音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

6年生を送る会(1年生)

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 1年生は、入学してから様々な場面で6年生にお世話になりました。朝の支度を手伝ってもらったり、掃除の仕方を教えてもらったり、タブレットの使い方を一緒に見てもらったりなど、頼もしい6年生のお兄さんお姉さんに支えてもらいながら生活してきました。それらの感謝の気持ちを込めて、ペンダントと合奏「子犬のマーチ」をプレゼントしました。

 ペンダントは、紙粘土に絵の具を混ぜて色付けし、6年生も好きな形になるように作りました。渡すときには、「今までありがとうございました。」「お世話になりました。」などの言葉を添え、感謝の気持ちを伝えることができました。
 「子犬のマーチ」は、想いを込めた演奏ができるように、何度も何度も練習してきました。1年生全員の気持ちと音をぴったりそろえ、演奏することができました。

 すべての出し物が終わった後には、6年生からたくさんの拍手をもらいました。また、渡したペンダントを、6年生が肌身離さずつけてくれているところを見て、嬉しそうでした。

 6年生のお兄さんお姉さんと、また一つ素敵な思い出を作ることができました。

6年生を送る会(5年生)

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 28日(火)に、6年生を送る会がありました。第1部の5年生の出し物では、感謝の言葉を伝えた後、6年生に中学生免許を取得してもらうために5つのクイズを出しました。
 校長先生や副校長先生の名前を聞いたり、宿題を忘れたときの正しい対応の仕方や、泣いている児童にどんな声かけをしたらいいか等を聞いたりしました。流石に6年生は、見事全問正解することができ、中学生免許を受け取ることができました。クイズに正解するごとに拍手や声かけで6年生も盛り上げてくれたので、みんなが笑顔になり楽しむことができました。
 6年生までの発表が終わった後、引継式を行いました。6年生から指揮杖や校旗等を受け取り、伝統を引き継いで最高学年として頑張っていこうという気持ちを高めました。
 第2部では、5年生が中心となってたてわり班活動を行いました。好きな教科や食べ物などの6年生クイズを出し、当たっても外れても大盛りあがりでした。
 最後に5年生から色紙と共に、これまでのお礼を伝えました。6年生と過ごせるのは残りわずかですが、様々な関わりを通して思い出をつくってほしいです。

6年生を送る会(2年生)

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 2年生は、6年生を送る会で、まず登校班でお世話になった感謝の気持ちを言葉で伝えました。代表の言葉を担当した子が大きな声でゆっくりと話し、それに全員で声を合わせて「おめでとうございます。」や「ありがとうございました。」を伝えました。
 次に、感謝の気持ちとお祝いの気持ちを込めて、「うらじゃ」を踊りました。2年生の成長を見せるために、縦横をそろえて踊ること、自分で考えて動くことの2つをがんばりました。
 本番では、練習の成果をしっかりと出すことができました。最初から最後まで担任の助けなく、自分たちだけで発表をすることができた姿に成長を感じました。
 6年生を送る会の後には、たくさんの感想が挙がりました。「1年生の子犬のマーチが懐かしいな。」「3年生がかっこよかった。来年はああいうことをするのかな。」「6年生の青と夏の踊りは、歌も合奏も全部最高だった!」と話していました。6年生のみなさん、今までありがとうございました。

6年生を送る会(4年生)

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 4年生は、6年生を送る会で谷川俊太郎さんの「生きる」の詩を6年生バージョンに変えて発表しました。
 谷川俊太郎さんの「生きる」は、6年生の国語の教書に登場する有名な詩です。6年生を送る会の発表のために、2月の初めから宿題の音読で練習しました。詩を朗読して終わりにするのではなく、クラブ活動での6年生の活躍や感謝を伝える内容にアレンジしました。一部をご紹介します。

「生きているということ 今生きているということ それは6年生になるということ
 球技クラブでは ボールのお手本を見せることができるということ
 卓球クラブでは 試合を盛り上げることができるということ
 手芸クラブでは おさいほうが上手で 教えることができるということ
 バドミントンクラブでは かっこよくスマッシュができるということ
 科学クラブでは 実験が上手にできるということ
 イラスト・工作クラブでは すばらしい工作ができるということ
 タブレットクラブでは むずかしいプログラミングができるということ」

 各クラブの6年生の姿を思い出し、4年生が言葉を考えて作りました。4年生なりに、6年生の背中を見て楽しくクラブ活動ができていたのだと改めて感じました。
 「来年は高学年になる」という気持ちを高めることができた送る会になりました。

6年生を送る会(6年生)

 各学年から6年生に向けて、感謝の言葉や出し物がありました。
 また、1年生からペンダント、たてわり班のメンバーからメッセージが入った色紙のプレゼントがありました。
 6年生を送る会が終わった後も、ペンダントや色紙を眺める姿がたくさん見られました。感謝の気持ちを伝えてもらえてとても嬉しかったようです。

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2月28日(火)

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 2年生は、3学期の生活科の時間に、「あしたへつなぐ自分たんけん」という学習をしています。自分自身の成長に関心をもち、自分のことを調べる活動を通じて、今までの出来事を振り返らせます。そして、これからの未来へ希望をもたせるという「キャリア教育」に関する学習内容です。
 2組では、生まれた頃の様子から小学校2年間での自身の成長まで、まとめたことをファイルに綴じながら記録してきました。いよいよ、これからの自分について、未来を想像した希望を記す段階になりました。「将来、どんなことをしてみたいか」という欄に、一人一人いろいろな夢を記入していました。(写真上)
 お菓子屋さんやレストランのコックさんと書いた子もいれば、建築士と書いていた子もいました。2年生の子は、一体どのようなきっかけで将来の職業へのあこがれを抱くのでしょうか。買い物や食事に行った時に、働く人の様子を見たことがきっかけという子が多いことでしょう。あるいは、テレビで見たことがきっかけでしょうか。一方、家の人が仕事をする様子を見て考えたという子も多いのではないかと思います。子どもなりに、ちゃんと家の人の背中を見ているものです。
 私の父は、農業高校の教師でした。夏休みに、父が勤務していた学校に連れていってもらったことがあります。小学校の3年生くらいの頃でした。車で40分以上もかかる山奥の分校で、生徒を集めて農機具の分解・組み立ての指導をしていました。自分の父親が、生徒達から「先生」と呼ばれていることにびっくりしました。自分が教員をめざしたきっかけは、もうその頃からあったのでしょうか。少なくとも、父親の影響であることは確かです。
 3,4校時に、「6年生を送る会」がありました。昨年は、感謝の気持ちやお礼の出し物を学年ごとに動画で撮影して、各教室で視聴するという方法で行いました。1年前の今頃は、まん延防止等…の措置が出ていたため、その方法が精一杯でした。今回は、体育館のひな壇に6年生が集まり、まずは1〜3年生と、次に4,5年生と出し物を発表し合う形で行いました。やはり、対面で行う方がずっと気持ちが伝わるということを感じました。全校の半数ずつでしたが、体育館の様子はオンラインで教室でも見られるようにしたので、全学年がそれぞれの発表を見たことになります。
 学年の出し物は、1年生から順に6年生の前に出て行いました。かわいらしくも真剣に演奏する姿や、体育発表会のダンスを踊る学年もありました。また、卒業試験を6年生の代表の子に課した5年生の楽しい出し物も印象的でした。一方、お礼の出し物をした6年生は、低学年と高学年への2回公演となりました。歌とダンス入りの合奏で、最高学年の最後の勇姿を全校児童に披露しました。(出し物については、それぞれの学年からこのホームページで紹介していきます。)
 6年生の出し物の後、体育館で「引き継ぎ式」がありました。6年生から5年生に、最高学年をバトンタッチする旭町小の大切な儀式です。お互いの代表者が前に出て向き合いました。まず、マーチングの指揮杖を6年生から5年生に手渡しました。10月の体育発表会での勇壮なマーチングは、この指揮杖から演奏が始まりました。来年度の6年生は、どんなマーチングを秋に披露してくれることでしょう。次に、たてわり班のファイルを引き継ぎました。旭町小の伝統であるたてわり班活動は、全国でも自慢できる取り組みです。月1回のたてわり班遊びは、どこの学校でも行っています。しかし、たてわり遠足やたてわり掃除まで行っている学校は、めったにありません。
 最後に、校旗の引き継ぎを行いました。毎朝、6年生が当番で掲揚塔に揚げている校旗です。これらを引き継いだ5年生は、最高学年としての責任を少しは感じることができたでしょうか。5年生でいられるのもあと1か月です。卒業式の練習が来週から始まり、心の準備をしっかりしていかなければなりません。(写真中)
 送る会の第二部は、全校児童がたてわり班の教室に分かれて行われました。5年生が司会をして、自分の班の6年生に関するクイズを出したり、色紙のプレゼントをしたりしました。色紙は、1月から5年生が中心になって作成してきました。5月の全校遠足の写真を貼るとともに、班の全員からのメッセージカードをレイアウトして作りました。心のこもった在校生からのプレゼントに、6年生の子ども達の喜ぶ表情が見られました。(写真下)
 来年こそは、全校が一堂に体育館に集まって行う、送る会にしたいと思います。花のアーチをくぐって入場してくる6年生を全校でお祝いできるようになってほしいものです。さらに、お別れ給食会もできますように!

2月28日の給食

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献立名           ご飯
              骨太ふりかけ
              肉じゃが
              白菜のポン酢和え
              牛乳


一口メモ

 「骨太ふりかけ」は、カルシウムが豊富なちりめんじゃこやの青のり、ごまを使っています。そのため、カルシウムをしっかり摂ることができます。
 皆さんは、「骨貯金」という言葉を知っているでしょうか? 実は、一生分の骨の量は、十代の時に決まってしまうそうです。骨は、日々「壊す」と「作る」を繰り返しています。しかし、十代までに作られた骨の量が一生分の骨の量となり、大人になってから増やそうとしても難しいと言われています。
 そのため、十代のうちにたくさんの骨貯金をしておくことがとても大切です。小学生のうちは、骨貯金がしっかりできる年代です。ぜひカルシウムをしっかり摂って、骨貯金をたくさんしていくようにしましょう。

2月27日(月) その2

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 6年1組で、「日本植物分類学の父 ― 牧野富太郎」という道徳の授業がありました。「人は、なぜ物事を探究しようとするのだろう。」ということについて考えさせる、道徳の内容項目における「真理の探究」に関する授業でした。牧野富太郎の生き方を通して、一つのことに情熱を傾けて努力することの大切さを学びました。(写真上)
 教科書の資料には、牧野富太郎の生涯が書かれています。高知の造り酒屋の家に生まれたこと。両親を早くに亡くし、家のあととりとして祖母に大切に育てられたこと。19歳で東京に来た時に、植物学者になりたいという夢をもったこと。富太郎の熱心な姿に、祖母から研究の道に進むことを認めてもらったこと。その後、22歳で再び上京し、大学の植物学研究室に入り、数々の業績を残していったこと・・・などが書かれています。
 教科書には、水草の写真が掲載されています。富太郎が「ムジナモ」と名付けた水草で、当時川辺を散歩していた時に見つけたのがきっかけでした。富太郎は、数多くの新種を発見し、1500以上の植物に名前を付け、「日本の植物分類学の父」と呼ばれています。
 ところで、牧野富太郎は、練馬区の名誉区民になっているのをご存知でしょうか? 研究者としての活躍中は、そのほとんどを練馬区の東大泉で生活していました。(大泉学園駅の南側、学大付属小の近くに「牧野記念庭園」として残っています。)
 昨年あたりからでしょうか、牧野富太郎の名前が、一躍全国に広がりました。来年度(この4月からです!)のNHK連続テレビ小説「らんまん」に、牧野富太郎の生涯が取り上げられることになったからです。春らんまんの明治の世を、天真らんまんに駆け抜けたある天才植物学者の物語・・・主演は、神木隆之介さんに決まりました。きっと、練馬区の視聴率はかなりなものになるのではないでしょうか。
 しかし、私には少し腑に落ちないところがあります。1年後、新しいお札が出回ることになりますが、牧野富太郎の肖像画が使われてもおかしくないくらいの人物です。しかし、なぜ今までこれほど大きく取り上げられてこなかったのでしょうか。練馬区に牧野記念庭園があり、以前から時々そこで行われているイベントのチラシは、学校にも回ってきていました。今回、連ドラで取り上げられなかったら、ほとんどの区民も日本中の人たちも、見向きもしないままだったのではないでしょうか。偉人再発見という意味では喜ばしいことですが、国内にはまだまだ同じように功績を正しく認められていない人物がいるのではないかと思います。
 4年生は、音楽の時間に「おはやしのリズムを楽しもう」という学習をしています。先週までは、ソーラン節に合わせて和太鼓を気持ちよくたたく子ども達の姿が見られました。大きな和太鼓をばちでたたいたり、しめ太鼓で合いの手を入れたりと、日本の伝統楽器のすばらしさにたくさん触れることができました。
 今日は、日本各地のお祭りの音楽をDVDで鑑賞していました。お祭りを通じてどのような伝統楽器が使われ、日本の人々に根付いてきたのかを学習しました。
 最初に、「秩父屋台ばやし」の映像を見ました。埼玉県秩父地方でのそれぞれの地区で古くから伝承されてきたお囃子(はやし)です。中でも、「秩父夜祭」は最大のイベントです。毎年12月2日と3日に行われています。(コロナ禍のため、昨年の12月は3年振りの開催となりました。)
 続いて、DVDで「葛西ばやし」の様子を見ました。大太鼓としめ太鼓の他に、横笛と鐘が入るお囃子です。江戸の祭囃子の元祖とも言われていて、葛飾区周辺を中心に古くから伝わる郷土芸能のひとつになっています。(写真中)
 演奏を聴きながら、リズムに合わせて体を揺らしていた子がほとんどでした。よく、お祭りの日の夕方辺りから聞こえてくるお囃子といった感じです。「今日は〜でお祭りがある日だ!」と、子どもや大人をワクワクさせる音楽です。旭町小の校庭でも、以前は7月末に盆踊りが行われていました。今年の夏こそは、校庭にやぐらを組んで、いつも通りのお祭りができるのではないかなと思っています。
 先週の「喫煙の害」に続いて、6年2組で「飲酒の害」についての学習をしていました。6年生の保健領域では、「病気の予防」について学習をしています。その中でも、喫煙・飲酒・薬物の害について、養護教諭が入って詳しく指導しています。薬物は絶対にいけないものですが、喫煙や飲酒については、未成年が体に取り込んではいけないということで授業をしています。(写真下)
 まず、多量の飲酒によって、体にどのような影響が出るのかということについて、教科書の資料から学びました。「アルコール中毒になる」、「肝臓疾患になる」、「脳に影響が出る」等々…毎日多量にアルコールを摂取した場合のことではありますが、健康に良くないことは明らかです。それも、未成年者となれば、少しの量でも健康を害することになります。
 喫煙や飲酒、薬物に共通する恐ろしさは、健康を害するとともに、依存性が高いところにあります。中学校や高校でもさらに詳しく学習していきますが、小学生のうちから正しい知識をもたせておくことが大切です。それらに入り込んでいくきっかけのほとんどが、友達からの誘いであるということも学校で指導している理由の一つです。
 飲酒に関しては、喫煙に比べて親が飲んでいるという家庭が多いことでしょう。あまりにもおいしそうにビールを飲む姿に、「大人になったらお酒を飲んでみたいな」と考える子もいるはずです。民法の改正で、成人年齢が18歳になりました。しかし、飲酒や喫煙は、今まで同様の20歳からとなっています。また、肝臓の機能は人それぞれなので、体質も考えなければなりません。私は全く飲めない「下戸(げこ)」です。(しかし、コーヒーと音楽の依存症あり。)

2月27日の給食

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献立名           ナン
              まめまめカレー
              キャロットソースのツナサラダ
              いちご
              牛乳


一口メモ

 ナンは、インドを始め、アフガニスタンやイランなどの中央アジアの国々で主食とされている平焼きのパンです。タンドールという焼き釜に貼り付けて焼きます。もっちりとした食感がおいしいパンです。
 今日は、ナンにカレーをのせたりつけたりしながら、食べ方を工夫して食べるようにさせています。ナンを一口大にちぎり、二つに折ってスプーン状にすると、カレーを上手にすくうことができます。
 ご飯とカレーもおいしいですが、ナンとカレーの組み合わせも、子ども達は好んで食べると思います。

2月27日(月)その1

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 全校朝会を校庭で行いました。今日は、「感謝の気持ちを伝えよう」という話をしました。
・・・今月、4年生の道徳の時間に、「ブラッドレーの請求書」という授業が行われていました。そのお話の内容を紹介しますので、みなさんも一緒に考えてみてください。
 日曜日の朝のことです。朝食のテーブルに着いたブラッドレーは、お母さんのお皿の横に、ていねいにたたんだ1枚の紙切れを置きました。朝食を食べ終えて、その紙切れに書かれていることを読んだお母さんは、ブレッドレーが本気でそんなことを書いたとは、信じられませんでした。その紙切れは、代金の支払いを求める、お母さんへの請求書だったのです。(請求書 お使い代1ドル 留守番をした代金2ドル 音楽のおけいこに行ったごほうび1ドル 合計4ドル ブラッドレーより)
 お母さんは、その紙をポケットにしまい、何も言わずに、静かに微笑みました。やがて、昼食の時間になりました。テーブルの上に置かれたブレッドレーの皿の横には、4ドルのお金が置かれていました。ブレッドレーは、そのお金を見て、自分で考えた計画がうまくいったと思い、大喜びしました。けれども、そこには、お金と一緒に1枚の小さな請求書がありました。その請求書には、こう書かれていました。(請求書 大切に育てた代金0ドル 病気をした時の看病代0ドル 服や靴代、おもちゃ代0ドル 食事代、部屋の掃除代0ドル 合計0ドル お母さんより)
 これを読んだブレッドレーの目は、涙でいっぱいになりました。お母さんに駆け寄ったブレッドレーは、「お母さん、ごめんなさい。」と言って、さっき受け取ったばかりのお金を、お母さんの手に返しました。(写真上)
 みなさんも、普段家の人に当たり前のようにお世話になっていることがたくさんあるのではないでしょうか。それを当たり前と思わずに、感謝をする気持ちをもつことが大切です。
 感謝を伝えるというと、明日の3,4校時に、「6年生を送る会」があります。1年生から5年生全員で、もうすぐ卒業する6年生に対して感謝の気持ちを伝える会です。今まで6年生のみなさんにいろいろなところでお世話になってきました。6年生に直接やさしくしてもらったことにはもちろんですが、この一年間、旭町小のよきお手本であったことにも感謝しなければなりません。感謝の気持ちを伝えるには、もちろん「ありがとうございました」と言葉で伝える方法があります。さらに、成長した自分達の姿を見せることでも感謝の気持ちは伝わります。今月に入って、各学年で出し物の練習に取り組んできました。全員で心を一つにして明日の本番に臨み、6年生の前で立派な態度を見せられるようにしましょう。「すごいなぁ。成長したなぁ。」と感じてもらえたら、感謝の気持ちが6年生に伝わったことになります。
 また、6年生にとっては、1か月後の卒業式も感謝の気持ちを表す場です。12年間育ててくれた家の人へ、そして旭町小の全教職員に感謝する気持ちが伝わるように、今から気持ちを高めていきましょう。・・・
 続いて、表彰を行いました。まず、交通少年団として、光が丘警察から感謝状をもらうことになった6年生の児童への表彰をしました。地域の防犯への呼びかけや、パンフレットを配る活動を行っていることへの感謝状でした。(写真中)もう1人は、東京都の図工展に出品した4年生の児童への表彰でした。「おかしの世界」というタイトルで不思議な乗り物の絵を描き、都展に出品されました。(写真下)

登校班会議

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 2/24(金)5校時に、登校班会議・一斉下校を行いました。

 顔を見合わせて話し合いをするのは、2年ぶりでした。自分の登校班の良いところや課題についてしっかり話し合うことができました。これまで、先頭や最後尾から班を引っ張り、支えてくれた6年生に感謝の気持ちを伝えて、来年に向けて気持ちを切り替えているようでした。

 一斉下校では、登校経路と集合場所を確認しながら、安全に下校する様子が見られました。来週からは、新しい班長が先頭になり、登校します。

2月24日(金)

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 5年生は、国語の時間に「提案しよう、言葉とわたしたち」という学習をしています。各学年とも、2月の国語の単元に、「話すこと、聞くこと」の学習が位置づけられています。伝えたいことをはっきりさせて、みんなの前でスピーチをする学習です。朝の会の様子を見回ると、毎日1分間スピーチを行っているクラスが多いことに気がつきます。テーマを決めて日直が行ったり、順番を決めて2〜3人ずつスピーチをしたりしているクラスもあります。
 旭町小全体に、自分の考えを前面に出さない(出せない)子が多い気がします。つまり、学習中に手を挙げて発表しようとする子が少ないという印象です。人前で話をすることに慣れていないため、自分の意見を言うことが苦手な子が多いのではないでしょうか。きっとそういう子は、「家の中ではうるさいくらいよくしゃべるのに、外では静か」というタイプで、保護者の方もそこが課題ととらえているはずです。(実は、私もそういうタイプの子どもでした。低学年の時までは…)
 でも、安心してください。クラス内でのスピーチを経験させることで、話す力が少しずつ身についていきます。5年生のこの単元では、「事実と感想、意見とを区別するなど、話の構成を工夫する力を高めること」を目標として指導していきます。また、全体のテーマが「言葉とわたしたち」なので、言葉に関して普段気になっていることを取り上げ、自身の話したいことを決めました。1組では、「敬語をきちんと使えるようにしよう」、「感謝の言葉を言えるようにしよう」、「あいさつを言うことの大切さについて」など、よく考えて自分のテーマを決めていたようでした。また、発表内容を分かりやすく伝えるために、タブレットのスライド使ってまとめをしていました。(写真上)
 実はその前の今朝、このクラスの男の子が校長室にインタビューに来ています。あいさつをすることの大切さを提案するスピーチを考えていたようで、私の考えを聞きに訪れました。1つ目の質問は、「あいさつをされてどう思いますか?」でした。「自分よりも先にあいさつをしてくる子がいると、きっとどこでもきちんとあいさつをしている子なんだろうなと思います。また、あいさつだけでなく、いろいろなことに積極的な子であると感じています。」と答えました。2つ目の質問は、「あいさつの指導をどうして大切にしているのですか?」というものでした。「あいさつは、人と人とのコミュニケーションの最初に必ずあるものです。あいさつがしっかりできなければ、相手とのコミュニケーションがうまくいきません。何事もあいさつから全てが始まるからです。」と話しました。今後、どのように自身のスピーチ原稿にしていくのか、とても楽しみになりました。
 1年2組で、「ちいさなふとん」という資料を使った道徳の授業がありました。道徳の内容項目の「生命の尊さ」にあたる授業で、「自分の成長に気づき、自分やその周りに生きている人たちを大切に思う心情を育む」ことをねらいとしています。
 導入では、実際に小さな布団を子ども達に見せていました。子ども達からは大歓声が上がりました。自分の布団と比べてとても小さいことや、赤ちゃん用のふとんであることがすぐに分かりました。弟や妹がいる子は、真っ先に気がついていたようです。
 お話の内容は、・・・主人公のよしこは、産まれてきた弟を見て、そのかわいらしさから新たな家族の大切さや愛情を感じます。さらに、弟が寝ているふとんに自分が寝ていたことを知り、自分も弟と同じように小さかったことや、大きくなった今ではそのふとんに寝られなくなったことなどから、自分の成長に気づくという話です。
 1年生は、学習も運動も、そして生活面でも、入学当初からできるようになったことがたくさんあります。しかし、そのような体の大きさだけではない自身の成長に、なかなか気づいていないものです。授業の後半では、どのようところで成長した自分を感じるかということについて話し合いました。家族の支えがあって成長してきた自分を振り返らせる時間になりました。
 ところで、授業で使った小さな布団は、学年主任の先生が家からもってきたものです。自分の子どもが小さかった頃の思い出として残してあったのでしょうか。それとも、「道徳の授業で使える」と思ってとっておいたのでしょうか。おかげで、授業が盛り上がりました。(写真中)
 6年生は、家庭科の時間に雑巾作りをしています。各家庭から古いタオルを持ち寄り、学年全員で雑巾を作ることにしました。これは、6年生が卒業前に在校生と教職員に贈るプレゼントになります。
 6年生が卒業前に学校に残していくものとして、昔は「卒業制作」がありました。どこの学校にも、木彫りの校歌やトーテンポールなど、「昭和○○年 卒業生一同」と書かれた卒業制作が残っているものです。最近(10〜15年くらい前から)は、どこの学校でも大規模な卒業制作は実施しないようになりました。
 理由は、いくつかあります。制作のための指導時数が確保できないことや、予算が取れないということが大きな理由です。また、どこの学校も、昔の卒業制作で学校中がいっぱいになっていて、これ以上置き場所がないというのも大きな理由の一つです。
 そこで考えられたのが、心に残る消耗品を在校生に渡すという取り組みです。雑巾の製作は、家庭科の学習にもなるので、卒業記念品として学校に残していくのにはぴったりです。ミシンで縫い合わせ、小さな刺しゅうを入れて完成させていきます。(写真下)

2月24日の給食

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献立名           中華丼
              わかめスープ
              スイートアップル春巻き
              牛乳


一口メモ

 「スイートアップル春巻き」は、蒸してつぶしたサツマイモに、りんごのジャムと生のりんごを混ぜ、春巻きの皮で包みました。春巻きは、油で揚げることが多いですが、今日は皮に油をつけてオーブンで焼いています。油で揚げていなくても、皮がパリパリとしていて、とてもおいしく仕上がっています。
 春巻きは、中華料理の点心の一つです。もともとは、立春の頃に春野菜を具にして作られていたため、「春巻き」と名付けられたと言われています。定番の春巻きもおいしいですが、今日のようにデザートにしたり、ハムやチーズ、ツナなどの手軽な食材を巻いてもおいしいです。いろいろなアレンジを試すとおもしろいと思います。

2月22日(水)

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 2校時に、1年生が体育館に集まって「子犬のマーチ」の合奏をしていました。4月の入学式の日に行う、新2年生による歓迎の出し物の練習でした。
 子犬のマーチの鍵盤ハーモニカによる演奏は、3学期に入ってから各クラスで念入りに練習をしてきました。先週の旭幼稚園との交流会で演奏し、さらに自信をつけたばかりです。今日は、さらにいろいろな楽器が加わって合奏をしていました。
 鍵盤ハーモニカ以外に、鉄琴や木琴、大太鼓、小太鼓、ピアノを担当する子の姿が見られました。鍵盤ハーモニカだけの合奏と違い、リズム感と迫力がさらに増した気がします。大太鼓と小太鼓の子ども達は、特に真剣な表情に見えました。それもそのはず、今日の学年練習は、最後のオーディションの場になっていました。音楽専科の先生が、一人一人の音を聴きながら、楽器の担当を決めていきます。打楽器は、合奏全体にかかわる重要な楽器なだけに、最後の最後まで慎重に決めていました。(写真上)
 3,4校時に、3年生がアカオアルミの工場見学に行きました。アカオアルミは、旭町小の学区内に位置する大きな工場です。本社工場が旭町3丁目にあり、その他にも群馬県や栃木県に工場をもつほどの大規模な会社です。コロナ禍の3年間は見学ができませんでしたが、ようやく今回、3年生の見学を実施することができました。
 こんな身近にありながら、私自身も工場内に入ったのは初めてでした。学年の子ども達を5つのグループに分け、それぞれに説明する方がついて案内をしていただきました。工場での作業は、まず海外から運ばれてきたアルミの地金(金の延べ棒ならぬ「銀の延べ棒」のようなもの)を溶解するところから始まります。溶解炉を開けた瞬間、遠く離れていても、顔にしっかり熱気が伝わってきました。さらに炎がぼわっと出て、子ども達から「おおぉぉ〜」の声が上がりました。
 次に、溶かされたアルミが、スラブと呼ばれる大きな角材のような塊になります。重さ1トンのスラブが、工場の外に大量に置いてありました。その後、危険なので見学コースにはなっていませんでしたが、100mのレーンを何度も行ったり来たりしながらアルミを伸ばして薄くしていく工程があります。これは、以前5年生の移動教室で岩井に行く途中、新日鉄の工場で見たことがあります。真っ赤に熱くなった鉄が、レーンを行ったり来たりしながら薄くしていく様子を見た覚えがあります。
 次の場所では、一定の厚みで伸ばされたアルミが、大きなトイレットペーパーのように巻かれていく工程を見学しました。このアルミのロールを様々に加工して、注文に合った製品が作られていきます。プレスラインでは、ガシャン、ガシャンというとてつもなく大きな音がしていました。クッキーの型を抜くように、アルミ板から同じ形のものを打ち抜いていた音でした。これも、以前自動車工場で見たことがあります。アカオアルミにも、たくさんの種類の金型がストックしてあるようでした。(写真中)
 小学生の見学ということで、ところどころで体験的なコーナーが用意されていました。同じ大きさのアルミニウムと鉄を持ち、重さの違いを体感させてもらいました。(同じ体積でも、物によって重さが違う・・・ちょうど、理科の「ものの重さ」で学習したばかりです。)また、軍手をはめて、2種類のアルミニウム板を折りながら、かたさの違いを体感させてもらいました。一度作ったアルミ板に再度熱を加えることで、柔らかいアルミ板に変えることができるそうです。
 アカオアルミでは、アルミニウムを加工して、自動車の部品の一部や調理器具にするためのアルミ部品などをたくさん作っています。かつては、1円玉の元になる丸いアルミ片まで作っていました。
 工場見学のお土産として、パンフレットとアイス用スプーンを全員にいただきました。寒い時期ではありますが、早くカップアイスを買って使ってみたいです。
 6年生の保健の授業では、喫煙の害、飲酒の害、薬物の害と、未成年や人間に害を及ぼす健康被害についての学習をしています。今日は、それぞれのクラスに養護教諭が入り、喫煙の害についての授業が行われていました。
 タバコを吸うことによって、どのような害をもたらすかということを「体への害」、「心への害」、「周りへの害」に分けて考えていきました。タブレットを使ったり、教科書の資料を使ったりして調べ、グループで意見交流を行いました。(写真下)
 「体への害」は、肺が汚れたり、ガンにかかりやすくなったり、食欲の低下など、たくさんあることが分かりました。「心への害」は、イライラしてやめられなくなるという依存症が関わっています。そして「周りへの害」は、副流煙による受動喫煙があることです。昔と違い、最近では喫煙場所がかなり制限されるようになってきました。授業後に感想を書かせると、「絶対にタバコは吸いたくない。」と書く子が多いです。その気持ちをずっともち続けてほしいと思います。

アカオアルミ工場見学(3年生)

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 3年生は、総合的な学習の時間『地域のすてきを発信しよう』の学習に向けて、旭町にある「アカオアルミ」工場の見学をしました。
 
 各グループに分かれて(また一班ずつに教えてくださる方がいて)、工場内外の様々な機械やアルミの加工の仕方、「アカオアルミ」工場は何をしている場所なのかなどを事細かに知ることができました。実際に体験できる機会もあったり、アルミの特性を他の金属と比べたり、様々な機械と仕事の役割分担を聞いたり・・・。2時間では足りないくらい子供達も興味津々で、たくさんメモをとり一生懸命にお話を聞く姿が見られました。大きな音やにおいも「アカオアルミ」工場ならではのもので、実際に見学をしたことで、学習がとても深まりました。

 旭町にあるとても「すてき」な工場を知った3年生は、今回の工場見学の学習や自分で調べた内容などから、旭町の魅力について学習を進めていきます。
 
 今回実際に工場見学をさせてくださったアカオアルミの皆様、本当にありがとうございました。

2月22日の給食

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献立名           ご飯
              サバの竜田揚げ
              切り干し大根のサラダ
              なめこ汁
              牛乳


一口メモ

 今日のサラダに使っている切り干し大根は、大根を細く切り、干して乾燥させたものです。大根は、おでんや味噌汁、サラダ、大根おろしにしたりと、とてもなじみがある野菜の一つです。生のままの大根では長い間保存できませんが、干して乾燥させることで、長期間保存ができます。さらに、干すことで甘味が増し、おいしくなります。このように、昔の人々は、野菜がとれない季節にも食べられる食品としての工夫をしていました。
 切り干し大根は、太陽の光を浴びて、栄養やうま味がギュッとつまっています。そしてさらに、昔の人の知恵もつまった食材と言えます。このような食材を大切にして、これからも伝えていきたいものです。

2月21日(火)

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 今日は、上野動物園の人気者のパンダ「シャンシャン」が中国に返還される日です。今朝も、たくさんの人が上野動物園前に集まり、成田空港に向かうトラックを見送ったようでした。
 1年1組の教室に入った時に、「シャンシャンが中国に帰る日ですよ。」と伝えました。1年生でもよくニュースを見ている子がいるものです。多くの子ども達がそのことを知っていたのでびっくりしました。
 1年生は、国語の時間に「どうぶつの赤ちゃん」の説明文を学習しています。1組では、教科書に紹介されていない動物の赤ちゃんについて、資料をもとに学習を進めていました。先生が子ども達に用意した資料の中には、キリンやゾウ、などと一緒に、パンダの赤ちゃんの説明文もありました。
 そこで、光が丘図書館から借りているパンダの赤ちゃんの本を画面に映して、どんな姿で生まれてくるのかをみんなで確かめました。「パンダの赤ちゃんは、生まれた時は100グラムぐらいで、長いしっぽでピンクの体をしています。お母さんが口にくわえて運んであげます。」・・・白と黒のお母さんパンダとは、全く違った様子で生まれてくるので、教科書に出てきたライオンタイプの育ち方をするということが分かりました。(写真上)
 また、パンダは、4か月でよちよち歩きをし、6か月でやわらかい竹を食べ始め、8か月でお乳を飲むのをやめるそうです。人間の赤ちゃんに近いくらい、母親に大事に育ててもらう動物であることが分かります。しかし、1歳半で独り立ちして母親から離れて暮らすそうで、そういうところはやはり野生の動物です。
 4年生は、理科の時間に「すがたを変える水」の学習をしています。状態の変化に着目し、温度の変化と関係付けて水の性質を調べていく単元です。水が蒸発したり凍ったりするという変化については、日常的に気がついている子が多いはずです。様々な実験を通じて、正確に水の状態や温度変化を調べていきます。
 1組が理科室で、水が沸騰した時に出る泡について調べる実験をしていました。ビーカーに入れた水を温めていくと、やがて沸騰する様子を見ることができます。子ども達が不思議に感じるのは、ビーカーの底から出てくる泡の様子です。「一体、どこから泡が出ているのだろう?」、「泡の正体は何だろう?」という疑問です。
 そこで、ビニール袋に沸騰した時の泡を集める実験を行いました。ガスコンロでビーカーの水を温めるとともに、逆さまにしたロートを入れ、底から生じる泡を集めてビニール袋にためていきます。コンロに火をつけてからしばらくすると、ビーカーの底から泡が出始めてきました。しぼんでいたビニール袋が少しずつ膨らんでいきます。泡が無色透明であることから、泡の正体は空気ではないか、と考える子がいることでしょう。しかし、膨らんだビニール袋の中を見ると、たくさんの水滴が確認できます。そのことから、泡の正体は目に見えない(透明な)水蒸気であるということが分かります。(写真中)
 泡の正体を「湯気」と答える子がいるかもしれません。湯気は、水が温められて気体となった「水蒸気」が冷えたものです。目に見える水滴になった状態を言うので、湯気は液体ということになります。
 5年生は、算数の時間に「正多角形と円周の長さ」の学習をしています。今日は、円周が直径の何倍になるのかを実際に測る活動を行いました。つまり、円周率3.14を求める学習です。
 直径10cmの円に接するように正六角形を描くと、(正三角形が6つ合わさってできていることから)正六角形の周りの長さは30cmになります。円周はその外側にあるので、30cmよりも少し長く、直径の3倍よりも少し大きいということが予想できます。また、同様に直径10cmの円に接する正方形を描くと、円周は40cmよりも短く、直径の4倍よりも小さいことが考えられます。ということで、円周は直径の3倍より少し大きく、4倍より小さいという見当をつけて実測を始めました。
 まず、身の回りにある筒型(円柱形)のものを探し、紙テープを使って一回り(円周にあたる部分)の長さを測ります。次に、定規を使って正確にその直径を測りとります。後は電卓を使って計算(円周÷直径)をするだけです。(写真下)
 結果は、必ずしも「3.14」になるというわけではありません。誤差があり、様々な数値が出てきます。しかし、3.1前後の値がほぼ得られる結果となりました。最後に先生から「円周が直径の何倍にあたるかを示す数値を『円周率』と言い、今後は『3.14』を使う」ということを教わりました。
 最初から円周率=3.14を教えれば、このような1時間は必要ありません。しかし、そういう教え込みでは算数の本質が身につきません。実際に身近なものから円周率を求めてみる経験は、決して無駄にはならないはずです。

2月21日の給食

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献立名           米粉パン
              ポテトミートグラタン
              オニオンスープ
              オレンジ
              牛乳


一口メモ

 今日のパンは、もちもちとした食感がおいしい「米粉パン」です。パンの生地を作る際に、小麦粉だけでなく、米粉を混ぜています。米を粉状にしたのが米粉で、そのためもっちりとした食感が出るようになります。
 問題です。約50年前に比べて、日本人が食べる米の量はどのように変化したでしょうか?
(1) 少し減った
(2) 変わらない
(3) 半分になった


 答えは、(3)の「半分になった」です。昭和37年(今から60年前)では、米の消費量は平均118.3kgでしたが、平成30年(今から5年前)には、53.5kgまで減っています。
 米を消費するということは、日本の田んぼを守ることにもつながります。最近では、米粉を使ったパンやケーキ、麺なども増えてきて、米粉の活用が進んできました。

4年生 あいさつ運動

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 2月は、4年生が学校の代表となり、朝のあいさつ運動を行いました。21日(火)の今日が最終日でした。
 どの日を担当した子も、旭町小学校の元気な朝の始まりをリードすることができました。あいさつ運動を経験して、「あいさつしたら、きちんとあいさつを返してくれて嬉しかった。」「どの学年の人も自分よりすすんであいさつしてくれることがあってとても嬉しかった。」「きんちょうしたけど、すごく楽しかった。」と温かな気持ちになれたことを話していました。
 朝、いつもより早く送り出してくださったご家庭のみなさま、ご協力ありがとうございました。

2月20日(月) その2

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 1年1組の教室では、来年度入学してくる新1年生へのプレゼント、「あさがおの種袋」の準備をしていました。色画用紙に印刷された枠を切り取り、のり付けして組み立てると、すてきな手作り種袋が完成します。
 まず、切り取る前に、自分の名前や新1年生へのメッセージを書きました。先週は、幼稚園との交流会でパッチンガエルのプレゼントをしたばかりです。しかし、今回は渡す時期がずっと後になります。入学したばかりの新1年生に種袋をプレゼントするのは、2か月後になるでしょうか。「自分が2年生になったとして…」と仮定するのは、現1年生には難しいことかもしれません。しばらく考えながら、「なかよくしようね。がっこうはたのしいよ。」、「いっしょにべんきょうをがんばろうね。」などとメッセージを書き込んでいました。(写真上)
 秋に収穫したあさがおの種は、一人ずつジッパー付きのビニール袋に入れて保管してありました。種袋の組み立てが終わると、受け取ってもらう新1年生が喜ぶ顔を思い浮かべながら、一粒ずつていねいにあさがおの種を入れていきました。
 2校時と3校時に、6年生各クラスに「ことわざの授業」がありました。昨年度に続き、講師として安藤 友子 先生に授業をしていただきました。安藤先生は、現在区内の中学校で学校経営補佐の仕事をされていますが、元は小学校の校長を務められていました。国語の専門の先生です。
 今回は、新たに「ことわざカルタ」を紹介していただきました。ことわざを楽しい文字絵で表した、丸い形状のカルタです。(奥野かるた店より発売されています。第1集〜5集まであります。)ことわざに出てくる漢字の一部を文字絵風にアレンジしてあるカルタで、絵を見て答えるクイズとしても使えます。ことわざを知っていると、カルタの絵を見ただけで「あっ、あのことわざか!」と納得できます。「鬼」という漢字の目から涙が出ていて「鬼の目にも涙」というように…。
 次に、ことわざが100個書かれているプリントを全員で読み合いました。知っていたことわざもあれば、初めて聞くことわざもたくさんありました。グループで意見交換し、感想を発表し合いました。毎年、とても不思議に思うのですが、子ども達から「ペンは剣よりも強し」ということわざが印象に残ったという感想が出されます。今年も両方のクラスからそういう声が聞かれました。安藤先生からは、「言葉は暴力に勝る」という意味であることや、慶応大学の校章に2つのペンが描かれている話を今年もしていただきました。
 ことわざは、身近なものに書かれていたり、関連する絵が描かれていたりする場合があります。授業の終わりには、安藤先生が用意したことわざに関する道具類を見せていただきました。中には、「虎の子渡し」や「うさぎ波を走る」の絵が描かれている刀の鍔(つば)もありました。「虎の子渡し」は、家計に苦しむことを表したことわざです。「うさぎ波を走る」は、さざなみの立つ水面に月が映っている様子を表しています。
 掛け軸には、うさぎが2羽、近くには弓矢が地面に刺さっている絵が描かれていました。すぐにひらめいた子がいました。「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。安藤先生は、「これは江戸時代に描かれた掛け軸なのよ。」と言われてました。6万種類くらいのことわざがあるそうですが、昔から語り継がれてきたものも数多くあるようです。(写真中)
 3年生は、理科の時間に「ものの重さ」の学習をしています。物の形や体積に着目して、重さを比較しながら物の性質を調べる学習です。物は体積が同じでも重さは違うことがあることや、物は形が変わっても重さは変わらないことについて実験を通して確かめる単元です。
 2組は、理科室で「ものの重さと種類」の実験をしていました。同じ体積の物について、種類によって重さが違うかどうかを予想し、実際に電子はかりを使って比べます。例えば子ども達は、金属製のスプーンは重くて、同じ大きさのプラスチック製のスプーンは軽いということを、日常の経験から知っています。学校には、同じ体積(球体をした物質)でありながら鉄・プラスチック・木・ゴムでできた実験セットがあります。最初に見た目で予想してから、それぞれを電子てんびんにのせて何グラムあるのかを調べていきました。(写真下)
 私が3,4年生くらいの時のことでした。父親から「鉄1kgと綿1kgでは、どちらが重いか?」という問題を出されました。「鉄は重いもので、綿は軽いもの」というイメージから、「鉄の方が重いに決まってる。」と答えました。兄はすぐに「両方同じだよ。」と言っていましたが、2人に説明されても自分は全く納得できませんでした。「マコトは、まだそういう考え方が分からないんだよ。」と2人が話していたのが悔しくて悔しくて仕方がありませんでした。成長して獲得していく子どもの概念というのは、様々にあるのでしょう。大人側にとって常識と思っていることでも、子どもの頭の中ではまだ一生懸命つくり上げている段階のものもあるのです。

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