11月30日の給食ビーンズサラダ 牛乳 一口メモ 今日の献立は、人気のミートソーススパゲティです。おいしさのポイントは、たっぷりの玉ねぎをしっかりと炒めることです。炒めることで、玉ねぎの甘みやうま味が出てきます。 また、トマトの酸味を飛ばすために、少し煮立たせながら、しっかりと煮詰めることもポイントです。給食は、大きな鍋で大量につくるので、焦がさないように煮詰めるのは大変な作業です。調理員さんたちが、とてもおいしく仕上げてくれました。 パスタの本場であるイタリアでは、スパゲティは音を立ててすすらないという食べ方のマナーがあります。また、途中で麺をかみ切ることもマナー違反だそうです。一口分をフォークで巻いて食べるようにします。 11月29日(火)ティーに置いたボールを打つので、バッターは三振することがありません。また、ピッチャーが投げたボールを打つよりも、ゲームが早く進みます。一方、守る側は、一塁に投げてアウトにするのではなく、ボールを取ってからアウトゾーンに持って行った時点でランナーがストップすることになります。打者は、各塁の代わりに置いてある三角コーンをタッチしながら走り、アウトゾーンにボールが行くまでに進塁した分だけ得点になります。 さらに、6年生のルールとして、アウトゾーンに使っているフラフープの場所を自分たちで変えて良いことにしています。どこにアウトゾーンを置くのかも、守りのチームの作戦次第で決められるようにしています。 柔らかいスポンジボールを使用しているため、プラスチックバットではそれほど飛ばすことができません。バッターも、守りのいないところになるべくボールを飛ばそうと、打ち方を工夫するようになっていきます。旭町小では、3年生からベースボール型の学習で取り組んできているため、子ども達には馴染みがあり、人気の運動です。現在、サッカーのワールドカップで世界中が盛り上がっていますが、野球人気も負けてはいられません。(写真上) 3年生は、国語の時間に「短歌を楽しもう」という学習をしています。小学校の国語の授業で俳句や短歌を初めて学習するのは、3年生からです。6月に「俳句を楽しもう」という単元があり、五・七・五の十七音で成り立っていることと、季語が入ることを学びました。今回は、短歌が五・七・五・七・七の三十一音で成り立っていることや、情景や心情がうたわれていることを学びます。と言っても、俳句も短歌も、それぞれ1時間扱いの単元です。さらに文語調の短歌なので、言葉の響きやリズムに親しむことが主となります。 教科書には、「虫の音も…」で始まる良寛の句や、「奥山に もみじ踏み分け 鳴く鹿の…」と「天の原 振りさけ見れば 春日なる…」といった百人一首に入っている句が掲載されています。(写真中) さらにもう一首…「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」とうたった藤原 敏行の有名な句も載っています。「秋が来たと、目に見えてはっきりと分からないけれども、風の音が秋らしく感じられ、はっとさせられた。」という意味の短歌です。この短歌には、特に思い入れがあります。私が担任をしていた頃は、高学年の教科書にこの短歌が掲載されていました。「風の音にぞ おどろかれぬる」の部分がとても印象的でした。しかし当時は、「昔の人は風の音で秋を感じていたなんて、とても風流な人達だ…」くらいにしか思っていませんでした。それがこの歳になると、夏休み中に中庭でサクラ草の植え替えをしていると、頭にこの句が浮かんでくるのです。8月の中頃、蒸し暑い中にも、どことなく吹いてくる風が「秋」を感じさせる瞬間があります。「ああ、自分もそういう歳になったんだなあ…」と、別の一句が作れそうな気になる時があります。 6年生は、算数の時間に「データの特ちょうを調べて判断しよう」という学習をしています。この単元は、2年前の教科書改訂により、新しく追加された内容です。得られたデータの傾向を調べるために、代表値やドットプロット、度数分布表、ヒストグラムなどについて理解し、その力を伸ばしていく学習内容になっています。 すでにこの単元のまとめの段階に入っていて、今日はそれぞれのコースで練習問題に取り組んでいました。その中で、「最頻値(さいひんち)」という言葉が出てきました。恥ずかしながら、私にとって初めて聞くワードで、思わず子ども達の教科書を覗いて調べてみました。数直線上にデータを点で表したものをドットプロットと言いますが、そのデータの中で最も多く出てくる値を「最頻値」(またはモード)というそうです。(写真下) 統計に関する内容が小学校の算数に入ってきたのには、社会情勢が関連しています。私たちが学んできた算数とは違う学習内容が、他にも新たに入ってきています。ぜひ、お子さんの教科書を手に取ってみてください。 11月29日の給食チーズダッカルビ トックスープ すりおろしりんごゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「タッカルビ」の「タッ」は鶏、「カルビ」はあばら骨という意味なので、「タッカルビ」は「骨のまわりの肉を食べる鶏肉料理」という意味があります。 ぶつ切りにした鶏肉とにんじん、玉ねぎなどの野菜に、甘辛いコチュジャンをベースにしたタレをかけて鉄板で炒めて食べる料理です。その中にチーズを入れることで味がまろやかになり、さらにおいしくなります。これが「チーズタッカルビ」です。中の具材が減ってきたら、麺を入れたり、ご飯を入れてチャーハンのようにして食べるとおいしいそうです。 給食では、食べやすく一人分ずつをカップに入れ、チーズをのせてオーブンで焼いて作りました。 11月28日(月)最初に、図工室の外にたくさんたまっている落ち葉を集めに行きました。学校の東側の道路では、ちょうど主事さんたちが落ち葉をかき集めているところでした。この土日でさらに落ち葉が増えました。桜の葉やイチョウの葉、さらにはもっと大きな葉っぱもあり、こすり出しには十分過ぎるほどの材料がすぐに集まりました。 落ち葉のこすり出しでは、葉脈の模様を紙に写し取るため、ザラザラとした葉の裏側を使うようにします。今回は、クレヨンを使って写し取りました。写し取る紙がずれないように、手で押さえながらクレヨンでこすっていくと、きれいな葉脈の模様が浮かび上がってきました。さらに別の色のクレヨンでこすると、色が混ざり合い、すてきな色合いのアート作品に仕上がります。子ども達は、次々と浮き出てくる模様に驚きながら、いろいろな葉を使って試していました。(写真上) 1年生は、国語の時間に「まちがいを なおそう」という学習をしています。助詞の「は」「を」「へ」の使い方については、1学期の終わり頃に習いました。その後、少しずつ自分で文章を書いたり本を読んだりする経験を積み、助詞の間違いはだいぶ減ってきました。 2組では、教科書に書かれている文章から、助詞の使い方の間違いを見つけたり、句読点の誤りを見つけたりする学習をしていました。間違いを見つけて赤鉛筆で正しく直し、さらにノートに直した文章を書き写していきました。(写真中) 文の終わりに「。(句点)」をつけるというのは、1年生にとっては分かりやすいのですが、「、(読点)」を正しく打つのは難しいことです。実際、大人でも正しく読点を打つのは難しいのではないでしょうか。月末のこの時期、学校だよりや学年だよりの原稿チェックが管理職のところに回ってきます。自分の感覚で、よく読点の位置に直しを入れます。 1年生の教科書には、『読点は、読みやすいところにつける。』と書かれています。これはなんとも曖昧な表現ですが、はっきりとしたきまりがないのが現実です。一番分かりやすいのは、読点でたっぷりと間を取り、自分で声に出して読んでみることです。 読点が多いと、とても読みづらい文章になります。逆に読点がないと、分かりづらい文章や誤読が生じる文章になります。読点の位置は、文章を書く人のセンスによるところが大きいものです。 4年生は、社会科の時間に「まちの発展につくした人」という学習をしています。今から約400年前の江戸時代に活躍した玉川兄弟の偉業を取り上げ、様々な資料を基に当時の様子を学んでいます。玉川兄弟は、多摩川上流に取水堰ぜきをつくり、江戸まで続く上水を開きました。取水ぜきがあるのは、現在の羽村市です。そこから43kmも離れた四谷大木戸(現在の新宿区)まで水路をつくったというのですから驚きです。それが近現代の話であれば、機械を使った工事が可能ですが、当時はほとんどが人の手による作業です。わずかな傾斜をつけながら水を流していくだけでも、相当な技術と困難が重なった工事であったことが想像できます。 今日は、1組の子ども達が校庭の砂場に集まり、当時の様子を学ぼうと、「もっこ体験」を行っていました。シャベルでバケツに砂を入れ、てんびん棒を3人がかりでかついで運んでみました。バケツ1杯の土が、なんと重いことでしょう。棒が肩に食い込むほど重く感じられました。(写真下) 重機がなかった江戸時代に、玉川兄弟は羽村の取水ぜきから江戸まで、水を流すための水路を掘り続けました。掘った土は、全て手作業で運んでいたわけですから、当時の人々の苦労は並大抵のものではありませんでした。 資料によると、その工事は多摩川沿いの農民たちも一緒に加わり、昼夜を通して続けられたそうです。そして、なんと8か月余りで完成したというから、またまた驚きです。羽村の取水ぜきには、その玉川兄弟の銅像が建っています。 11月28日の給食沖サワラの照り焼き 白菜のピリ辛漬け 豚汁 牛乳 一口メモ 「白菜のピリ辛漬け」を献立に入れました。白菜は、鍋物として食べることが多い食材です。今日は、白菜をにんにくや生姜、豆板醤、しょう油などの調味料で漬け込み、漬物風にしました。 白菜についてのクイズです。白菜は、キャベツのようにたくさんの葉が巻いてある野菜ですが、その葉はおよそ何枚くらいあるでしょうか? (1) 10〜20枚 (2) 30〜50枚 (3) 70〜100枚 答えは、(3)の70〜100枚です。たくさんの葉が巻かれていることが分かります。機会があったら、数えてみてください。 白菜は、11月から2月が旬の野菜で、寒くなるとさらに甘味が増しておいしくなります。これからがおいしい野菜なので、いろいろな料理で味わってみてください。 11月25日(金)さて、今月はとても穏やかで、暖かな日が多いように感じます。「小春日和」は、正式には勤労感謝の日までの暖かな日に使われる言葉です。しかし、昨日も今日も、思わず日なたに出てのんびりしたくなるほどの陽気です。 9月下旬から10月中旬にかけて植え替えたサクラ草も、暖かな日々のおかげで順調に生育しています。昨年は、6年生のサクラ草が一番に開花しましたが、今年は1年生のサクラ草が一早く咲きそうです。1年1組の女の子の鉢を見ると、サクラ草の花芽がすくすくと伸びてきていることに気がつきました。同じクラスの子ども達も集まり、うらやましそうに見入っていました。(写真上) 茂ってきた葉っぱをかき分けてみると、他の子のサクラ草にも花芽ができ始めていました。隣の2組のサクラ草も、何人か花芽を確認することができました。全校の鉢を確認すると、児童玄関前(図書室側)に置いてある高学年のサクラ草にも花芽がついたものがあります。5,6年生の子ども達は、花芽ができていることにまだ気づいていないのでしょうか…。 9月26日、全校で最初に植え替えをしたのが6年生でした。その後、上の学年から順に植え替え指導を行い、最後が1年生(10月19日)でした。1年生は、私が教えた通りに、毎日せっせと水やりと愛情をしっかりあげているためか、生育がとても良いように感じます。 さて、暖かな気候によって、今日はこんなこともありました。・・・1年2組の子ども達が、中庭で生活科の学習をしていた時のことです。冬に近づいてきた自然の様子を観察させていたところ、池の周りに子ども達が集まり、大騒ぎになりました。オニヤンマの成虫を見つけた子がいて、あっという間にクラスの子ども達がその周りを取り囲んでいたのです。さらに、その近くでヤゴの抜け殻を拾った子もいて、得意気に見せてくれました。(写真中) この時期にトンボになるの? と、1年生の子どもでさえ不思議に思います。オニヤンマは、まだヤゴからかえったばかりだったのか、羽を震わせてじっとしていました。「寒いのかな…」と心配していたその時です。「あぁぁぁ〜」という子ども達の叫び声とともに、みんな一斉に空を見上げました。オニヤンマは、突然元気よく羽を動かしたかと思うと、中庭の上空を気持ちよさそうに飛んで行ったのです。 トンボの種類によっては、成虫のまま冬越しをする場合もあるようです。しかし、それはごく稀な種類のみで、オニヤンマは水中で卵か幼虫(ヤゴ)で越冬するはずです。1年生の子ども達とともに、めったに見られない貴重な光景を目にすることができました。 6年1組の教室では、家庭科の調理実習の話し合いが行われていました。6年生は、家庭科の「まかせてね 今日の食事」という学習で、1食分のおかずを作ります。来週の調理実習では、主菜として「厚揚げと野菜のチャンプルー」、副菜として「青のりポテト」を作る計画のようです。今日は、そのための調理分担を決めたり、手順について話し合ったりしていました。(写真下) ワークシートには、それぞれの料理の材料と切り方などが書いてありました。「厚揚げと野菜のチャンプルー」は、厚揚げの他に、にんじんやもやし、キャベツが入るようです。味付けは塩・コショウにしょう油を使います。一方の「青のりポテト」は、じゃがいもをゆでで塩と青のりを混ぜます。炒め料理とゆでる料理は、毎日の食卓に欠かせない調理法です。ぜひ、来週までに各家庭で練習をさせてみてください。 11月25日の給食ニラたまスープ みかん 牛乳 一口メモ 今日の「焼肉ガーリックライス」は、ガーリック風味のピラフに、焼き肉の味付けをした豚肉と玉ねぎ、にんじん、小松菜をのせて食べるようにしました。食欲をそそる味付けになっています。 豚肉には、疲れをとってくれる「ビタミンB1」がたくさん入っています。ではその量は、牛肉のビタミンB1と比べて、どのくらい入っていると思いますか? (1) 牛肉の半分 (2) 牛肉の2倍 (3) 牛肉の10倍 答えは、(3)の牛肉の10倍です。牛肉もおいしいですが、疲れている時には豚肉の方がお薦めです。ビタミンB1は、玉ねぎや長ねぎ、にんにくと一緒に食べると体への吸収がよくなります。給食をしっかり食べて疲れを吹き飛ばし、元気な毎日が過ごせるようにしていきます。 11月24日(木)「速さ=道のり÷時間」の公式を使って、時速や分速、秒速を求めればよいのですが、単位の換算を理解していなければつまずきが生じます。また、道のりを求めたり、時間を求めたりする問題もあり、別な公式(「道のり=速さ×時間」、「時間=道のり÷速さ」)を使う必要もあります。 今日は、この単元のしあげとして、様々な練習問題に取り組みました。音が空気中を伝わる速さ(秒速340m)を使った問題でした。稲妻が見えてから、「ゴロゴロ…」という音が聞こえてくるまでの時間を使い、雷が落ちた場所の距離を求めていきました。さらに応用問題として、「自分が雷の場所から1km以内にいると考えられるのは、稲妻が見えてから音が聞こえるまでにかかる時間がおよそ何秒以内の時ですか。四捨五入して、整数で答えましょう。」という設問がありました。1km=1000mです。1000÷340を計算すると、2.94…となり、四捨五入して「3」なので、「3秒以内」が答えとなります。単位の換算とわり算筆算、そして四捨五入と、今まで習った算数の技能が必要となる問題でした。(写真上) 教科書(P40)の下には、「かみなりの音が小さくても聞こえてきたら、すぐに安全な場所にひなんしよう。」と書いてありました。算数の教科書とはいえ、こういうところの気遣いも忘れていません。 3年生は、理科の時間に「太陽の光」の学習をしています。日光が直進していることや、鏡を使って光を集めたり反射させたりできることを確かめます。また、物に光を当てると、明るさや温かさが変わることについても実験をします。 今日は、1組の子ども達が校庭に出て、鏡で光を集めて明るさや温度の違いを確かめる実験をしていました。また、虫めがねを使って日光を集め、黒い紙を焦がす実験もしていました。虫めがねで集めた日光が、黒い紙の一点に集まると、またたく間に煙が上がり始めます。 子ども達の様子を見ていると、虫めがねを使って光を集めるのは初めてという子が多かったようでした。虫めがねと紙との距離やレンズの向きの感覚がつかめず、なかなか焦点が合わない子が多く見られました。季節がら、太陽はずいぶん低い位置を通るようになりました。しかし、レンズで日光を集めると、ちゃんと黒い紙を焦がす力があるということが確認できました。(写真中) 2年生は、生活科の時間に「作って ためして」という学習をしています。身近にある物を使って、動くおもちゃを工夫して作り、みんなで遊びを楽しむ学習単元です。 教室に入ると、それぞれ各家庭から様々な材料を用意して製作している様子がよく分かりました。牛乳パックや紙コップから、たこ糸やカップ麺の容器まで、自分の作りたいおもちゃのイメージに合わせて、家の人に協力して用意してもらったのでしょう。 作っていたおもちゃは、教科書に載っている作品を参考に作ったものもありましたが、今まで作ったことがある経験を生かして、独自のおもちゃに挑戦していた子も見られました。また、実際に作ってみると、「動くおもちゃ」という観点からなかなかうまくいかないところも出てきます。2年生なりに工夫をして、何度も何度も試していました。(写真下) この学習は、生活科の学習だけにとどめずに、様々に発展させていきます。国語の「馬のおもちゃの作り方」の学習と連携させ、自分の作ったおもちゃの説明をカードにまとめさせます。さらに、1年生を招いておもちゃランドを開くなど、活動をさらに広げていく予定です。 11月24日の給食鮭の塩こうじ味噌焼き おみ漬け いも煮 牛乳 一口メモ 11月24日は、「いいにほんしょく」という語呂合わせから、「和食の日」になっています。日本の伝統的な食文化について見直し、和食の大切さについて考えてみましょう。 いも煮は、山形県の郷土料理です。山形県では、秋になると河原でこのいも煮を作り、大勢で食べる習慣があります。 山形県で行われている有名な「日本一のいも煮会」では、大人12人が手をつないだ大きさの直径6メートルの大鍋を使っていも煮を作ります。里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚、ねぎ3500本、しょう油700リットル、日本酒50升、砂糖200キログラム、山形の水6トンを入れるというからすごい量です。それを専用のショベルカーで混ぜるというのですから、スケールの大きさが違います。ぜひ一度参加して食べてみたいものです。 ブラインド体験(4年生)11月22日に、ブラインド体験をしました。子ども達はペアになり、「目の不自由な人役」と「ガイドヘルパー役」に分かれて、目隠しをして体験しました。ガイドヘルパーとは、目の不自由な人が望むことを聞き取り、サポートする人です。子ども達にはチェックシートを配り、声のかけ方やサポートの仕方を確認してから活動し始めました。 まずは、隣の教室に移動します。普段から過ごしている教室でも、目隠しをしている状態だとすごく怖いようで、慎重に進んでいました。 教室に到着すると、3つの体験をします。1つ目は、缶の点字を見つけてアルコール類かどうかを判断する体験です。アルコール飲料の缶には、点字で「さけ」と表示してあります。それを手で触って感じます。ほとんどの子ども達が点字を見つけて、判断することができました。(写真上) 2つ目は、硬貨を触ってその中から11円を探して払う体験です。硬貨の大きさや重さを感じて、考えていました。(写真中) 3つ目は、鉛筆で自分の名前を書く体験です。毎日していることですが、書く場所を教えてもらっても斜めになってしまう子ども達がほとんどで、難しさを実感していました。 全ての活動が終わったら、自分の教室に戻ります。教室の前の廊下に小さな段差を用意して、その上をガイドヘルパーの誘導で通りました。(写真下) 普段から当たり前にできることが、「見えない」ことですごく時間がかかったり、慎重になったりすることが実感できたようです。子ども達はこの後、学習のまとめとして新しいユニバーサルデザインを考えたり、さらに詳しく調べたりして発表会をする予定です。 今回のブラインド体験が、子ども達の中でユニバーサルデザインについて考えるきっかけになれば嬉しいです。 11月22日(火)まず、お米を量ってから洗い、水を加えて30分吸水させました。計量カップで水の量を慎重に量り取っていました。時間を計るのもタイマーを使い、きっちりと30分吸水をさせました。鍋は、ガラス製のものを使いました。ご飯が炊けていく様子を観察するためです。 いよいよガスコンロにかけて点火です。沸騰するまでは、中火〜強火で加熱していきます。ぐつぐつと沸騰してきた様子がよく見えました。蓋がコトコトと動き始めた頃合いを見て、火加減を弱めます。よく観察していると、だんだん鍋の中の水分が少なくなっていくことに気がつきます。水分がなくなってきたところで一番火を弱くして、しばらく過熱します。鍋の中の様子を横から見ながら、火を止めるタイミングを待ちました。(写真上) ここで大切なのは、絶対に蓋を開けてはいけないということです。「始めちょろちょろ 中ぱっぱ 赤子泣くとも蓋取るな」という言葉があります。昔の人が、ご飯をおいしく炊くために言い伝えた言葉です。昔はかまどでご飯を炊いていたので、火加減や火を止めるタイミングが難しかったのでしょう。ついつい鍋の中を見たくなりますが、おいしいご飯を炊くためには御法度です。 完全に水分がなくなったところで火を止め、10分間蒸らして出来上がりです。炊き立てのご飯のいい香りと、おこげの香ばしいにおいが混ざり、廊下にまで漂ってきました。お茶碗に取り分けて、まずは白米を一口味わいました。今日の実習に使ったお米は「コシヒカリ」とのことでした。すぐにふりかけや海苔と一緒にご飯を食べていましたが、炊き立てのおいしさをしっかり感じ取ることができたでしょうか。 各ご家庭では、電気炊飯器でご飯を炊く場合がほとんどだと思います。炊飯器の中で、お米がどのように変化して炊けているのかを、実習を通じて知ることができました。 ところで、先週お伝えした我が家の炊飯器ですが…土曜日に新しい炊飯器が届き、その日の夜にさっそく炊いてみました。炊飯器が新しくなり、ご飯が一層おいしく感じられました。日本人にとって、ご飯は毎日欠かせない主食です。おいしいご飯が食べられるのは、何よりの幸せです。 ご飯の次は、パンの話題です。5年1組が調理実習をしていた頃、2組は図工の学習中でした。5年生は、「私のお店」という作品に取り組んでいます。将来経営してみたいお店を考え、粘土や工作用紙などを材料として製作していきます。お店には、自分の姿をアバターとして登場させます。この学習の最初に、芯材とクラフト粘土で人物を作りました。今は、お店の内装を細かく作っている最中です。 お花屋さんや自転車屋さん、靴屋さんなど、様々なお店が出来上がりつつあります。お店の細部に作られたものを見ると、「〇〇屋さん」とすぐに分かるような段階になってきました。 おいしそうなパン屋さんを作っている子がいました。ロールパンやメロンパンなど、パンのいい香りがしてきそうな店内です。パンのにおいに誘われて店内に入り、どれを買おうか迷ってしまうようなすてきなパン屋さんになりそうです。パン屋さんにあこがれる気持ちがよく伝わってきました。(写真中) 1年2組の教室で、音楽の鑑賞の授業がありました。「おどるこねこ」という曲の鑑賞をしました。CDから流れてくる曲を聴いて、どんな感じがしたかを思い思いにカードに書いていきました。(写真下) 「踊る子猫(ワルツィング・キャット)」は、アメリカの作曲家であるルロイ・アンダーソンが作った曲です。アンダーソンは、軽快で分かりやすい曲をたくさん残しました。短い曲で親しみやすく、物や動物の動きなどを表現した曲想のため、小学校の鑑賞教材に多く使われています。 出だしのメロディーから猫の鳴き声をまねたグリッサンドが登場し、子猫のワルツらしさが感じられます。1年生の子ども達にもすぐになじめる曲のようでした。「遊園地に行ったみたい」とか、「ネコが踊っているみたい」と鑑賞カードに様々に書いていました。最後は犬の鳴き声が入り、猫がびっくりして曲が終わります。 11月22日の給食秋野菜のクリームシチュー コールスローサラダ 牛乳 一口メモ 今日のシチューには、秋においしい野菜であるカブ、さつまいも、しめじを入れました。季節のおいしい野菜が楽しめます。 給食でのクリームシチューのつくり方を紹介します。 (1) キャベツの外葉やにんじんの皮などのくず野菜を用意し、鶏ガラと一緒に煮て、鶏ガラスープを作る。 (2) 具材を炒めて、鶏ガラスープで煮る。 (3) 牛乳と生クリームを加える。 (4) 小麦粉とバターを炒めて作ったホワイトルーを入れて、とろみをつけて出来上がり。 このホワイトルーが、おいしさのポイントです。弱火で焦げないように、じっくりと長時間炒めることで、コクが出ておいしく仕上がります。 11月21日(月)体育館練習開始日となった最初(1校時)の学年は、3年生でした。まずは、ひな壇とステージにどの様に並ぶのか、合奏の配置に基づいて全員の立ち位置を決めていきました。また、学年によってはまだ全員の楽器が決定していないため、そこを確定させることから始めなければなりません。来週水曜日まで、各学年とも5回ずつの練習時間が組まれています。学年担任も一緒に指導をしますが、主になって指導しているのは音楽専科の先生です。「いつまでに、どこまで仕上げる」という計算をしながらの指導が続きます。今週から来週にかけて、どのように歌や合奏が仕上がっていくのか楽しみです。(写真上) 4年生は、外国語活動の時間に、「What do you want?」の学習をしています。果物や野菜の中から、自分の好きなものを聞いたり答えたりする内容でした。黒板には、様々な食材のカードが貼られ、「I want 〜」の文型に当てはめて会話をしていきました。 1組の授業では、ALTのマーク先生から、フィリピンでよく食べられている果物や野菜のことを教えてもらっていました。その一つに、「コットンフルーツ(Cotton Fruit)」がありました。サントル(Santol)とも呼ばれているようですが、フィリピンなど東南アジアの国々で広く栽培されている果物とのことでした。その名の通り、中を割ってみると、白いふわふわの綿のような果肉が見えてきます。酸っぱさと甘さがある果物のようです。(写真中) マーク先生からは、他にも「スターアップル」と呼ばれる中が星状に見える果物や、「スターフルーツ」という断面が星の形になる果物を紹介してもらいました。また、チャヨーテという野菜についても話がありました。西洋ナシのような形をした野菜で、スープやサラダの材料になるようです。実は、このチャヨーテ、日本でも「ハヤトウリ」として生産されています。奈良漬けなどの材料として利用されているようです。ALTの先生から外国についていろいろなことが聞けるのも、外国語活動の時間が子ども達に大人気の理由の一つです。 5年生は、国語の時間に「古典芸能の世界」という学習をしています。5,6年生の国語の教科書には、「伝えられてきた文化」について学ぶ単元が配置されています。6年生では、狂言「柿山伏」を学びますが、5年生では「落語」が取り上げられています。 教科書の落語についての解説を読むとともに、1組ではNHKの動画資料を見ながら実際の落語の様子について学んでいました。落語家のしぐさについては、教科書に写真入りで説明が載っています。扇子や手ぬぐいを使って、そばや焼き芋を食べたり、お茶を飲んだりするしぐさが紹介されています。動画でもそのしぐを確認し、子ども達も真似てやってみました。(写真下) 一週間前、6年生に出前寄席がありました。その時、落語についての詳しい説明や体験コーナーがありました。5年生も一緒に参加させたかったなあと、今になって思いました。 11月21日の給食生揚げと鶏肉のうま煮 野菜のポン酢和え 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家庭でも食事の時にきちんとあいさつをしているでしょうか? 私たちが毎日食べている食べ物は、どれだけの人が関わってできているでしょうか? 野菜を育てている農家のみなさん、魚を獲る漁師さん、肉や牛乳を生産する畜産の方々、また、食材を加工する人や運搬する人、そして店に並べて売る人もいます。さらに、食事を考えて作ってくれる人まで、数えきれない人々が関わり、私たちの食事が成り立っていることが分かります。 そして、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝も忘れてはなりません。単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて「いただきます」と心を込めて言えるようにしたいものです。 11月18日(金)主人公の「よし子」は、他の人たちと共に近くの店の軒下に並び、雨を避けながらバスを待っていました。しかし、バスが近付いてくると、停留所の先頭へと駆け出し、真っ先にバスに乗ろうとしました。そんなよし子を連れ戻す母親のいつもと違う様子を見て、自分がしたことについて考えるというお話です。(写真上) バス停から離れた店の軒下に並ぶことが正式な規則かと言われれば、少し疑問がわく資料かもしれません。そこにいた人たちの単なる暗黙の了解による規則ともとれます。しかし、よし子はもともと母親と一緒にその列に並んでいたわけですから、そこでバスを待つという規則をきちんと理解していたはずです。それでありながら、遠くにバスが見えたことで真っ先にバス停のところに駆けていったので、母親に注意されたというわけです。 規則は、相手への思いやりの側面を持っています。よりよく社会生活を生きるために、規則を守ることが周りの人々への優しさにつながります。たいてい道徳の授業では、「規則は守らなければいけない」と子ども達は当然のように答えます。しかし、実際の自分たちの生活場面ではどうでしょうか? 「我先に…」と、人を押しのけて並ぶことはないでしょうか? 校内の水飲み場や教室内では、よくある光景です。そして、大人の社会でも、スーパーなどで見かけることがあります。 1年生は、国語の時間に「しらせたいな 見せたいな」という学習をしています。「学校にいる生き物や学校で見つけたものをよく見て、家の人に知らせる文章を書こう」という「書くこと」の学習単元です。教科書には、モルモットのモコの絵と文章が例として載っています。モルモットと言えば・・・昨日の生活科見学で1年生の子ども達は実際に抱っこしてきたばかりです。手で触った感触がしっかり残っているうちに…と、さっそく1組では、モルモットを題材に絵と文を書かせていました。 子ども達は、昨日自分の膝の上に乗せてもらったモルモットの名前をちゃんと覚えていたようですが、いきなり絵を描くのは難しいものです。そこで、昨日撮ってきたモルモットの写真を見せながら描かせることにしました。1匹ずつの写真と名前が書いてあるプレートがあったので、それを写真に収めてきたのが役立ちました。 「まんまるの目」、「毛が長かった」、「おしりがぷりぷり動いていた」と、昨日触れ合って気がついたことを絵の周りに書き込んでいきました。抱っこしたモルモットもかわいらしかったのですが、1年生が一生懸命描く絵もかわいらしく感じられました。(写真中) 昨日のモルモットの体験を通じて、いろいろな種類があることが分かりました。毛並みの種類が豊富で、色も様々でした。とても長い毛でおおわれたモルモットもいました。モルモットは、とても警戒心が強く、臆病な動物であると言われています。昨日のように全員の膝の上でじっとしていたのは、動物園で体験用にしっかりと慣らしているからのようです。昨日の体験で、モルモットを飼ってみたいと思った子が多かったのではないでしょうか。 1年2組の外に、ミニシクラメンの鉢が置いてありました。赤紫色の花がたくさん咲いています。中休みにサクラ草の水やりに来た2年生の子ども達が、シクラメンの花を見に集まってきました。(写真下) 最近は、花の苗が出回る時期がどんどん早くなってきています。シクラメンも、9月〜10月にはホームセンターに並ぶようになりました。昔は、12月が近づいてくるとシクラメンの鉢物が店先で見られるようになったものです。それも、当時はミニ種はなく、大鉢のシクラメンがほとんどでした。埼玉県には、シクラメンを生産する農家がところどころにあり、親戚への贈答用に買い求めに行きました。当時は、室内で育てる高価な鉢物として出回っていました。 それが今や、ガーデニングブームとともに庭やコンテナ植えの花として、多くの人に認識されるようになりました。屋外で育てられるということは、ミニシクラメンは寒さに強い品種であるということです。それまでのイメージが全く変わっても、秋から冬の主役の座からは外れていません。様々な花色と長い期間にわたって咲き続けるため、花の少ない冬には欠かせない植物です。 ところで、来週から個人面談が始まります。教室に1つ鉢花があるだけで、温かな雰囲気で面談ができます。モルモットの癒し効果は絶大ですが、鉢花の存在も大きなものです。 11月18日の給食イカのから揚げ 具だくさん中華スープ りんご 牛乳 一口メモ 今日の献立は、たけのこ、しいたけ、にんじんなどの具材を混ぜた「中華おこわ」です。いつも食べているお米の「うるち米」に、「もち米」を混ぜています。そのため、もちもちとした食感が楽しめ、とてもおいしく仕上がっています。 もち米とうるち米の違いをご存知でしょうか? まず、それぞれに含まれるでんぷんの成分が違います。「うるち米」には、かたさが出るアミロースと、粘りがあるアミロペクチンが多く含まれています。一方の「もち米」には、アミロペクチンだけが含まれています。 また、見た目にも違いがあります。うるち米は半透明ですが、もち米は白い色をしています。家にあったら、見比べてみてください。 音楽朝会世の中には音楽が溢れています。SNSやテレビ、映画やアニメの挿入歌、家の中で耳にする曲など、魅力的な曲はたくさんあります。それに対して、学校の音楽の授業で扱う曲は、指導を前提にしているので少し雰囲気が違います。そこに壁を感じていた時もあったのですが、子供たちにとっては、ジャンルや流行に関わらず、曲がよければどの学年の子供たちからも人気のある大好きな曲になります。そんな曲が、歌集「歌はともだち」の中にたくさん載っています。 今回、5・6年の音楽委員会のメンバーが選んでくれた曲もそんな曲の一部です。そして、その曲を選んだ理由がなんとも素敵で、じわーっと心に沁みてきました。「カントリーロード」(勇気がでるから 幼稚園の頃好きだったから)、「となりのトトロ」(ジブリ映画を沢山見ていたから)、「少年時代」(小さい頃に友達と歌った思い出があるので)、「エーデルワイス」(ゆったりとした音で、歌詞がとてもいいから)、「世界に一つだけの花」(花が好きだから 世界に一つだけの花という言葉がいいから)、「Believe」(生まれて初めてこの歌いいなーって思ったから)、「マイ バラード」(サビから楽しく元気に歌えるから リズムに乗れるから)、「Smile Again」(曲調が明るくて優しく旭町小学校の出来事が思い出せそうな曲だから、辛い時・苦しい時に共感してくれてさらに応援してくれるから、1年生の時から暗い心を明るい心にさせてくれる歌詞が好きだったから)、「翼をください」(2年生の時に歌って心に残ったから)。 他にも、「にんげんっていいな」「勇気100%」「大きな古時計」「君をのせて」などなど、子供たちと一緒に歌っているとあっという間に1時間が過ぎてしまいます。そして、そんな時間を私自身も楽しませてもらっています。 11月17日(木)板橋区の住宅街の中の路地を入っていくと、開けた公園が広がり、その一角にこども動物園があります。ちょうど開園の10時前に着き、園の人のお話を聞いてから、3つのグループに分かれて見学・体験をしました。 モルモット抱っこコーナーでは、一人一人の膝の上にモルモットを1匹ずつ係の人が乗せてくれました。それだけモルモットがたくさんいて、その1匹ずつにちゃんと名前がつけられていました。モルモットもかわいらしかったのですが、名前がまたすてきで面白いネーミングでした。係の人が一人ずつの膝の上にモルモットを乗せながら、名前も一緒に教えてもらいました。テテ、ほうじちゃ、ハピタン、モカ、シュガ、アルフォート、ミルク、ビター、ぷっちょ、パピコ、ココア、むぎちゃ、わらび、クーリ、おしるこ・・・きっと、モルモットは次々と生まれるので、1匹ずつに名前をつけるのは大変なことだと思います。さらに、園の人がちゃんとモルモット全部の名前を覚えているのがすごいと思いました。後から聞いてみたら、「1匹ずつ体の色が違うから、名前はすぐに覚えられます。」と話していました。1年生の子ども達は、自分が抱っこしたモルモットの名前をきちんと覚えていたでしょうか。 私は初めてこの動物園に来ましたが、「モルモットをこんなに長い時間抱っこさせてもらえるなんて!」と感激しました。たいていどこの動物園でも、団体で行ったら一人ほんの何秒かずつで交代させられてしまいます。子ども達の膝の上に、何分乗せてもらえたでしょうか。その時間がとても長かっただけに、自分のモルモットにかなり情が湧いていたようです。何度もさよならをしていました。(写真上) ヒツジやヤギのふれ合いコーナーでは、広場に放し飼いにされているヒツジやヤギを自由にさわることができました。ヒツジの毛のモフモフ感を確かめたり、指を入れて羊毛の温かさを感じたりすることができました。触っているうちに急に動き出してびっくりする場面もありましたが、次第に慣れてきて動物との距離が縮まっていきました。(写真中) その後、広場でお弁当を食べてから、公園の遊具でたっぷり遊ぶ時間をとりました。暖かい陽気に恵まれ、とても楽しい生活科見学の一日になりました。(写真下) この動物園は、入場無料で体験にも料金がかかりません。他にもリスやウサギ、リクガメ、ポニーなどの動物がいて、様々なイベントが用意されています。都営三田線を利用すれば、さらに近い駅があります。ぜひ、ご家族で出かけてみてください。お薦めです。 ところで、旭町小では以前、ウサギを飼っていました。私が旭町小に担任としていた最後の年(平成19年度)には、飼育小屋にウサギがいました。卒業アルバムで確認してみたところ、確かに飼育委員会がありました。(私は、栽培委員会担当でした。)その後、ウサギが死んでしまってから飼育小屋を閉じることになったのでしょう。全国的に小動物を飼っている学校が減ってきています。 生活科見学(1年生)行き先は、東板橋公園の中にある「子ども動物園」です。東武東上線の下板橋から歩いて行きました。モルモットを抱っこしたり、ヒツジやヤギとふれ合ったりすることができました。 モルモットは、一匹一匹に名前がついていました。「ほうじちゃ」「ビター」「アルフォート」「おしるこ」など食べ物や飲み物の名前がついているものが多かったです。毛の色も全部違っていて、「自分だけのモルモット」とのふれ合いが楽しめました。「ずっと抱っこしていたい。」と、お別れが名残惜しかったようです。 ヒツジ、ヤギとのふれ合い広場では、怖々と近寄っている子が多くいました。なかなか思うようにふれ合えないながらも、果敢にチャレンジしている様子もみられました。 お昼は、美味しいお弁当を楽しみました。お友達と少し距離を取ってシートを敷いてのお弁当タイムでしたが、外で食べるお弁当の味は格別だったようです。 普段の生活から考えると、かなり長い時間歩きましたが、誰も泣き言を言わずに歩くことができました。また、電車の中でも静かに過ごしたり、交通ルールを守って歩いたりすることもでき、元気で楽しい一日になりました。 お家の方々、朝早くからお弁当を用意していただき、ありがとうございました。 11月17日の給食牛乳 さつまいもチップス 一口メモ カレーは日本人が大好きなメニュのひとつです。カレーライスはもちろん、カレーパン、カレーうどんなど様々なカレー料理が作られています。 今日の給食のカレーうどんは鶏肉、玉ねぎ、人参、油揚げ、長ねぎと具だくさんでした。鰹節と昆布で丁寧にとった出汁が美味しさのポイントです。 さつまいもチップスは全部で約40キロのさつまいもを学校に届けてもらいました。皮をむいて薄くスライスし、塩と砂糖を熱いうちにまぶしました。よく噛んでいるとさつまいもの甘みが感じられます。カリカリなので、しっかりと噛んで食べるのによいデザートでした。 |
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