個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

3月3日(金)

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 3月に入り、1年間の学習のまとめの時期になりました。それと同時に、各教室では、キャリアパスポートへの記入が始まっています。
 キャリアパスポートは、キャリア教育に関わる活動について記入した記録を保管するポートフォリオのことです。例えば、小学校低学年において、「1学期にがんばったこと」や「やってみたいこと」、「大きくなったらなりたいもの」などを記入して、ファイルに残していきます。それを次の学年に渡し、小学校から中学校、最終的には高等学校までキャリアパスポートが引き継がれていきます。小学校から高等学校まで継続して使うことで、振り返りと将来の見通しという「キャリア形成」につなげていきます。
 6年生は、今回が小学校最後のキャリアパスポートへの記入になりました。1組では、この一年間を振り返り、学習面や生活面での自身の取り組みについての評価を記入していました。今後は、担任の先生が児童への励ましの言葉を書き込み、各家庭に持ち帰らせます。保護者の方からの欄がありますので、せひご家庭からも今年度を振り返り、成長を認めた言葉を記入するようにお願いいたします。
 このキャリアパスポートは、全国全ての学校で3年前から始まりました。6年生は、4年生の時からの記録をファイルに綴じてあります。4年生の頃に書いた記録を読み直して、しみじみと過去の自分を振り返っている子がいました。高等学校までこのキャリアパスポートが続くと、各自に配布されるたびにそういう気持ちになることでしょう。(写真上)
 2年生の音楽の時間に、「ゆかいな時計」という曲の鑑賞教材が扱われていました。教科書には、「どんな音やリズムが聞こえてくるかな」というタイトルとともに、次のような文章が書かれています。「時計さんは、いつも休まずに動いています。でも、あれれ? 今日は時計さん、どうしたのかな?」・・・時計は、一定のリズムでカチカチ…という音で秒針が動いていくものです。しかし、この曲で表されている時計は、ちょっと違った感じなのです。それで「ゆかいな」と名付けられています。
 この曲を作ったのは、アメリカの作曲家のアンダーソンです。通常は、「シンコペーテッドクロック」という題名で親しまれている曲です。「シンコペート」とは、音楽用語で切分法とも言われ、リズムや拍をずらした手法で、意外感やメリハリのついた音楽になります。正確に一定のリズムを刻むはずの時計の音をシンコペートで表現することによって、独特の楽しさを生み出しています。
 この曲で活躍しているのがウッドブロックです。木製の打楽器で、音楽室にあるものを子ども達に見せながら説明していました。また、DVDでオーケストラの演奏の中にも何度かアップで登場していました。このウッドブロックの音に合わせて手拍子をさせると、ところどころで時計の音がずれていることに気がつきます。(写真中)
 今日は、ひな祭りの日です。昨日、旭町小にお雛様がないことを書きましたが、1年1組の教室で発見しました。先生の席の後ろに、すてきなお雛様の絵が飾ってありました。よく見ると、ひな壇に並んでいるのは全てかわいらしい動物で、色紙を切り取って作られた作品でした。(写真下)
 聞いてみると、毎月それぞれの季節に合った、いろいろな絵に取り替えて飾っているそうです。他の月の絵も見せてもらいましたが、どれもかわいらしい動物の貼り絵でした。
 教室内に様々な掲示物を用意するというのは、とても大切なことです。よく低学年の教室には、1年間の出来事を短冊状に掲示してあったり、全員の誕生日をレイアウトした掲示物があったりします。教室内がとても温かな感じがするとともに、きっと子ども達の気持ちを穏やかにする効果があるのだろうなと思います。
 一方、2年2組の教室には、ロードヒポキシス(和名「アッツザクラ」)が飾ってありました。小さな鉢花ですが、教室内に花があるというのも、子ども達の心の安定につながっているはずです。

3月2日(木)

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 4年生は、体育の時間に「フラッグフットボール」の授業を行っています。フラッグフットボールは、アメリカンフットボールを起源として生まれたスポーツです。アメリカンフットボールからタックルを無くし、安全にフットボールの醍醐味を楽しむことができます。また、アメリカンフットボールの戦略性をそのまま取り入れ、少人数(今日行っていた1組は、3人対3人で試合をしていました。)かつ少スペースで楽しむことができるように開発されました。
 タックルの代わりに、腰につけた相手のフラッグを捕ります。フラッグを捕り合うだけでも子どもたちは十分に楽しめます。サッカーのフリーキックのような「セットプレー」を繰り返して得点を競い合うゲームになっています。ボールを持って運ぶ「ラン」か、投げてキャッチする「パス」かで、いかに相手の陣地の奥までボールを運べるかで得点が決まります。(写真上)
 同じように、楕円形のボールを使った「タグラグビー」という競技もあり、様々な学校で取り入れられるようになりました。大人のラグビーのようにタックルがあるのではなく、ボールを持って相手側のゴールラインを越えればトライとなり、得点が入ります。守備は、ラグビーのタックルの代わりに、相手の腰に付けたタグを取ることで動きを止めることができます。身体への接触がないことや、タグを取る動きがしっぽとりの遊びに似ていたりすることから、体を動かすのが苦手な子どもでも取り組みやすい運動になっています。
 4年前に、日本でラグビーのワールドカップが開かれました。それを機に、ラグビー人気が一気に高まりました。子ども達の関心も急上昇のようです。今年は、9月にフランスでワールドカップが開かれる予定です。
 3年生は、国語の時間に「わたしたちの学校じまん」という授業をしています。自分たちの学校のよいところについて、グループで話し合いをして決め、発表会を開くという、話すこと・聞くことの学習です。
 2組では、先週から盛んにグループでの話し合い活動が行われてきました。まずは、学校自慢として何をテーマにするかを話し合いました。「学校から富士山が見えること」や「たてわり班活動が盛んなところ」を選んだグループがありました。言われてみると、確かに校舎の屋上に行かなくても富士山を見ることができるのは、旭町小が小高い丘の上にある証拠であり、自慢できることです。「風うつくしいこの丘」と校歌に歌われているくらいですから。…そう言えば、そういう校歌も旭町小の自慢です。まど みちお さんの作詞ですから。
 今週に入り、グループで発表原稿が出来上がりつつありました。今日は、発表会の練習をしていました。前に出て練習をしていたグループは、中庭のビオトープ(池)について発表します。モニターに池の写真を映しながらリハーサル中でした。(写真中)
 このビオトープは、15年前まで私が旭町小にいた時にはありませんでした。異動した後に作られたものです。この2年間、池の様子を見ていて感心したのは、まさに「ビオトープ」としての役割りが保たれていることです。ビオトープは、動物や植物が安定して生活できる生息空間のことを言います。つまり、その中で食物連鎖が繰り返され、ちょうどよい生物環境が循環されているということです。
 春にはカエルが卵を産み、たくさんのオタマジャクシが生まれます。また、メダカが生息しやすい水草もたくさんあります。それらの天敵となるヤゴもたくさんいます。水を浄化するヌマエビや貝類も生息しています。一方、ザリガニやブラックバスのような外来種は一切入っていません。それがビオトープとして安定した環境が保たれている秘訣です。ビニールシートを敷いて作った池ですが、確かに学校として自慢できるビオトープです。
 明日は3月3日のひな祭りです。1年2組では、「おひなさまになった にんぎょう」という紙芝居の読み聞かせをしていました。(写真下)
 昔の人たちは、自分の子どもが健やかに育ってくれることを願って、わらで作った人形を川に流して厄払いをしました。そんなお雛様のいわれを子ども達に分かりやすく紹介した絵本になっています。確かに、現在でも一部の地域では、「流し雛」の風習が残っているところがあります。
 現代におけるひな祭りは、女の子が健やかに育ち、幸せであるようにという願いを込めて雛人形を飾るのが風習になっています。桃の花を供えて雛あられ、ひし餅などを並べます。女の子のいる家庭では、今日か明日あたり、ちらし寿司を食卓に出すところもあるでしょう。
 昨年度、旭町小に着任して思いました。「お雛様がない!」・・・地域の方から寄付をしていただいた立派なお雛様をこの時期に飾っています。どこかでお休みしているお雛様がありましたら、学校に寄付していただけると助かります。

3月1日(水)

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 4年生の音楽の鑑賞教材として、グリーグが作曲した「ノルウェー舞曲 第2番」があります。1校時に、1組がDVDを使って鑑賞していました。
 最初に、オーケストラの楽器について先生が話をすると、4年生なりに様々な楽器に興味があることが分かりました。このノルウェー舞曲では、オーボエやクラリネット、フルートなどがソロで活躍します。それらの楽器名も知っている子が何人かいたようです。
 オーケストラのコンサートの開始前には、必ずチューニングが行われます。楽器の音を合わせる調整のために行われています。そのチューニングでは、必ずオーボエの「A」の音から始まります。弦楽器は、温度や湿度で音が変わってしまい、チューニングの基準には不向きです。オーボエは、管楽器の中でも最も音が通るとともに、音の変化が少ないということで、チューニングの基準に使われています。また、オーボエは、人の声に最も近い楽器であるとも言われています。(写真上)
 ノルウェー舞曲 第2番は、3分ほどの短い曲ですが、とても親しみやすい穏やかな旋律が印象的です。この曲は、もともとはピアノ連弾用に作曲されました。(ちなみに、ノルウェー舞曲は4曲からなっています。)その後グリーグは、ピアノ独奏用にも編曲をしていますが、オーケストラ用の編曲は別の作曲家によるものです。
 1年生は、図工の時間に「キラキラパフェ」というクレヨン画の製作を行いました。2組は、昨日図工の時間がありました。その作品を見た1組の子ども達は、自分たちも早く描きたくて、今日の図工の時間を楽しみにしていたようです。
 昨日の2組でもそうでしたが、「パフェを食べたことがある人?」とか、「どんなパフェを食べてみたいですか?」などと子ども達に聞いたら、次々と話が盛り上がり、教室はてんやわんやな状態になります。しかし、図工の時間は作品製作への意欲づけがまずは大切です。大いに子ども達の意欲を掻き立てておいてから、パフェの器が描いてある画用紙を配りました。
 イチゴやサクランボ、メロンがたっぷり使われた豪華なパフェや、いくつものアイスがてんこ盛りの欲張りパフェまで、子ども達が食べたいと考えたおいしそうなパフェが出来上がりました。クレヨンで色をぬりながら、自分で考えたパフェを食べた気分に浸っていたようです。描き上がったパフェについて、いろいろな子が得意気に説明をしてくれました。(写真中)
 私も10日ほど前に、久し振りにパフェを食べる機会がありました。季節がらイチゴのパフェをたのんだのですが、とても一人では食べられず、家族に手伝ってもらいました。冷たいデザートや甘いものが、「少しで十分」と思うようになったのは、年齢のせいでしょうか…。
 1年生は、算数の時間に「たしざんとひきざん」の学習をしています。この単元が学期末に位置付けられているのには、意味があります。計算を習熟させる単元ではなく、加法や減法が用いられる場面を広げて理解させていく学習内容になっています。(いわゆる「文章題」の理解です。)
 まず、順序数を集合数に置き換えて考える加法・減法を学習しました。「前から6番目にいます。後ろに4人います。全部で何人いますか。」・・・今までは、「〇人+□人=◎人」というように、同じ単位同士の計算をしていました。「前から6番目」というのは、「自分を含めて前に6人います」と言い換えることができます。
 次に学習したのが、異種の数量を同種の数量に置き換える問題でした。「5人が一輪車に乗っています。一輪車はあと3台あります。全部で一輪車は何台ありますか。」・・・「5人が一輪車に乗っている」ということは、問題文に書いてなくても「一輪車が5台ある」ということを意味しています。文章題は、言葉の理解が肝心と言われます。算数の基に国語の力が必要とされるところです。
 さて、2組では、さらにその次の問題(求大の場合についての加法の適用問題)を行っていました。「赤い紙を9枚買いました。白い紙は、赤い紙より4枚多く買いました。白い紙は、何枚買いましたか。」・・・ノートに図を描いて考えさせていました。赤丸が9個、その下に鉛筆で白丸を9よりも4つ多く描いていきます。図に表すと分かりやすいと考えるのは大人の考えで、実際子どもの思考ではそれでも分からない子にとっては難しいことでしょう。算数は、教える側も一緒に苦労しながら指導しています。(写真下)

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