3月22日(水)1年生から4年生は、4時間授業で給食後に下校しました。そして高学年は、5,6校時に卒業式の予行練習を全教員が参加して実施しています。今週に入り、どの学年もたくさんの作品や荷物を手に帰っています。だんだん教室や廊下の荷物が少なくなり、いよいよ学年末という感じになりました。 2年生は、算数の時間に一年間のまとめのプリントに取り組ませていました。2年生の算数では、たし算やひき算の筆算を始め、長さや水のかさの単位、分数の学習など、新しく習う内容がたくさんありました。そして、何よりも一番重要で一番大変な山場となったのが、「かけ算九九」でした。卒業式の呼びかけの中に、「かけ算九九 毎日練習して 全部言えるようになった時は すごくうれしかったです。」というセリフがあります。きっとそういう苦労は、小学校を卒業してもしっかり残り続けることでしょう。 旭町小では、1,2年生の算数は担任の先生が指導し、学力向上支援講師の先生が指導支援に入っています。4月から3年生になると、算数は習熟度別の少人数指導で行われることになります。2クラスを3つのコースに分けて、学年の先生と算数少人数担当とで子ども達の指導にあたります。他の学年にも言えることですが、算数ほど前学年までの学習内容が大切になる教科はありません。短い春休みですが、今年度の学習内容が定着しているかどうかをしっかり確認しておく必要があります。(写真上) 1年2組の教室では、テレビモニターに子ども達の写真をスライドショーで映しながら、この一年間を振り返っていました。大きな行事だけでなく、日頃の学習場面をこまめに写真に収めてあったようです。図工の時間に初めて粘土をこねている様子や、5月にアサガオの種まきをした様子など、どれも1年生にとっても「懐かしい〜」と感じさせる場面の連続でした。(写真中) 中には、係決めをした時の個人写真が画面に大きく映し出される場面もありました。大人にとっては、半年前の顔写真にそう変わりはありません。しかし、「1年生の子どもにとっての半年の違いは大きい」ということを改めて感じさせられました。 今は、何でも簡単に写真データで記録をしておける時代です。先週あたりから、様々な作品類を持ち帰っていますが、全てを家に保管しておくのは大変です。そういう場合は、写真に撮って残しておくという方法をお勧めします。子どもに作品の説明をさせながら、動画に撮って残しておくのも楽しいものです。 学期末及び学年末の恒例風景である「大掃除」が各クラスで行われていました。廊下に机や椅子を全て出すと、「教室がこんなに広かったんだ」と誰もが思うくらいガランとした感じになります。みんなで力を合わせて、床の汚れを消しゴムや雑巾を使って一生懸命にきれいにしていました。(写真下) 雑巾と言えば・・・今朝、各クラスに6年生が行き、家庭科の時間に自分たちで作った雑巾をプレゼントしていました。6年生を送る会のお礼を兼ねて、在校生への卒業前のプレゼントとして渡していました。校長室にも6年生が心を込めて作った雑巾が届きました。大切に使いたいと思います。 今週に入り、校内の廊下や階段がとてもきれいになりました。日曜日と祝日の昨日、主事室に入っている委託業者によるワックスがけの作業がありました。昨日は職員室や校長室の床にもワックスをかけていただき、ピカピカになりました。気持ちよく新年度を迎えることができそうです。 |
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