が並んでいます。少しずつ式場の雰囲気が高まってきました。 今日は、卒業式の後半に行う「門出の言葉」を中心に練習しました。門出の言葉は、卒業生と5年生とが向き合って行う、「呼びかけと歌」です。呼びかけと歌が卒業式で行われるのは、4年振りのことになります。 呼びかけは、6年生は全員に一言ずつセリフがあります。5年生は、代表児童16名が担当します。卒業式は、前半が証書授与で、40分近くかかります。その後、校長と区の代表の式辞があり、来賓紹介の後に「門出の言葉」です。ようやく子ども達が主役となって活躍するとともに、来場者の涙腺を刺激する時間となります。それだけに、呼びかけも歌も、まだまだ練習が必要のようです。 「あまり長時間にならないように」という区の通知を受け、今年の卒業式での歌は3曲にしました。卒業生による「最後のチャイム」と、5年生による「明日へつなぐもの」、そして5,6年生が一緒に歌う「旅立ちの日に」を練習しています。(写真中) 「旅立ちの日に」は、卒業式の定番の曲になっています。全国の小中学校で一番多く歌われているのではないでしょうか。また、「最後のチャイム」も卒業ソングとして有名です。歌が始まる前に、ピアノで「キンコンカンコン…」というチャイムの音を模したイントロがなんとも印象的です。また、「初めて跳び箱が跳べた日のこと」や「雪の日、真っ白にそまった校庭」、「ささいなことでけんかして、体育館のかげで泣いたこと」など、具体的な思い出が歌詞になっているのがいいなと思います。そして、「今、卒業の時〜」のところで、聞く人の心をつかみます。 平成19年度の卒業式で、自分は6年生の担任として旭町小の体育館にいました。「最後のチャイム」の曲を歌ったことは、はっきりと覚えています。式が終わり、校庭で門送りをして卒業生を見送った時に、気をきかせてチャイムを鳴らしてくれた先生がいました。卒業生と一緒に、「これが本当の最後のチャイムだ!」と言ってお別れをしました。 4年生は、社会科の時間に「世界とつながる大田区」の学習をしています。東京都の特色ある地域の学習として、教科書に大田区の取り組みが紹介されています。大田区には羽田空港があることから、国際都市として世界の人々との交流を積極的に実施しています。外国人旅行者のための観光情報センターの様子や、特区民泊の取り組み、さらには3つの都市と友好・姉妹都市の交流をしていることなどを学びます。(写真下) 教科書(わたしたちの東京都)には、練馬区の国際交流についての記載もあります。オーストラリアのイプスウィッチ市との交流が以前からあり、中学生の海外派遣が行われています。ここ3年間は、コロナ禍のために中止になっていましたが、来年度からまた計画があるようです。 |
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