音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

12月12日(月) その2

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 6年生が、劇団四季の「こころの劇場」を動画配信版で視聴しました。こころの劇場は、日本全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクトとして、劇団四季が昔から実施してきた取り組みです。以前は、日生劇場まで子ども達を引率してミュージカルを観に行っていました。数年前から練馬文化センターで実施してもらえるようになり、練馬区の学校はとても便利になりました。それがコロナ禍になり、2年前は実施することができませんでした。昨年度は、今回と同じく動画配信で各校で視聴することになりました。ちなみに、練馬文化センターは、現在改修工事中です。来年度は、新宿文化センターを使ったこころの劇場が予定されています。
 今回、6年生が観た劇は、ミュージカル「人間になりたがった猫」です。劇団四季ファミリーミュージカルの中でも、特に人気が高い演目で、今まで何度も再演されてきています。アメリカの作家ロイド・アリグザンダーが書いた本が原作になっています。人間の言葉が話せる猫ライオネルは、人間になるのが夢でした。ある日ライオネルは、魔法使いの主人ステファヌスに口答えをしてしまいます。その「罰」として、ステファヌスはライオネルを2日間人間に変えました。それからというもの、人間の街で数々の危機に見舞われていきます。しかし、ライオネルとその仲間たちは、「仲間」の必要性や重要性に気が付いていくのでした・・・という内容です。
 ミュージカルなので、場面場面に印象的な歌やダンスが入ります。「すてきな友達」と「すてきな気持ち」の2曲が繰り返し歌われ、ミュージカル全体を盛り上げていきます。今年の6年生も、実際に劇場で生のミュージカルを観ることができませんでしたが、どんな感想をもったことでしょう。(写真上…著作権の関係で、ミュージカルの部分は写すことができません。)
 1年生は、国語の時間に「おかゆのおなべ」という学習をしています。外国の昔話に親しみ、読んで感じたことを友達と共有しながら、いろいろなお話があることに気づかせていく単元です。
 教科書に載っている「おかゆのおなべ」は、「おいしいおかゆ」という題名で出ているグリム童話の1つです。貧しい暮らしをしていた女の子とお母さんが、魔法の鍋を手にしたことでひと騒動を起こしてしまう…というお話です。昔話には、それぞれ教訓となる視点が含まれています。「おかゆのおなべ」では、「後先考えずに行動してしまうと、大変な目に遭ってしまう」ということでしょうか。
 2組では、先生の範読に続いて、各自で音読の練習をしていました。1年生も2学期の終わり頃になると、初めて出会う文章にもスラスラと読める子が増えてきます。目で文章を追いながら、自信をもって読み進めている子がたくさんいました。また、中には指で文字を追いながら読んでいた子もいます。それも大切なことです。正しく読めるように、繰り返し音読の指導をしていきます。(写真中)
 1年2組の外に、鉢花が置いてありました。ミニシクラメンについては先月お伝えしましたが、その他にシャコバサボテンとポインセチアの鉢がありました。特にポインセチアは、クリスマスが近づいてきたこの時期にぴったりの鉢物です。真っ赤な花が、サクラ草の水やりにやって来た2年生の子ども達の目にも鮮やかに映ったようでした。(写真下)
 実は、「真っ赤な花」というのは真っ赤な誤りです。赤い花びらのように見える部分は、正しくは「苞(ほう)」と呼ばれ、つぼみを包む葉っぱにあたるところです。ポインセチアの正式な花は、その苞の中心にある黄色く小さく集まった部分を指します。同じように、苞が花びらのように美しい植物として、ブーゲンビレアやハナミズキなどがあります。
 ポインセチアと言えば、昔から赤が主流でした。しかし最近は、クリーム色から斑(ふ)入りの品種まで、多種多様に改良されてきています。原産地はメキシコなどの中南米なので、日本のような寒さは苦手です。特に夜は、暖かい室内に置くようにしなければなりません。寒さや水のやり過ぎで、緑色の葉が落ちてくることがあります。春にはまた元気に育ちますが、来年の冬に同じように真っ赤な部分を作るためには、短日処理をしなければなりません。一度挑戦したことがありますが、「新しい鉢花を買い求めた方がきれいに咲く」ということに気がつきました。

マラソン週間

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 今日で、マラソン週間が終わりました。子ども達は、先週の火曜日から今日まで、中休みに毎日マラソンに取り組んでいました。(先週の月曜日は、残念ながら雨天のためにできませんでした。)

 今年度から、友達としゃべらずに走ることを約束に、全校児童が集まってマラソンができるようになりました。ここ1,2年は3学年ずつの実施だったので、久しぶりに「マラソン週間らしい一週間」になりました。マラソン週間専用のビンゴカードも、今年はほとんどカードが埋まるくらいにがんばって取り組めた子がたくさんいました。

 マラソン週間では、「青と夏」という元気な音楽に合わせて走りました。マラソンでは、音楽が鳴ると思いっきり猛ダッシュをする子が少なくありません。そのため低学年では、1周分、担任がペースメーカーになって取り組んでいました。3年生以上も、先生の声かけを聞きながら、気を付けて走ろうとする子が増えてきたように思います。

 運動が苦手な子や、走ることが好きではない子ももちろんいますが、たった一週間でも取り組んだことで、走った後の達成感や長距離走に慣れてきた子も多くいたのではないかと思います。また、小さな体育的行事にも熱心になれる子がたくさんいて、子ども達のこれからがさらに楽しみになりました。

12月12日(月) その1

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 久し振りに、校庭で行う全校朝会がありました。今朝は、「お手本をよく見て書こう」という話をしました。
・・・2学期の学校生活は、今週と来週の2週間を残すのみとなりました。今週から、書き初めの練習に取り組むクラスがあることでしょう。どの学年にも、冬休みの宿題として書き初めの宿題が出されます。また、冬休みが明けて3学期に入るとすぐに書き初めを行い、校内書き初め展が開かれます。そのためにも、まずは今学期中に書き初めの練習にしっかり取り組むことが大切です。
 1,2年生は鉛筆で書く「硬筆」、そして3年生以上は習字道具を使って書く「毛筆」による書き初めです。硬筆も毛筆も、書き初めを行う上でまず一番大切なことは、「お手本をしっかり見る」ということです。書き初めを行う時には、左側にお手本を置き、筆を入れる位置や文字の長さ、文字の太さなどを確認しながら書いていきます。上手に書く人は、必ずお手本と自分が書く用紙を見比べながら、ゆっくりと書き進めていきます。ですから、書き初めを上手に書こうと思ったら、何度もお手本を見ながら一画ずつていねいに書いていくことが大切です。
 次に、一枚書き終わったら、自分が書いた作品とお手本をよく見比べてみましょう。中心が少しずれていたり、漢字とひらがなのバランスが取れていなかったりと、いろいろな改善点に気がつくはずです。完全にお手本通りに書ける人はいません。お手本と見比べることで、次の一枚を書く時に自分はどこに気をつけたら良いかという目標が見つかります。
 最後に、学年と名前もていねいに書くようにすることが大切です。3年生以上の毛筆では、学年と名前を書く位置も重要になってきます。これもお手本を参考にしてみてください。書き初めは、自分の学年と名前も作品の一つです。最後までていねいに取り組み、自分の納得のいく作品が書けるようにがんばりましょう。
 11月のふれあい月間では、いじめについて真剣に考え、全校児童が標語を考えました。標語を考えることも大切ですが、最も重要なのは、本当にいじめをしないということです。そして、自分も一緒にかかわっていじめをしないこと、さらにいじめを見逃さないということです。標語を考えることで終わってはいけません。自分の行動に移していきましょう。
 さて、いじめにつながるようなことでなかったとしても、友達に対して手や足が出てしまい、先生に指導されている子を時々見かけることがあります。学校の先生方は、「どんな理由があっても、相手をたたいたりけったりしてはいけない」ということを基に指導しています。相手に暴力をふるうことは、何の解決にもなりません。
 もし、友達からの暴力について困っていることがあったら、先生方や家の人、相談室の先生など、誰でもよいですから伝えるようにしてください。また、もし大人からの暴力で困っていたら、今週各クラスでアンケート調査を行うので、そこに記入するようにしてください。誰もが、暴力のない明るい気持ちのあふれる旭町小を望んでいるはずです。・・・
 続いて、表彰を2つ行いました。まず、練馬区の健やかカレンダーに応募し、入賞・入選した子ども達の表彰です。今年は、6年生の子がカレンダーの原画に採用されるという快挙を成し遂げました。3月のひな祭りの絵を描いて応募し、見事に入賞を果たしました。各教室に掲示される健やかカレンダーを見かけたら、ぜひ3月の絵にご注目ください。このカレンダーは、区内全ての小中学校に掲示されます。(写真)
 もう一つは、バトミントン大会で準優勝した子の表彰でした。東京都の低学年の部での準優勝です。全校で、大きな拍手を送りました。

12月12日の給食

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献立名           ご飯
              ふりかけ
              ひじき入り厚焼き卵
              五目汁
              牛乳


一口メモ

 今日の卵焼きには、みじん切りのにんじんや玉ねぎ、干ししいたけ、ひじきが入っていて、ボリュームたっぷりになっています。
 卵は、どこの家の冷蔵庫にも必ずと言って良いほど常備されている食材です。ゆで卵やオムレツ、茶わん蒸し、目玉焼きと、卵を使った料理はたくさんあります。
 卵は、熱が加わると固まる性質をもっています。ですから、生で食べる卵かけご飯の他に、半熟で食べるポーチドエッグなど、火の通し方を変えることでいろいろな卵料理を作ることができます。
 子ども達は、卵を割ったり卵を使った料理を作ったことがあるでしょうか? 肉や魚のように切ったりする必要がなく、火の通りも早いので、自分で作れる卵料理を一つ教えてあげると良いですね。

12月10日(土)

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 今日は、第二土曜学校公開日でした。また、道徳授業地区公開講座として、全学級の道徳の授業公開と講演会を行いました。
 1校時は、1年生〜3年生の道徳の授業公開がありました。1年生の教室では、「さるくんはだめ」という資料を使った「公正・公平」に関する授業をしていました。これは、現在1年生で使っている道徳の教科書にはない資料です。東京都道徳教育教材集に掲載されている資料です。道徳の授業では、担任の判断で、他の教科書や以前使っていた副読本から引用した資料を用いて授業をする場合があります。
 リスと小鳥とキツネが、木の実を集めてケーキを作る相談をしています。そこにサルがやってきて、仲間に入れてもらおうとしますが、断られてしまいます。・・・サルくんが友達から仲間外れにされてしまった時の気持ちや、周りの友達の気持ちを考えさせることを通じて、誰に対しても仲間はずれにしない心情に結び付けていく内容です。(写真上)
 資料には、「おこりんぼうの さるくんがやってきました。」と書いてあるので、いつも怒ってばかりいるから仲間に入れてもらえなかったのでしょう。見方によっては、「普段の行いを良くしておかないと、いざという時に仲間に入れてもらえない」というとらえ方もできますが、そこは1年生の道徳です。どんな子であっても、「みんな平等にしなくてはいけないね」という方向で考えていきます。
 2校時は、体育館で講演会を行いました。本校第16代校長の土屋先生より、「みんなの子供を みんなで育てる」という演題でお話をしていただきました。土屋先生は、校長職の時から道徳教育を専門とされていました。現在は東京教師養成塾の教授の職に就かれていますが、都内の様々な学校からの依頼があり、道徳の研究講師としても忙しい毎日であると聞いています。
 講演会では、道徳教育とはどのようなものか、そして学校で行われている道徳の授業はどうあるべきかについて、分かりやすく話していただきました。さらには、家庭教育や学校教育の役割について、具体的なエピソードを交えながらご講演をいただきました。(写真中)
 3校時には、4年生〜6年生の道徳の授業公開がありました。4年1組では、「より遠くへ」という教科書の資料を使い、「希望と勇気、努力と強い意志」についての学習を行っていました。資料には、パラリンピックの走り幅跳びに出場した谷 真海さんが記した文章が載っています。谷さんは、二十歳の時に、骨肉腫によって右足の膝から下を切除する手術を受けました。様々な困難の末に、スポーツ用の義足と出会い、走り幅跳びの選手として活躍するようになりました。(写真下)
 資料の最後に、ブラジルで開かれたパラリンピック大会で、大きな夢だった5mを超える記録を出せたことが書かれています。そして、「記録ももちろん大切ではありますが、わたしは、それに加えて大切なものを手にすることができたのです。」と書いてあります。授業では、「大切なもの」とは何かを考えさせることを中心に進めていきました。
 子ども達は、自分の好きなことや得意なものには喜んで取り組むことができます。しかし、困難が伴うことには言い訳をして途中であきらめてしまったり、最初から背を向けてしまったりする場合も多いでしょう。自分で目標を決めて努力を積み重ね、やり抜くことができる子へと成長してほしいと思います。

12月9日(金)

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 今日は、3年生の社会科見学がありました。3年生は、一年を通じて社会科の時間に、練馬区の学習をしています。そこで、毎年3年生の社会科見学では、区内巡りを行っています。
 まず最初に向かったのは、JAあおば石神井支店でした。農産物の直売所がある大きなJAの施設です。見学は、3つのグループに分かれて案内をしていただきました。
 見学コースの1つ目は、「キャベツの碑」です。練馬区の特産と言えば練馬大根が有名ですが、昭和30年頃から大干ばつや病害によって栽培が衰退していきました。そこで、代わって生産量が増えたのがキャベツでした。現在は、キャベツの生産量が区内で最も多く、都内でナンバー1の生産量を誇っています。JAあおばの敷地内に、平成10年にキャベツの碑が建立されました。
 見学コースの2つ目は、「バックホー」の見学でした。バックホーは、農業機械の一つで、ユンボやショベルカーとも呼ばれています。土を掘り起こしたり、移動させたりすることができます。また、ブルドーザーのような排土板もついているので、土を平らにしたりする場合にも活躍します。
 見学コースの3つ目は、直売所内の見学でした。区内の農家から届いた産地直送の新鮮な野菜がたくさん売られていました。特にこの時期は、大根やブロッコリーなどがたくさん並べられていました。練馬大根も売られていて、「さすがJA!」と思いました。また、店の外には、花の苗もたくさん置いてありました。花卉農家も区内に多数あるそうです。(写真上)
 続いて、JAあおばのすぐ近くにある「石神井ふるさと文化館」に行きました。ここは、練馬区の郷土資料館として、昔から3年生の見学コースに必ず入っている場所です。各クラスに学芸員の方々が入り、ていねいに案内と説明をしていただきました。
 ふるさと文化館の2階の展示室では、練馬大根の歴史について詳しく説明を聞くことができました。練馬大根は、古くから漬物用として作られてきました。その漬物を作る大きな樽では、5千本もの大根を漬けたそうです。また、3学期に学習する昔の道具の展示についても説明をしていただきました。昔のアイロンや洗濯板など、今の子ども達にとっては初めて見るものばかりでした。
 展示室の一番奥には、昭和30年代の街を再現したコーナーがあります。三輪自動車やちゃぶ台のある部屋の様子、赤電話のあるたばこ屋さんなどが再現されています。中華屋さんの入口にある食品サンプルを見ると、「チャーハン 70円」「ギョーザ 30円」と書いてありました。100円あれば食事ができることに、みんなびっくりしていました。
 このふるさと文化館で有名な展示物の一つに、外にある「旧内田家住宅」があります。区内に残っていた明治20年頃からあった建物を、解体してそっくりそのまま移設した住居です。かやぶきの屋根や井戸水、土間にはかまどがあり、板の間には囲炉裏・・・どれも昔懐かしい農家の住居そのままが展示され、中を自由に見学することができます。私の母の実家が新潟で、小学生の頃まではこのような住居が残っていたので、とても懐かしく感じました。(写真中)
 昼食後、最後の見学先の練馬区役所に向かいました。エレベーターで一気に20階の展望室に行きました。「晴れの日でよかった!」と思った瞬間です。東西南北、どちらを見ても東京都のみならず、関東平野を見渡せるほどよく見えました。旭町小を一生懸命探している子に、光が丘団地にそびえる清掃工場の煙突を指さし、あの向こうだよと教えてあげました。自分たちの住んでいる地域を上から見ると、いかに建物が多いかがよく分かります。(写真下)
 3年生の子ども達にとって、学びの多い社会科見学になりました。

社会科見学(3年生)

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 3年生は、JAあおば・ふるさと文化館・練馬区役所へ社会科見学に行きました。
 まず、バスに乗って見学に向かうというのが初めてだったので、バスの乗り方や道路の歩き方などを確認しながら目的地へ向かいました。
 JAあおばでは「キャベツの碑」やバックホー、直売所の見学等をして、農業と練馬区の関係について勉強をしました。
 ふるさと文化館では、練馬大根の作り方や昔の人々のくらし、旧内田邸住宅などを学習しました。ジオラマや実際の建物を見て、感動する子供達の姿を見ることができました。
 練馬区役所では、東西南北の方角に何が見えるのかを確認しました。晴れ空に恵まれ、スカイツリーや東京タワー、遠くの山々を見ることができました。
 一日とても充実した学習となり、「楽しかった!」と笑顔の子供達を見て、引率した大人もほっとした一日でした。

12月9日の給食

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献立名        焼き鳥丼
           牛乳
           五目豆
           いものこ汁


一口メモ


 今月の給食のめあては「季節や行事に応じた食事を調べよう」です。
 日本には季節の行事やお祭りの時にいつもと違う特別な料理を食べる習慣があります。例えば、お正月のお節料理やひな祭りのひなあられ、子供の日の柏餅などたくさんの行事食があります。
 季節の変わり目や人生の節目には、食べ物への感謝を込めて神様にごちそうをお供えし、農作物がたくさん実ること、健康でいられること、幸せが訪れることを願ってきました。また、旬の食べ物を使い、季節感を味わうことも大きな楽しみです。
 年末年始には多くの行事食があるので、実際に食べて触れる良い機会です。給食でも1月の献立に取り入れていく予定です。

12月8日(木)

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 今日は、図書管理員さんが勤務される日でした。午前中は、1年生の2クラスが図書室を利用していました。部屋の中に入ると、先月までの秋の飾りから一変して、冬の掲示物になっていました。さらに、窓側に並べられたおすすめの本には、「雪」や「やきいも」、「クリスマス」など、この時期に関する本がたくさん紹介されていました。
 その中の一冊に、「いち・にの・さんかんび」の絵本がありました。作者は、くすのき しげのり さんです。作者を見て「おぉぉ〜」と思いました。私の大好きな「おこだでませんように」の絵本を書いた方だからです。思わず手に取り、立ち読みをしてしまいました。くすのき しげのり さんは、学校で起こる日常的な場面をよく絵本にする作家です。どのページにも、「そうそう」、「わかるな〜」という学校あるあるが表現されていました。(写真上)
 「参観日は、『いつも通りでいいからね』と言う先生の方こそいつもと違い、張り切っている。服装が違うし言葉遣いも丁寧で表情もにこやか。」…こういうところも、昔から学校でよくある光景です。また、「ぼく」が参観日を好きな理由が、「せんせいが、いつもよりも もっとニコニコしながらおしえてくれるから」と書いてありました。これは先生側からすると、痛いところを突かれている部分です。(私も経験があります)
 さて、この本に出てくる「ぼく」は、お母さんと妹の前でいいところを見せたくて、ひき算の答えをまだ考えている途中だったのに、みんなにつられて手を挙げてしまいます。他の子が当たるだろうと思っていたのに、最初に当てられてしまいます。「ぼく」は、答えられずにうつむいてしまいます。・・・私も小学校1年生の時に同じ経験があるので、この場面は本当によく分かります。めったに手を挙げない自分が周りにつられて手を挙げてしまい、ゆっくり立ち上がって「わすれました。」と答えました。クラスの子ども達は何とも思わなかったのですが、後ろの保護者から笑い声が響きました。家に帰ってから、どのように怒られたかは覚えていません。嫌な思い出は、何十年と経ってもしっかりと心に残っているものです。
 しかし、安心してください。この絵本では、ちゃんと先生やお母さんが、「ぼく」の失敗をフォローしてくれています。もう一度内容を読み返そうと、昼休みに図書室に行ってみたら、本がありませんでした。きっと1年生の子が借りていったのでしょう。家に帰って、くすくす笑いながら読んでいるのだと思います。
 2年生が算数の時間に学習してきた「かけ算九九」が、いよいよ終わりに近づいてきました。1組では、昨日九の段と一の段が終わり、今日は九九表を見ながらきまりを見つける学習をしていました。(写真中)
 九九表を見ると、「かける数が1増えると、答えはかけられる数だけ増える」ということや、「かける数とかけられる数を入れかえても、答えは同じ」ということに気がつきます。ですから、「7×4」が分からない場合は、「4×7」と四の段を使えば良いわけです。(ただし、4×7も間違えて覚えていたらこの方法は使えません。)また、「7×3」に7をたし算しても答えを見つけることができます。(ただし、7×3も間違えて覚えていたらこの方法は使えません。)結局、九九は全て正しく覚えさせるようにしましょう。
 6年生の保健の授業で、「病気の予防」について学んでいることを昨日お伝えしました。今日は、2組でその続きとして、「生活習慣病」についての学習をしていました。
 最初に、AとBのどちらのメニューが好きですか? という質問がありました。「A牛丼 Bマグロ丼」、「Aハンバーグ B鮭の塩焼き」、「Aフライドポテト Bポテトサラダ」などの選択肢でした。子ども達はAの方を選ぶ子が多いでしょう。私はBですが…。必ずしもAの料理がいけないのではなく、それに合わせる副菜として野菜を摂るなど、バランスのとれた食生活が大切です。
 教科書を開くと、生活習慣病にはどんな病気があるのかが載っています。心臓や血管の病気や、糖尿病、高血圧、脳卒中、がんなど、様々な病気が生活習慣病に入ります。そして、その予防には、今現在の生活が重要であることを学んでいきます。具体的には、日常的に運動を行うことや、偏った食事をしないということです。(写真下)
 今日の給食に、「花野菜サラダ」が出されました。給食後、栄養士さんが各クラスから下膳されてきた食缶の中を一つ一つ調べていました。残菜がどの程度あるのかを、いつもチェックしています。今日の花野菜サラダは、残念ながら残菜が多く出ました。
 各家庭で、ブロッコリーやカリフラワーを子ども達に食べさせているでしょうか? 5年生と行った下田移動教室では、昼の弁当も含めて、3食全てにブロッコリーが入っていました。ブロッコリーに限らず、野菜にほとんど手をつけない子が何人かいて気になりました。偏食は、学校だけでは解消することはできません。

体育朝会

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 今日の体育朝会では、体育の授業や普段の運動後に行うとよいと考えるストレッチを取り入れた整理運動を行いました。
 まず、運動後に行うことが、クールダウンの効果や疲労回復を早めることについて説明し、スローペースの音楽を流して始めました。子ども達は、担当の先生のお手本をしっかりと見て、呼吸の仕方や身体のどの部位を伸ばしているか等のアドバイスもしっかり意識して取り組んでいました。
 今後の運動後に役立たせられることを期待して、体育朝会を終えました。早速、中休みのマラソン週間の後に、体育朝会で行ったストレッチをしている児童が見られました。
 因みに本日使用した曲や運動の動きは、旭町小学校がコロナ禍前の運動会の整理運動で毎年行っていたものです。

12月8日の給食

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献立名           コーンピラフ
              野菜入りミートローフ
              花野菜サラダ
              牛乳


一口メモ

 花野菜サラダは、ブロッコリーとカリフラワーの入ったサラダです。ブロッコリーもカリフラワーも、花野菜と呼ばれていて、花のつぼみの部分を食べる野菜です。どちらもキャベツの仲間で、ブロッコリーが突然変異で白くなったのがカリフラワーです。
 栄養価で比べると、ビタミンCは生の状態ではブロッコリーの方が多いですが、ゆでると両方ともほぼ同じ数値になります。ブロッコリーの多くは、緑色をしています。一方のカリフラワーは、白色のものが主ですが、他にも色とりどりのものが出回っています。オレンジ色や紫色、黄緑色など、様々なカリフラワーを見かけることがあります。
 似ている花野菜でも、味や食感に違いがあります。野菜に興味をもたせ、味わって食べていけるようにしましょう。

12月7日(水)

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 6年生は、保健の授業で「病気の予防」についての学習をしています。各クラスに養護教諭が入り、より専門的な立場から子ども達に授業をしています。
 病気の予防について理解していくためには、まず病気がどのようにして起こるのかを知る必要があります。2組の教室での今日の授業では、「病気は病原体や体の抵抗力、生活行動や環境が関わり合って起こる」ということを学習していました。現在、最も身近な感染症となっている「新型コロナウイルス」や「インフルエンザ」の発症を例に、その予防について考えていきました。
 ワークシートには、なつこさんが遊園地に遊びに行き、その翌日に発熱した事例が書いてありました。その文章から、何が原因で発熱につながったのかをまず考えさせました。遊園地に行くのが楽しみで、前日の夜に早く寝ていなかったことや、窓の閉まった満員電車に乗ったこと、手を洗わずにハンバーガーを食べたこと…様々な原因が挙げられていきました。
 病気にならないためには、「病原体の発生源をなくすこと」「うつる道筋を断ち切ること」「抵抗力を高めること」が必要です。そこで、なつこさんが病気になった原因の一つ一つが、病気にならないためのどのことに最も関係が深いか、班ごとに意見交流を行いました。(写真上)
 練馬区のホームページを見ると分かりますが、今週に入ってからも区内の小中学校での感染者数が多数報告されています。マスク着用や手洗いの励行、こまめな換気については引き続き指導していきますが、抵抗力を高めておくことも忘れないようにしたいものです。
 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(2)」という学習をしています。「割合」についての学習内容で、もとにする大きさが異なる時は、割合を使って比べられることを学んでいきます。「割合=比べられる量÷もとにする量」という言葉の式を活用して問題を解きます。また、割合を百分率(%)で表したり、歩合(割、分、厘)で表すことも学習します。
 今週は、さらに続けて、百分率を使った問題について学習をしています。昨日は比べられる量を求める問題で、今日はもとにする量が分からない場合の問題でした。先月、速さの学習をしていた時に、5年生の算数の山場ということをお伝えしましたが、ここにも大きな山場がありました。この割合の問題を解くには、数量関係がしっかり理解できていないとかなり難しいでしょう。
 「ペットボトルに入ったお茶が、増量して売られています。増量後のお茶の量は600mlです。600mlは、増量前の量の120%にあたります。増量前のお茶の量は何mlですか。」・・・式はどうなりますか? また、その計算を説明することができますか?
 1組で学習していたコースの子からは、様々な考え方が出されていました。数直線を使って考えた方法や「割合=…」の公式を利用した方法など、どれも子どもなりによく考えたものでした。なるほどと思ったのは、「600÷1.2=5」で、1%にあたるお茶の量を求め(5ml)、それを100倍(100%にする)して500mlという答えを求めた方法です。(写真中)
 割合の学習で難しいのは、問題文の中のどれがもとになる量であり、どれが比べられる量なのかという判断です。「100%と見る量は、もとになる量である」と教えても、なかなか子どもには難しいようです。
 4年生は、総合の学習の時間に練馬大根について調べたり、実際に種まきをして育てたりしてきました。学年の畑に種まきをしたのは9月上旬のことでしたから、そろそろ収穫の時期のはずです。
 1組の教室では、練馬大根の実物を先生から見せてもらっていました。畑では、地上部分しか見えていないため、どんな大根かが分かりません。ちょうど昨日の給食で、学校に練馬大根が大量に届き、練馬スパゲティとして味わったばかりでした。栄養士さんが、練馬大根の見本にと、1本を残しておいてくれました。本物に触れる絶好のチャンスになりました。
 練馬区の伝統野菜である練馬大根は、スーパーでもなかなか見かけません。収穫された練馬大根の多くは、漬物に加工されて販売されています。それほど希少価値のあるものになっています。色白で細長く、真ん中部分が少し太いのが特徴です。さあ、4年生が育ててきた練馬大根は、このくらい大きくなっているでしょうか。(写真下)

12月7日の給食

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献立名           ツナと豆腐のそぼろ丼
              さつま汁
              イチゴ
              牛乳


一口メモ

 「イチゴの赤い部分は果実で、表面についている粒々はイチゴの種である」・・・これは正解でしょうか?


 答えは×です。イチゴの果実は赤い部分ではなく、種のように見える「細かい粒々」が果実にあたります。私たちが食べている赤い部分は、「花托(かたく)」と呼ばれ、果実を育てるためのふかふかの布団のような役割をしています。果実のようで果実ではないイチゴのようなものを、本当の果実に対して偽の果実という意味で、「偽果(ぎか)」と呼ぶそうです。
 イチゴは免疫をアップし、ストレスから体を守るはたらきのあるビタミンCを多く含んでいます。イチゴを食べて、残り少ない2学期を元気に過ごしてほしいと思います。

12月6日(火)

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 5年生は、理科の時間に「ふりこの動き」の学習をしています。振り子の1往復する時間に着目させ、「振れ幅」や「糸の長さ」、「振り子の重さ」のうちのどの条件で振幅にかかる時間が変わるのかを調べていく単元です。
 実験の方法は、調べる条件だけを変え、他の条件は同じにして行います。これは、5年生の理科の学習で重要な「条件制御」の考え方にあたります。1学期にも、インゲン豆の発芽の実験で条件制御を行いました。発芽するための条件として、日光が必要であるかどうかを調べるとします。そのための実験は、一方を「日光あり」、もう一方を「日光なし」とし、他の条件(水や土、温度など)は全て一緒にして調べるという考え方です。
 今日、2組では、「ふりこの重さが変わると往復する時間はどうなるか?」というテーマで実験をしていました。振り子の実験器具として、おもりに「鉄球・アルミニウムの球・ゴム製の球」の3種類を使っていました。この実験の場合は、他の条件(振れ幅と糸の長さ)を同じくして行わなければなりません。実験の様子を見ていたら、使っているタコ糸の長さをものさしで測りながら、できる限り正確に実験しようと試みているグループが見られました。ストップウォッチの計測の仕方も含めて、正確さ・厳密さが問われる実験内容です。また、得られたデータの扱い方も重要です。何回かデータをとって平均して比較しますが、実験の誤差が生じます。それをどう考えさせるかというところも、今までの理科の内容にない学習と言えます。(写真上)
 では、実際に実験をして、結果はどうなったと思いますか? 糸の長さと振れ幅は一緒で、おもりの重さだけを変えます。振り子の振幅にかかる時間は、おもりの重さが軽い方が速いでしょうか? それとも重い方が速いでしょうか?
 実生活の中で考えたとしたら、こういう感じになります・・・「同じブランコで、6年生が乗った時と1年生が乗った時とで、往復の時間はどうなるでしょう。」ということです。「体重の軽い1年生が乗った時の方が速い」でしょうか。それとも、「体重の重い6年生が乗った時の方が速い」でしょうか。・・・正解は、往復にかかる時間は「同じ」です。つまり、振り子の振幅は、重さには関係しないということになります。これは、「同じ大きさの鉄球とゴム製の球を同時に落とした場合、地面に着くまでの時間は同じである(ただし、球の大きさは同じものとする)」ということにも通じます。(ガリレオのピサの斜塔での実験)大人でも「ホント???」と思ってしまいますが…。
 12月に入り、どの学年もそろそろ2学期のまとめの学習に入り始めました。1年生は、算数の時間に「どんなけいさんになるのかな?」という学習をしています。2学期に、繰り上がりのあるたし算と、繰り下がりのあるひき算の学習を習ってきました。それぞれ数を分解して、さくらんぼ計算で答えを求める方法を何度も練習してきています。
 この単元では、たし算やひき算の計算を用いて、文章問題に挑戦していきます。文章問題と言っても、教科書にはたくさんの動物の絵が載っています。これから学年が上がっていくにつれて、このように動物の数が全て描かれている絵が見られるわけではありません。問題文をよく読んで、たし算なのかひき算なのかを考えられなくてはなりません。
 「ハトが14羽います。6羽飛んでいくと、残りは何羽になりますか。」というひき算もあれば、「親のシマウマ(12頭)と子どものシマウマ(3頭)では、どちらが何頭多いでしょうか。」というひき算もあります。昔から、算数が苦手という子の一番の理由に「文章問題」が挙げられます。教科書にかわいい動物の絵があるうちに、しっかり問題の意図を理解していけるようにしておく必要があります。(写真中)
 先週まで5年生は、家庭科の時間にご飯を炊く調理実習を行ってきました。今週からは、「みそ汁」作りに取りかかります。5年1組が、3,4校時に調理実習を行いました。
 味噌汁のおいしさの決め手は、「だし」をしっかりとることです。煮干しを使い、頭とはらわたを取り除いてから鍋の水に入れ、下準備をしました。煮干しだけでなく、昆布やかつお節からもだしをとることができます。(家庭科の教科書には、写真入りでいろいろなだしについてり説明があります。)
 子ども達に聞いてみると、煮干しを使っている家庭は少ないようでした。だしの素という便利なものがあり、あるいは味噌自体に「だし入り」と書かれた優れものがあるのですから…。しかし、煮干しを入れた鍋の中が沸騰してきた時、家庭科室全体にいい香りが漂いました。煮干しをいれた、確かな「だし」の風味を感じ取ることができました。
 使った具材は、大根と長ねぎでした。大根は、皮をむいていちょう切りに、ねぎは薄い小口切りにしました。大根が煮えたら、量り取った味噌を溶いて入れ、さらにねぎを入れてひと煮立ちしたら出来上がりです。(写真下)
 「校長先生もどうぞ!」と誘われ、みんなと一緒にいただきました。大根がしっかりと煮えていていながら、ねぎはシャキッとした食感がありました。作り立ての味噌汁のおいしさが堪能できました。そして何と言っても、煮干しのだしがしっかり味わえる、おいしい味噌汁になっていました。「やっぱり、本物の煮干しからだしをとるとおいしいな」と実感しました。

12月6日 給食室より

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 練馬大根引っこ抜き大会で収穫された練馬大根が学校に届きました。(写真1枚目)長くてとても立派な大根です。青首大根と比べると細くて長いのが特徴です。

 今日の給食では、この練馬大根を使って「練馬スパゲティ」を作りました。
 全ての大根をすりおろしにして、大きな鍋で甘みが出るようにじっくりと煮込んでいきます。ツナとしめじを加えて、味付けは醤油、砂糖、酢のみととてもシンプルですが、ツナの旨味と大根の甘みがしっかりと感じられる仕上がりになっていました。

12月6日の給食

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献立名           練馬スパゲティ
              昆布サラダ
              フルーツ白玉
              牛乳


一口メモ

 今日の給食のために、4日の日曜日に行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で収穫された大根を学校に届けていただきました。
 練馬大根は、長さが70cmから1mと長く、大根の真ん中が太くなっていることから、引き抜くのに普通の大根の3〜5倍の力がいるそうです。今日の給食を作るのに、全部で約68kgと、たくさんの練馬大根を使っています。生産者さんや収穫してくれた方々に感謝の気持ちでいただくようにしたいと思います。
 いつもの練馬スパゲティは、青首大根を使って作っていますが、今日は練馬大根を使っています。練馬大根はなかなか手に入らない貴重な大根です。
(北校舎1階の給食室前に、練馬大根を展示しています。)

12月3日(土)

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 今日は、高学年の音楽発表会の日でした。師走らしく冷え込んだ朝を迎えましたが、体育館の中では、4〜6年生の熱い演奏が続きました。
 4年生は、最初に「エーデルワイス」のリコーダー奏を発表しました。1学期から、音楽の授業でよくこの曲を練習していたことを覚えています。なかなか合格しなくて苦労した子や、夏休み中に家で特訓した子もいたことでしょう。リコーダーは、3年生の頃から手にしています。しかし、昨年度は感染症対応で、練習がほとんどできませんでした。4年生にとっては、今年度から本格的にリコーダーを始めたことになります。
 1つのバイオリンの音がたくさん重なると、音に深みと広がりが出ます。それと同じく、リコーダー奏にも独特の響きの心地よさが感じられました。とてもきれいな響きでした。(写真上)
 5年生の合唱と合奏は、学年の持ち味を生かした選曲でした。昨日の低学年の発表曲も含めて、他の学年もそれぞれにふさわしい曲が選ばれていましたが、5年生の演奏を聴いていて一番それを感じました。
 5年生の合唱の1曲目の「マイバラード」は、学大付属大泉中学校の教員でもあった松井 孝夫さんが作った曲です。作曲家としてのデビュー曲で、今でもよく合唱コンクールで歌われています。子ども達の多感で繊細な心情が込められた曲です。2曲目は、「君をのせて」…天空の城ラピュタのテーマ曲として有名です。井上 あずみさんが歌って映画とともにこの曲が一躍大ヒットになりました…もう36年も前のことです。その後、合唱曲としてはもちろんのこと、様々な歌手がカヴァーしてきました。サラ・オレインがコンサートでも歌っていました。(写真中)
 6年生は、今回の音楽発表会が卒業前の最後の学校行事となりました。体育発表会でのマーチングの時もそうでしたが、合奏の練習にとても意欲的で、休み時間も熱心に取り組む姿を目にしてきました。合奏「彼こそが海賊」は、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲です。この映画のシリーズは、始まってからもう20年近く経つようです。勇壮な曲想に、6年生の子ども達はノリノリで演奏していました。小学校での思い出の1曲として、6年生全員の心に残ったことでしょう。(写真下)
 高学年の音楽発表会では、合唱・合奏ともに、指揮は音楽専科が担当していました。体育館の横から見ていて気がついたことがあります。マスクをしての指揮は、とても大変であるということです。指揮者は、表情を使って指示を出します。合唱を指揮する時は、声は出しませんが、口を開け閉めしながら子ども達に向かって様々な指示を出しています。それがマスクで隠れたままなのですから、目だけで指揮をしなければなりません。客席側の保護者の皆様には見えなかったと思いますが、すごい目力で子ども達に指示を出していました。

音楽発表会(6年生)

 6年生は、これまでマーチングの練習にかなりの時間を費やしてきました。子供たちの中には、「やりきった」という気持ちの子が多く、最初は音楽発表会になかなかのっていかない様子が感じられました。
 それでも合奏の練習は、休み時間を使って取り組もうとする姿がみられました。本番の日が差し迫っていく中で、徐々に音楽発表会への気持ちが向いてきました。合唱は高音のパートが多く、難しい歌でしたが、一生懸命練習しました。
 そして迎えた児童鑑賞日でしたが、合唱ではなかなか声が出ませんでした。大勢の人に見られて緊張したようです。この反省を踏まえて、気を引き締めて保護者鑑賞日に臨みました。保護者鑑賞日では、合唱の声が大きくなり、合奏もいつもより音が揃っていたように感じます。
 演奏を終えた後に振り返りをすると、子供たちの中には「もっと力を出せたはず」と考えている子が多く見られました。もう次の卒業式に向けて、気持ちを高めているようです。今回の音楽発表会の経験を生かし、更なる活躍につなげてほしいと思います。
(写真は、児童鑑賞日の様子です。)

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音楽発表会(4年生)

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 本日は、たくさんの保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。
子ども達は、練習してきたことを思い出して、本番に臨んでいました。

 4年生は、4曲披露しました。1曲目は「エーデルワイス」です。ピアノの伴奏に合わせてリコーダーで演奏しました。1学期から取り組んできた曲で、2つのパートに分かれてきれいなハーモニーを奏でていました。

 2曲目は、「TODAY」です。軽やかなテンポと走り出したくなる歌詞で楽しく歌うことができました。

 3曲目は、「Smile Again」です。聴いていると笑顔になれる優しい歌詞ときれいな歌声で合唱することができました。

 4曲目は、「元気になれそう」です。この曲は、掃除の時間に必ず流れる曲で、子ども達にとってなじみがある曲でした。2学期から練習を始めましたが、あっという間に音階を覚え、楽しく練習していました。本番でも様々な楽器に分かれて演奏しましたが、きれいなハーモニーとなって届いていたのではないでしょうか。

 終わった後、子ども達に話を聞いてみると「練習したことを出し切れた」「楽しくできた」「ちょっと間違った」「緊張した」など、様々な感想が出てきました。みんなで一つのものを作り上げることの大切さや素晴らしさを感じていたようでした。

 2学期も残りわずかになりました。学習のまとめをして、3学期につなげていけるように指導していきたいと思います。
(写真は、児童鑑賞日の様子です。)

3年生 音楽発表会

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3年生の発表では
・リコーダー「花笛」
・歌「まほうのあいことば」
・歌「いつも何度でも」
・合奏「ソラ・レーオ!」
の4曲でした。

 3年生からのリコーダー。やる気満々の子供達の姿をいつも見ることができました。吹く息が強すぎると音が割れてしまうため、丁寧な吹き方を確認しながら、素敵な音色を奏でました。
 歌「まほうのあいことば」は、明るく元気な曲調にのせて、生活の中の「やくそく」を振り返ることのできるようなそんな一曲です。子供達の一生懸命な歌声と歌詞を聞いていると、応援したくなるような気持ちになりました。
 歌「いつも何度でも」は、曲が長く歌詞や出だしのタイミングが難しい一曲です。本番ではしっかりと歌詞を覚えて歌いきることができました。
 そして合奏「ソラ・レーオ!」。バスオルガンのかっこいい重低音に合わせ、リズムの難しい曲が始まります。子供達はどんどん練習からレベルアップし、大成功に終わることができました。
(写真は、児童鑑賞日の様子です。)

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