3月3日(木)この世界らん展のために、多くのランの愛好家や生産者が出品用の苗を育てています。らん展の開催時期が1か月以上も遅くなり、戸惑っていることでしょう。というのは、1年間かけてランの苗を管理し、ちょうどよい時期に花を咲かせるためには、相当な技術を必要とするからです。特に今年の冬は寒かったので、そのための計画変更も難しかったことでしょう。 さて、職員玄関内の主事室前(受付のところ)に、シンビジュームの鉢を置きました。グリーンがかった黄色い花色のシンビジュームです。(写真上)秋からずっと会議室の窓辺で育ててきて、やっと最近になって花が開き始めました。シンビジュームは、ランの中でも寒さに比較的強く、育てやすい品種です。しかし、いつもの年ならもっと早く咲かせることができていたのですが、今年は確かに苦戦しました。 写真上には、もう一つ手前に赤紫色のランが写っています。キンギアナムというランです。この品種は、コンパクトにまとまるので、とても気に入っています。また、暑さや寒さにも比較的強く、香りがあるのが特徴です。玄関内は寒いので香りがしていませんが、この鉢を暖かい室内に置くと、とても強い独特な香りを放ちます。(私は好きなにおいですが…) 学校では他に、オンシジュームやカトレア、コチョウランを育てています。オンシジュームは一番育てやすく、職員玄関付近に置いてある黄色いランです。カトレアとコチョウランは寒さに弱く、今年はいくつかをダメにしてしまいました。 今日は、3年生の図工の日でした。1,2校時に2組、3,4校時に1組が授業をしていました。展覧会の後に取り組み始めた「なりきり仮面」の作品が完成し始めてきました。(写真中) 最初に、細く切った工作用紙を使って骨組みを作り、そこに新聞紙を細かく貼り合わせながらお面の形にしていきました。自分でお面をかぶってみて、なってみたい動物や人物などを想像しながら作品の構想を練ってきました。天狗のような鼻の長いお面や、ネコやキツネのようにかわいらしい耳がついたお面が見られました。また、中には口を大きく開け、たくさんの歯がむき出しになった恐竜のお面に挑戦していた子もいました。 絵の具で色を塗り、ニスで仕上げて完成になります。来週にはお面をかぶってはしゃぎ回る「なりきり仮面」の姿を見ることができそうです。 4年生は、総合の学習の時間に「10歳の自分 未来の自分」と題した学習をしています。4年生は、よく「二分の一成人式の年代」と位置付けられます。20歳になると成人式がありますが、その半分の10歳なので、「二分の一成人式」ということです。 1組では、未来の自分を想像させるために、自分が就いてみたい職業調べをしていました。タブレットを使って、いろいろな職業について調べていきました。銀行に勤めてみたいという子もいれば、医療関係の仕事、俳優、サッカー選手…と、いろいろな職業へのあこがれがあるものです。(写真下) よく、卒業を控えた6年生を何人かずつ呼んで、校長と一緒に給食を食べる「会食会」を3学期にやっていました。(昨年度から実施することができない状況です。)私は必ず、6年生一人ずつに将来のことを聞くようにしていました。その時もいろいろな職業が出てきて、さらにその理由を聞くのが楽しみでした。驚いたのは、自分の親の職業にあこがれて、自分もその仕事をしたいと考える子が多かったことでした。子どもは、自分の親のことをよく見ているものです。仕事の大変さまで…。 2年前まで行っていた6年生との会食会での結果から一つ分かったのは、保育園や幼稚園の先生になりたいという子は多くても、小学校の先生になりたいと思う子はほとんどいないということでした。理由を聞いたことがありましたが、「担任の先生は、いつも大変そうだから…」とのことでした。子どもはよく見ています。しかし、教師という仕事が、目の前の子ども達にとって、あこがれの職業に見えるようでなければなりません。 ※今日は、3月3日のひな祭りです。旭町小学校には、お雛様がありません。もし、もう使われていなくて寄付していただけそうなお雛様の情報がありましたら、教えてください。 安全マップ作り 発表会(3年生)これまで子供たちは、普段何気なく使っている通学路を「不審者が現れそうな場所」と「交通事故が発生しやすそうな場所」の2つの観点から調査してきました。 まとめとしての発表会では、今まで調べてきたことを相手にしっかり伝わるように、声の大きさや読む速さなどを考え、丁寧に説明することができました。聞いている子も真剣に発表を聞き、感想や気になったことをしっかりとメモをする様子が見られました。 「安全マップを作って気を付けるようになったことは何ですか?」という質問に対して、「ひまわり110番の場所を確認するようになりました。」とか、「左右をしっかりと確認してから道路を渡るようになりました。」という答えが出てきました。 今回の学習を通して、身近なところに隠れている危険に対応する力を高めることができました。また、発表会に向けた取り組みから、友達とのコミュニケーション能力も身に付けることができました。 3月3日の給食菜の花のすまし汁 セレクト 白玉だんご ※ 牛乳 一口メモ ひなまつりは、女の子の健やかな成長と幸せを願う日です。 桃の節句には、ハマグリのお吸い物やひし餅、ちらし寿司などの行事食があります。それらにちなんで、今日はピンク色の鮭を使ったちらし寿司をつくりました。 ※白玉だんごは、3つの味(きな粉、抹茶、のり醤油)からあらかじめ選んでおく「セレクトメニュー」です。また、1年生は2個、2〜6年生は3個ずつ白玉が入っています。 ことわざの授業(6年生)6年生は、「丑年」か「寅年」生まれというところから、まず、丑や寅のことわざを教わりました。それから、100のことわざが書かれたプリントをもらい、順に音読しながら知っていることわざや、調べたいことわざ、好きなことわざなどに印を付けました。 思った以上に知っていることわざがあったようで、それぞれ好きなことわざを発表し交流しました。また、珍しいことわざについても取り上げて説明してもらい、「なるほど」と親しむことができました。 最後に、昔からことわざは人々の生活の中にあったことを、掛け軸や絵、刀の鍔、印籠などの実物を触らせてもらいながら学びました。貴重な授業をしていただき、今までよりことわざを身近に感じられるようになりました。 3月2日(水)今日は、2組で「整理・整とんの手順」について学習していました。(写真上)教科書には、整理・整とんの定義が記されていました。整理とは、「身の回りの物を見直し、必要でない物を取り除いて整えること」、整とんとは、「物を使いやすい場所に置くこと」と書かれています。 そして、「自分の道具箱の整理・整とんを考えてみよう」という実際にやってみる活動が書かれていました。道具箱は、1年生の時から使ってきています。5年生にとって、自分なりに整理・整とんされたものになっているでしょうか。中には、ごみ箱のようにしていらないものがたまっていたり、家に持ち帰るはずのプリント類が押し込まれていたりする道具箱を見かける場合があります。まずは、いらない物をすてるなどして、よく使うものを手前に置くという工夫が必要です。 学校の先生達にとっては、自分の教室自体が子ども達にとっての整理・整とんのお手本となります。教卓の上が今にも崩れそうな書類の山では、いくら子ども達に「整理・整とんをしっかりしなさい」と言っても効き目がありません。まずは、先生自身が常に整理・整とん好きでなければならないのです。 しかし、そういう私自身も子どもの頃から整理・整とんは苦手な方でした。でも、多少乱雑ではあっても、「何がどこに置いてある」ということは自分なりにきちんと把握している方でした。整理は苦手でも、整とんは上手という場合もあるのです。 6年生の各クラスに「ことわざの授業」がありました。安藤 友子先生に講師として来ていただき、指導していただきました。安藤先生は、小学校の元校長をされていた国語の専門の先生です。 ことわざは、全部で64000もあるそうです。今日はまず、100種類のことわざが書かれたプリントが配られ、知っていたことわざや面白そうなことわざに印をつけていきました。今まで聞いたことがあったことわざは、子ども達にとって思いのほかあるもので、たくさんの印がつきました。 ことわざは、調べれば調べるほどたくさんのものが見つかります。大人でも知らないことわざや、意味が分からないことわざがたくさんあるものです。今日の授業では、みんながよく知っていることわざ(いろはカルタなどに出てくるもの)から珍しいものまで、様々なことわざを取り上げて説明していただきました。また、ことわざにちなんだ掛け軸や刀の鍔(つば)なども見せていただきました。(写真中) 4年生は、体育館での体育の種目として、ボッチャを行っています。ボッチャは、脳性麻痺などにより運動能力に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツの一つです。以前、オリンピック・パラリンピック教育の一環としてボッチャを取り上げたことがきっかけで、競技用の道具が学校にそろっています。4年生では、2学期に総合の学習として障害者理解教育を行ったこともあり、体育の授業に位置付けて毎年指導しています。 ルールは、小学生にも分かりやすいものになっています。赤または青の皮製ボールを投げ、「ジャックボール」と呼ばれる白い目標球にどれだけ近づけられるかを競う競技です。(写真下) 簡単なルールではあるものの、パラリンピックの正式競技となっているだけに、奥の深いところもあります。カーリングのように、相手のボールを弾いたりして、自分が優位に立てるように位置取りをしていくという作戦を立てることが可能です。また、的となるジャックボールも弾いて移動させることができるため、一投に大きな戦略が込められる場合もあります。 3月2日の給食もやしと春雨の和えもの わかめスープ 牛乳 一口メモ お隣の国、韓国の料理は、キムチやビビンバなどの辛い料理が多いというイメージがあるのではないでしょうか。それは、日本よりも寒い地域が多く、体を温めるためであると言われています。 キムチは、白菜などの野菜と、塩・唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを主に使用した韓国の漬物です。韓国の日常の食事では、朝、昼、晩と必ずキムチが食べられています。日本では、そのまま食べる他に、キムチを利用した料理がたくさん紹介されています。 3月1日(火) その2ほとんどの子ども達は、今日初めてそろばんを手にしています。そろばんの珠をそろえる「ジャラッ」という音や、珠をはじく「パチパチ」という音が、子ども達にとても新鮮に響いていました。 3年生では、「そろばんによる数の表し方について理解し、簡単な加法と減法の計算ができるようにする」ことを目標としています。しかし、2時間程度ではなかなか身につかないでしょうし、継続して学習していく教材でないところが残念です。昔から使われてきたそろばんの仕組みを知る程度で終わってしまうのかもしれません。 若手の先生方は、そろばんを知らない(小学校での授業以来触ったことがない)先生が多いと思います。子どもの頃の習い事でそろばん教室に行っていなければ、それは仕方のないことです。私の世代は、子どもの習い事といったら、まず習字とそろばんでした。ということで、私も田舎育ちでありながら、どちらも習っていました。習字は高学年の頃まで続けましたが、そろばんは数か月でやめてしまいました。2年生の終わり頃のことだったと思います。かけ算とわり算まで教えてもらっていましたが、どうしても続かなくなりました。苦い思い出ではありますが、多少なりともそろばんの扱いを知っているのは、その時の経験のおかげです。 昔から、日本の教育の原点は「読み・書き・そろばん」と言われてきました。算数が算術であった頃、そろばんは今のタブレットのような存在だったはずです。(写真上) 全校朝会で漢字の書き順の話をしました。Zoomでの朝会の便利な点は、資料などを画面に映しながら話をすることができるところです。朝会で使った資料を2階の掲示板に貼ったところ、たくさんの子ども達が見に来ました。(写真中) 最初の「田」の書き順は、3画目が縦画になります。この字を間違えている人は、結構いろいろな漢字の書き順がまちまちである場合が多いです。 「左」と「右」の書き順も、大人で間違えている人を良く見かけます。「長」は、1画目が縦画で、次に横画が4回続く書き順です。「発」の「はつがしら」は、よくテストでも問われる書き順です。 こんなに書き順のことを細々と言うのは、自分自身が今までたくさんの失態をしてきたからです。小学校の教員になるまで、「飛」や「座」、あるいは「うしへん」の書き順を間違えていました。(「座」の字の書き順を調べてみてください。へえ〜と思う方が多いのではないでしょうか。) 国語の時間に、漢字ドリルを使って新出漢字の書き順をみんなで確認する時があります。ドリルを見ながら、「わぁ〜、今まで間違えていた」と思いながらも、子ども達の前では涼しい顔で指導していたものです。 でも、子ども達が将来社会に出て、窓口業務で書類を書いたり、ホワイトボードに説明を書いたりした時に、書き順で恥ずかしい思いをしてもらいたくはありません。書き順は重要です。 先週金曜日に、2年1組の「すてきなところを伝えよう」という国語の学習について紹介しました。今日は、2組も友達への手紙を読み合い、交換する取り組みをしていました。 2人組で前に出て、向かい合います。それぞれが書き記した手紙の清書を、いよいよクラス全員の前で発表する時になりました。誰だって、自分のことをたくさん褒めてもらえるのは、とてもうれしいことです。どの子も少し顔を赤らめながら、相手からの手紙を静かに聞いていました。(写真下) 「〇〇さんのすてきなところは、明るいところだと思います。毎日元気でにこにこしている〇〇さんは、わたしが声をかけると、いつも話を聞いてくれます。そんなところがすてきだなと思いました。」・・・子どもが見つける子どもの良いところ、素敵なところは、大人が気づかない部分でもあります。これぞ「あったか言葉」、「ふわふわ言葉」と言えるでしょう。2年生は、いい勉強ができましたね。 3月1日(火) その1・・・今日から3月に入りました。いよいよ3学期のまとめ、さらには今年度の学年のまとめの時期になりました。それぞれの教室では、学習のまとめのテストに取り組む様子が見られるようになってきています。テストは、自分がどれだけ学習内容について理解ができたか、ということを調べるためのものです。ですから、テストを行っただけで終わりにしてはいけません。丸つけが終わったテストが戻ってきたら、「何ができるようになったか」、そして「何がまだ理解できていないか」を振り返ることが大切です。 様々な教室で、タブレットを活用して学習している様子をよく見かけます。どの学年でもすでに利用しているアプリに、ミライシードの「ドリルパーク」があります。課題が早く終わった子が、自分から進んで復習問題として利用している子が多いようです。漢字練習や計算練習の問題がたくさん入っていて、繰り返し使ったり前の学年の内容にもどって復習したりすることもできます。さらに漢字ドリルでは、漢字の書き順を確かめたり、書き順の採点をしたりする機能まであるのでとても便利です。漢字の学習は、まず書いて覚えることが欠かせませんが、送り仮名に気をつけたり様々な読み方を覚えたりすることも大切です。そして、さらに重要なのが、「正しい書き順を覚えること」です。 では、漢字の正しい書き順を覚えるということは、なぜ必要なのでしょうか? 書き順は、文字をきれいに書くためにあります。漢字には、「止め・はね・はらい」があり、きれいで正しい文字はそれらがきちんと目で見て分かるように書かれています。また、正しい書き順で書くと、素早くたくさんの文字を書くことができ、さらに手が疲れにくいとも言われています。 それでは、1年生で習う漢字からいくつか問題を出します。(「田」や「左」「右」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「田」は、この書き順を間違えると他の多くの漢字も間違えて覚えていることになります。「左」と「右」は、一画目が横画か左はらいになるかの違いがあります。間違えて覚えている人は、文字のバランスが違っているはずです。 次に、2年生で習う漢字から出題します。(「長」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)一画目は縦画から書きます。 続いて、3年生で習う漢字から出題します。(「発」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)「発」の字では、「はつがしら」という部首の書き順が重要です。 ここまで、1年生から3年生の漢字について出題してきました。きっと4年生以上のみなさんの中には、いくつか書き順を間違えて覚えていた子がいたのではないでしょうか。また、1年生から3年生のみなさんも、今年習ったばかりの漢字の書き順を、もうすでに間違えて覚えていたという子がいたかもしれません。間違えて覚えていた書き順は、今すぐ直せば、これから大人になるまでずっと正しい書き順で書くことができます。しかし、間違えて覚えたままにしていると、大人になってもそのままです。漢字の書き順を間違えて覚えたまま大人になると、きっといつか恥ずかしい思いをするでしょう。大人で、文字のバランスが悪い字を書く人がいます。よく見ると、明らかに書き順が違うことが分かります。また、銀行の窓口の人が書類を書く場面や、お店の人が領収書に文字を書く場面で、「ああ、この人、書き順が違っている…」と気がつく時があります。本人は気がついていなくても、見ている人には分かってしまいます。書き順の違いだけで、その人の評価がマイナスにとらえられてしまうことにもなりかねません。 では、最後にひらがなの書き順について出題します。「えっ、ひらがなの書き順を間違える人がいるの?」と思うかもしれませんが、確認してみましょう。(「や」と「も」の書き順について、Zoomの画面を使って出題する。)・・・ 今朝も表彰を行いました。まず、区の連合図工展出品証の表彰です。昨年度に引き続き、各学校で開催することになり、先週まで2週間にわたり2階の渡り廊下に展示しました。代表で6年生の子に賞状を渡し、作品の説明もしてもらいました。(写真上) 次に、東京都の科学展に出品した自由研究の表彰をしました。5年生の子が旭町小学校の代表に選ばれ、優秀賞を受賞しています。(写真下) 3月1日の給食ポテトオムレツ ABCスープ 牛乳 一口メモ 3月に入り、いよいよ今年度の給食も残り16回となりました。 今月の給食目標は、「1年間の給食の反省をしよう」です。苦手な食べ物にチャレンジしていたでしょうか? しっかり手を洗うことや、黙食などのルールを守って食べることができたでしょうか? 各クラスで、自分自身の振り返りをきちんとさせていきます。 今月は、6年生のリクエスト給食をたくさん取り入れて献立を立てています。 |
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