12月23日(火) その2
次々と披露されるマジックには、いろいろなものがありました。大きなトランプを使ったマジックでは、裏返すたびにカードが変わり、不思議・不思議の連続でした。(写真上) 他にも、リングがつながるマジックや、箱の中の人が入れ替わるという大掛かりなマジックまでありました。そのマジックの合間には様々なパントマイムが繰り広げられ、とても楽しい時間を過ごすことができました。(写真中) ショーが終わってから、全校児童へのワークショップとして、簡単なパントマイムを教えてもらいました。見えない壁を触りながら、上下左右に移動するパントマイムの方法です。最後にステージに10人の子ども達が上がり、代表としてパントマイムの発表をしました。(写真下) ショーの間、ステージの上手側に鉢が置かれていて、時々水をあげたりするパフォーマンスがありました。そして、最後に一輪の花が咲いてショーが終わります。「この花は、心の中に咲いている花です。もっと水をあげましょう。みなさんの心の中にも、夢の種が植えられたらうれしいです。」というメッセージが伝えられました。旭町小の子ども達に夢と希望を与えてくれたひと時になりました。 12月23日(火) その1
1年生にとっては、小学校で行う初めての書き初めです。2年生までの2年間は、4Bの鉛筆で書く「硬筆」の書き初めを行います。文字を整えて書くことはもちろんですが、消しゴムを使ってはいけないのも難しいところです。そのため、心を落ち着かせて、ゆっくりとていねいに書くように指導しています。 1年生は、「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」という文章を、お手本を見ながら一文字ずつ書いていきます。書き初めでは、最後に書く「学年と名前」も重要なポイントになります。お手本では「一ねん 青山 りん」となっていますが、それとは別に、担任の先生が一人一人の名前でお手本を作って渡してあります。ですから、自分の名前もお手本を見ながら書くようにさせています。冬休み中も、書き初めの宿題が出る予定です。各家庭でも、最後まで集中して、ていねいに書けるように見てあげてください。(写真上) 2年生は、10月の終わり頃から算数の授業でかけ算九九の学習を行ってきました。きっとどの家庭でも、何度も繰り返し練習をしたり、暗唱できているかを聞いてあげたりしたことでしょう。教室では、全員で声に出して九九を言わせてみると、みんなしっかり言えているように聞こえます。しかし、一人ずつ聞いていくと、意外とあやふやだったり間違えて覚えていたりするところがあったりします。 担任の先生一人でクラス全員の九九を聞いてあげるということは、時間的にとても難しいものです。しかし、2年生の先生方は、時間を工面しながらていねいに全員の九九の検定を行っています。 2年1組に行ってみると、課題のプリントが終わった子から、九九のがんばりカードに挑戦していました。先生のところに行き、まだ合格していない段の検定を受けていました。教室には担任の先生の他にも学力向上支援講師の先生がいて、片手にストップウォッチを持って聞いてあげています。制限時間内にすらすらと九九が言えなければ合格のシールはもらえません。(写真中) カードには、九九の全ての段に対して「のぼり」、「くだり」、「ばらばら」の3種類の唱え方があり、合格したらシールがもらえるようになっています。九九表の順に言っていくのが「のぼり九九」で、逆に大きい方から順に言うのが「くだり九九」です。さらに「ばらばら九九」は、先生がランダムに出題して全て言えなければ合格になりません。冬休み中も九九の復習に努め、きちんと暗唱できるようにしておくことが大切です。九九は、これからの算数の学習を大きく左右する重大切符のようなものです。 3,4校時に、劇団笑太夢(しょうたいむ)マジックによる「いつも心に花束を〜」というマジックマイム劇を鑑賞しました。東京都では、全ての学校に「笑顔と学びのプロジェクト」の取り組み予算が配当されています。コロナ禍の3年前に、「子どもを笑顔にするプロジェクト」として始まったのがきっかけでした。本校では、最初の年は6年生に出前寄席を行い、2年前はパラアスリートの出前授業がありました。昨年から「笑顔と学びのプロジェクト」という名称になり、一年前はクラウンパフォーマンスショーを全校で鑑賞しましたす。今年も全校児童で楽しめる内容を希望し、今回のマジックマイム劇になりました。 劇団と言っても演じているのは2人ですが、笑太夢マジックは、マジックとパントマイムを合わせた楽しいお芝居になっています。子ども達は、マジックにびっくりしたりパントマイムに笑ったりと、ひと時も目が離せないすばらしい時間を過ごすことができました。 最初は、「いつも心に花束を〜」というタイトルに合わせて、次々と花が出てくるマジックが披露されました。最前列の低学年の子ども達が、「すごい!」「すご〜い!!」と言いながら、口を大きく開けて見ていました。(写真下) 12月23日の給食
キーマカレー 海藻サラダ 米粉のいちごミルクケーキ 牛乳 一口メモ 今日のご飯の黄色い色は、「ターメリック」というスパイスで色付けをしています。 ターメリックは、カレー粉のきれいな黄色を出しているスパイスです。日本では、「ウコン」という名前でも知られています。 ターメリックはショウガの仲間で、根っこの部分を乾燥させて粉にしたものです。とても香りがよく、特に胃腸の調子を整える働きがあると言われています。 インドでは、昔から健康のためや色付けのために使われてきたようで、とても大切なスパイスになっています。給食では、少しの量で風味と色をつけるようにしています。 12月22日(月) その2
折り紙で作るクリスマスリースには、いろいろなタイプの作り方があります。1年生でも簡単にできる、8枚を重ねてのり付けするタイプのリースを作っていました。対照的な2色の折り紙を使うようにしたので、どの子のリースもとてもきれいにでき上がりました。 リースができた後は、そこに付ける飾りを考えさせました。クリスマスに関係する飾りを絵に描いて貼り付けたり、折り紙で作って取り付けたりしました。折り紙で作ったのは、サンタさんやトナカイです。折り方は、YouTubeで探すと簡単に見つけることができます。自分たちの手作りのクリスマスリースが完成して、1年生の子ども達はとてもうれしそうでした。(写真上) 5年生は、社会科の時間に「情報を伝える人々とわたしたち」という学習をしています。放送、新聞などの産業が国民生活に大きな影響を及ぼしていることを理解するとともに、情報の有効活用について考えていきます。 1組では、様々な情報通信機器やメディアが普及し、情報の受け取り方や発信方法が多様になっていることについて、教科書の資料をもとに話し合っていました。何と言っても近年におけるメディアの一番大きな変化は、スマートフォンの普及です。この10〜15年間でのスマートフォンの普及率は目まぐるしく、情報を送る側もそれに合わせて変化してきています。 テレビや新聞、ラジオは、昔から私たちに情報を伝える手段として使われてきました。それが現在では、スマートフォンを手にする人々に対応するために、インターネットでの発信へとその様態を変えてきています。テレビは、放送された番組をいつでもインターネットから見ることができるようになりました。(見逃し配信はとても便利で助かっています)新聞は、インターネットを介してスマートフォンで読むことが可能になりました。紙ベースで持ち歩く必要がなくなり、とても便利です。ラジオは、インターネットで様々な地域の放送が聞けたり、必要な情報をすばやく手に入れたりすることができるようになりました。(写真中) また、「視聴者がインターネットを利用して投稿した映像や写真、意見がニュースで使われることもあります。」と教科書に書いてあります。クマや火事のニュースの際に、「視聴者からの提供」として流れる映像をよく目にします。そのような映像は、ある面とても真実味があり、ニュースにインパクトを与えますが、危険性もあるということを心しておかなければなりません。フェイクニュースでないことを確かめるマスメディアの責任についても、教科書に記載があります。(P185) 1年生は、2学期の算数のまとめに取り組んでいます。今学期の算数で最も重要だったのは、「繰り上がりのあるたし算」と「繰り下がりのあるひき算」でした。それらを応用して楽しく復習できるのが、「計算ピラミッド」です。 ブロックが積み上がったようになっていて、数字が書いてあります。隣り合う2つの数をたして上の段に書く、という仕組みになっているのですが、だんだん難しい問題が出てきます。ピラミッドの下の数字が分からない場合は、ひき算を使うことになります。また、問題によっては、どのブロックから先に計算しなければならないかが問われてきます。見通しをもちながら解決していく力が必要で、数学的な思考力や表現力が求められる問題になっています。さらに、繰り上がりや繰り下がりの計算が出てくるので、1年生にとってはまだ指を駆使した「計算機」があちこちで使われることになります。(写真下) 科学クラブ 中里郷土の森出前授業
まず、教室で鳥のからだのつくりについて、剥製標本と本物の羽を手に取って学習しました。飛ぶときにメインで使う「風切羽」や、着地するときのブレーキの役割を果たす「尾羽」、体温を保つためのふわふわな「体羽」、それぞれの違いがよく分かりました。 鳥の羽はどんな天候でも飛ぶことができるように、水をはじく構造になっています。羽にスポイトで水をたらすと、水滴がきれいに乗りました。「ビー玉みたい!」と感動していた子もいました。 そして、中庭で双眼鏡を使う練習をした後、実際に上練馬公園に行って野鳥観察をしました。なかなか野鳥が現れてくれませんでしたが、しばらくすると次々と馴染み深い野鳥が来てくれました。シジュウカラ、ヒヨドリ、カラス・・・知っている野鳥でも、双眼鏡でアップで見てみるととても仕草が可愛らしかったです。 そしてなんと、ツミという、タカの仲間の野鳥にも出会うことができました。絶滅危惧2類に指定されている野鳥で、講師の方もツミにはびっくりされていました。そして、観察することはできませんでしたが、「ジージー」という鳴き声を聞いて、講師の方が「コゲラもいますね」と教えてくださいました。鳴き声だけでどの野鳥か聞き分けられるなんてと、子ども達もびっくりしていました。さすがプロの方でした。 今回の出前授業で、科学クラブの子たちは野鳥への関心が一気に高まったように思います。自然豊かな光が丘の地域にいる野鳥たちの魅力に、これからも触れていってほしいです。 12月22日の給食
鮭のゆず味噌焼き 野菜の辛子ごま和え かぼちゃのすいとん 牛乳 一口メモ 今日は冬至です。一年の間で昼が一番短く、夜が長い日です。明日から日が長くなっていくことから、昔の人は、「冬至は太陽の力がよみがえる日」と考えていたそうです。 また、その日に「運」をつけるために、「ん」がつくものを食べる習慣がありました。今日の汁物には、小麦粉を練った「すいとん」が入っています。 ところで、昔の日本では、かぼちゃのことを「南京」と呼んでいました。これは、かぼちゃが遠い南の国から船でやって来た珍しい食べ物だったことから名付けられました。「南の国から来たもの」という意味で「南京」と名付けたそうです。この別名の「南京」には、「ん」が2回もつくため、運を重ねるという意味も込めて、冬至に食べる習慣が定着しました。今日は、かぼちゃを練り込んだすいとんで、子ども達の運気もアップすることでしょう。 12月22日(月) その1
・・・今日は、12月22日です。今日は何の日か知っていますか? 正解は、冬に至るという漢字を書いて、「冬至」と呼ばれる日です。冬至は、一年で最も昼の時間が短く、夜の時間が長くなる日を言います。昨年は12月21日が冬至でした。太陽と地球との位置関係で、21日や22日になったりしますが、毎年今頃の時期が一番昼の長さが短いということになります。 冬至の日に欠かせない、日本で昔から伝わっている風習が2つあります。かぼちゃを食べることと、ゆず湯に入るという風習です。きっとみなさんの家庭でも、毎年冬至の日には、かぼちゃを食べたりゆず湯に入ったりしているのではないでしょうか? かぼちゃは、夏に採れる野菜です。かぼちゃの皮はとても固いので、秋から冬にかけて、ずっと保存しておくことができます。ですから昔の人は、栄養がたくさん含まれているかぼちゃを大切にとっておき、野菜の少ない冬の大切な食料としていました。実際にかぼちゃには、ビタミンAをはじめ、たくさんの栄養素が含まれています。そのため、風邪の予防にも良いとされています。 次に、ゆず湯についての話です。さわやかな香りと酸味が特徴のゆずは、ミカンの仲間の果物です。冬至の日にゆず湯に入るという習慣は、江戸時代からあったと言われています。香りの強いゆずには、邪気を払う力があると信じられ、身体を清めて無病息災を願う意味が込められています。つまり、寒い冬に体を温めるとともに、健康な日々が過ごせますようにという願いを込めてゆず湯に入る風習ができたということです。 ところで、冬至の日に昼の時間が一年で一番短いというのは、太陽が空の最も低いところを通るためです。夏の太陽は、空の高いところを通っています。そのため、夏は日差しがとても強く感じられます。一方、冬のこの時期は太陽が斜めに当たり、夏の時期ほど強さを感じません。 このように、冬至の日は、太陽の力が一番弱まっている日であると言えます。しかし昔の人々は、このような冬至の日について、良い方向にとらえて考えていました。「明日から少しずつ太陽が高いところを通るようになり、昼の長さがまた長くなっていく。冬至の次の日からは、太陽の力が強まるとともに人々のエネルギーも強くなり、運が向いてくるだろう。」と、昔の人たちは考えたのです。そのため、昔は冬至を一年の始まりとする考え方もあったそうです。 このような発想をした昔の人々はすごいなと思います。人は、心のもちようや考え方、とらえ方を変えるだけで、毎日を明るく楽しく過ごすことができます。例えば、今日は雨が降って残念な思いをしたら、「明日は天気がよくなって、楽しく遊べそうだ。」と明るく考えるようにします。また、とてもついていない最悪の一日だったら、「明日は今日ほど悪いことはないはずだ。きっとラッキーな一日になるだろう。」と、気持ちを切り替えるようにします。何事にも良い方向に、明るく考えられる毎日でありたいものです。・・・(写真上) 続いて、サクラ草の話をしました。今朝、5,6年生が学校用に植え替えたサクラ草に花が咲いたのを見つけました。しかし、それよりも早く、5年生の男の子のサクラ草が先週の木曜日に咲き始めました。さらによく見ると、たくさんの鉢に花芽が見られるようにもなってきています。きっと年明けから、次々とサクラ草の花が咲き始めるはずです。葉っぱが茂っているので、水が鉢の中に入りづらくなっています。水やりと愛情を毎日たっぷりとあげるように…と話しました。(写真中) 次に、ジュニアリーダー養成講習(初級)を一年間受けてきた2人に、修了証を授与しました。来年度もたくさんの子がジュニアリーダーの養成講習に参加し、活躍してもらいたいと思います。(写真下) 12月19日(金)
1年1組では、「せかいのくにで おめでとう!」という、世界の国々のお正月について紹介する絵本が読まれていました。世界の14か国のお正月に関する行事が、楽しく分かる絵本です。日本のお正月は、みんなで「明けましておめでとう」と言って、初詣から始まります。では、世界の国々ではどのようにお正月を過ごしているのでしょうか…アメリカ、ルーマニア、スペインと紹介されていくと、ちょっと日本では想像できないようなお正月風景が出てきます。凍えるような海に飛び込んだり、熊の毛皮を被ったお祭りがあったり、ぶどうを12個も急いで食べたりする国があったりと、びっくりします。でも、どの国のお正月も、明るく元気に新年を迎えるという点では共通したものがあるようです。 今日は他にも、クリスマスに関する絵本がいろいろなクラスで読まれていました。2年1組では、「みならいサンタ」という絵本の読み聞かせがありました。見習いサンタのみなちゃんが、師匠のサンタさんと一緒にプレゼントを配りに行くお話です。煙突から家の中に入って、子ども達を起こさないように静かにプレゼントを置いていきます。最後は、一人で家に入ってプレゼントを届けられるか、昇級試験が課されました。サンタの心得3か条があり、「サンタクロースは、子どもに見つかってはいけない」、「親御さんに見つかってしまったときは、プレゼントを預けてもよい」、「子どもが起きていたら、あきらめて引き返すこと」と決められていました。 表紙には、大きなサンタさんの後を駆けていくみなちゃんの姿が描かれています。表紙の絵を見ただけで、この絵本の全てを表現しているような気がします。どのページも優しい色合いとタッチで描かれていて、最後はハラハラする場面があるものの、とてもホッとできる内容の絵本です。来週はいよいよクリスマスが待っています。ぜひ、全家庭にお薦めの絵本です。(写真上) 5年生は、国語の時間に「やなせたかし アンパンマンの勇気」という学習をしています。この単元は、アンパンマンの生みの親である「やなせたかし」さんについての伝記を読み、自分の生き方について考えることをねらいとして設定されています。 伝記は、実在した人物について書かれた文章であり、書き手がその人物の生き方を伝えるために主な出来事を効果的に取り上げて書いてあります。そして、その人物の生き方がしっかりと伝わるように表現されています。 この伝記の冒頭では、東日本大震災の時に被災地のラジオで流れていた「アンパンマンのマーチ」のことが紹介されています。避難所の子どもたちが、「アンパンマンのマーチ」を大合唱していたというニュースが報じられ、やなせさんは強く心を動かされました。その時すでに92歳だったやなせさんは、そろそろ仕事をやめてゆっくりしようと思っていました。しかし、自分の作った歌を子ども達が歌い、その明るい声にみんなが勇気づけられていることを知り、力を奮い起こします。 その後、94歳で亡くなるまで、やなせさんはアンパンマンとともに被災地の人々のために尽くしました。1本だけ残った松の木をテーマにした歌を作り、そのCDやアンパンマンのポスターなどを避難所や病院に届けました。また、復興をテーマにしたアンパンマンの映画まで作りました。教科書の最後のページには、被災地の子ども達に送られた直筆のメッセージの写真が掲載されています。この学習を機に、いろいろな伝記を手にするようになってほしいと思います。(写真中) 3校時に、1年2組で「1−2 マーケット」が行われていました。先月の終わりに、「1−2 マーケットをもりあげるくふうをきめよう」という議題で、学級会が行われました。教育会の研究授業でもその学級会が取り上げられ、区内の多くの先生方に参観してもらいました。 その後、内容や役割分担が決まり、マーケットの準備が進められてきました。先週木曜日に行った時は、欠席していた子がいたり、社会科見学の引率で私が参加できませんでした。そこで、「もう一回やろう!」ということになり、再び1−2マーケットが開かれたというわけです。 教室を入ると、6つの班ごとにお店が用意されていました。魚釣りの店では、ゴム磁石を使って釣り竿と魚が用意してありました。30秒間の釣り放題で、釣れた中から好きな魚が1匹もらえます。制限時間の30秒は、「いち、に、さん、・・・」と、お店の子が数えてくれました。アイスクリーム屋さんは、紙コップを手にしてアイスやトッピングを自分で選びながら作っていきます。赤い色画用紙を選んで、いちごのアイスにしました。他にも、ドーナッツ屋さんやおだんご屋さんなど、紙粘土で上手に作ったおいしい食べ物が買えるお店がありました。 受付では、買い物袋を渡してもらったり、レシート(お店の人が手書きしてくれる)やカード(タッチ決済になっています)が用意されていました。学級会で話し合ったことが実現した喜びを、1年2組の子ども達と一緒に楽しむことができました。(写真下) 12月19日の給食
春巻き 牛乳 一口メモ 豆乳は、水で戻した大豆をゆでて柔らかくした後に、すりつぶして濾した搾り汁です。オリゴ糖という成分が多く、お腹の調子を整える働きをもっています。豆乳に、マグネシウムなどが主成分の「にがり」を加えると、豆腐ができます。 今日は、つけ麺のスープに豆乳を入れました。練りごまも入っているので、風味が豊かでまろやかな優しい味わいになっています。豆乳やゴマのおかげで、ラーメン屋さんなどで食べるつけ麺よりも塩分が抑えられています。また、具材がたくさん入っていて、満足感があるように作っています。ですから、汁まで飲み干してもOKなスープになっています。 音楽朝会
この曲は、1971年にJohn Denber が歌って世界的にヒットしました。原曲はアメリカのウェストバージニア州の自然や故郷への郷愁を歌った曲ですが、ジブリの映画『耳をすませば』では「故郷を去って前を向いて歩きだす」といったニュアンスの旅立ちの歌となっています。 子供たちはこの歌が大好きです。曲の中ほどに、「どんなくじけそうなときだって けしてなみだはみせないで こころなしか ほちょうがはやくなっていく おもいでけすため」という歌詞があり、この部分を歌う時には気持ちが乗ってきて、自然と歌い方が力強くなってきます。 曲の冒頭には高音も出てくるので、1年生には少し難しい歌かなとも思ったのですが、お兄さんお姉さんの響きのあるきれいな歌声を聴いているうちにどんどん歌声が変わってきて、最後にはとてもすてきな声で歌うようになっていました。高学年の歌声を聴いて、その歌声に憧れを持つことで旭町小学校としての歌声が創られていきます。その意味では、とても価値のある音楽朝会になりました。 移動教室の発表(5年生)
どんな準備が必要なのか、係活動の内容、3日間の活動内容、宿舎での過ごし方、移動教室で大切なことなどをクイズをまじえて話しました。4年生は興味をもって聞き、「移動教室に行きたくなった。」と感想を話していました。 12月18日(木)
カードには、自分の家で挑戦したお手伝いが5つ書いてありました。子ども達の家族にこにこ大作戦には、どんなものがあったのでしょうか・・・お風呂掃除や本棚の整頓、掃除機を使った部屋の掃除、洗濯物たたみ、食器洗いというように、掃除や洗濯物、食事に関するお手伝いが多かったようです。他には、犬のお世話や弟のめんどうを見るというのもありました。弟をお風呂に入れたり、歯磨きをさせたりというお手伝いのようでした。家族は助かったことでしょう。 さらに2組では、自分でお手伝いをしてみて気づいたことや、家の人の様子について発表し合っていました。お手伝いをしてみて大変だったという子もいれば、疲れるしつまらなかったという子もいました。しかし、それでも家の人たちは家族のために毎日そういう仕事をしているのであり、いかに大変な役割を担っているのかに気づけただけでも学習の成果があったと言えます。今後は、さらに家族みんながにこにこするような自身のかかわりを計画し、冬休み中に実践していく予定です。 途中で、家の人が大変な思いをして家事をしている様子や、自分がもっといろいろなことをしてあげたいと発表していた子がいました。保護者の方々がこういう発表を聞いたら、きっと涙が出てしまうだろうなと思うと、私自身も思わずうるっとしてしまいました。(写真上) 6年生の卒業アルバムは、いよいよ文集の清書段階に入っています。旭町小では、文集ページの作文は、1人1ページずつ書かせるようにしています。タブレットで原稿メモを作り、担任が加除訂正し、下書き用紙に書いてみてそれをまた担任がチェックして直し、家の人に内容を確認してもらい、ようやくできた下書きの完成版を見ながら清書用の原稿用紙にペン書きをしていました。(写真中) 清書していた何人かの内容を見てみると、6年間の思い出の中から心に残った行事のことが多く書かれていました。そのほとんどが、運動会や移動教室でのできごとのようでした。学校では体験できない宿泊を通じた移動教室は、子ども達にとって忘れられない思い出です。また、練習に練習を重ねた運動会は、本番の日の緊張感も加わり、こちらも忘れられない思い出として心に刻まれているのでしょう。それらをしっかり文章として作文にできたことは、卒業アルバムとしての価値を一層高めることにつながります。(写真中) 6年生の文集には、最初に教職員のメッセージが書かれたページが入ります。6年生に直接かかわりがあった先生ほど原稿のスペースが広く、校長の私は半ページ分書くことになります。心を込めて卒業生に向けた文章を書いたので、アルバムが渡る日を楽しみにしていてください。 6年生は、その原稿依頼も子ども達全員で分担して行いました。感謝を伝えるメッセージカードとともに、文集用の原稿用紙をそれぞれ校内の先生方に直接手渡しに行っています。私のところには、昨日何人かの子がやって来ました。うれしいことに、メッセージカードを開くと、飛び出す仕組みで私の大好きなキャラクターが登場しました。それも、カメラを手にしたキャラクターが上手に描いてありました。 3年生は、理科の時間に「物の重さ」という学習をしています。物の形や体積に着目して、重さを比較しながら物の性質を調べる学習です。最初に、粘土やアルミホイルを使って、「形が変わっても重さは変わらない」ということを実験で確かめました。 今日は、1組が理科室で実験をしていました。物による重さの違いについて考える内容で、「同じ体積の食塩と砂糖は、同じ重さかどうか」を実験で調べました。食塩も砂糖も、見た目は白い粉であり、同じような粒のように見えます。であれば、体積が同じなら重さも一緒であると考えたくなるものです。実際に子ども達の予想では、何人かの子は「同じ」と考えていました。 実験方法は、プリンカップにすりきりいっぱいに入れた食塩と砂糖を用意し、電子てんびんでそれぞれの重さを量ります。結果は、何と倍近くも食塩の方が重いということが分かりました。同じ大きさのスプーンでは、プラスチック製のものよりも金属製のものの方が重いということは、経験上知っているはずです。今回の実験から、体積が同じでも、物によって重さが違うということがはっきりしました。(写真下) 理科と算数は、学習に重なる部分が出てきます。重さの単位については、ちょうど今、算数の時間に学習しているところです。また、「体積」という言葉が算数で出てくるのは、5年生からです。それまでは「かさ」という言い方を使っていますが、なぜか理科では先行してこの単元で「体積」という用語を使っています。 12月18日の給食
鶏肉のねぎ塩焼き かぼちゃの甘煮 冬野菜の豚汁 牛乳 一口メモ 冬野菜の豚汁には、カブやレンコン、にんじん、大根が入っています。 いつもは青みとして小松菜を使うところを、新鮮なカブの葉っぱを散らしました。カブの葉には、カルシウムやカロテンが多く含まれています。 にんじんや大根は、今は種をまく時期をずらしたり品種改良が進んだおかげで、一年中食べられる野菜になりました。しかし、もともとは冬が旬の野菜です。 今日のにんじんは、練馬区田柄の農家さんが納めてくれた練馬区産のものを使っています。 科学クラブ出前実験授業
最初に、家庭で使うステンレス製のボールを木の棒でたたいたり、音叉をたたいたりして手で音の出ている金属に触れる経験をしました。「びりびりしている。」「震えてるのがわかった。」と子ども達は気が付いたことをつぶやいていました。1班ずつに先生が担当して活動を支援してくださっていたので、すかさず「よく気が付いたね。」「音が鳴っているものは震えているんだね。」と声をかけていただけました。 続いて、プラスチックシートの上に塩を少量まいて、音叉を近づけて反応を観察しました。音叉がプラスチックシートに近づくと、塩が踊るように飛び跳ねました。空気によって音の振動がプラスチックシートに伝わったことがよく分かりました。 さらに、音の正体に迫ります。今度は、オシロスコープによって、音を形にして見ることができると学びました。他にも、瓶の中に音の鳴る装置を閉じ込めると聞こえ方がどう変化するか、体験することもできました。班のメンバーで耳をよくすまして、実験の変化を感じとりました。 最後は、紙コップを使って、糸電話を作成しました。糸をぴんと伸ばすと話したことが相手に伝わることや、糸を指でつまむと聞こえなくなることから、音の伝わり方について子ども達はよく考えをめぐらせていました。糸を上手に交差させてつなげ、6人糸電話にもチャレンジしました!6人のうちの一人が話した言葉を、あとの5人できちんと聞き取ることができました。 様々な活動を通して、「音の正体」に迫ることができる貴重な体験になりました。 12月17日(水)
教科書で片仮名を取り上げているページは、9月の「かたかなを みつけよう」という2ページと11月の「かたかなを かこう」という2ページの計4ページだけです。指導時数も2時間ずつなので、4時間で片仮名を指導しましょうということになります。しかし、たった4時間で全ての片仮名を習得させるのには無理があります。ワークブックは、教科書の教材ごとに出てくる片仮名が順次練習できるようになっています。そのため、新しい教材に入るたびに漢字練習を行う一方で、片仮名の練習にも取り組んできました。(1年生も大変だけど、担任も大変です…) 突然ですが問題です。「を」は、片仮名でどのように書くでしょうか? 1組では、いよいよ片仮名のワークブックの最後のページに差しかかっていました。このワークブックでは、最後に「を」の片仮名が出てきます。正解は、「ヲ」です。日常的に片仮名を書いたり目にしたりするのは、たいていが外来語であり、物の名前が多いものです。あるいは漫画を見ていて「オォォ〜」とか「ギャー」などのセリフで片仮名を見かけるでしょうか。しかし、「ヲ」はなかなか使わないし見かけません。もしかしたら、多くの大人は片仮名の「ヲ」を忘れてしまっているのではないでしょうか。(写真上) また、国語の教科書は縦書きなので、片仮名の練習も縦書きで行ってきています。ワークブックの最後には、横書きの片仮名の練習も載っています。伸ばす音の「―」は、縦書きと横書きで向きが違ってきます。このように学習教材は、実によく考えられて作られているものです。 5年生は、理科の時間に「物のとけ方」という学習をしています。水の量や温度などの条件を制御しながら、物の溶け方の規則性を調べていく実験が次々とある単元です。また、しばらく理科室での学習が続くので、実験器具を正しく扱う技能を身に付けることも学習の大切なねらいとなっています。 今まで、食塩やミョウバンを使って、水に溶ける量や温度による溶け方の違いを調べてきました。今日は、1組が理科室で実験をしていました。水溶液として溶かしたものの取り出し方についての実験でした。一度水に溶かした物質は、どのようにしたら取り出すことができるでしょうか? 方法は2つあります。1つは、水溶液を冷やして、溶解度を下げることによって結晶が取り出せます。しかしこの方法は、温度による溶解度が小さい食塩の場合には結晶が出てきません。そこで、2つ目の方法として、蒸発皿に水溶液を入れて熱することで結晶を取り出すようにします。 実験の前段階として、ビーカーの底に溶け残った食塩と水溶液とを分離させる工程を行っていました。漏斗と漏斗台を用意し、ろ紙でこすという方法です。ろ紙は、水にぬらして漏斗に固定するようにします。また、ガラス棒を伝わらせて水溶液を慎重に注いでいくようにします。漏斗の下からろ過された水溶液がビーカーに入っていきます。この時、水溶液がはねないように、漏斗の先端をビーカーの壁につけておくということも重要です。(写真中) 5年生は、算数の時間に「面積の求め方を考えよう」という学習をしています。平行四辺形の面積の後、三角形の面積を学習したことは、先日お伝えしました。続いて昨日と今日は、台形の面積の求め方についての学習を行いました。子ども達は、今まで習った様々な図形に置き換えて考えてきました。台形の学習も同様にしていきます。 台形を対角線で区切って2つの三角形の面積の和と考えたり、三角形と平行四辺形ととらえることもできます。また、細かく区切って長方形の面積に変えることも可能です。また、同じ大きさの台形を2つ合わせると平行四辺形になることから、「平行四辺形の面積÷2」という考え方も子ども達の中から出てきました。 様々な図形に変形して台形の面積が求まったところで、次に大切なのは公式づくりです。台形の「上底」と「下底」という言葉を教え、自身が計算で求めた数字に「高さ」も含めて当てはめていきます。様々な式ができますが、どれも分かりやすく整理すると、「(上底+下底)×高さ÷2」という公式にまとめることができます。三角形の時もそうでしたが、こういうところに算数の楽しさが感じられるようであってほしいものです。(写真下) 12月17日の給食
マーボー大根 ばんさんすう 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区産大根の一斉給食の日です。練馬区で収穫された大根をたっぷり使って、マーボー大根を作りました。 今日の大根は、練馬大根ではなく、青首大根です。総重量20kgの大根を納品してもらいました。青首大根はみずみずしくて柔らかく、生でも加熱してもおいしいのが特徴です。 根の上から下までが同じ太さなので、収穫する時に引き抜きやすい大根です。さらに病気にも強いことから、全国で育てられるようになったと言われています。 大根が成長してくると、土から上に出ている部分が伸びてきます。そこに陽が当たることで青くなります。青い部分は辛味が少ないので、サラダなどにして生で食べるのもお薦めです。 12月16日(火)
また、その隣には、シクラメンの鉢を置きました。このシクラメンは、昨年まで旭町小に勤務していた先生が一年前に購入してきてくれたものです。花弁の上部が鮮やかな濃いピンク色で、白とピンクのバイカラー咲きのシクラメンです。最近は、なかなかこのような贈答用の大鉢のシクラメンは見かけなくなりました。コンパクトサイズの「ガーデンシクラメン」が主流になり、玄関先の寄せ植えなどに使われる花として、シクラメン自体の役割が変わってきています。 ガーデンシクラメンは、小さくても寒さにはとても強い品種です。しかし、春に花が終わると片付けられてしまい、一年草扱いのようになります。シクラメンは球根植物です。春に花が終わっても、日陰でうまく育てると夏を越し、また秋から葉を茂らせて花芽をつけます。・・・ということで、この大鉢のシクラメンは、春から中庭の日陰で大切に管理してきました。11月から日当たりのよい室内に取り込み、花が咲くまでになりました。シクラメンは、「葉組み」と呼ばれる作業を何度もしながら、花茎を中心に集めたり葉の付け根に光が当たるように管理する必要があります。そこまで手間暇をかけることができませんでしたが、2年目もまたきれいな花を見ることができて幸せです。そして、この花を買ってきてくれた先生のことを改めて思い返すことができました。(写真上) 2年生は、算数の時間に「九九を つくろう」という学習をしています。10月から始まった一連のかけ算の学習も、ようやく終わりに近づいてきました。この単元の最後にあるのは、九九を総合的に活用して解く問題です。 「今日のふかい学び」というページになっていて、問題解決型の授業展開ができる課題が提示されています。箱の中のチョコレートの数を、いろいろな求め方で考えさせる問題です。チョコレートの箱は、縦5列で横6列に区切られていますが、全部にチョコレートが入っているわけではありません。右上の2×3列にはチョコレートが入っていない図になっています。いろいろな考え方ができる問題です。さあ、子ども達はどのように答えを求めようとしたでしょうか。(写真中) 一つ言えるのは、「1,2,3,4…」と1つずつ数えていくのではなく、計算で求めようとすることが大切であるということです。かけ算九九を習ったのですから、例えばビルのガラス窓の数を1枚ずつ数えるようではいけないのです。縦と横の数が分かれば、九九を使ってすぐに答えが求まります。算数は、日常生活の中で使えることが本来の学習の目的であると考えなければなりません。 2校時に、3年1組で教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みで、教育アドバイザーとして前校長の道山先生にお越しいただきました。体育の「高跳び」の授業を体育館で行い、指導・助言をしていただきました。 高跳びの場つくりでは、バーの代わりにゴム紐を使い、3年生でも抵抗なく飛べるように工夫していました。また、5歩や3歩の短い助走で踏み切ることや、リズミカルな助走を心がけて練習させていました。(写真下) うれしいことに、校内からたくさんの先生方が授業を見に来てくれていました。若い先生方をみんなで育てていこうという、旭町小の温かな雰囲気は、管理職としてこのうえない喜びです。 たてわり班給食
さらに今回は、4月からのたてわり班活動を振り返る活動も行いました。遊びや清掃、全校遠足などをリードしてくれてきた6年生に感謝の気持ちを伝え、3学期から5年生に引き継ぐ準備をするための会でもありました。6年生は、小さい子の面倒を見ながら本当によく頑張ってくれました。5年生もその姿を見てきているので、最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、高学年として頼りになる存在に成長していくことと思います。 旭町小のたてわり班はこのようにして引き継がれてきています。 体育朝会(マラソン)
始まる前は、走るのを心待ちにしている様子が見られました。今日は説明もあったため2分しか走りませんでしたが、明日からは3分30秒走り続けます。子ども達からは、「もっと走りたい!」「まだ走り足りない!」という声も聞こえてきました。みんなが真剣に前を見て走る姿はとても立派でした。 明日からのマラソン週間では、ビンゴカードも活用しながら中休みにマラソンに取り組みます。どこまでレベルアップするのか、とても楽しみです。 12月16日の給食
しらたきチャプチェ 牛乳 一口メモ ビビンバは、隣りの国である韓国の料理の一つです。「ビビン」は「混ぜる」、「バ」は「ご飯」という意味です。 具材には決まりはなく、野菜や肉をご飯とよく混ぜながら食べます。今日は、混ぜご飯の上に野菜をのせて盛り付けるようにしました。 今日は、2学期のたてわり班給食の日です。みんなで楽しく会食ができるようにしていきます。 |
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