音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

自由研究発表会(4年生)

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 夏休みの宿題といえば、自由研究を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。4年生の自由研究として、工作や実験、調べ学習など、一人一人個性豊かな作品がたくさん提出されました。

 9/6(火)に、両クラスで自由研究の発表会を行いました。どの子ども達も、自分の作品について調べたことや工夫したことなどを、生き生きと発表する姿が印象的でした。発表を聞いている子ども達も、目を輝かせて聞いていました。

 休み時間になると、廊下に展示してある作品を手に取って楽しむ様子が見られます。9/12(月)から始まる「夏休みの作品展示会」において、子ども達の作品をぜひご覧ください。

9月6日の給食

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献立名           チキンライス
              彩り野菜のポトフ
              スパイシーポテト
              牛乳


一口メモ

 今日のポトフは、カボチャやズッキーニ、赤パプリカを入れた彩りが鮮やかなポトフに仕上げています。
 夏に採れる野菜は、緑や黄色、紫、赤など、様々な色があります。どれも色鮮やかで、見ているだけで元気が出てきそうなものが多いのはなぜでしょうか?
 野菜は、一度根っこを下ろしたら、どんなに暑い日でもその場所から移動することができません。そこで、強い日差しから身を守るために、鮮やかな色をしていると言われています。
 では、秋から冬にかけては、どんな色の野菜が出回るでしょうか。また、なぜそのような色をしているのか、調べてみるとおもしろいですね。

9月5日(月) その2

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 暑い夏を越え、5年生のバケツ稲が順調に生育しています。先週、図書室の外に置いてあったバケツ稲を、5年生全員でプール側に移動しました。プールのフェンス内の日当たりの良い場所です。
 この時期にバケツ稲を移動したのは、鳥よけのネットをかけるためでした。夏休み中のホームページでもお伝えしましたが、8月下旬に稲の花が咲き、稲穂が実りつつあります。それをねらってやって来るのがスズメです。早めにネットをかけて、自分たちで育てている大切な稲を守ることにしました。中休みなどを利用して、今まで通り水の管理をきちんと継続して行っていきます。(写真上)
 ところで、スーパーでは、早くも新米が出回り始めています。私の住んでいる町でも、この土日に稲刈りをしている田んぼが見られました。農家では、台風シーズンの前に収穫ができるように、品種を選んで稲を育てているようです。
 1年生の教室では、2学期の教材として、漢字スキルと漢字スキルノートを配布していました。国語の授業で用意するものが増えましが、子ども達は大喜びのようです。1学期の国語の授業では、ひらがなをていねいに練習してきました。2学期からいよいよ漢字の学習が始まるということで、ワクワク感が高まってきました。この「早く漢字の勉強をしたいな。」、「たくさん漢字を覚えたいな。」という新鮮な気持ちを、ぜひ6年生までもち続けてほしいものです。
 1組では、さっそく漢字スキルを使って新出漢字の学習が始まりました。1年生で最初に習う漢字は、「木」と「大」、「小」です。普通に考えると「一」から習うのでは? と考えてしまいますが、「小」の次に「一」、「二」となっています。これは、教材に合わせて新出漢字を配列しているためのようで、教科書会社によって違ってきます。これから1年生では、2,3学期合わせて80字の漢字を習います。
 漢字の学習では、指書き(空書き)、なぞり書き、写し書きをしながら、ていねいに新出漢字の指導をしています。新しく習う漢字では、書き順を正確に覚えることが大切です。正しい書き順は、文字を美しく書くためにも重要です。(写真中)
 3年2組の子ども達が、学年の畑に行ってヒマワリの観察を行っていました。3年生の理科の学習では、春に様々な植物の種をまき、その成長の様子について観察を続けてきました。3年生のヒマワリは、4月下旬に種をまきました。夏休み中に大きな花が咲き、今は首をうなだれるようにして下を向いた状態です。「なんで下を向いているんだろう?」と思った子が、手で花首を触ってみて気がつきました。花の後にびっしりと種がつき、ずっしりと重くなってきていたのです。(写真下)
 秋が深まり、ヒマワリの種とりをしたら、また気がつくはずです。1粒の種からどれだけたたくさんの種が採れるかが分かり、びっくりするはずです。

9月5日の給食

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献立名           ご飯
              白身魚のマヨコーン焼き
              油揚げと野菜の煮びたし
              さつま汁
              牛乳


一口メモ

 「白身魚のマヨコーン焼き」は、タラの切り身の上にマヨネーズとコーンを合わせたソースを乗せて、オーブンで焼きました。マヨネーズとコーンは、多くの人が大好きな組み合わせではないでしょうか。
 今日使っているタラは、北海道産のマダラです。マダラは、体長1メートル以上にもなる大きな魚です。お腹いっぱいに食べることを「たらふく食う」と言います。これは、タラが大きな口をしていて、非常に大食いな魚であることから生まれた言葉です。大きな口の下には、あごひげがあり、このひげで海底の魚やエビ、カニ、タコ、貝などを探して食べています。大食いなタラですが、身は高タンパクで低カロリーと、とてもヘルシーな食材です。

9月5日(月) その1

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 今日から3日間、あいさつ運動に取り組んでいます。代表委員会の児童が正門と南門に分かれて立ち、登校してくる子ども達とあいさつを交わしました。(写真上)
 明日は、豊渓中学校の生徒も加わり、一緒にあいさつ運動に取り組みます。2学期のスタートの様子を見ていると、あいさつの声が小さい子が多く感じられます。1学期の後半は、旭町小全体のあいさつがとても良くなってきただけに残念です。ぜひ、登校班で集合した場所でも、あいさつがしっかりできるように声をかけてあげてください。
 全校朝会は、meetを使って行いました。「しっかり声を出そう」という内容で話をしました。
・・・今日から3日間、あいさつ運動が始まりました。先生方や用務主事さんだけでなく、代表委員会の人たちにもきちんとしたあいさつができましたか? 2学期も、旭町小のあいさつがさらにすばらしくなるように、全校でしっかり取り組んでいきましょう。
 新型コロナウイルスの影響で、マスクをつけた生活が2年半も続いています。マスクをしていると、表情が伝わりにくいだけでなく、声も届きにくくなります。ですから、普段しゃべる時よりもさらに大きな声で話そうとしないと、きちんと相手に伝わりません。いつも学校生活の中で話している自分の声が、聞いている人たちにちゃんと伝わっているか振り返ってみてください。
 例えば、名前を呼ばれて「はい」と返事をする時、その声は先生まで届いていますか? 教室の後ろの方の子は、前の席の子よりもかなり大きな声を出さないと先生まで届きません。授業中に発表をする時も同じです。自分の席から一番遠くの子まで届く声の大きさでなければ、全員に聞こえていることになりません。もし、授業中に先生の声が聞こえなかったら、勉強が分からなくなってしまいますよね。それと同じで、友達や自分の発表の声が教室にいる全員に届かなければ、大切な学習がそこでストップしてしまうのです。
 また、声の大きさというのは、自信の大きさにもつながります。算数の問題で、答えが分かったので発表しました。大きな声ではっきり答えた子は、正解か不正解かにかかわらず、「この子はこの問題に自信があるんだな。」ということが伝わってきます。逆に、弱々しい声で発表した子は、答えがせっかく合っていても、「自信がないんだな。本当に分かっているのかな。」と思われてしまいます。
 夏休みの自由研究が、各教室にたくさんそろいました。今週、自由研究の発表会を行うクラスが多いのではないでしょうか。せっかく一生懸命取り組んだ自由研究なのですから、みんなの前でしっかり発表するようにしましょう。発表する声の大きさで、さらに立派な作品に感じてもらえることでしょう。
 声の大きさは、最初にお話しした、あいさつについても同じです。マスクをしている分、まずはしっかり声を出しましょう。相手に届く声の大きさを意識してみてください。・・・
 続いて、夏休みの学校ホームページからいくつか写真を選び、「旭町小の夏の思い出」として画面に映しました。夏休み中も、子どもの活動場面や生き物の写真をホームページに載せて時々発信してきました。
 最後に、代表委員の6年生からの発表がありました。あいさつ運動と体育発表会のスローガンについて、全校児童に向けて話をしました。今年のスローガンは、「仲間とともに、協力して思い出にのこそう」です。(写真下)

3年生 自由研究発表会

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 3年生は、夏休みにしっかりと取り組んだ自由研究の発表を行いました。
 3年生になり、社会科や理科の学習も始まり、その教科を生かして自由研究に取り組む児童もいました。

 一つ一つ丁寧に貼り合わせたり縫い合わせたりして作った工作や裁縫の作品、調べたことを一冊の本にしてまとめた作品、夏の思い出を一つの作品に仕上げたもの、旅行に行き新しい地域について知ったことをまとめた作品・・・など、一人一人が時におうちの方に協力してもらいながら、一生懸命に完成させた自由研究が見られました。また、友達同士でもお互いの自由研究に興味津々で、質問し合う姿が見られました。

 今後も自由研究発表会の続きを行う予定です。12日からは、自由研究の展示会を行う予定なので、是非ご覧ください。

9月2日(金)

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 5年生は、国語の時間に「からたちの花」の詩の学習を行っています。北原白秋の詩で、山田耕作が作曲した歌曲で有名です。私からすると、「からたちの花が咲いたよ。白い白い花が咲いたよ。」のところを見ただけで♪が浮かんできますが、これは昭和世代だからでしょうか。
 1組では、YouTubeの動画でソプラノ歌手の歌を子ども達に聞かせていました。(写真上)日本の代表的な歌曲なので、よくリサイタルで歌われています。ソプラノだけでなく、男性歌手が歌う場合もあります。作曲当初は、日本の代表的なテノールの藤原義江が歌って有名になりました。
 ところで、「からたち」とは、よく垣根などに使われている柑橘系の植物です。ミカンの木にとげがあるように、からたちの木にもとげがあります。それで、「からたちのとげはいたいよ。青い青い針のとげだよ。」という言葉が出てきます。
 5年生の各クラスでは、この詩から表現の工夫や気づいたことを話し合っていました。また、最後が「〜よ」と呼びかけの形で書いてあることや、繰り返しの言葉(白い白い、青い青い)が出てくることの効果についても考えました。
 他学年も、2学期の国語のスタートは、詩の学習から始まっています。3年生は、「わたしと小鳥とすずと」の詩を学習しています。この詩も歌曲として歌われていて、様々な作曲家のバージョンがあります。お薦めは、テノールの新垣勉さんが歌ったものです。
 実は・・・私が旭町小に担任としていた頃(平成19年)、新垣勉さんが来てくれたことがありました。体育館で、子ども達に歌とお話をしていただきました。新垣勉さんは、沖縄出身の盲目歌手です。生まれてすぐに目が見えなくなったことや、自分の声の才能を伸ばしてくれたきっかけなどを話していただきました。そして、その語りの合間に数曲の歌を聴かせてもらいました。
 一方、4年生は、「忘れもの」という高田敏子さんの詩を学習しています。夏休みの終わり頃になると、誰もが「ああ、あの自由気ままな日々がまた戻ってきてほしい!」と感じたものです。そんな子ども達の気持ちをそのまま詩に表したのが「忘れもの」です。
 「入道雲にのって 夏休みはいってしまった」という言葉で始まります。「終わった」ではなく、「いってしまった」という表現(擬人法)がこの詩のキーポイントになっています。そして、第三連では「だがキミ! 夏休みよ もう一度もどってこないかな 忘れものをとりにさ」と書かれていて、続く第四連では、その忘れものが具体的に示されています。「迷子のセミ」と「麦わら帽子」と「波の音」です。それぞれが体言止めで書いてあるのも印象的です。
 4年生では、次の「ぼくは川」の詩と合わせて、気に入った方の詩を画用紙に視写し、イラストを入れて完成させていました。(写真中)
 1年2組の教室で、絵日記の発表会を行っていました。1年生は、絵日記2枚が夏休みの宿題になっていました。隣の席の子に絵日記を見せながら、絵の説明をしていました。海に遊びに行ったこと、ニジマスのつかみ取りをしたこと、花火をしたことなど、1年生の絵が加わることで、夏休みの思い出が一層楽しく伝わってきます。中には、隣の席の子に自分の話をたくさんしたくて、ずっとしゃべっていた子がいたほどです。(写真下)
 ある調査では、「正直、いらないと思う夏休みの宿題ランキング」の1位に絵日記が入っていました。私は、絶対にあった方がいいと思っています。夏休み中にどこかに連れていかなければいけないとか、絵日記のためにイベントを考えなければならない…というのが理由のようですが、果たしてそいうものでしょうか。それは、親側の勝手な思い込みです。家で水遊びをしたことや、スイカを食べたこと、買い物に行ったことなどを絵日記にしている子もいて、それぞれ夏休みらしくていいなと思います。子どもは、友達と比較してどうのこうのという思いはありません。
 大きな恐竜の絵が描いてある絵日記を見つけました。その子に聞いてみたら、映画を見に行ったそうです。私もその映画を見に行ったので、会話がはずみました。「長い映画だったよね。」と言ったら、「トイレに行きたくなった。」と話していました。私も同じでした。

9月2日の給食

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献立名           ご飯
              じゃこふりかけ
              生揚げと野菜のうま煮
              野菜のポン酢和え
              牛乳


一口メモ

 野菜のポン酢和えは、キャベツとにんじん、キュウリをゆでて、ポン酢しょう油で和えました。今日は、柚子とかぼすの果汁を使っています。さわやかな香りがしておいしさを増しています。
 「ポン酢」は、各家庭でもよく使う調味料なので、聞いたことがある子が多いでしょう。では、ポン酢の「ポン」は何のことが知っているでしょうか?
 ポン酢の語源は、オランダ語にあります。すだちや柚子、かぼすなどの柑橘のことを意味する言葉「ポンス(pons)」の「ス」に「酢」という漢字を当て字にしたのが、ポン酢の始まりとされています。
 しょう油などの調味料を加えた「ポン酢しょう油」のことを「ポン酢」と呼んでいますが、本来はポン酢とは柑橘系の絞り汁のことを言います。

9月1日(木) その2

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 2学期の初日ということもあり、各学級では係や当番活動を決めたり、2学期の目標を立てたりする様子が見られました。
 2学期の目標は、学年によって様々なカードを使っています。「学習」と「生活」以外にも、「運動」の目標を書かせているところもありました。今学期中、教室に掲示しておくことで、時々振り返りながら学校生活をがんばっていくことでしょう。(写真上)
 新しい教科書や2学期の教材(漢字や計算ドリル等)の配布もありました。教科書は「下巻」です。以前と比べて、教科書が上下巻に分かれていない学年や教科が増えています。例えば、高学年の国語の教科書は年間を通じて一冊になっています。かなりのページ数があり、ランドセルを重くしていることにもつながっています。タブレットの導入で、今後は昔のように多くの教科で上下巻に分けた教科書に戻していくことになるのかもしれません。
 中休みになりました。校庭にたくさんの子ども達が出て、元気いっぱいに遊んでいました。それに合わせて、セミの声も一段と大きく聞こえてきた気がします。クラスみんなでボールを追いかけたり、担任の先生と一緒に遊んだりする姿が見られました。子ども達の活気に満ちた、いつもの学校生活が戻ってきたことを感じました。(写真中)
 1年生の国語の学習として、「ききたいな ともだちのはなし」という単元があります。話すこと・聞くことの学習で、夏休みの思い出をみんなの前で発表することを中心に進めていきます。さっそく1年生の教室では、一人ずつ前に出て思い出の発表会を行っていました。(写真下)
 夏休みに出かけたことや、楽しかったことなどを紹介するとともに、その感想を付け加えて話します。また、聞く側の子ども達は、もっと聞いてみたいことを後から質問していました。水族館や動物園、ディズニーランドに行ったことなど、いろいろな思い出の発表があり、聞いているだけで幸せな気持ちになりました。

 ところで、旭町小のホームページには、必ず子ども達の姿が入った写真を使っています。(自分のこだわりです。)しかし夏季休業中は、やむを得ず花や虫の写真を掲載するしかありませんでした。やっぱり子ども達が入った写真の方が、生き生きとしたホームページになるということを実感しました。

9月1日の給食

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献立名           大豆入りドライカレー
              キャベツとツナのソテー
              フルーツポンチ
              牛乳


一口メモ

 今日から2学期が始まりました。夏休みは長いようで、あっという間に感じたかもしれません。楽しい夏休みを過ごすことができたでしょうか?
 休み明けは、眠気やだるさがあったり、やる気が出なかったりすることがあるかもしれません。朝起きたら、まず朝日を浴びて、朝ご飯をしっかり食べることが大切です。そして、学校で元気に体を動かし、給食をしっかり食べるとことで、夜ぐっすり眠るという生活リズムを取り戻すことができます。
 2学期も、子ども達が学校に来ることが楽しくなるような給食を予定しています。毎日の献立を楽しみにしていてください。

9月1日(木) その1

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 2学期の学校生活が今日から始まりました。荷物が多いうえに傘が必要となり心配しましたが、登校が始まった頃から雨が上がり始めました。
 自由研究で大作に取り組んだ子がいたようで、抱えるようにして登校してきた子がいました。初日からクラスみんなの注目を浴びたことでしょう。久し振りに会う友達と、さっそく楽しそうに話をする子ども達の姿も見られました。(写真上)
 どの教室でも、持ってきた荷物の整理や検温カードの確認などで、てんやわんやの状態でした。昨日まで静かだった校内が、一気にいつものにぎやかな学校に戻った感じです。教室の黒板には、昨日のうちに担任の先生が用意したメッセージが、ていねいな文字で書いてありました。(写真中)
 始業式は、Meetを使って行いました。夏休み中に教員用のタブレットが配備されたので、ZoomからMeetに切り替えて配信することにしました。
 始業式の私の話は、大谷選手のことを取り上げ、目標をもって生活することの大切さについて伝えました。
・・・42日間にわたる長くて暑い夏休みが終わりました。みなさんは、この夏休みをどのように過ごしていましたか? 今年の夏も新型コロナウイルスによる感染症拡大の影響が全国的に見られました。自由に出かけることが難しい状況ではありましたが、家族旅行に行ったり、田舎の親戚の家に出かけたりした子が多かったのではないでしょうか。また、家族で楽しい時間を過ごしたり、夏休みの自由研究にじっくり取り組んだりといった、長い休みならではの思い出ができたことでしょう。
 ところで、アメリカの野球チームで活躍中の大谷 翔平選手について知っていますか? アメリカ大リーグのエンゼルスというチームで、今年も大活躍をしています。ピッチャーとしても、そしてバッターとしてもすばらしい才能を発揮して、「二刀流の野球選手」として知られています。この夏、その大谷選手が、また一つ偉業を達成して大きな話題になりました。
 8月10日の試合で、野球の神様のベーブルース以来、104年振りとなる「2ケタ勝利&2ケタホームラン」の記録を達成しました。まず、野球選手で、ピッチャーもバッターもできる優秀な選手は、めったにいません。そして、その二刀流ですばらしい成績を残したのですから、今、世界で最も注目されている野球選手と言えます。
 さらに、大谷選手が人々から愛される理由は、何気ない行動に表れる人間性にあります。大谷選手は、以前からグラウンド上でゴミを拾い、自分のポケットに入れていました。その様子をカメラがとらえ、多くの人たちに称賛されています。このプロ選手のお手本となる行動は、実は大谷選手の目標の一つでもありました。
 大谷選手が高校生の頃、自分の目標を書いたマインドマップをノートに残しました。マインドマップとは、ノートの中心に自分の目標を書き、それに必要なもの、連想されるものを枝分かれのように書いていく方法です。大谷選手は、「運をつかむ」というテーマの項目に、「ゴミを拾う」という具体的な行動を掲げていました。昔から、ゴミを拾うことは「運を拾うこと」とされてきたからです。驚くべきことは、高校生の時から今の大谷選手の年齢まで、それを実際に行っていたということです。大谷選手は、その高校時代のマインドマップで立てた目標を、今もなお大切にしているのです。
 2学期は、10月に運動会の代わりとなる体育発表会、そして12月には音楽会があります。今日から2学期のスタートです。大谷選手のように自分の目標をしっかりもち、それに向かって努力する気持ちを大切にしていきましょう。2学期も、健康で明るい旭町小の子ども達の姿を、毎日楽しみにしています。
 最後に、もう一つお話をします。今日、久し振りに学校の中に入り、廊下や階段、教室の床がピカピカになっていることに気がつきましたよね。夏休みの間に、用務主事さんが学校中のワックスがけをしてくださいました。毎日暑い日が続く中、汗びっしょりになって床の汚れを落とし、ていねいにワックスをかけ、機械で磨いてピカピカに輝く床になりました。旭町小の子ども達に、2学期もきれいな校舎で勉強をがんばってほしいという願いが込められています。1学期にトイレをきれいに使うことを指導しましたが、今学期もみんなで使う場所や道具などを大切にするようにしていきましょう。・・・
 児童代表の言葉は、5年生が担当しました。2学期にがんばりたいことをしっかり発表することができました。「話し合いの時に、友達の考えを聞いて意見をきちんと言うこと」、「係や当番、委員会の仕事にしっかり取り組むこと」、「移動教室では時間を守り、自分のことは自分で行うこと」の3つを目標として発表しました。発表原稿の上の方には、「ゆっくり、はっきりと、Fight!」と担任の先生のアドバイスが書いてありました。(写真下)

8月31日(水)

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 夏休み最後の日を迎えました。学校の先生方も、明日から始まる2学期に向けて、様々な準備を行ってきました。
 今日は、朝の打ち合わせの後、校庭に出て体育発表会に向けたマーカー打ちの作業を行いました。10月の運動会は、昨年同様に「体育発表会」として実施します。児童同士で発表し合う日と、保護者鑑賞日に分けて行うように計画をしています。短距離走や表現、マーチングで必要なラインをすぐに引けるように、目安となる場所を測ってマーカーを打ちました。(写真上)
 校庭にたくさんの先生方が集まっていたので、学童やひろばを利用するために登校してきた子ども達が、遠くから不思議そうに見ていました。夏季休業中に、それぞれの先生方が体育発表会に向けた構想をしっかり練ってきました。10月の秋空の下、子ども達がこの校庭で力いっぱい演技をする姿が今から楽しみです。
 児童玄関前の花壇に、ヒャクニチソウ(ジニア)の花が咲き始めました。赤や黄色の鮮やかな色合いです。(写真中)1学期に、飼育・栽培委員会の子ども達が種をまいて育ててきました。夏休み中も当番を決め、毎日池の生き物にエサをあげたり、花壇の水やりを欠かさずに行ってきました。
 ヒャクニチソウは、漢字で書くと「百日草」です。夏から秋まで百日間咲き続けると言われるほど、次々と花をつけます。ヒャクニチソウは、田舎ではよく畑の片隅に植えられていて、お墓に供える切り花として利用されてきました。最近は、品種改良で様々な色や形、大きさのものが出回っています。大輪のダリア咲きのものもきれいですが、寄せ植え用にコンパクトな小輪タイプも人気です。
 先週木曜日のホームページで、中庭のミカンの木にいたアゲハの幼虫を紹介しました。その木の同じところに、緑色に成長した幼虫を見つけました。一週間余りでこんなに大きくなったのかとびっくりです。(写真下)
 先週までは、鳥のフンに擬態した黒っぽい小さな幼虫でした。今度の緑色は、ミカンの枝葉の色に近づけた擬態と言えます。脱皮を繰り返して体が大きくなってくると、さすがに黒い色では目立ってしまい、鳥のフンには見えません。また、かわいい大きな目のように見えるのは、「眼状紋」という模様です。敵を威嚇するためか、チョウの翅にも眼状紋がよく見られます。幼虫の本当の目は、口の近くにあります。
 夏休みの42日間で、旭町小の子ども達もすくすくと大きく成長したことでしょう。明日からまた、元気よく登校してくる子ども達と合えるのが楽しみです。

※始業式や朝会等は、しばらくの間オンラインを使って行います。

8月29日(月)

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 8月最後の土日が終わり、長かった夏休みもあと3日となりました。学童クラブとひろば室では、夏休み最後の思い出作りとして「夏まつり」が開催されました。
 工作は、「スクラッチアート」の製作でした。学童の部屋と図書室を使い、ポストカードサイズのスクラッチアートに取り組みました。スクラッチアートとは、黒一色に塗られた紙を割りばしペンで表面を削ることで、カラフルな下地の色が現れてくるお絵描きです。夏休みの思い出の絵や花火を描きながら、スクラッチして絵を完成させる楽しさを味わっていました。
 外では、輪投げや金魚すくい、ヨーヨーつり、くじ引き、コイン落としが行われていました。金魚すくいは、スーパーボールを金魚に見立ててポイですくいます。紙でできているポイは破れやすく、難しそうでした。どのコーナーでも、子ども達が楽しめるようにと、学童やひろばのスタッフが熱心に指導をしていました。また、ノートや鉛筆など、たくさんの景品を用意して、夏祭りを盛り上げている様子が感じられました。今年もコロナ禍のため、出かける機会が少なかった子が多かったかもしれません。2学期の学校生活のスタートを前に、楽しい思い出作りができました。
 今年も縁日や夏祭りが中止になったところが多く、いつも通りとは言えない夏でした。旭町小では、3年前までは校庭にやぐらを組んで、盆踊りが行われていました。子ども達が浴衣を着て集まり、いつもの学校とは違う体験ができるワクワクを味わったものです。その非日常は、夏の風物詩でもあり、よい思い出となってきました。来年こそは、いつも通りの夏が戻ってきてもらいたいものです。
 ようやく過ごしやすい気候になってきました。校内では、教職員が2学期の準備を始めています。

8月25日(木)

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 9時から図書室開放がありました。借りていた本を返却したり、新たに本を借りたりする子ども達が図書室にやってきました。また、図書ボランティアの保護者の方々が集まり、2学期に読み聞かせをする本の選定などを行っていました。
 夏休みの残りは、今日を入れてちょうど一週間です。学童クラブやひろば室では、今日もたくさんの子ども達の利用が見られました。そろそろ学校が始まってほしいな…という思いは、きっと各ご家庭の保護者のみなさんや、学童・ひろばのスタッフのみなさんの正直な気持ちでしょう。子ども達はどうでしょうか…。
 ひろば室でにぎやかに遊ぶ子ども達に混じって、黙々と夏休みの課題に取り組む2人の子どもの姿が見られました。それぞれ、読書感想文と自由研究に取り組んでいました。(写真上)
 先週、ニュース番組の特集でも取り上げられていましたが、夏休みの宿題で最後に残るベスト2の課題です。夏休み前までは、「あれもやりたい、これもいいな…」と、わくわくしながら自由研究を楽しみにしていたものの、いざ長い休みになるとなんとなく後回しにしてしまうものです。自分も苦い経験があります。6年生の夏休みのことでした。結局、8月31日になって市立図書館に行き、子どもの科学の雑誌に載っていた微生物特集のページを丸写しして、「ラッパムシの研究」と名付けて提出しました。
 2学期始まってからの発表会では、みんなの前でそれなりに紹介することができましたが、実際に顕微鏡でラッパムシを見たわけではありません。クラスの友達は、「ラッパムシ」という聞きなれない名前に研究らしさを感じてくれました。しかし、担任の先生には実情がしっかり伝わってしまっていたようでした。
 5年生が育てているバケツ稲に、稲穂が見られるようになりました。よくよく見ると、稲穂の1つ1つから白いおしべが出ています。(写真中)
 稲の花については、あまり見たことがないという方が多いことでしょう。稲の花は、午前中の2時間程度しか咲きません。稲穂についている粒々を「えい花」と言い、そのえい花が開いて中から白いおしべが出てきます。受粉が終わるとおしべを外側に残して、固く閉じます。ということは、写真に写っているのは花が咲いた後ということでしょうか。花後は、えい花の中の子房がふくらんでお米になっていきます。9月から10月にかけて、徐々に実っていく様子を観察することになります。
 先日、アゲハチョウがミカンの木にやって来て、産卵している様子をお伝えしました。今日は、その木とは違う中庭のミカンの木に、幼虫の姿を見つけました。体長がまだ1.5cmほどなので、卵からかえって数日程度だと思います。アゲハチョウの幼虫は、最初のうちは黒地に白が混ざった色をしています。一見、鳥のフンのようにも見えます。幼虫を狙う天敵の多くは鳥なので、立派な「擬態」と言えるでしょう。(写真下)
 数回脱皮をして大きくなった後、最後に緑色の幼虫になります。ミカンの木のあちこちにこの若齢幼虫の姿がありましたが、その後さなぎからアゲハになって飛び立てるのはごくわずかしかいません。自然界の生存競争は、無常で厳しいものです。

8月22日(月)

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 今週は、毎朝校庭で、PTA主催のラジオ体操が行われています。ここ2年間は中止となっていたので、久し振りの開催となりました。
 初日の今日は、40名を超える子ども達が参加していました。保護者も含めると、60〜70名近く集まりました。眠い目をこすりながら、ラジオ体操のカードを首にぶら下げて校庭にやって来る子どもの姿は、昔からある光景としての懐かしさを感じます。
 ラジオ体操は、第一体操に続いて第二体操も行いました。私自身、ラジオ体操を行うのは久し振りのことでした。しかし、音楽がかかると自然と体が動くものです。子どもの頃は、田舎に住んでいたこともあり、毎夏1か月以上ラジオ体操がありました。そして、高学年になると順番に朝礼台に上がってお手本の体操をする役割がありました。ですから、6年生の子ども達は夏休み前に市の体育館に集められ、ラジオ体操の講習会に参加させられていました。第一体操と第二体操に分けて2日間、夜1〜2時間かけて体操一つ一つのポイントを習った覚えがあります。子どもの頃にそうやって習ったことは、何十年と経っても体がしっかり覚えているものです。
 最近は少なくなりましたが、運動会の準備運動にラジオ体操を行う学校がよくありました。教職に就き、子どもの頃にラジオ体操の研修を受けた経験が役に立ちました。
 ところで、参加した子ども達には、毎日参加賞がもらえることになっているようです。(写真下)明日以降も、たくさんの子ども達の参加を待っています。

8月17日(水)

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 お盆休みが終わり、電車の中にいつもの通勤客が戻ってきました。東京では昨日も猛暑日を記録しました。しかし、今日からは幾分気温が下がり、ようやく秋の気配が感じられそうです。
 「秋来(き)ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」古今和歌集の歌です。秋が来たと、はっきりとは目に見えないけれど、風の音に秋の訪れに気づかされた・・・昔の人は、自然の事象に全身の感覚を使って感じ取る繊細さを兼ね備えていました。確かに今朝、学校の中庭に出てみると、昨日までとは違う空気の流れを感じることができました。
 その中庭の真ん中に、大きな柿の木があります。毎年たくさんの実がつくのですが、日当たりが悪いからでしょうか、熟す前にぼとぼとと落ちてきます。かなり大きな木で、日当たりが良ければおいしい柿の実がつきそうです。
 ところで、その柿の木の樹皮のあちこちに、着生植物が生えています。常緑性のシダ植物の「ノキシノブ」です。日陰でじめじめとした環境が適しているのでしょう。シダ植物なので、胞子で繁殖していきます。細長い葉の裏に茶色い粒々が見えますが、そこから胞子が散らばって増えていきます。(写真上)
 旭町小には、柑橘系の木が多く植えられています。ミカンやキンカンの木が、校庭や中庭のあちこちにあります。そのため、アゲハチョウがよくやってきます。アゲハチョウは、柑橘類の木を選んで卵を産んでいきます。正門を入って右側に、大きなミカンの木があります。アゲハチョウが飛んできたのでカメラを構えてシャッターチャンスをうかがいました。時々枝先の葉にとまりながら、卵を葉裏に産み付けていました。(写真中)
 よく見ていると、卵を1つずつミカンの木のあちこちに産み付けることに気がつきました。生まれてきた幼虫が十分な葉を食べられるように、あるいは敵に狙われずに親になる確率を高めるためでしょうか。アゲハがたくさんの卵を産み付けても、幼虫のうちのほとんどが鳥の餌になってしまうそうです。
 今日はもう1種類、きれいなチョウチョを見つけました。ツマグロヒョウモンのメスです。ツマグロヒョウモンのオスは、翅全体がヒョウ柄のあるオレンジ色です。一方のメスは、オスとは違って翅の先端が青黒く、美しい色合いをしています。(写真下)
 このメスの色合いは、カバマダラというチョウの擬態であると言われています。カバマダラも、オレンジ色できれいなチョウですが、毒を含んでいるそうです。
 ツマグロヒョウモンの幼虫は、スミレ類の植物を好んで食べます。ですから、パンジーやビオラなどにもよく着生しています。黒色でトゲのような突起がたくさん出ているため、一見すると蛾の幼虫かと思うほどです。

8月9日(火)

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 今日も学童クラブでは、9時から学習の時間が始まっていました。学童の部屋では1年生が、家庭科室では2,3年生がそれぞれ机に向かっていました。
 昨日に続いて、旭町小の教員が、中堅研修の一環としてお世話になっています。学習指導は教員としての専門分野なのでかかわりやすいですが、学童やひろばは保育的な要素が大きく、様々な子どもに目を向けて支援を行わなければなりません。学校では学べないものが得られる貴重な研修になればと思います。(写真上)
 よく、「夏休み中に、先生達は何をしているの?」と問われる時があります。まず、普段取れない休みをまとめて取っています。第二土曜授業日の勤務の振替や、移動教室の振替、そして夏休の日数が割り当てられています。また、年次有給休暇を学期中も取ることは可能ですが、緊急の場合でなければ取りづらいのが教職です。こういう長期休業中に取得するようにしています。さらに、研修期間として、様々な教科の専門的な研修に参加する先生方も多く見られます。もちろん、校内での会議や校内研修の日もあります。
 中庭の池には、多くのトンボが卵を産みに来ています。今の時期によく見られるのは、シオカラトンボとギンヤンマの産卵シーンです。
 シオカラトンボは、飛んできたメスが単独で産卵していきます。瞬間的に空中で静止し、水面にお尻をつけるようにして水中に卵を産み付けます。
 一方のギンヤンマは、オスとメスがつがいになって飛んで来て、石や草につかまった状態で産卵します。ギンヤンマのオスは、胸と腹の境目がきれいな水色をしています。(写真中)先頭にいるのがオスで、後ろのメスが水面にお尻を深く入れて、今まさに産卵しているところを撮りました。(望遠レンズを付けて撮った傑作写真だと思うのですが…)ギンヤンマは、植物の茎の中に卵を産み付けるため、メスの腹部分がかなり深く水中に入っている様子が分かります。写真では、池の藻の中に卵を産み付けているように見えます。
 やがて卵からヤゴが誕生し、長らく池の中で過ごします。ヤゴたちには、ぜひ池に住んでいるボウフラをもりもりと食べてもらいたいと思います。
 続いて、校庭の果樹園に行ってアンズの木に止まっていたアブラゼミの写真を撮りました。かなり近づいても逃げなかったのと、まだ鳴いていなかったこと、さらに近くの枝先に抜け殻があったことから、今朝誕生したばかりのアブラゼミと推測しました。(写真下)
 アブラゼミは、都市部では最も多く見られるセミです。鳴き方が地味(ジジジシ…)なのと、翅が不透明なことから、セミの中では人気が低いような気がします。しかし、幼虫として数年間地中で過ごしていながら、成虫は平均2週間の命と言われています。やっと地上に出てきた成虫を応援してあげたくなりました。

8月8日(月)

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 昨日(8月7日)は、二十四節気の「立秋」でした。しかし、秋の気配はまだ先になりそうです。先週後半はいくぶん涼しくなったものの、今日からまた猛暑が続く予報となっています。
 旭町小に咲いているヒマワリが、元気な姿を見せています。まず、(写真上)のヒマワリは、児童玄関前の花壇で飼育・栽培委員会が育てているヒマワリです。春に種をまき、かなり背が高くなりました。このヒマワリは、1本の茎から枝分かれしてたくさんの花をつけるタイプの品種です。すでに花が終わったものもありますが、分枝して花を次々につけるので、これから咲くつぼみもたくさんあります。
 一方、校庭西側の学年園には、3年生が理科の学習で種まきをしたヒマワリが見頃を迎えつつあります。(写真中)こちらのヒマワリは、1本の茎に1つの花がつく「1本立ちタイプ」です。この他にも、ヒマワリには様々な園芸品種が出回っています。コンパクトに背が低く咲くタイプや、赤やオレンジ系の色が入ったタイプ、ゴッホの絵に描かれたような八重咲タイプなど、いろいろあります。
 以前、「ヒマワリは、太陽の動きを追いかけるように花の向きを変える」と言われたことがありましたが、1日のうちに花の向きが動くということはないようです。しかし、若くてグングン伸びる時期は、葉やつぼみが日光に当たるように向きが変わったりすることはあります。そのため、花が咲くころには成長が止まり、花が一定の向きになっていることが多いようです。3年生のヒマワリは、全て東の方を向いて咲いています。
 3年生の畑は、大きな桜の木のために、日当たりがよくない場所です。しかし、日陰に育つ植物にとっては、とても良い環境になっています。その恩恵を受けている植物の一つがツユクサです。(写真下)
 道端にどこにでもある雑草ともとらえられがちですが、ツユクサは小学校ではなくてはならない植物です。6年生の理科「植物の成長と水の関わり」の学習で、葉の裏の気孔細胞を観察する際に、ツユクサの葉が利用されます。葉裏の薄皮がはがれやすく、そのまま顕微鏡で気孔を見ることが可能です。(教科書にも、ツユクサの葉を利用すると良いと紹介されています。)
 ツユクサは、6月から9月まで青い小さな花を咲かせます。アサガオのような一日花で、昼頃にはしぼんでしまいます。俳句では、ツユクサは秋の季語に分類されています。「露」が秋の季語であるからかもしれません。立秋を過ぎ、こんな小さな花に秋を感じることができました。

8月4日(木)

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 昨日、パソコン室の撤去作業がありました。練馬区では、昨年度より1人1台のタブレットPCが貸与されています。タブレットの導入により、児童用のパソコンは不要であるとの考えから、全小中学校のパソコン室の機器を撤去することになりました。
 学校にパソコン室ができたのは、平成12年の3月です。旭町小、あるいは区内の学校を卒業した保護者の方は、パソコン室を利用されていたのではないでしょうか。最初の頃は、デスクトップ型のパソコンでした。途中からノートパソコンに替わりましたが、それでも各校20台の配置だったため、2人で1台のパソコンを使わなければなりませんでした。
 授業での活用としては、インターネットでの調べ学習が中心になりました。教室から移動しなければならず、さらに他のクラスと重ならないように使用時間を調整したりと、指導する側の準備にも手間がかかりました。
 今後は、この旧パソコン室をどう利用するか…ということを検討していきます。他校では、学級増のために普通教室にする工事を予定しているところもあります。旭町小では、今のところ教室に余裕があるので、子ども達の活動ができる環境へと考えていきたいと思います。(写真上・中)
 北校舎1階の給食室前に、栄養黒板や1週間の献立が書かれたホワイトボードがあります。また、給食に関する資料が栄養士さんによって作成され、掲示してあります。その一つに、牛乳パックのリサイクルについてのお知らせが貼ってありました。
 「給食の牛乳パック20枚で、1つのトイレットペーパーを作ることができます。牛乳パックも大切な資源です。きれいに洗ってリサイクルを続けていきましょう。」と書いてあり、実際に20枚の牛乳パックとトイレットペーパー1巻が展示してありました。(写真下)
 少し前までは、区内の給食では牛乳ビンを使っていました。(牛乳ビンの歴史は長かったはずです。)牛乳ビンは、繰り返し使うことができますが、破損や重いこと、回収が大変なことなどから、紙パックに切り替えられました。練馬区が紙パックに切り替えたのは、23区の中では遅い方だったと思います。
 牛乳パックをリサイクルに出すためには、学校で解体して全て洗わなければなりません。コロナ禍前までは、子どもの当番活動として行わせていました。現在は、基本的に担任が行うようにしています。そろそろ子ども達に行わせてもよいかと思いますが、そのたびにビニール手袋をつけさせることを考えると、SDGsに反することになります。
 また、ストローやストローの入っているビニールごみが毎日出ていることも気になります。きっと、そういうごみを減らすことができる良い方法を、どこかで検討してるのではないでしょうか。

8月2日(火)

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 この間の土日に、校舎内全ての廊下と階段にワックスがけが行われました。校内を歩いていると、光が反射して輝き、水の上を歩いているかのようです。(写真上・・・南校舎1階の1年生の廊下です。)
 旭町小では、主事室も給食室も業務委託で運営されています。主事室は、普段は3名体制ですが、ワックスがけなどの時には会社から人を派遣して一斉に行っています。また、職員が勤務しない休みの日に行ってもらえるので、とても助かります。職員室も校長室も、全てきれいにワックスがかかりました。
 夏休み中は、教員はほとんどエアコンの恩恵を受けながら仕事をしていますが、用務主事さんたちは猛暑の中でも通常の勤務です。学校が始まるのは1か月先ですが、子ども達に主事さん方の苦労を伝え、校舎を大切に使うように話していきたいと思います。
 熊谷で41度の予報が出るほど、今日も危険な猛暑日となりそうです。そのような中でも、ひろば室と学童の部屋には、たくさんの子ども達が来ていました。エアコンの効いた部屋を使い、友達と楽しそうに過ごしていました。
 学童の部屋では、学習課題が終わり、本を読んでいる子の姿が多く見られました。1年生の子が、ドラえもんの単行本の44巻と45巻を読んでいました。(写真中)現在出ているのが45巻までのようですが、まだまだ続編を出してもらいたいものです。大学生の頃、18巻までそろえて持っていました。今まで何度かドラえもんの映画を見に行ったこともありますが、温かみと夢のあるアニメで大好きです。
 猛暑とともに、毎日セミの大合唱が聞こえるようになりました。学校だよりの夏休み号にも書いたように、セミを捕まえるのは難易度の高い昆虫採集です。学校だよりの紙面がもっとあれば、さらにたくさんのセミとの思い出を書きたかったほどです。
 セミが羽化する様子を見たことがありますか? 子どもの頃、夏休みのラジオ体操に行く道すがら、その瞬間に出会いました。真っ白な体が青緑に光りながら、殻を破って出てくる神秘的な姿は、今でも脳裏に焼き付いています。
 セミの幼虫は、土の中で数年間、根の汁を吸いながら育っていきます。セミの種類によって土の中にいる年数は違うようです。1〜2年で出てくるセミもいれば、4〜5年かかるセミもいるようです。(昔、13年くらい土の中で過ごすと言われていたことがありましたが、最近の研究ではそこまで長い期間ではないようです。)
 大きな木の周りをよく見ると、セミの幼虫が出てきた痕跡がたくさん見つかります。まず、地面のあちこちに穴が開いています。夜中〜明け方にかけて、幼虫が地面から出てきた穴です。そして、木の幹や枝先、壁などに、幼虫の抜け殻をたくさん見つけることができます。
 学校の中庭にも、たくさんの抜け殻がありました。コンクリートの壁を、6本の爪でしっかり支えて登ってきたのでしょう。1年前、東京オリンピックで初めてスポーツクライミングが競技として採用されました。セミの幼虫たちがこの競技に出たら、時間はかかるかもしれませんが、確実にゴールまで登りつめるはずです。
 殻の背中には、白い糸のようなものがついています。これは、幼虫が呼吸をするための気門という部分が脱皮した跡のようです。成虫と殻とがつながっていた「へその緒」のようにも見えます。(写真下)

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