12月20日 給食室より最初にアルミのマドレーヌのカップを並べて、缶詰の輪切りのパイナップルを入れます。(写真1枚目) 次に、茹でた白玉団子をパイナップルの真ん中に入れていきます。(写真2枚目) そこにぶどうゼリーを注いで、固めたら出来上がりです。(写真3枚目) パインが円盤で白玉がUFOの丸い部分をイメージしていますが、UFOの雰囲気が出ているでしょうか? 子供たちはUFOゼリーを楽しんでくれたようです。 12月20日の給食野菜たっぷり味噌汁 UFOゼリー 牛乳 一口メモ 「UFOゼリーって、何だろう?」と思っていた人が多かったかもしれません。UFOゼリーは、その名の通り、UFOをイメージして作ったゼリーです。 輪切りのパイナップルの真ん中に白玉だんごを入れて、ぶどうゼリーで固めました。味だけでなく、見た目も楽しいデザートです。 給食室で、全部で約500個のUFOゼリーを作りました。普通のゼリーとは違って、手順が多いので大変な作業です。子ども達に楽しんでもらえるように、調理員さんたちががんばって作りました。 12月19日(月) その2まず、誰にどんなことを伝えようかと考えさせていきました。1年生の子ども達が真っ先に思い浮かぶのが、おじいちゃんやおばあちゃんといった親戚の方々です。次に、手紙に書く内容を考え、下書きの用紙に書いていきました。音楽発表会のことを書いている子が多かったようです。また、現在体育で取り組んているなわとびのことを書いていた子もいました。(写真上) 下書きが完成したら、いよいよハガキへの清書です。1組では、書き終わった子のハガキを一人ずつ先生が点検をしてあげていました。宛先を書くのは、持ち帰って家の人に書いてもらいます。ちょうど、年賀状を書く時期でもあります。これを機に、年賀ハガキを書くことも教えてあげると良いと思います。 ところで、大人でもハガキを出すという機会は昔よりずいぶん減ってきています。電話やメールで済ませてしまうことが多く、手紙で近況を伝えたりお礼を伝えたりするということは珍しくなってしまいました。年賀ハガキも、近年は「終活年賀状」というものが出始めているようです。「もう来年からは年賀状を出さないことにします。」という「年賀状じまい」を考えている人が増えてきたとか…。年賀状を書く楽しさが、いつの間にか手間や苦痛に感じてくれば仕方のないことかもしれませんが、少し寂しい気もします。 一方、4年生は、国語の時間に「冬の楽しみ」という学習をしています。季節ごとに日本の文化や伝統的な行事、季節を表す言葉などについて学ぶ学習単元です。教科書では、「冬」として12月〜2月の3か月間を取り上げて紹介しています。「師走」、「睦月」、「如月」という月の言い方や、「冬至」、「大みそか」、「お正月」、「節分」といった季節行事、さらには「かぼちゃ」、「年越しそば」、「おせち」、「七草がゆ」などの食べ物に関する言葉も載っています。(写真中) 面白いなと思ったのは、教科書に日本各地の雑煮が写真入りで紹介されていることです。「雑煮には、地域によって、味付けや餅の形、具が違います。」という注意書きがあり、岩手県と東京都、京都府、香川県の雑煮の写真が掲載されています。岩手県の雑煮は、別のお椀に餅を取り出して、くるみだれにつけて食べるものです。京都府は、白味噌を使った雑煮で有名です。また、香川県は、あんこの入った餅を使った雑煮です。(確かに、小さな写真ですが、半分に切った餅からあんこが見えている写真が使われています。)きっと、全国にはもっといろいろな雑煮があるのでしょうね。 3年1組の教室では、「ふろしき」という道徳の授業が行われていました。この資料を使った学習は、身近にある我が国の文化や伝統に触れ、日本の文化や伝統を大切にしていこうとする気持ちを育てることをめざしています。 ふろしきになじみのなかった主人公の女の子が、きれいな布を見つけ、ふろしきであることを知ります。母から話を聞いて、実際に使ってみることでその良さについて身をもって知ることになりました。そして、他の日本の古いものの良さにも思いをはせていく・・・というお話です。 授業の始めに、風呂敷が家にあるか聞いたところ、数人の子の手が挙がりました。しかしほとんどの子は、「家にあるかどうか分からない」「見たことがない」という回答でした。確かに、私の家にも風呂敷があるのかどうか…。最近はふろしきを見なくなりました。物を運ぶ時は、手提げバッグやビニール袋を使うのが一般的な生活になってしまったからです。しかし、環境問題がクローズアップされてきている近年、伝統的なふろしきの文化がまた見直されても良いように思います。昔の人々の「エコ」感覚と、日本文化の「粋(いき)」な計らいがふろしきにあるように感じられます。(写真下) 12月19日の給食がんもどきの吹き寄せ 野菜の辛子ごま和え 牛乳 一口メモ 箸を上手に使っていますか? 箸は、「つまむ」「はさむ」「切る」「すくう」「くるむ」「混ぜる」など、いろいろなことができます。 箸を正しく持つと、自分の手の一部のように、スムーズに食事をすることができます。また、正しい持ち方は、食べやすいということだけではありません。正しい持ち方で食事をしている姿は、一緒に食べている人も気持ちよく食事をすることにつながります。 毎日1回は箸を持つと思うので、苦手な子は上手に使えるように練習していくことが大切です。少しずつ意識して練習することで、上達すること間違いなしです。 12月19日(月) その1・・・サッカーワールドカップ カタール大会が終わりました。夜中に決勝戦が行われ、アルゼンチンが優勝を果たしました。11月から開催されていたこの大会では、全日本代表チームが大活躍していました。きっと、日本チームの試合の様子を見たよという家庭が多かったのではないでしょうか。校長先生も、夜中や明け方にテレビをつけて試合の様子を見ていました。日本チームは、1次リーグで強豪のドイツとスペインに勝つという快挙を成し遂げました。決勝リーグでは、今回3位となったクロアチアにPK戦で敗れてしまいましたが、日本チームの戦いぶりは、世界中の人から絶賛されるほどすばらしいものでした。 ところで、今回のサッカーワールドカップから、たくさんのことを教えられたように思います。仲間を信じて協力し合うことの大切さや、最後まであきらめないこと、あるいは気持ちを切り替えてがんばろうとする心など、選手たちからたくさん学ぶことができました。それらの中でも、校長先生が一番重要だなと思ったのは、「目標に向かってがんばることの大切さ」です。日本チームは、「今までのワールドカップで一度も到達したことがないベスト8まで勝ち進もう」という目標でこの大会に臨んできました。結果、惜しくももう一歩というところで負けてしまいましたが、ベスト16まで勝ち進むことができたのは、大きな目標をもってがんばる気持ちがあったからと言えます。 今週金曜日に、2学期の学校生活が終わります。9月の初めに、2学期の自分のめあてを決めて学校生活がスタートしました。目標に向かって、毎日がんばってきましたか? そして、目標に対してどれだけ達成することができたでしょうか。初めのうちは、「よし、がんばろう!」と意気込んで目標を立てておきながら、1か月、2か月と経つうちに、気持ちが薄れてきた人はいませんか? 目標をもち続けてがんばるというのは、簡単そうで実は難しいことです。 9月から10月にかけて植え替えをしたサクラ草に、少しずつ花が咲き始めています。これからますます寒い季節を迎えますが、サクラ草は元気に育っていきます。葉がたくさん茂ってきたので、きちんと鉢の底から水が出るまでたっぷりと水をあげるようにしてください。また、枯れた葉っぱや黄色くなった葉っぱは取り除くようにします。(サクラ草の鉢を見せながら今後の管理の仕方を説明する。) ところで、クラスごとに植え替えを指導した時に、毎日必ずサクラ草にあげるものについて話をしたのを覚えていますか? 2つありました。「水やり」と「愛情」です。植え替えをしてしばらくの間は、みんな必ず水やりと愛情を注ぐために、毎日自分の鉢のところに行っていましたよね。その後も続けていましたか? 1つのことを毎日続けるというのは、簡単そうでありながらとても大変なことです。丹精込めて植え替えたサクラ草は、いよいよこれからたくさんの花を咲かせる時期に入ります。今後も毎日、水やりと愛情を忘れずにあげていきましょう。・・・(写真上) 続いて、表彰を2つ行いました。読書感想文コンクールに応募した子ども達への表彰(写真中)と、今年度のジュニアリーダー講習会に参加した子への修了証授与を行いました。(写真下) 12月16日(金)午前中は、バスで浅草に向かいました。4年生は、社会科で東京都の学習を1学期から行ってきています。さらに今学期は、浅草に昔から伝わる「三社祭」についても学習しています。実際に古くから伝わる街並みを見学するために、社会科見学のコースに入れました。 渋滞も考えて、早めにバスに乗って出発しましたが、首都高に乗るまでの川越街道が混んでいました。結局、予定よりも30分近く遅れて浅草に到着しました。浅草は、やはり東京を代表する観光地です。人、人、人…と、たくさんの人が観光に来ていました。修学旅行の中学生や高校生の団体が多く、他にも外国から来た観光客もたくさん見られました。 2クラスが6つのグループに分かれ、それぞれにボランティアガイドさんが説明役につきました。見学時間は短くなりましたが、ところどころで立ち止まって、浅草の歴史や建物の説明をしていただきました。私も1つのグループを担当し、混雑をかき分けながら一緒に説明を聞きました。雷門では、大きな提灯(提灯の底には、龍の彫刻が彫られています)や左右にある風神雷神の説明をしてもらいました。(写真上) 仲見世通りを浅草寺に向かって歩いて行くと、両側からいい匂いが漂ってきました。人形焼きやお団子を売っている店を気にしながら、はぐれないようにガイドさんの後をついていくのが大変でした。ところどころで修学旅行生の行列ができていて、インスタ映えするカラフルな団子が人気のようでした。 宝蔵門には、4.5mもある大きなわらじが飾ってありました。この門は、仁王門とも言い、大わらじは仁王様の力を示しているそうです。そして振り返ると、立派な五重塔がありました。この辺りは、どの方向を見てもすばらしい建築物が見られる撮影スポットになっています。(写真中) この他にも、本堂から浅草神社、そして樹齢800年と言われる御神木のイチョウの木の説明もしてもらいました。まだまだ見どころたっぷりの浅草寺です。ぜひ、家族でゆっくり見学に行ってみてください。ほとんどの修学旅行生が手にしていた「いちご団子串」は、要チェックスイーツです。 次に、バスに乗ってお台場に向かいました。レインボーブリッジでは、バスの左右の窓からすばらしい景色を見ることができました。ガスの科学館「がすてなーに」は、豊洲市場の近くにあります。 バスを降りるとちょうど12時でした。近くの公園で、お弁当を広げました。お台場に立ち並ぶタワーマンション群の絶景を眺めながら、暖かな日差しの下でお弁当を食べました。 ガスの科学館では、クラスごとに館内を見学しました。ガスの秘密やエネルギーについて、様々なブースで体験しながら学ぶ施設になっていました。ガスは、もともとは無色透明な物質です。ガス漏れがあった場合に分かりやすいように、後からにおいをつけているという説明がありました。また、ガスは、超低温の液化天然ガスとして輸入しています。地下資源としての天然ガスは、あと53年で人類が使い切ってしまうそうです。科学館のガイドをしていたお姉さんが、「53年後はみなさん何歳ですか? 」と聞きました。そこにいた3人の子が「63歳です。」と元気に答えましたが、私は答えられず…。 最後に、正面玄関内でクラス写真を撮りました。写真屋さんが、「みんな疲れた顔になってるよ〜。笑顔で、ハイッ!」とシャッターを切りました。そこには気球の模型があり、ガスの火で空気を温めるところが見られます。しばらくして温まった空気がいっぱいになり、気球が上に行くところが見られました。(写真下) 古い東京の歴史と、近代的なお台場の風景の両方に触れることができました。自分たちの住む東京をしっかり感じ取れた一日でした。 冬のおもちゃランド(2年生)生活科「作ってためして」の学習で友達と協力しておもちゃを作ったり、遊び方を考えたり、看板を作ったりしてきました。 1年生が遊びに来ると、2年生はお兄さんお姉さんとして優しくやり方を説明する様子が見られました。何をして遊ぼうか迷っている1年生に声をかけて案内し、「こんにちは。」「いらっしゃいませ。」と笑顔で話しかけている姿に、成長を感じました。 5校時の振り返りでは、「1年生がとても喜んでくれてうれしい。」「自分たちが作ったおもちゃを気に入って、何回も遊びに来てくれた子がいた!」「にこにこしている子がいて、ぼくもうれしかった。」「たくさん声を出して疲れたけれど、楽しかった。」という声が挙がりました。 これからも、1年生の子に優しく接する2年生であってほしいなと思います。 4年生 社会科見学行き先は、社会科「伝統をうけつぐ町 浅草」やエネルギーの学習に関連して、浅草寺周辺とガスの科学館「がすてなーに」です。 浅草寺周辺は、たくさんの人でにぎわっていました。外国からの観光客もたくさんで、英語で浅草や日本の文化を解説する声があちらこちらから聞こえてきました。旭町小学校の4年生は、6班に分かれてボランティアガイドさんと一緒に散策しました。浅草寺は東京都で一番古いお寺です。教科書で見た写真よりも大きく、そして美しい建物の様子を自分の目で見ることができました。教科書では「多くの人が訪れる」と紹介されています。その理由を肌で感じられたのではないでしょうか。 午後は、ガスの科学館「がすてなーに」へ向かいました。クイズホールでは、まるでテレビのクイズ番組の出演者になったような気分を味わいながら、ガスの利用と私たちの生活について楽しく学習できました。また、エナジースタジオでは、家庭にどのようにガスが送られてくるのか、天然ガスの原料の正体はいったい何なのかなど、詳しい展示物を見ながら学ぶことができました。各家庭にガスを送るガス管は金属ではなく、黄色いプラスティックのような素材で出来ていて、地震などで圧力が加わっても壊れないようになっているのだそうです。実際にガス管を組み立てることもでき、体験的に学ぶことができました。 一日よく歩き、よく学びました。きっと子供たちは五感を働かせて、今日の学びを吸収したことでしょう。来週は2学期の最後の一週間です。今日はゆっくり休み、しっかり学習のまとめに取り組んで欲しいです。 12月16日の給食牛乳 ちくわの磯部揚げ かぶの昆布付け 一口メモ 衣笠うどんはだし汁にたっぷりの油揚げとネギ、溶き卵が入っているかきたまうどんのような料理です。京都には油揚げとネギを卵でとじてご飯にのせた「衣笠丼」という料理があり、これをうどんにしたのが「衣笠うどん」です。名前の「衣笠」は京都の地名の衣笠山からきているそうです。 うどんの汁には片栗粉で少しとろみをつけてあります。とろみをつけるとうどんに汁がよく絡んで美味しく食べられます。また汁が冷めにくくなる効果もあります。 おかずにはちくわの磯部揚げを作りました。給食で使うちくわはとても大きく、1本を4等分に切りましたが1つでもボリュームたっぷりです。(写真2枚目) 12月15日(木)3年生の子ども達にとって、乾電池は日常的によく目にしていることでしょう。おもちゃやゲーム機、リモコンの電池など、どこの家庭でも様々に使われています。また、いろいろな大きさの乾電池があることや、プラス極とマイナス極があることも知っている子が多いのではないでしょうか。しかし、豆電球は初めて目にする子が多いかもしれません。ソケット付きの豆電球と乾電池をつなぎ、明かりが点くだけで子ども達は大喜びです。この単元の初めの方で、豆電球の仕組みを知るために、ソケットなしで明かりを点けるという実験があります。豆電球には、意外に大人でも知らないような秘密が隠されています。 ところで、今日2組が教室で行っていたのは、電気を通すものと通さないものを調べる実験でした。豆電球と乾電池をテスター代わりに使い、どんなものが電気を通すか(豆電球の明かりが点くか)調べていきました。はさみやクリップ、アルミホイル、空き缶は電気を通しました。一方、ペットボトルや輪ゴム、ノートは電気を通しませんでした。ちなみに、空き缶はスチール製とアルミ缶の2種類用意してあり、外側の塗料を削ってあるところを使いました。 では、硬貨は電気を通すでしょうか? 10円玉を使って実験をしました。豆電球の明かりが点いて、電気を通すことが分かりました。(写真上) 6年生の音楽の時間に、「剣の舞」の鑑賞教材を使って授業が行われていました。「曲のおもしろいところを見つけて聴こう」というめあてで鑑賞していました。剣の舞は、誰もが聞いたことがある曲でしょう。テレビの番組や運動会などでよく使われています。・・・ティンパニの力強い前奏の後、木琴の速く激しい旋律が始まり、合いの手にトロンボーンのグリッサンドが入ります。中間部にはサクソフォーンが妖しげな音楽を奏で、また初めの旋律に戻るというABAの三部形式の曲です。個々の楽器の音色や旋律、リズムが特徴的で、子ども達にとって曲の面白さを感じ取りやすい曲です。 鑑賞は、DVDを使って行っていました。使われている楽器を知るためにも、映像で見せる音楽鑑賞は重要なことです。しかし、その映像はちょっと古いものでした。30年以上前のものです。映っていたのは、NHK交響楽団のコンサートから取られた演奏でした。指揮者のホルストシュタインが首席客演指揮者をしていた頃です。80年代の後半頃でしょうか。(写真中) また、ティンパニ奏者も超有名な懐かしい人が映っていました。ペーター・ゾンダーマンという、ドレスデンのオーケストラのティンパニ奏者として名高い人でした。ゾンダーマンは、ドイツの指揮者に呼ばれて、時々N響に客演して参加していました。N響の音を変えたと言われるほどすごい奏者でした。剣の舞は、出だしでいきなりティンパニの強打があるので、アップで映っていました。 今日の5校時に、6年生の算数の研究授業がありました。「順序よく整理して調べよう」という、順列や組み合わせを調べる単元の授業でした。昨日までは順列について学習していましたが、今日の学習内容は「組み合わせ」を調べるものでした。A〜Dの4チームで試合をする場合、どのような組み合わせが考えられるのかを調べる問題でした。この場合大切なのは、「落ちや重なりがないように調べる」ということです。 ホップ、ステップ、ジャンプの習熟度別に分かれた3つのコースで、子ども達は様々な考えを出し合って解いていきました。10月に続いて、年間講師をお願いしている教育アドバイザーの山口先生にご指導をいただきました。授業会場が3階と4階に分かれていたため、教室を行ったり来たりしながら参観していただきました。(写真下) 12月15日の給食じゃこ入りサラダ オレンジ(紅マドンナ) 牛乳 一口メモ 今日のカレーライスは、いつも入っているにんじんや玉ねぎ、じゃがいもの他に、れんこんと大根を入れました。カレーに大根は意外な感じがしますが、実はカレー味の大根がおいしさのポイントになっています。 家では、市販のカレールーを使うことが多いと思いますが、給食のカレーはルーも手作りで行っています。スパイスは、コリアンダーやガラムマサラ、オールスパイスなどのスパイスを何種類か合わせているので、本格的なカレーと言っていいでしょう。また、大きな鍋でたくさん作るので、その分おいしく仕上がります。 カレーの日は、給食室からカレーのにおいがしているので、朝から給食の時間を楽しみにしている子がたくさんいるようです。 出張美術館(6年生)
12月14日の3・4校時に、6年生対象として、三井記念美術館による出張美術館授業を行いました。
円山応挙作、国宝「雪松図屏風」の原寸大で、実物と見分けのつかない複製品を体育館に運び、屏風や作者などの解説を美術館の方から聞きながら鑑賞しました。薄暗い当時の明るさの中で、屏風が展開されると子どもたちから、思わず驚きの声が上がりました。 日本美術を知る良い体験でした。 12月14日(水)教科書には、2つの詩が載っています。1つは、まど みちお さんの「ニンジン」という詩です。これは、まど さんの有名な一行詩です。「おふろあがり」としか書いてありません。でも、なんとなく掘りたての真っ赤なニンジンが目に浮かびます。お風呂上がりの体のように、湯気が立ち上っているようなニンジンが、たった一行で表現されているのはすごいなと思います。 「さあ、詩を作ってみましょう。」と先生が言っても、そうすぐには思いつくものではありません。子どもが詩を考えると、たいていは身近にある文房具や窓から見える景色が詩の題材になりやすいものです。しかし、「感動を言葉に」という単元名の通り、最近心を動かされたことの中から、最も伝えたい題材を選ぶ必要があります。 日常生活の中で心を動かされるという経験自体、そうあるものではありませんが、家で詩の題材を考えさせてきたのでしょうか。画用紙に作った詩を書いている様子を見て回ったら、「母」や「けんか」、「ワールドカップ」を詩に表している子がいました。(写真上) 1年1組の教室では、図工の時間にクリスマスリース作りをしていました。折り紙で作るクリスマスリースは、様々な折り方が紹介されています。その中でも最も簡単な、折り紙8枚で作る方法で行いました。隣り合う折り紙の色を変えて作ると、とてもきれいなリースが出来上がります。 簡単と言っても、それは折り方のことです。同じように折った8枚を、上手にのりで貼り付けてリースにしていくのは、1年生には難しいことのようでした。折り目に合わせて角度が一緒になるようにのり付けしていかないと、8枚目でちょうど一周になりません。1年生でも、1学期にはここまではなかなかできなかったでしょう。1年生なりに試行錯誤する知恵が身についたのだなあと成長を感じました。また、クラスには優しい子がいるもので、早く出来上がって合格した子が先生代わりになり、いろいろな子に教えてあげていました。(写真中) 6年生の各クラスに、出張美術館の授業がありました。三井記念美術館とキャノン株式会社の協力で、貴重な授業をしていただきました。 体育館に国宝の「雪松図屏風」を展示してもらい、子ども達が鑑賞するという授業でした。もちろん、国宝の屏風を学校に運び込むことは不可能です。今回持ってきていただいたのはレプリカで、本物そっくりに伝統工芸士が作った作品です。レプリカと言っても、とてつもなく高い値段の屏風とのことでした。 屏風についての説明の後、体育館の照明を消し、ろうそくの火と同じ程度の明かりで鑑賞をしました。昔は蛍光灯はなく、当時の人々は、昼間の明るさかろうそくの火で屏風を見ていました。 最初は離れた位置から鑑賞し、グループで感想を伝え合いました。その時は、「描かれているのは松の木ではないか」、「雪が積もっているので冬の景色だろう」という程度でした。次に、屏風に近づいてじっくり鑑賞していきました。色の強弱や、松の葉のタッチまで鮮明に見えてきました。(写真下) また、「雪」を表現している白い部分が、白を塗っているのではないことにも気づいた子がいました。紙の色の「白」を生かして、何も色をつけずに雪が表現されていました。木曜日に、水彩画の査定をするテレビ番組があります。そこに出てくる特待生は、やはり画用紙の白を生かす手法をよく使っています。 キャノンは、高解像度の撮影技術を生かして、多くの国宝級の作品を高精度複製品として制作するプロジェクトに取り組んでいるそうです。今回のように、本物に近い美術作品を学校に持ってきていただき、教材として授業に活用できるというのは、とてもありがたいことです。 12月14日の給食シシャモのマヨ味噌焼き 鶏団子鍋 みかん 牛乳 一口メモ 寒い季節になってくると、温かい汁物がうれしくなるものです。今日の汁物は、手作りの鶏団子を入れた「鶏団子鍋」です。 鍋料理は、鍋を囲んで煮炊きしながら食べる料理です。鍋はいろいろな具材を使用するので、栄養のバランスが良くなります。また、具材を切って、鍋を囲みながら煮ていくので、作っていく過程も楽しめる料理です。 みなさんは、どんな鍋料理が好きでしょうか? 今では、スーパーに行くと、いろいろな種類の鍋のつゆが売られています。また、石狩鍋やきりたんぽ鍋、ぼたん鍋、柳川鍋、てっちりなど、鍋を使った郷土料理もたくさんあります。 鍋のおいしい季節です。いろいろな鍋料理を楽しみましょう。 12月13日(火)旭町小は地下鉄の駅が近いので、電車を使って移動する社会科見学も便利です。まず、有楽町線で飯田橋まで行き、歩いて科学技術館に向かいました。 科学技術館が空いている時間帯であったため、約1時間の見学を混み合うことなく、ゆっくりと楽しむことができました。科学技術館は、5階まで科学に関する様々な体験施設が充実している場所です。展示物を自分で操作して学べるようになっていて、小学生の子ども達が一日たっぷりと楽しめる施設です。(写真上) この北の丸公園内にある科学技術館は、およそ60年前につくられました。私が子どもの頃、田舎から東京の親戚の家に遊びに行くたびに、よく連れていってもらった記憶があります。当時は今のようなすばらしい展示物ではありませんでしたが、その頃の小学生にとってはとても近代的で科学的で、目を見張るものばかりでした。もしかしたら、この科学技術館に遊びに行ったことがきっかけで、理科好きになったのかもしれません。ぜひ冬休みに、ご家族で出かけてみてください。 次に、九段下から永田町まで半蔵門線で移動し、国会議事堂に行きました。普段の国会見学では、都内や関東近郊の小学校が次々とやって来て、最初の待合室が超満員になる場合があります。12時からの見学だったためか、団体は旭町小だけでした。参議院の見学コースを歩いて行き本会議場に着くと、傍聴席に全員を座らせてもらいました。(写真中) 本会議場内の造りや会議が開かれる様子、天皇陛下が座る場所など、説明を詳しく聞いたり、質問にもていねいに答えてもらいました。また、中央広間や御休所もゆっくり見て回ることができました。見学者が多かったり国会が忙しかったりすると、これら全てが素通りになる場合が多いです。今まで何度も国会の見学に行っていますが、今回ほどゆっくりていねいに見学できたのは、初めのことでした。(写真下) 見学コースが終わり、正面玄関に出てからクラス写真を撮りました。その頃にはみんなお腹がペコペコです。歩いて10分、日比谷公園に向かいました。公園に着いて、お弁当を広げました。小学校で最後のお弁当となりました。写真屋さんが回って行き、楽しそうにお弁当を食べている様子はしっかり写真に収まっていると思います。が、途中から雨が降り始め・・・。ほとんどの子は食べ終わっていたようですが、何人かは慌てて食べたり持ち帰ることになったかもしれません。あと5分、雨が降らずにいてくれたらと、それだけが残念でした。公園を出て桜田門の駅に向かう途中で雨が止み、日が差してきました。みんなできれいな虹を見ることができたのも、良い思い出になりました。 バスを使わずに電車で行った分、一日よく歩きました。今日の夜は、きっとみんなぐっすり眠れるはずです。 社会科見学(6年生)
6年生は、社会科見学として、千代田区にある科学技術館と国会議事堂に行きました。
科学技術館には、現代から近未来の科学技術や産業技術に関するものがたくさん展示されていました。展示されているものは、体験するものが多く、実際に見たり触ったりして楽しむことができました。 国会では、参議院を見学しました。中を見学させてもらえただけでなく、本会議場の傍聴席に座らせてもらい、説明を受けることができました。さらに、質問タイムも取ってもらい、国会について詳しく知ることができました。 今回6年生は、小学校で最後の社会科見学となりました。移動時や公共施設の中でマナーを守りながら行動することができ、大変立派でした。成長を感じることができた社会科見学となりました。明日、学んだことをふり返る時間をとり、さらに学びを深めていきます。 12月13日の給食蒸し鶏のチリソース もやしと春雨の和え物 スーミータン 一口メモ 中華風コーンスープは中国語で「スーミータン」といいます。漢字では「粟米湯」と書き、「粟米」がとうもろこし、「湯」がスープという意味です。クリーム状のとうもろこしと粒のとうもろこしの両方を使っているので、とうもろこしがたっぷりと味わえるスープです。 また、スーミータンはふわふわの卵も美味しさのひとつです。スープに片栗粉でとろみをつけてから少し沸騰するぐらいの火加減に調整して、ゆっくりかき混ぜながら、少しずつ溶き卵を加えます。かき混ぜるのが速すぎると濁ったスープになってしまうし、遅すぎても卵が大きな塊で固まってしまいます。ちょうどよい火加減と速さでかき混ぜるとフワフワ卵に仕上がります。調理員さんの腕が光る料理です。 12月12日(月) その2今回、6年生が観た劇は、ミュージカル「人間になりたがった猫」です。劇団四季ファミリーミュージカルの中でも、特に人気が高い演目で、今まで何度も再演されてきています。アメリカの作家ロイド・アリグザンダーが書いた本が原作になっています。人間の言葉が話せる猫ライオネルは、人間になるのが夢でした。ある日ライオネルは、魔法使いの主人ステファヌスに口答えをしてしまいます。その「罰」として、ステファヌスはライオネルを2日間人間に変えました。それからというもの、人間の街で数々の危機に見舞われていきます。しかし、ライオネルとその仲間たちは、「仲間」の必要性や重要性に気が付いていくのでした・・・という内容です。 ミュージカルなので、場面場面に印象的な歌やダンスが入ります。「すてきな友達」と「すてきな気持ち」の2曲が繰り返し歌われ、ミュージカル全体を盛り上げていきます。今年の6年生も、実際に劇場で生のミュージカルを観ることができませんでしたが、どんな感想をもったことでしょう。(写真上…著作権の関係で、ミュージカルの部分は写すことができません。) 1年生は、国語の時間に「おかゆのおなべ」という学習をしています。外国の昔話に親しみ、読んで感じたことを友達と共有しながら、いろいろなお話があることに気づかせていく単元です。 教科書に載っている「おかゆのおなべ」は、「おいしいおかゆ」という題名で出ているグリム童話の1つです。貧しい暮らしをしていた女の子とお母さんが、魔法の鍋を手にしたことでひと騒動を起こしてしまう…というお話です。昔話には、それぞれ教訓となる視点が含まれています。「おかゆのおなべ」では、「後先考えずに行動してしまうと、大変な目に遭ってしまう」ということでしょうか。 2組では、先生の範読に続いて、各自で音読の練習をしていました。1年生も2学期の終わり頃になると、初めて出会う文章にもスラスラと読める子が増えてきます。目で文章を追いながら、自信をもって読み進めている子がたくさんいました。また、中には指で文字を追いながら読んでいた子もいます。それも大切なことです。正しく読めるように、繰り返し音読の指導をしていきます。(写真中) 1年2組の外に、鉢花が置いてありました。ミニシクラメンについては先月お伝えしましたが、その他にシャコバサボテンとポインセチアの鉢がありました。特にポインセチアは、クリスマスが近づいてきたこの時期にぴったりの鉢物です。真っ赤な花が、サクラ草の水やりにやって来た2年生の子ども達の目にも鮮やかに映ったようでした。(写真下) 実は、「真っ赤な花」というのは真っ赤な誤りです。赤い花びらのように見える部分は、正しくは「苞(ほう)」と呼ばれ、つぼみを包む葉っぱにあたるところです。ポインセチアの正式な花は、その苞の中心にある黄色く小さく集まった部分を指します。同じように、苞が花びらのように美しい植物として、ブーゲンビレアやハナミズキなどがあります。 ポインセチアと言えば、昔から赤が主流でした。しかし最近は、クリーム色から斑(ふ)入りの品種まで、多種多様に改良されてきています。原産地はメキシコなどの中南米なので、日本のような寒さは苦手です。特に夜は、暖かい室内に置くようにしなければなりません。寒さや水のやり過ぎで、緑色の葉が落ちてくることがあります。春にはまた元気に育ちますが、来年の冬に同じように真っ赤な部分を作るためには、短日処理をしなければなりません。一度挑戦したことがありますが、「新しい鉢花を買い求めた方がきれいに咲く」ということに気がつきました。 マラソン週間今年度から、友達としゃべらずに走ることを約束に、全校児童が集まってマラソンができるようになりました。ここ1,2年は3学年ずつの実施だったので、久しぶりに「マラソン週間らしい一週間」になりました。マラソン週間専用のビンゴカードも、今年はほとんどカードが埋まるくらいにがんばって取り組めた子がたくさんいました。 マラソン週間では、「青と夏」という元気な音楽に合わせて走りました。マラソンでは、音楽が鳴ると思いっきり猛ダッシュをする子が少なくありません。そのため低学年では、1周分、担任がペースメーカーになって取り組んでいました。3年生以上も、先生の声かけを聞きながら、気を付けて走ろうとする子が増えてきたように思います。 運動が苦手な子や、走ることが好きではない子ももちろんいますが、たった一週間でも取り組んだことで、走った後の達成感や長距離走に慣れてきた子も多くいたのではないかと思います。また、小さな体育的行事にも熱心になれる子がたくさんいて、子ども達のこれからがさらに楽しみになりました。 12月12日(月) その1・・・2学期の学校生活は、今週と来週の2週間を残すのみとなりました。今週から、書き初めの練習に取り組むクラスがあることでしょう。どの学年にも、冬休みの宿題として書き初めの宿題が出されます。また、冬休みが明けて3学期に入るとすぐに書き初めを行い、校内書き初め展が開かれます。そのためにも、まずは今学期中に書き初めの練習にしっかり取り組むことが大切です。 1,2年生は鉛筆で書く「硬筆」、そして3年生以上は習字道具を使って書く「毛筆」による書き初めです。硬筆も毛筆も、書き初めを行う上でまず一番大切なことは、「お手本をしっかり見る」ということです。書き初めを行う時には、左側にお手本を置き、筆を入れる位置や文字の長さ、文字の太さなどを確認しながら書いていきます。上手に書く人は、必ずお手本と自分が書く用紙を見比べながら、ゆっくりと書き進めていきます。ですから、書き初めを上手に書こうと思ったら、何度もお手本を見ながら一画ずつていねいに書いていくことが大切です。 次に、一枚書き終わったら、自分が書いた作品とお手本をよく見比べてみましょう。中心が少しずれていたり、漢字とひらがなのバランスが取れていなかったりと、いろいろな改善点に気がつくはずです。完全にお手本通りに書ける人はいません。お手本と見比べることで、次の一枚を書く時に自分はどこに気をつけたら良いかという目標が見つかります。 最後に、学年と名前もていねいに書くようにすることが大切です。3年生以上の毛筆では、学年と名前を書く位置も重要になってきます。これもお手本を参考にしてみてください。書き初めは、自分の学年と名前も作品の一つです。最後までていねいに取り組み、自分の納得のいく作品が書けるようにがんばりましょう。 11月のふれあい月間では、いじめについて真剣に考え、全校児童が標語を考えました。標語を考えることも大切ですが、最も重要なのは、本当にいじめをしないということです。そして、自分も一緒にかかわっていじめをしないこと、さらにいじめを見逃さないということです。標語を考えることで終わってはいけません。自分の行動に移していきましょう。 さて、いじめにつながるようなことでなかったとしても、友達に対して手や足が出てしまい、先生に指導されている子を時々見かけることがあります。学校の先生方は、「どんな理由があっても、相手をたたいたりけったりしてはいけない」ということを基に指導しています。相手に暴力をふるうことは、何の解決にもなりません。 もし、友達からの暴力について困っていることがあったら、先生方や家の人、相談室の先生など、誰でもよいですから伝えるようにしてください。また、もし大人からの暴力で困っていたら、今週各クラスでアンケート調査を行うので、そこに記入するようにしてください。誰もが、暴力のない明るい気持ちのあふれる旭町小を望んでいるはずです。・・・ 続いて、表彰を2つ行いました。まず、練馬区の健やかカレンダーに応募し、入賞・入選した子ども達の表彰です。今年は、6年生の子がカレンダーの原画に採用されるという快挙を成し遂げました。3月のひな祭りの絵を描いて応募し、見事に入賞を果たしました。各教室に掲示される健やかカレンダーを見かけたら、ぜひ3月の絵にご注目ください。このカレンダーは、区内全ての小中学校に掲示されます。(写真) もう一つは、バトミントン大会で準優勝した子の表彰でした。東京都の低学年の部での準優勝です。全校で、大きな拍手を送りました。 |
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