音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

2月17日(木)

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 2年生は、算数の時間に「分けた大きさのあらわし方をしらべよう」という学習をしています。「分けたおおきさ」=「分数」です。分数は、2年生で最初にその基礎を習います。今日は、「同じ大きさに2つに分けた1つ分を『二分の一』と言い、『1/2』と書き表すこと」を学習していました。(写真上)
 正方形の折り紙を配り、同じ大きさになるように2つに切り分けます。正方形を半分に折るには、長方形に折るやり方と三角形に折るやり方、さらに台形の形で切り分ける方法もあります。どれも「1/2」の大きさであることを学習しました。
 今回2年生で学習しているのは、今後学習していく分数の基礎の基礎です。1/2の他は、4つに分けた1つ分の1/4しか習いません。今後、3年生では分数の簡単な加法を、4年生では帯分数や仮分数を、5年生では異分母分数の加減や約分・通分について、そして6年生では分数×分数や分数÷分数の計算などを学習していきます。
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。先々週から、金属の温まり方や水の温まり方の実験の様子をお伝えしてきました。今回は、いよいよ最後となる「空気の温まり方」についての実験です。
 水と同様に、空気も透明な物質です。どのようにしたら、空気の温まり方を目で確かめることができるでしょうか。教科書では、ビーカーに線香の煙を入れ、底の方をインスタントカイロで温めるという方法が示されています。今日は、1組がまずその方法を使って実験をしてみました。(写真中)
 線香の煙を充満させるところまではうまくいったのですが、カイロで温めた後の空気の動き(煙の粒の動き)は見えにくかったようでした。一つには、カイロが十分に熱くなっていないということがあり得ます。また、私がいくつかの班にやってあげたのですが、ビーカーの横からライトの光を当てると煙の動きが見やすくなります。
 昨年度、練馬区の理科部員から、示温シートを使った方法を教えてもらったことがありました。今後、もう少し分かりやすい実験方法を、教科書会社側が検討する余地がありそうです。
 6年生の音楽の授業で、全盲のピアニストの辻井伸行さんについて学習をしていました。辻井伸行さんについては、6年生の音楽の教科書の表紙をめくるとすぐに、2ページにわたって紹介されています。今日の授業では、辻井さんが幼少期だった頃のピアノの練習の様子や、その才能を見い出した多くの人との出会いについてのビデオを子ども達に見せていました。(写真下)
 辻井さんは、2009年にヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで、日本人として初優勝して以来、国際的に活躍しているピアニストです。しかし、その才能が開花するまでには、多くの人の支えと出会いがありました。辻井さんは、原因不明の病で視力を失うという障害をもって生まれてきました。ショパンの「英雄ポロネーズ」を聴くたびに、足をバタバタさせて喜びを表現した様子を見て、母親は音楽の才能を見い出したそうです。点字で書かれた楽譜を読みながらピアノを練習する様子も映し出されていました。いくら音楽の才能があったからとはいえ、その努力は想像を絶するものだったはずです。
 7歳で、全日本盲学生音楽コンクールで1位になった時の演奏風景も、画面に映し出されていました。弾いていた曲は、グリーグの曲とシベリウスの「もみの木」でした。わずか7歳の子がシベリウスのこの曲を弾いているとは…と、びっくりしました。
 「もみの木」は、シベリウスの「樹の組曲」と呼ばれるピアノの小品集の5曲目です。私がこの曲を知ったのは、10年ほど前のことでした。こんな素晴らしい曲をシベリウスが書いていたのか…と、感激しました。みなさんも、ぜひネット等で探して聴いてみてください。
 辻井伸行さんは、今もこの曲がよっぽどお気に入りのようで、アンコールでよく弾く1曲となっています。

2月17日の給食

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献立名           ひじきじゃこふりかけご飯
              厚焼き玉子
              白菜の和え物
              じゃがいもの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 白菜は、冬が旬の野菜です。汁ものに入っていたり、鍋の具材として使われたりすることが多い野菜です。白菜は、中国北部が原産の野菜で、アブラナ科の一種です。
 今日の給食のように、和え物や生でサラダにしてもおいしく食べることができます。ビタミンCが多く含まれていて、ストレスから体を守る働きをし、風邪予防や免疫力を高める効果が期待できます。他にも、カリウムやカルシウム、食物繊維が多く含まれています。

6年生を送る会

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 本日3校時に、6年生を送る会をZoomで実施しました。
 通常は、体育館に1年生から6年生までの児童が全員集まって、お礼の言葉を伝えたり、出し物の中で感謝の気持ちを表したりしています。また、手作りのプレゼントを用意して直接6年生一人一人に手渡したり、全校で一緒に歌を歌ったり、全校ゲームをしたりして楽しいひと時を過ごすのですが、昨年度からそれができていません。
 その代わりに、感謝の気持ちやお礼の出し物を学年ごとに動画で撮影して、各教室で視聴する形を取っています。
 昨年もこの動画の完成度に驚きましたが、今年度も子供たちの思いのこもった素敵な動画ばかりでとても見応えがありました。
 ただ、この動画の撮影に向けて、学年によってはかなりの苦労がありました。ちょうど受験や感染状況が悪くなっていく時期と重なっていたこともあって、欠席児童が多かったり、クラスによっては学級閉鎖が実施されたりして、なかなか撮影のタイミングが見つかりませんでした。ようやく本番直前になって、短時間で何とか仕上げた学年もありました。
 それでも、画面の中の6年生からも、それ以外の学年の児童からも、一生懸命さやユーモアや思いが伝わってきて、とても輝いて見えました。何回見ても飽きない動画なのですが、保護者の皆様にお見せできないのが残念です。

2月16日(水)

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 3校時に、「6年生を送る会」がありました。体育館に全校児童が集まることができず、今年もあらかじめ各学年が撮っておいたビデオを使い、クラスごとに動画視聴する方法にしました。(会の最初に行う校長の話だけ、Zoomでつなぎました。)
 6年生を送る会は、どこの学校でも3学期の全校行事としてとても大切にしている催しです。最高学年の6年生に対する感謝の気持ちを高めるとともに、それぞれの学年の成長を認め合う場にもなる行事です。さらに、一年間の最後を飾る全校行事でもあります。それでありながら、体育館に参集せずに終わってしまうのは、とても残念でなりませんでした。
 昨日、6年生が劇団四季のミュージカルを動画で視聴しましたが、実際に劇場で見て聴く観劇とは別物でした。6年生を送る会も同様に思います。体育館に全校児童が集まり、ステージ前のひな壇に座る6年生に対して出し物を生で見せていく・・・今まで当たり前に行っていたことができないもどかしさを感じてしまいました。
 1年生は、生活科の学習で昔遊びを行っています。今日は、1組でこま回しとあやとりに挑戦していました。こま回しは、3学期に入ってから何度か練習してきたので、だいぶ上手になってきました。こま回しでは、まず紐のかけ方が最初の難関でしたが、今では一人ですいすいと巻き付けることができる子がほとんどです。
 一方のあやとりは、毛糸を使って行っていました。あやとりも昔遊びの一つとして扱われています。クラスの子ども達に聞いてみると、学校の生活科で行ったのが初めてで、今までやったことがなかったという子がずいぶんいました。私が小学生の頃は、クラスであやとりが流行っていました。女の子だけでなく、男の子も夢中になってやったものです。「さかずき」や「豆電球」の作り方は、手に毛糸をかければ今でもできます。東京タワーやはしごを作ったりと、難しい技ができる子がクラスで一目置かれる存在になったものでした。また、ひもを長くして、二人で取り合う「二人あやとり」も楽しいものです。(写真上)
 折り紙もそうですが、手先を使う遊びは、日本の伝承遊びとしていつまでも残していきたいものです。あやとりの技を覚えるために、タブレットで繰り返し動画を見ながら練習していた子がいました。あやとりにもICTが役立つようになりました。
 6年1組で、卒業文集の清書が行われていました。2学期に何度も下書きをして作文を完成させ、冬休みに一度持ち帰って家の人にも内容を確認してもらいました。いよいよその原稿を見ながら、ペンで清書用紙に書き写していきました。(写真中)
 2学期は、パソコンにデータを打ち込んで作文の下書きをしていましたが、清書は手書きで行います。やはり、一生の記念になる文集は、12歳の頃の自分の文字を残しておくべきものです。各自家から持ってきたペンを使い、一文字一文字慎重に書き進めていました。試験会場のように、とても静かな教室内でした。
 5年生は、社会科の時間に「くらしと産業を変える情報通信技術」の学習をしています。今まで5年生は、社会科の時間を通じて、日本の様々な産業について学んできました。3学期は、それらの産業を発展させるために、情報通信技術がどのように関わっているのかを詳しく学習しています。
 1組では、「コンビニの商品が、なぜ品切れにならないのか」ということについて考えさせていました。そして、NHKの動画資料を基に、コンビニでの商品管理の様子を調べました。(写真下)
 コンビニだけでなく、スーパーマーケットやドラッグストアなど、多くの店舗では、POSシステムが採用されています。「いつ・どの商品が・どんな価格で・どこでいくつ売れたか」という動向を管理できるのがPOSシステムです。お店ごとにポイントカードが大抵あります。ポイント還元があるために、誰もがよく利用しています。しかし、このポイントカードが優れているのは、客側にとってのポイント還元以上に、店側にとっての利点が大きいところにあります。カードを使うたびに、顧客の情報や商品管理が全てリアルタイムでデータ化され、結局は店の売り上げアップにつながっているのです。恐るべし、情報化社会です。

2月16日の給食

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献立名           麻婆豆腐丼
              春雨スープ
              みかん
              牛乳


一口メモ

 麻婆豆腐が日本にやってきたのは、陳健民という料理人が日本でお店を開いたことがきっかけだそうです。
 中国と同じ味付けでは、日本人の口に合わないと考え、辛さを調節した麻婆豆腐を考案しました。それをお店で出すと、美味しいと評判になり、日本で愛される料理になったそうです。
 丼物は、よく噛まずに飲み込みがちになりやすいので、よく噛んで食べるように指導しています。

劇団四季 こころの劇場(6年生)

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 今日は、「こころの劇場」で、劇団四季のミュージカル『はじまりの樹の神話〜こそあど森の物語〜』を鑑賞しました。こころの劇場は、全国の子どもたちに、演劇の感動を届けるという趣旨のプロジェクトです。このコロナ禍で、動画配信という形にはなってしまいましたが、今日は6年生全員揃って鑑賞することができました。
 ミュージカルには、なかなか馴染みがなかった子がほとんどでしたが、ファミリー向けの親しみやすい内容で、あっという間の2時間だったようです。力強い歌声や、ダンス、語りかけるような表情、場面の移り変わりの表現の仕方など、見どころ満載でした。そして、本編の前後には、劇場の紹介や、この作品ができるまでの流れ、一つの作品を創るのに関わる様々な職業の紹介もあり、ミュージカルの世界の奥深さに触れることができました。
 鑑賞後には、ミュージカル中の歌を口ずさんだり、他に見てみたい作品について友達と話したりしていました。子どもたちの心に残る素敵な時間を過ごすことができました。

※著作権の関係で、上映中の画面を撮ることができませんでした。

2月15日(火) その2

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 2校時から4校時にかけて、6年生が劇団四季の「こころの劇場」を動画配信版で視聴していました。2年前まで、この「こころの劇場」は、毎年6年生が練馬文化センターに招待されて観劇をしていました。(練馬文化センターで行われるようになる前は、日生劇場まで出かけて見に行ったものでした。)
 しかし、コロナ禍になったため、生の舞台を小学生に見せることができなくなり、今年度は動画配信版で各校で視聴するという形をとることになりました。今回の演目は、劇団四季のファミリーミュージカル「はじまりの樹の神話〜こそあどの森の物語〜」でした。練馬区の全校での上映期間が今週中と決められているのと、視聴するのは6年生のみ、教員の人数も決められていました。
 時々、6年生の廊下を通りましたが、教室内を暗くして、みんな静かに見入っていました。できれば生の舞台を見せてあげたかったのですが、今年度は劇団四季のご厚意で、オンラインで見ることができたのがせめてもの救いでした。
 1年生は、図工の時間に「1年間を振り返ろう」という絵に取り組んでいます。1年生としての1年間を振り返り、学習や行事で心に残った場面を絵に表現します。描き始める前に、4月に入学してからどのような学校生活であったかを、まず全員で振り返ってみました。
 1学期にアサガオを育てたり、2学期に全校遠足に行ったりもしましたが、1年生の子ども達にとっては遥か昔の出来事のようです。どちらかというと、昔遊びを楽しんだり、なわとびをがんばったという最近の出来事を選んで絵にしていた子が多く見られました。今回はまずクレヨンで描き、次回に背景を絵の具で仕上げる計画のようです。(写真上)
 2年1組で、「ありがとうの絵」という資料を使った道徳の授業が行われていました。「感謝する心」について考える道徳の授業です。
 資料では、友達から給食で嫌いなピーマンを残したことを注意され、もやもやした気持ちを抱えた主人公のだいごの姿がまず描かれています。家に帰ってお父さんにそのことを話したところ、「ありがとうって思う時の絵を描いてごらん。」と言われます。友達が傘の中に入れてくれた時のことを描いただいごに対して、お父さんはおじいちゃんに怒られた時の絵を描きました。叱られたことを「ありがとう」と思っているお父さんに驚き、その意味を考えていきます。・・・
 感謝の気持ちを育むというのは、とても難しいものです。とかく「〜をしてくれた」や「〜をもらった」ということばかりに感謝の気持ちが行きやすいものです。資料を通じて感謝の気持ちの視点を変え、家族など日頃お世話になっている人々の善意に気付かせ、感謝しようとする心情を育てていきます。(写真中)
 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。今日、1組が実験をしていたのは、「同じ体積でも、物の種類が違うと、重さは違うのだろうか」というテーマでした。理科室には、同じ体積で材質の違う球が用意してあります。それぞれ、木やゴム、プラスチック、鉄、アルミニウムでできています。見た目で予想を立てたり、実際に両手に持って重さを比べたりしてみます。そして最後に、電子てんびんで重さを量ってみます。(写真下)
 3年生の子ども達は、物に重さがあるということは分かっていても、体積との関係についてはまだあいまいな理解の段階です。例えば、「鉄1kgと綿1kgでは、どちらが重いでしょう。」という問いに、多くの子は「鉄の方が重い」と答えるものです。重さを手で体感させながら、物の重さを実感させていきます。
 理科と算数は、学習に重なる部分が出てきます。しかし、今回3年生の理科で「体積」という言葉が出てきているにもかかわらず、算数の時間に体積を扱うのは5年生からです。それまでは「かさ」という言い方を使っています。昔から解決しない疑問です。

2月15日の給食

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献立名           ご飯
              サバの甘酢ソース
              煮びたし
              なめこのみぞれ汁
              牛乳


一口メモ

 サバは、昔から日本人に大衆魚として愛されてきた魚です。そして、冬に旬を迎える魚の一つでもあります。
 サバの脂分は、大部分が不飽和脂肪酸です。血中のコレステロール値を下げる効果があるため、血や血管を健康にする働きがあります。旬の時期には脂ものっていて、栄養価もおいしさもアップします。

2月15日(火) その1

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 全校朝会をZoomで行いました。今日は、「適切な返事ができる子に」という話をしました。
・・・みなさんは、自分の名前を呼ばれてすぐに「はい!」と返事をしていますか? 返事をきちんとするということは、あいさつとともに人と人とのコミュニケ―ションを図るうえで、とても重要なことです。
 名前を呼んだのに返事がなかったら、どう思われるでしょうか? 病院の待合室で、あるいはレストランの入口で名前を書いて待っている時のことを考えてみましょう。名前を呼ばれても返事をしなかったら、その人はそこにいないとみなされて順番を飛ばされてしまいます。これは、返事が小さくて相手に聞こえなかったとしても同じことです。まず、返事をする時は、相手に聞こえる声ではっきりとすることが大切です。
 学校で返事をするのは、多くの場合が先生から名前を呼ばれた時にします。朝の健康観察で名前を呼ばれます。また、授業中に手を挙げて、指名された時に名前を呼ばれるでしょう。その時に、どんな「はい」という返事が言えているでしょうか。返事は、短くはっきりと「はい!」と言うものです。「は〜い」という長い返事や「はい…」という暗い返事が返ってきたら、先生はどう感じていると思いますか? きっと、「今日は元気がないのかな。どこか具合が悪いのかな。」と思われたり、授業中の返事であれば、「この子は自信がないんだな。」と感じられたりすることになります。返事一つで、全てのことが相手に伝わってしまうのです。
 「はい」という返事は、約束をする時にも使う言葉です。教科書を忘れてきたとします。先生のところに行き、忘れ物をしたことを伝えました。先生は、「次回から気をつけましょう。」とか「連絡帳をよく見て用意をしてきましょう。」と注意をします。その時に、「はい」と素直な返事ができているかが大切です。先生から注意をされることは他にもいろいろありますよね。廊下を走って注意されるとか、休み時間が終わってから遅れて教室にもどり注意されるなど、ルールを守っていない時に先生方は注意をします。どの先生方も、注意した子がどれだけ反省をしているか、その子の返事の仕方で判断をしています。先ほど「素直な返事ができているかが大切です。」と言いました。注意されて「はい」と言うのは、「もうしません。気をつけます。」という約束の返事です。「は〜い」とか「はいはい…」という返事をした場合に、それが反省の気持ちを伝えることになるでしょうか。
 その他にも、「はい」と言う返事は、気持ちを入れる時にも使います。「これから1時間目の授業を始めます」と日直が言った後、全員で「はい!」と返事をするようにしているクラスが多いです。その時の全員の「はい!」は、「さあ、勉強をがんばるぞ!」という返事です。
 返事は、たった2つの言葉、「は」と「い」だけで成り立っています。返事の仕方一つで、自分の気持ちが相手に伝わります。あるいは、相手が自分を判断することになります。いつもその場に応じた、適切な返事ができる子に育ってほしいと思います・・・
 続いて、連合書き初め展の表彰をしました。1月下旬から2週間にわたり、校内書き初め展がありました。各学年から数点ずつ優秀作品を選出し、区の連合書き初め展の表彰を各学校で実施することになっています。旭町小学校からは、全校で22名の児童が選ばれました。(校内書き初め展で、金紙が貼ってあった作品です。)
 Zoomで行ったため、副校長先生が名前を呼び、各教室で返事をして起立させることにしました。また、代表児童として6年生に賞状を渡しました。(写真上下)
 Zoomは、会議室に置いてあるパソコンから各教室に配信しています。(写真下の右下に写っているパソコン)

2月14日(月)

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 1年生は、算数の時間に「なんじなんぷん」の学習をしています。時計を使って、時刻を読めるようにする学習です。
 時計の学習は、1年生としては2回目になります。最初は、9月に「なんじ なんじはん」という学習がありました。時計の長い針が12のところにある場合の「何時」という言い方と、6のところに長い針がある「○時半」という言い方を習いました。今回は、さらに細かな時刻を読めるようにしていきます。
 2学期に「○時半」を学習したので、「○時30分」は読めています。そこで、数字が書いてあるところに長い針が来た場合の読み方を考えさせ、「5分、10分、15分、20分、25分・・・」と理解させます。最初は、10分あるいは5分刻みで時間の読み方に慣れさせていきます。後は、短い針の読み方です。学校では、ダイヤルを回して動かす時計を全員に持たせて学習しています。長い針と短い針の動き方に着目させ、長針が1周すると短針が次の数字のところに移動する仕組みに気づかせます。(写真上)
 今回の時刻の学習も、算数の単元として計画されている指導時数は、わずか2時間程度となっています。今まで時計の読み方を知らなかった子が、それですぐに時計を読むことができるとは限りません。日常生活の中で、意図的に教えていくようにしてあげることが大切です。
 5年生は、理科の時間に「電磁石の性質」の学習をしています。実験セットを購入し、電磁石についての様々な性質を一つずつ実験で確かめていきます。
 2組では、実験セットの中身を取り出し、電磁石となる「コイル」を製作するところから始めていました。あらかじめ200回巻きのコイルは実験セットの中に入っていますが、100回巻きのコイルは自分で導線を巻き付けるところから行わなければなりません。いろいろな会社から出されている実験セットの中には、たまに初めから全て完成しているコイルが用意されているものがあります。しかし、自分でコイルを巻くという経験をさせる方が手作り感もあり、また興味・関心をもたせるうえでも必要なことです。
 私も高学年の担任をしている時に、このコイル作りの指導で苦労した覚えがあります。当時は、電磁石の学習は6年生の理科の内容でした。当時、最初は喜んで取り組んでいた子ども達でしたが、巻き付けているうちに何回巻いたかを忘れてしまい、何度もやり直しになる子がいて大変でした。また、巻き直そうとしたもののからまってしまい、放課後にぐしゃぐしゃになったエナメル線と格闘して、翌日までにほどいてあげたこともありました。説明書を見ながら、子ども自らが、ああでもないこうでもないと格闘する時間が、また良い勉強になっているものです。(写真中)
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。金属の温まり方についての実験に続き、水の温まり方についての学習をしています。(ちなみに、金属は熱せられたところから順に温まるということが分かりました。)
 先日は、1組が濃く溶いた絵の具を使い、ビーカーの水の温まり方について実験をしていた様子をお伝えしました。今日は、2組が試験官の中の水の温まり方の実験を行っていました。試験管に水を入れ、カセット式コンロで熱します。試験官を斜めにして、底の部分を熱した場合と上の方を熱した場合について確かめました。
 試験管の中の水の温まり方を調べるために、示温テープを貼ったガラス棒を使います。示温テープは、温度が上がると色が変わる仕組みになっています。テープの黄色い色が50度を超えると赤くなることから、試験管内の水の温まり方がよく分かります。試験管の下から温めた班と中央部分から熱した班とに分かれて実験を行いましたが、どちらも試験管内の上の方が気に熱くなることが分かりました。(写真中)
 水は金属とは違い、熱せられて温まった水が上の方に行き、次第に全体が温まっていくということが分かりました。「お風呂のお湯は上の方が熱いのに、下の方がまだ冷たかったりする時があるよね。」と、以前は話をしたものでしたが、最近の風呂釜はそういうことがないようにできているようです。理科的な経験を積ませる上では、残念なことです。

2月14日の給食

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献立名           うずまきココアパン
              シェパードパイ
              冬野菜ポトフ
              牛乳


一口メモ

 「シェパードパイ」は、イギリスの家庭料理の一つです。
 パイ生地の代わりにマッシュポテトを用いたパイ風料理です。牛肉や羊肉を使ったミートソースの上に、マッシュポテトをのせて焼きます。給食では、食べなれている豚肉を使って作りました。
 シェパードとは、「羊飼い」のことを言います。

2月12日(土)

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 4年1組で、総合の学習「都道府県博士になろう」の発表会が行われていました。それぞれが自分で調べてみたい地方を選び、タブレットを使ってインターネットから情報を得て調べてきました。食べ物や特産品、産業など、調べるテーマは子どもによっていろいろです。また、先日もお伝えしましたが、Googleのスライドというアプリを使い、プレゼンテーション資料を作成して発表することも学習のねらいとして取り組みました。
 何人かの発表を見ましたが、とてもすばらしい視点で発表していた子がいます。関東地方の各都道府県の伝統工芸品について調べた発表がありました。埼玉県(小川町の和紙)、群馬県(高崎だるま)、東京都(江戸切子)…など、各都道府県の代表的な伝統工芸品について調べたことを発表していました。(写真上)
 練馬区で全児童へのタブレットの貸与が行われて、ちょうど1年が経とうとしています。タブレットを全員が持つことにより、多くのメリットが確かにありました。今回の4年生の授業で言うと、今まではパソコン室に行ってインターネットを使う必要がありました。しかし、パソコンは20台しかありませんでした。2人に1台となる場合がありました。また、調べた内容をプリントアウトして画用紙や模造紙にまとめるなど、紙と時間を使う場合が多く、大変でした。タブレットがあることにより、家庭に帰ってからも自分で調べたりまとめの続きができたりします。そして、作成したスライドは、教室の電子黒板に映して発表することができます。
 一方で、課題もいろいろあります。インターネットで調べた内容を子ども達がきちんと理解したうえでスライドにまとめていかなければなりません。何でもインターネットからの引用では、本当の学習になっていない場合があります。ただ、これには経験が必要です。今後もタブレットを使って発表資料を作成する活動を、様々な学習場面で取り入れていくようにします。
 2年生は、算数の時間に「図を使って 考えよう」という学習をしています。たし算やひき算の文章題をテープ図に表して考えさせ、式を立てていく学習です。
 文章題は、いつの時代でも子ども達にとって難しい問題になっています。「よく問題文を読んで、お話の内容を考えましょう。」と言っても、子どもにとってはそれが難しいのです。
 「みかんが15個あります。何個か買ってきたので、全部で32個になりました。買ってきたみかんは 何個ですか。」という問題文でした。「全部で」という言葉があるから、たし算をすればいいと考える子も出てきやすいものです。テープ図に表してみると、「32−15」で求まることが分かりました。(写真中)
 全員が分かったかなと思って授業を進めると、今度は文章題をテープ図に表すことができないというつまづきが・・・子どもに教えるということは、実に難しいものです。
 6年生が、体育館でビデオ撮りをしていました。来週水曜日に行われる「6年生を送る会」の出し物の撮影です。ステージ前のひな壇に学年全員が並び、全校児童に向けたメッセージを伝える場面をビデオに収めているところでした。(写真下)
 本来6年生を送る会は、体育館に全校児童が集まって行われてくるのが当然のやり方でした。しかし、昨年に続いて今回も、動画を駆使した対応を行うことになりました。感染症対応で異学年の交流ができないという制限は、どの行事を考えるにあたっても厳しいものがあります。
 6年生は、学年全体でのメッセージの他にも、グループごとに各学年向けの発表動画を用意しています。当日のビデオ配信を楽しみにしていたいと思います。

2月10日(木)

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 天気予報では、先週からすでに10日(木)に雪マークがついていました。さらに、関東地方で大雪の恐れがあるとも伝えていました。今週に入ってからもその予報は変わらず、降雪を観測しました。昔に比べて、天気予報の精度が格段に上がっています。コンピューターによるデータ解析の能力が高まったことや、多くの場所で気象データを得ることができるようになったことが関係しているのではないでしょうか。長期予報の確率が上がったことは、各種催しや行事への対応など、学校にとっても助かります。
 しかし、今回の積雪量については、少し予報が外れたような気がします。旭町小付近では、朝から降っていた雨が7時頃から雪に変わり始めました。昼現在では、うっすらと白くなった程度です。大人にとってはありがたいことですが、大雪を期待していた子ども達にとっては少し残念だったのではないでしょうか。雨になるか雪になるかというのは、上空と地上付近との温度によるので、予報がかなり難しいようです。(夕方には、積雪が見られるようになってきました。予報は概ね当たりましたね。)
 4年生は、理科の時間に「もののあたたまり方」の学習をしています。先週は、金属のあたたまり方の実験の様子をお伝えしましたが、今日は1組が水のあたたまり方の実験をしていました。子ども達の予想では、「熱源付近であたたまった水が、次第に周りに移動して行くのではないか」という意見が多かったようです。
 実験方法は、水の入ったビーカーに、濃く溶いた絵の具を底の方にスポイトで入れ、カセットコンロで温めるというやり方です。1組では、金色の絵の具を使い、先生が各班を回ってスポイトで入れていきました。最初から絵の具が水に混ざらないようにするために、先生が行っていたようです。慎重に実験をセットする様子を子ども達が見て、次第に緊張感が高まっていきました。(写真上)
 この後、ビーカーをカセット式コンロの上に置き、底の角の部分に火があたるようにして点火しました。火があたっているところから、じわじわもやもやと絵の具が上に行き、水面から横に移動して・・・と、対流して温まっていく様子が見られるはずでした。しかし、絵の具ではなかなかうまく結果が見えなかったようです。次に、紅茶の茶葉を入れて実験をして、対流する様子が確認できました。
 昨年度から教科書が改訂され、絵の具を使う実験になりました。その前の教科書では、おがくずを使っていました。(そのまた昔は、味噌を使ったこともあります。)絵の具では難しいので、きっと近々、この実験方法は見直されるのではないかと思います。
 2年生は、生活科の時間に「あしたへつなぐ 自分たんけん」という学習をしています。今まで、生まれた時の様子を調べたり、現在までの成長の記録をカードにまとめてきました。
 今日は、2組で現在の自分の手形をとって、記録ファイルに残すという活動をしていました。自分の手のひらに絵の具をぬり、画用紙にしっかり手形がつくように押しました。カードの裏には、参考として生まれたばかりの赤ちゃんの手形と足形が印刷されていました。先生に聞いてみると、他の先生の知り合いの方から手に入れた資料とのことでした。生まれた時の手足の大きさがこんなに小さいものかと実感しながら、現在の自分の手形を記念に残しました。(写真中)
 5校時に、1年2組の研究授業がありました。旭町小では、今年度、外国語及び外国語活動の校内研究に取り組んでいます。1学期から各学年1回ずつの研究授業を通して検証をしてきました。今回は、今年度最後の研究授業でした。
 「すきなたべものをつたえあおう」という活動をメインに、様々な英語の活動を取り入れた授業でした。授業の開始から、子ども達が自然に英語に親しみ、楽しく学ぶ様子が見られました。やはり、低年齢のうちから英語に親しみ、環境を整備してあげることが大切であると感じました。ALTのダニア先生にも、今回の授業のために張り切って指導に加わっていただきました。(写真下)
 今年度の研究授業はこれで終了しましたが、これから研究の成果をまとめ、次年度へとつなげていきます。

2月10日の給食

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献立名           あぶたま丼
              ひっつみ
              牛乳


一口メモ

 「ひっつみ」とは、岩手県の郷土料理の一つです。
 小麦粉をこねた生地を引っ張りながらつまみ、鍋に入れていきます。この動作のことを岩手県の方言で「ひっつむ」と言い、そこから「ひっつみ」と言われるようになりました。
 「ひっつみ」は、地域によっては「とってなげ」、「はっと」、「きりばっと」とも呼ばれます。なめらかで喉越しの良いひっつみは、寒い冬の身も心もあたためてくれる郷土料理です。

2月9日(水)

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 1年生は、国語の時間に「どうぶつの赤ちゃん」という説明文の学習をしています。教科書には、ライオンやしまうま、カンガルーの赤ちゃんが登場してきます。説明文の詳しい読み取りはこれから行っていくのですが、単元の後半には自分で好きな動物を選び、その赤ちゃんについて調べる学習をしていきます。
 1年2組では、子ども達がどのような動物の赤ちゃんについて興味があるのかを、タブレットを使って調査していました。Google フォームを使うと、アンケート形式で一人一人が選んだ動物をすぐに集計することができます。(写真上)
 担任の先生が用意した選択肢は、「ゾウ、ゴリラ、パンダ、イルカ、ハムスター、カバ、ペンギン、キリン、コアラ」の10種類でした。集計の結果、ハムスターが圧倒的に多く選ばれていました。1年生の子ども達にとって、それだけ身近な動物なのでしょうか。あるいは、飼ってみたい動物だからなのかもしれません。
 この学習場面だけを見ると、「わざわざタブレットを使わなくても…」と思われるかもしれません。練馬区で、タブレットが全児童・生徒に貸与されて、もうすぐ1年が経とうとしています。(今年の1年生は、1学期の後半から貸与されました。)今年度は、タブレットの使い方を様々に試す期間とされています。どのような学習場面で、どのように利用できるのかを、試行錯誤しながらいろいろな場面で活用しています。ですから、子ども達が使い方に慣れるためであったり、教員が活用の仕方を研修していく機会として利用する場合もあります。
 6年1組で、「スイッチ」という資料を使った道徳の授業が行われていました。「自由を実現させる心」が主題となった資料でした。
 もうすぐ中学生になる女の子が家でだらだら過ごしていると、必ずお母さんがお説教をしてきます。いろいろ言われるたびに、「家にいるときくらい、自由にさせてほしい。」という思いを抱いていました。そんな時、学校の芸術鑑賞会でさまざまなチームのダンスパフォーマンスを見ることになりました。いろいろな年齢や性別の人、障がいのある人が、いっしょになって力いっぱい踊る姿に心を打たれ、気持ちが変わっていきます。・・・
 旭町小の6年生も、大人の支援をわずらわしく感じてしまうところなど、この主人公に共感する部分が多いことでしょう。自我が芽生えてくる頃には、だれでも経験があることです。「自由」とは、「好き勝手をしていいこと」ととらえてしまいがちです。道徳の授業では、この資料を通じて自由の意味を考え、自律的で責任のある行動を取ろうとする心を育んでいきます。
 資料の後半に、「自分で自分の生き方を決めることができる自由」という言葉が出てきます。6年生の子ども達は、どこまでこの言葉を自分のものにすることができたでしょうか。(写真中)
 3年1組が、音楽の時間に「メヌエット(ビゼー作曲)」の鑑賞をしていました。ハープの伴奏にフルートの美しいメロディが奏でられる印象的な曲です。旭町小の子ども達は、全員がこの曲を知っています。というのは、朝の放送で毎日流れている曲だからです。給食の時の音楽として、お昼に使用している学校もあります。
 3年生の音楽の教科書では、「楽器の音色や曲の流れをとらえてきこう」というめあてで、メヌエットを鑑賞曲に取り上げています。最初のフルートの旋律を聴いて、子ども達は、「うつくしい」、「やさしい」、「ゆったりとした感じ」「おだやか」…という言葉で表現していました。しかし、曲の途中でオーケストラの様々な楽器が加わり始め、強奏が入る部分もあります。子ども達は、指先や体を揺らしながら音楽鑑賞に浸っていました。(写真下)
 ビゼーは、若くして生涯を閉じた天才作曲家でした。(36歳)メロディーメーカーと称されるほど、次々と美しいメロディーを作曲しています。この「メヌエット」は、「アルルの女」の第2組曲の3曲目に演奏される曲です。もともと「アルルの女」は、劇に付けた音楽として作曲されました。ちなみに、「アルルの女」のストーリーは、どろどろの嫉妬と悲劇の内容です。とてもあんな美しいメロディーとは合わない内容ですが、実はこのメヌエットだけ「美しいパースの娘」というオペラから引用されています。ビゼーの死後、友人が第2組曲をまとめ、世に広めました。

2月9日の給食

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献立名           ご飯
              とり肉の北京ダック風
              中華サラダ
              味噌ワンタンスープ
              牛乳


一口メモ

 先週金曜日から、冬季オリンピックが中国の北京で始まりました。
 給食では、それに合わせた新メニューを開発しました。とり肉を照り焼きにした「とり肉の北京ダック風」です。テンメンジャンという中国料理で使われる甘味噌と、中国のお酒の紹興酒で味付けをしています。
 北京ダックは、アヒルを丸ごと炉で焼く中華料理で、北京料理の代表料理のひとつとなっています。その味付けの仕方を、とりの照り焼きに応用しました。

展覧会(5年生)

 2月8日(火)の1校時は、展覧会の作品鑑賞でした。他の学年の作品を見ていると、「うわ!すごっ!」思わず声を出してしまう子が何人もいました。また、自分の知っている人がどんな作品を作るのか興味津々な様子で、細かいところまでじっくりと作品を見ていました。
 さて、5年生は図工の作品と合わせて、家庭科作品「エコバッグ」の出展もありました。初めてミシンを使って作品を仕上げました。慣れないミシンの操作に苦戦しながらも、アイロンプリントでワンポイントを付けて、工夫を施していました。
 平面作品の「ふしぎな木」では、一人一人が木の特徴を考えて、世界に一つだけの木を作り上げました。木の表皮を表現するのに、画用紙をねじって貼り付けるなど、細部までこだわった作品に驚かされました。また、特徴が面白くユーモアに溢れるものばかりで、子供たちの想像力に感心しました。
 立体作品「組み立てろ立体パズル」は、一枚の板を自由な形に切り、それを組み立てました。組み立ててみると、おもしろい形が次々に完成しました。体育館への作品運びでは、立体パズルが崩れないようにとても慎重に運んでいました。一生懸命頑張って作った作品であることが子供たちの姿からよく伝わってきました。
 装飾作品「自分コピー」は、自分の形に段ボールを切り取りました。表情やポーズからも個性が溢れていて、そっくりに仕上がった作品にみんな大喜びしていました。
 どの作品も個性が溢れる作品で、展覧会を無事に行うことができて本当に良かったです。

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2月8日(火) その2

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 展覧会の児童鑑賞では、ペア学年に対して鑑賞カードを書かせています。ペア学年は、1年と6年、2年と4年、3年と5年の組み合わせです。展覧会の鑑賞時間には、ペアを組んでいる学年に特に注目させて会場を回るように指導しました。
 4年2組では、教室に届いた2年2組から届いた鑑賞カードを見て、2年生の作品に対するメッセージを全員で心を込めて書きました。2年生が作った立体作品の「行ってみたい 夢の島」についての感想を書いていた子がたくさん見られました。
 クラス全員の感想カードを模造紙に貼り、ペア学年へのプレゼントとします。きっと、2年2組の子ども達も喜んでくれることでしょう。定規で模造紙の間隔を測りながら、きれいに糊付けしていきました。(写真上)
 コロナ禍でなければ、このペア学年を生かした展覧会の鑑賞ができます。2年2組と4年2組の子ども達が同じ時間に会場に行き、2人組でお互いの作品の紹介をし合います。また、他の学年の作品を鑑賞しながら感想を伝え合ったりもします。あるいは、たてわり班で会場を回るというのも楽しそうです。
 2年後にはコロナ禍が収束し、子ども同士の交流がたっぷりとできる展覧会となるように願っています。
 展覧会の写真掲示物を作成しました。A4版で13枚にわたる見ごたえのある掲示物になりました。学年ごとの装飾作品から、平面・立体作品、さらには児童鑑賞・保護者鑑賞の様子などを載せました。いつもの2階の階段前の掲示板に貼ってあります。さっそく休み時間に、いろいろな学年の子ども達が見に来ました。自分の作品や友達が写っている様子を見て喜んでいました。(写真下)
 学校にお越しの際は、ぜひご覧ください。…と言っても、今週土曜日の学校公開は中止となりました。(区で一斉に公開中止となっています。)あとは、保護者会の時になるでしょうか。今のところ、参集型で保護者会を行う予定です。

2月8日(火) その1

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 先週の土曜日で展覧会が終了しました。今日は、一日かけて会場の片付けをする日です。当初は、1校時から作品の搬出を行う予定でしたが、先週欠席していて、展覧会を見ることができなかった子ども達がたくさんいたため、1校時は鑑賞の時間にしました。
 児童鑑賞日に欠席していた子や、学級閉鎖で鑑賞時間を取ることができなかった5年生の子ども達が体育館にやってきました。展示されていた全校児童の作品は、最後の最後までその輝きを見せていました。展覧会は、2年に一度の開催です。5年生にとっては、小学校最後の行事となりました。(写真上)
 2校時から、作品の搬出作業が始まりました。今日は、作品を持ち帰るための大きな袋や手提げを用意してきた子が多かったようです。立体作品を大事に大事に、そっと手提げに入れていました。(写真中)
 家に持ち帰った作品は、体育館に展示されていた時とは違った見え方をすることでしょう。子ども達が学校に集まることで伸びていくように、図工の作品もたくさん並ぶことで一層光り輝くものです。
 各ご家庭では、子どもの作品をどのように保管されているでしょうか? いろいろな作品をいつまでも取っておくのは大変なので、処分してしまう家庭も多いことでしょう。それは致し方のないことですが、可能であれば、写真やビデオに残しておくことをお勧めします。現在の子どもの姿とともに、苦労して作った作品がずっと記録として残ります。
 6年生が、今回の展覧会で最も注目を浴びた「小さな行灯」を搬出していました。(写真下)LEDのライトが中に入り、幕を下ろして真っ暗になったステージ上で一つ一つの作品がきれいな光を放っていました。1年生から5年生まで、全ての学年があこがれた作品でした。
 6年生の家庭では、今日から家の片隅で静かに光り輝く小さな行灯を楽しめそうです。

2月8日の給食

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献立名           和風ピラフ
              里芋の味噌グラタン
              スコッチブロス
              りんごゼリー
              牛乳


一口メモ

 「スコッチブロス」は、イギリスのスコットランド地方に伝わる料理です。肉や野菜、麦を入れて、コトコト煮た具沢山でシンプルなスープです。
 スコッチとは、「スコットランド産の」という意味になります。また、ブロスと名の付いているものは、「とろみのない澄んだスープ」のことを表しています。つまり、スコッチブロスとは、「スコットランド産の澄んだスープ」ということを意味しています。
 体が芯から温まる、イタリアのミネストローネにも似た素朴な味わいです。

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