6月21日(火)プールサイドでは、水泳指導の始まりと最後に、必ず人数確認を行います。水泳の事故を未然に防ぐとともに、事故の早期発見のためにも、人数確認が重要な手だてとなります。また、バディのシステムは、単に人数を確認するだけでなく、顔色や動作などから健康状態を観察するという大切なねらいがあります。入水前や指導の途中、退水後のそれぞれにおいて、すばやく正確に人数確認を行う必要があります。 以前は、2人組で手をつなぎ、上に挙げながら番号を言わせるというやり方をしていました。コロナ禍の感染症対応として、番号は先生が言い、子ども達は手をつながずに黙って手を挙げて知らせるというように指導しています。(写真上) 1年生の子ども達に、「ここをプールだと思ってやりなさい。」と言っても、なかなかイメージはもてなかったかもしれません。1年生の学年プール開きは、今週の金曜日の予定です。今日の3,4校時は、2年生が水泳指導を行っていました。2年生は、昨年度に1回もプールに入ることができなかったので、1年生と同じく今日が初めての水泳指導になりました。 3年生は、算数の時間に「わり算を考えよう」という学習に入りました。3年生から初めて習う「わり算」については、先月学習しています。2桁÷1桁で、九九を使ってわり切れる場合のわり算の学習でした。今回は、同じく1桁でわる場合のわり算ですが、あまりが出るわり算の学習です。 「ゼリーが14個あります。1人に3個ずつ分けると、何人に分けられますか。」という問題文について考えさせました。図を使って考えると、3個ずつ4人に分けることはできますが、5人分まではいきません。そして、4人に分けると2個ゼリーが「あまる」ということも明らかになりました。(写真中) 今後は、あまりについて考える問題も扱っていきます。例えば、こういう問題です。「ケーキが23個あります。1箱に4個のケーキを入れていきます。全部のケーキを入れるには、箱は何箱あればよいでしょうか。」・・・23÷4=5あまり3です。5箱でいいでしょうか? NOです。「全部のケーキを入れるには…」ですから、あまりの3個のケーキ用にもう1箱必要です。ということで、正解は6箱になります。頭の体操みたいな問題ですね。 3,4校時に、5年1組が調理実習を行っていました。先週は「ゆでいも」でしたが、今回は「ゆで野菜」の調理でした。使った野菜は、キャベツとにんじんでした。それぞれをちょうどよくゆでて、ドレッシングをかけていただきます。 まず、家庭科室の教卓に子ども達を集めて、先生がお手本を見せていました。さすが、毎日食事を作っている先生です。にんじんを切る包丁さばきも、鍋に湯を沸かして野菜をゆでる様子も手際よく行われていました。私も担任をしていた頃は、理科の教師実験同様に、家庭科のお手本を示すのが大好きでした。(クラスの子ども達が、自分の担任の先生を見直す絶好の機会になります。) キャベツは、1分ほどゆでてから水の入ったボウルに移します。にんじんは、5mmくらいの半月切りにして、水からゆでていきます。先週のゆでいもの実習が自信になったのか、どのグループもとても手際よく調理していて関心しました。(写真下) ソースは、和風ドレッシングとオーロラソースから選ぶことができるという選択制になっていました。和風ドレッシングは、酢としょう油とサラダ油を混ぜて作ります。一方のオーロラソースは、ケチャップとマヨネーズを混ぜ合わせて作ります。1組では、圧倒的にオーロラソースを作ったグループが多かったようでした。 ところで、オーロラソースのオーロラとはどういう意味なのでしょうか? あの北極圏のオーロラではなく、ローマ神話の曙の女神の名前から来ているようで、夜明けの空のピンク色に似ているところから名づけられたようです。 水泳指導(2年生)前日にバディの仕方やルール等を確認していたこともあり、スムーズに始められました。プールに入って、動物のまねをしたり、水中じゃんけんを楽しんだりしました。 最後に、宝探しをしました。どの子も宝を探すために潜ったり手や足を伸ばしたりして、水に親しみました。「もっと入りたかった。」「皆と入れて楽しかった!」「次のプールも楽しみ!」と子ども達が口々に言っていました。 引き続き安全に気をつけながら、楽しいプールでの学習を進めていきたいと思います。 6月21日の給食ツナポテト ABCスープ 牛乳 一口メモ 今日のピザトーストは、ベーコン、玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマン、ケチャップを使ってピザソースを作りました。食パン全部がおいしく食べられるように、隅々までソースを塗るのがおいしさのポイントです。 ピザが生まれたのはイタリアですが、世界で一番ピザを食べている国はどこか知っていますか? 答えはアメリカです。アメリカの学校での給食は、ピザが出るのが定番になっています。また、子ども達が集まるパーティには、必ずと言っていいほどピザが出されるそうです。 ピザトーストは、日本でまだピザが高価だった頃に、東京の喫茶店のメニューに登場したのが始まりとされています。ピザをもっと気軽に食べてもらいたいという思いで出されたようです。 4年 水泳指導当日は子ども達の思いが届いたのか、気持ちの良い快晴となりました。学習の始めと終わりにはバディで人数を数え、安全確認をします。久しぶりのプールはとてもひんやりしていて、少し肌寒そうでした。(写真上) その後、各クラス1列ずつ入水し、プールを横向きに泳ぎました。けのび・バタ足・クロールなど、自分ができる泳ぎを確かめました。(写真中・下) 今後も、安全に水泳指導に臨めるよう、ルールを徹底して指導していきます。 6月20日(月) その2また、ログイン用のアカウントとパスワードについて、個々に記載された紙も配布しました。それを使い、5校時には6年生とペアになり、ログインの方法を教えてもらいました。今回のパスワードは、初期パスワードとして使っています。今後、何度か練習をして、来月に慣れてきた頃に各家庭でパスワードを新たに設定してもらうことになります。 しばらくしたら、1年生もタブレットを持ち帰ることがあると思います。タブレットは、練馬区で貸与されたものであるということを覚えておいてください。不具合や故障の場合、基本は区で修理に出してもらえます。しかし、扱い方が悪くての故障や破損については、公費負担とならない場合もあります。 また、タブレットを持ち帰った際は、各家庭で充電することになっています。きちんと充電してこないために、学校で電源が切れてしまう子が昨年は多く見られました。 今回、1年生に貸与されたタブレットは、昨年度の6年生が使っていた機種です。卒業する前に機器を回収し、翌年度の1年生に使ってもらうということを毎年繰り返していきます。長年かけて複数の児童が使うことになるので、大切に扱うようにさせてください。 4月から行ってきた1年生のひらがなの練習が、残りあとわずかになってきました。今週中に、50音のひらがなが全て終わる予定です。今日は、2組で「も」の練習をしていました。 ひらがなにも書き順があり、とても重要です。ひらがなの中で、間違えやすい書き順の文字は何か分かりますか? 圧倒的に間違いが多いのは、「も」です。さらに、「や」と「せ」が続きます。 「も」の書き順は、「し」を書いてから横棒2本の順です。よく、授業観察をしていて、「も」の書き順の間違いを見つけて指摘することがあります。教員になるまでずっと間違えて覚えていた先生がいるくらいですから、多くの大人が書き順を間違えているひらがなと言えるでしょう。 ちなみに、「や」は「つ」を書いてから、短い点を書いて長い棒ですが、この順番を逆にする人がいるようです。書き順の間違いを指摘すると、「いつから書き順が変更になったのですか?」と言われたことがあります。書き順は、昔から変わっていません。 ところで…先生が見本の文字を書くところを画面に映すと、「先生、じょうず〜」と、子ども達から拍手が起こりました。1年生の先生は得だなぁと思いました。(写真中) 5年2組の子ども達が、バケツ稲の手入れをしていました。バケツに田植えをして3週間以上が経ちました。順調に生育しているようでしたが、間引きを兼ねて、苗の選別を行っていました。 バケツには、最初に芽出しをした種もみをまきました。その後すぐに苗が手に入ったので、バケツに4か所ずつ田植えをしました。今日は、その中からよく育ったものを真ん中に移動させ、他はかき取って1つの株にする作業をしました。(写真下) バケツ稲セットの説明書には、「伸びてきた苗を3〜5本に束ねて中央に植え付ける」とあります。それは、種もみから行った場合の方法なので、田植え用の苗を植え付けた今回の場合は必要な作業だったのでしょうか? 今週木曜日に、JAの職員の方が来校し、5年生に稲作についての授業をしていただくことになっています。バケツ稲とミニ田んぼで育てている旭町小の稲について、いろいろなアドバイスをいただくことができるでしょう。 図工「あったらいいな ゆめの島」(2年生)紙粘土や割りばしなどで作るケーキの島や動物園の島など、自分のゆめが詰まった、あったらいいなと思う島の立体作品です。作品自体は小さくてかわいい島ですが、子ども達の大きなゆめでできている、すてきな作品が出来上がりつつあります。 タブレットの使い方(1年生)1年生のタブレットは、先週やっと学校での用意が整いました。先週は、タブレットを運ぶ作業だけしかしていなかったので、初めて使ってみるこの日を心待ちにしていた子がたくさんいました。 今日は、タブレットの起動方法、ログインの仕方を中心に行いました。6年生には、たてわり班が同じ1年生のサポートに入ってもらい、ほとんどマンツーマンで教えてもらいました。 初めてタブレットを使ってみる喜び、6年生のお兄さん・お姉さんに優しく教えてもらう嬉しさが入り混じって、1年生もとても楽しそうでした。 授業時間が終わるころには、起動方法、ログインの仕方をマスターできている子が多かったです。それもこれも、6年生が優しく、丁寧に、粘り強く教えてくれたおかげです。 これからタブレットを使う学習が増えていきます。タブレットでいろいろなことができるようになる今後が楽しみです。 6月20日(月) その1・・・先週から読書旬間が始まっています。図書委員会の子ども達が、低学年の教室で大型絵本を使って読み聞かせをしていました。また、図書館管理員の中路先生から、図書の時間に読み聞かせをしてもらったクラスもあります。 読書の楽しさは、いろいろあります。もちろん、自分でじっくり本に向き合って静かに読書をするのは、読書の楽しさを知っている子にとって、このうえない喜びですよね。また、本の読み聞かせは、ページがめくられた時の絵に驚いたり、みんなで一緒に読書をしている一体感が味わえたりと、また違った喜びがあります。さらに、自分のおすすめの本を紹介し合う「ブックトーク」を行うと、「友達の読んだ本を自分も読んでみたいな」と読書の世界が広がる喜びを味わうことができます。 各教室には、光が丘図書館の団体貸し出しの本がたくさん置いてあります。また、図書室にはたくさんの本が並んでいます。さらに、成増や光が丘の図書館に行ったら、もっともっとたくさんの本に出会うことができます。「読書は心の栄養」と言われています。人がご飯を食べて体を大きく成長させていくのと同じで、読書は心を豊かにする栄養です。先週金曜日に、1年生がアサガオに、2年生がミニトマトに肥料をあげたのと一緒です。皆さんも、自分の心に読書をすることで肥料(栄養)をタップ取り入れるようにしましょう。 さて、今日から水泳指導が始まります。水泳は全身運動として、体全体の筋肉を使い、体力がたくさんつきます。また、それだけでなく、水の中での安全な身の守り方を学ぶ大切な学習でもあります。毎年、夏の海や川で水の事故で亡くなる人が何百人といます。必ずしも泳ぎが得意であれば水の事故にあわないというわけではありませんが、少しでも泳ぐ技術を身につけていれば自分の命が助かることにつながります。 暑い日にプールに入ることができるととても気持ちのよいものです。しかし、一歩間違えると命にかかわる大変な事故にもつながりかねません。体育の授業の中でも、一番危険が伴う勉強であることを覚えておいてください。ですから、常に指導される先生方の話をしっかり聞き、水泳の約束をきちんと守ることが大切です。安全に気をつけ、水泳の学習に進んで取り組み、体力をしっかりつけられるようにがんばりましょう。・・・ 旭町小では、今日が今年度最初の水泳指導、「プール開き」になりました。トップバッターとして、3,4校時に4年生がプールに入りました。10時の時点で、気温31度、水温が26度ということだったので、まずまずのコンディションでした。しかし、シャワーの水は冷たく感じられたようでした。 6月20日の給食サバの文化干し焼き わかめのサラダ ナスの味噌汁 牛乳 一口メモ 問題です。英語でEggplant(エッグプラント)と呼ぶ野菜は、次のうちのどれでしょうか? (1) きゅうり (2) ナス (3) じゃがいも 答えは、(2)のナスです。エッグは英語で「卵」、プラントは「植物」という意味です。日本では、ナスと言えば紫色の野菜ですが、海外では白くて丸いナスが多いそうです。見た目が卵に似ていることから、エッグプラントと呼ばれています。 今日の味噌汁は、さらにおいしくなるように、ナスにサラダ油をまぶしてオーブンで焼いてから味噌汁に入れています。走することでナスの食感が良くなり、コクが出てとてもおいしくなります。 ロングたてわり班遊び
6月17日(金)に、遊ぶ時間が長い「ロングたてわり班遊び」を4校時に行いました。
それぞれの班で、6年生を中心にドッジボールやどろけいなどをして、楽しく遊びました。 図書委員会の読み聞かせ委員会の児童がゆっくりとていねいに読み聞かせをしてくれたので、低学年の児童はお話の世界に浸りながら、集中して聞くことができました。 6月17日(金) その2用意されていた布地は、デニムと綿、ポリウレタン、ポリエステルの4種類です。それぞれの布地に、スポイトで水を数滴ずつたらします。布の表面をよく観察しながら、水の吸いやすさや乾きやすさを比べていきました。また、実験の前には、それぞれの布の手触りや伸び縮みについても調べました。(写真上) 衣類は、季節によって風通しや着心地を考えて選ぶことが大切です。また、汗を吸い取りやすい布地を下着に選ぶなど、それぞれの布の特質を考えて着るようにする必要があります。今後は、衣類についた汚れを取るための洗濯の仕方について、学習を進めていきます。 1年生が、アサガオの鉢に追肥をあげていました。5月に種まきをしたアサガオは、順調に成長しています。たくさん葉が茂り、つるが伸び始めてきたため、先日支柱を立てたところでした。 今日は、校庭での体育の授業前に、全員で肥料を追加しました。追肥は、もともとアサガオのセットに入っていたもので、つるを伸ばして花をつけるための化成肥料です。子ども達は、もうすぐ花が咲くことを楽しみにしながら自分の鉢に肥料を入れていました。(写真中) 一方、その頃2年1組も校庭に出てきました。ミニトマトの鉢への追肥と、間引きの作業を行うためです。昨日2年生には、農家の人を招いて、「野菜名人の授業」がありました。ミニトマトをこれから元気に育てていくための方法として、間引きを行うように指導していただきました。さっそくそれを受けての作業です。 5月に種をまいて育ててきたので、鉢の中には10本ほどの苗が伸びてきています。間引きは、1本〜3本の苗を残して、他は全部ハサミで切るように言われています。元気よく伸びている苗を選び、次々と地際から切り取っていきました。(写真下) 昨日、教室で野菜名人がハサミを入れた時は、「かわいそう〜」という声が子ども達から聞こえてきました。しかし、今日の1組の子ども達は気丈でした。黙々と間引く苗にハサミを入れて切り取り、さっぱりとした表情でした。 6月17日(金) その1暗算は、数の感覚を磨いたり、活用したりするのに適した学習です。低学年までは、具体物(おはじきなど)を使って、直接数の操作をしてきました。中学年では、数字を見ただけで数の大きさを判断したり、数の分解ができるようにしていきます。 例えば、「54−38」の暗算は、どのように考えるでしょうか? 頭の中で筆算を書いて行ったとしたら、「14−8=6」と「40−30=10」で16という答えが出ます。あるいは、十の位から先に引くと、「50−30=20」そして「24−8=16」となります。(私は、いつもこのやり方です) また、54を50と4に分けて考えると…「50−38=12」さらに、「12+4=16」となります。一方、38を30と8に分けて考えたら、「54−30=24」さらに「24−8=16」となります。ここまでの考え方は、どこかで繰り下がりのある引き算が含まれることになります。 では、こういう考え方はどうでしょう。38を40とみて、「54−40=14」、2つ多く引いたから、「14+2=16」…なるほど、ですよね。こういうふうにすぐ考えられる人は、算数的なひらめきのあるタイプなのでしょう。どのやり方が良いというのではなく、自分のやり方で間違いなく、そしてすばやく暗算ができれば良いのです。 子どもの頃、東京の親戚の家に遊びに行くと、ボーリング場によく連れて行ってもらいました。その頃のボーリング場は、現在の自動計算とは違います。ボールを投げるたびに、倒れたピンの数を自分で紙に書き込み、点数を計算しなければなりませんでした。スペアやストライクをとった時の計算の仕方を、親戚のおじさんから教えてもらいました。計理士をしていたおじさんの暗算がとても速くてびっくりしました。 5年生は、社会科の時間に「米づくりのさかんな地域」の学習をしています。2組では、「安全でおいしい米を作るために」というところの授業が行われていました。 教科書では、南魚沼市(新潟県)の農家での米作りが紹介されています。「安全」ということで、農薬をあまり使わない工夫がいくつか紹介されていました。人の健康にも良いとされている「玄米黒酢」を稲に散布しているそうです。害虫を防ぐとともに、稲の生育のための栄養分にもなります。 また、アイガモ農法についても教科書に紹介されていました。水田にカモを放し飼いにしておくことで、雑草や害虫を駆除する効果があります。さらに、カモのフンが稲の栄養分になります。社会科では、特にデジタル教科書が指導に役立ちます。電子黒板に映し、関係するところをクリックすると、動画を見ることができるようになっています。たくさんのカモが水田で動き回る様子に、子ども達から「かわいい!」と声が上がりました。(写真下) 6月17日の給食根菜のペペロンチーノ炒め 冷凍みかん 牛乳 一口メモ 練馬スパゲティは、給食で大人気のメニューの一つです。 今日は、全校分の練馬スパゲティを作るのに、68kg(約61本)の大根を使いました。大根をすりおろして、ツナと調味料、だし汁を合わせてじっくりと煮込んで作りました。よく煮込むことで、大根の辛味成分がとんで、甘みがししっかりと感じられるおいしいソースに仕上がります。 1年生にとって、給食では初めての練馬スパゲティの献立です。きっと大好きになったのではないでしょうか。 6月16日(木)今回の単元では、3種類のひき算について学習をします。「ひき算に種類なんてあるの?」と思われるかもしれませんが、例題を示しますので、よくお考えください。 (1) 8人遊んでいました。3人帰りました。残りは何人ですか? (2) 子どもが8人います。男の子は3人です。女の子は何人ですか? (3) 男の子が8人、女の子が3人います。どちらが何人多いですか? 式と答えは、どれも「8−3=5」になります。しかし、これら全てがひき算になることを1年生が理解するのは、とても難しいことです。 一番分かりやすいのは、(1)の引き算で、算数用語で「求残」と名付けられています。「〜個取ると」「〜個なくなると」「〜人減ると」「〜本使うと」など、問題文から少なくなることがイメージしやすいのが「求残」の場合です。 一方、今日2組で学習していたのは、(2)の場合のひき算でした。「求補」と名付けられているひき算です。求補は、何かが減るわけではありませんが、やり方は求残と似ています。分かっているものを減らすと、分からないものが残るという考え方です。授業では、算数ブロックを動かしながら、ひき算で答えが求まることを何度も確認していきました。(写真上) ちなみに、(3)は「求差」というひき算です。多い方から少ない方をひくことや、どちらが何人多いという答え方まで、1年生にとっては難関です。算数の文章題の難しさは、もうすでに1年生の時から始まっています。 3年2組で、毛筆による書写の授業がありました。3年生から毛筆を習いますが、その最初の授業でした。子ども達は、真新しい習字道具を早く使いたくて仕方がない様子でした。 まず、習字セットの一つ一つの使い方について、先生から説明を聞きました。そして、机の上にどの様に準備をするかということや、汚さないように使うコツなどの指導がありました。その後、墨汁をすずりに出し、筆に墨をつけて半紙に試し書きをしました。縦や横の線を引いたり、丸を書いてみたりと、いろいろな太さで書けることが分かってきました。教室中に墨汁のにおいが漂う中、初めての作品にみんな満足そうでした。(写真中) 2年生に、野菜名人による授業がありました。各教室に2名の野菜名人が訪れ、1時間ずつ授業をしていただきました。野菜名人とは、農家の相原さんとJAにお勤めの岩井さんのお二人です。今年度から始まった「練馬区農業者と連携した教育活動」では、区内の農業関係者を学校に派遣する事業を推進しています。先月申し込みをしたところ、まず2年生に野菜名人として授業をしていただくことになりました。 2年生は、生活科でミニトマトを全員が育てています。また、学年の畑では、ナスやキュウリ、オクラなどの苗を植えました。その後の管理について、野菜名人から詳しく話を聞くことができました。 相原さんは、光が丘公園の近くで農家をされている方です。インターネットで相原さんの畑の作物を見せてもらうと、ナスやキュウリもオクラも、学校のものとは比較にならないくらい元気に育っていました。学校の野菜苗が元気がないのは、土が固くなっているからとのことでした。4月に苗を購入して、そのまま畑に植え付けたのですが、たい肥をすき込んでいませんでした。牛糞たい肥を買って、もう一度よく耕してから植え付けると良いそうです。(写真下) JAの岩井さんからは、ミニトマトの間引きについて説明を聞きました。2年生は、種をまいてミニトマトを育てています。10本以上苗が茂ってきました。しかし、このままだと全体の生育が悪くなってしまいます。間引きは、土の中の養分を集中させて生育を良くするためと、病気にかかりにくくするために行います。 先生用のミニトマトの鉢を使い、実際に間引きのやり方を見せていただきました。大きく育っているものを残して、はさみで根元から次々と切っていきました。子ども達からは、「かわいそう…」という声が聞こえてきました。岩井さんは「このままだと、全部の育ちが悪くなるから、その方がかわいそうだよ」と言い聞かせながら切っていきました。明日以降、2年生は自分のミニトマトの間引きをしっかり行うことができるでしょうか。 図工「お気に入りの場所」(6年生)人気のある場所、意外な場所、子どもたちの着眼点は様々で、とても面白いです。晴れの日は実際の場所で、雨の日はタブレットで撮影した写真を見ながら、6月中の完成を目指して制作しています。 小学校生活の記念になればいいなと思っています。 野菜名人の授業(2年生)事前に、子ども達は、野菜名人に聞きたい質問をたくさん書いていました。鉢植えでミニトマトを、そして花壇ではナス・ピーマン・オクラ・キュウリを育てています。その中で、困ったことや悩んでいることを通して、質問を考えました。 また、国語「メモをとるとき」の学習とも関連させ、話を聞いてメモをとる学習も事前にしました。野菜名人に教えてもらったことを聞き逃さずに、大切なことをメモに残せるように頑張りました。 実際に野菜名人が教室に来ると、どの子もとても嬉しそうな顔を見せていました。自分の質問が採用された子は、にこにこと喜んでいました。今育てている野菜を元気にするためにはどうしたらよいか、間引きとは何か、どのようにやるか、上手な水やりの仕方は・・・等について話していただきました。子ども達も一生懸命メモをとりながら、野菜名人の話をうなずいて聞いていました。 この授業をきっかけに、野菜を育てることにさらに親しみをもっていけたら嬉しいです。 第3回 体育朝会体操の隊形は、体育の学習で体操をするときによく使い、以前は運動会などでも使っていました。中心の児童を基準に、縦横に大きく広がります。 1.ひじを90度に曲げ、腰の横につける。 2.広がる方向を向く。 3.かけ足で広がる。 基本的な動きを再確認することができました。 後半は、「パプリカ」の音楽に合わせて、準備運動をしました。ジャンプをしたり、ひざを曲げ伸ばししたりしながら、リズミカルに体を動かすことができました。 低学年・中学年はノリノリで体を動かしていました。高学年は少し恥ずかしそうでしたが、運動委員の6年生が朝礼台の上で手本を見せているのを見て、一緒になって体を動かすことができました。 体力テストが先週で終わりました。体力向上に向けて、体育の学習や体育朝会も工夫していきます。 5年生 調理実習(ゆでいも)初めて包丁を使う子もいたようで、とても慎重に扱っていました。安全に気を付けながら包丁やピーラーで皮をむき、一口大の大きさに切ることができました。 さらに、ゆで具合を竹串で確かめながら、好みの硬さになるまでしっかりゆでることができました。 試食では、塩で味付けし、おいしくいただきました。「やわらかくておいしい!」「家でもおうちの人と作ってみたい!」などの感想が聞かれました。実習後には、ゆでるとどのように変化するかをワークシートにまとめました。じゃがいもは、ゆでるとやわらかくなり、色も変化することが分かりました。 6月16日の給食ゼリーフライ 豚汁 牛乳 一口メモ かてめしは、埼玉県秩父地方に伝わる郷土料理です。昔、お米は貴重な食べ物だったため、季節の野菜や山菜を混ぜてボリュームを出して食べるようにしていました。その「混ぜ合わせる」という意味の「かてる」が語源となり、「かてめし」と言われるようになったそうです。 今日のかてめしには、高野豆腐やきざみ昆布、油揚げなどが入っています。いろいろな具材から出るうまみがたっぷり入っていて、とてもおいしくできあがりました。 一方、ゼリーフライは、埼玉県行田市に伝わる郷土料理です。形が小判(銭)にそっくりだったことから、「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変わったと言われています。衣がついていないコロッケのような料理です。行田市は、足袋を中心とした工場が多く、そこで働く人たちがおやつとして食べていたそうです。 |
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