18日(土)の運動会に向けて練習をがんばっています。8時50分から入場行進が始まります。応援をお願いします。

10月14日(火)

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 4年生は、算数の時間に「およその数の表し方と使い方を調べよう」という学習をしています。概数について理解し、目的に応じて概数を用いたり、四則計算の見積もりをしたりすることができるようにすることをねらいとした学習単元です。
 単元の前半では、四捨五入についての学習をしました。「およそいくつ」という概数の考え方は、小学生の発達段階とともに身についてくるものです。四捨五入には様々な場合に応じた表現の仕方があります。「四捨五入して、〇の位までの概数にする」という言い方や、「四捨五入して、上から〇桁の概数にしなさい」という場合があります。単に、4以下を切り捨てて5以上を繰り上げるというだけでなく、どの位を四捨五入の対象にするかの判断が大切になります。
 さらに単元の後半では、目的に応じて和や差の概数を利用した計算の仕方を学びます。今日、4年生の各クラスで行っていたのは、その最後の授業場面でした。子ども会の39人で遠足に行く場合の電車代やバス代を見積もる問題について考えていました。
 まず、電車代が1人620円だった場合、全員の交通費がいくらになるかを考えました。こういう場合は、上から1桁の概数で計算すると便利です。620円を600円、39人を40人として計算すると、暗算で24000円が求まります。次に、バス代が1台38220円だった場合の1人当たりの交通費を考えました。これも概数で見積もり、40000÷40=1000円と簡単に求めることができます。
 算数は、実生活で活用していけることが何よりも大切です。普段の生活の中で、おおよその考え方と見積もりがいつでもできるようにしていきたいものです。(写真上)
 3年生は、国語の時間に「ちいちゃんのかげおくり」という物語文の学習をしています。戦争関連の物語教材は各学年にありますが、中でも一番悲しいのがこの物語です。「ちいちゃんのかげおくり」は、「車のいろは空のいろ」(4年生で「白いぼうし」を学習します)を書いた あまん きみこ さんの作品です。「白いぼうし」のファンタジー作品とは全く別物の、とても悲しい内容になっています。
 ちいちゃん一家は、空襲に遭います。焼け出されたちいちゃんは一人ぼっちになり、空腹に絶えながら生きながらえようとする姿が描かれていきます。しかし、その幼い命も、やがて暗い防空壕の中で息絶えていきます。幸せだった時の家族4人のかげおくりが、天国に向かうちいちゃんの姿と重なる最期の場面は、特に胸に深く残るシーンになっています。
 この物語には、戦争を激しく否定するような表現は一切ありません。それでいながら、戦争の悲惨さを知らない現代の子ども達に、戦争がどんなものかを教えてくれる物語です。平和の尊さとともに、家族のいる幸せを伝えてくれます。3年生の心にしっかり残るように指導していきます。(写真中)
 2年生の生活科の学習には、「えがおのひみつたんけんたい」という大きな単元があります。地域の人々との関わりを通して、人と関わることの楽しさや地域に愛着をもつことをねらいとして学習を進めてきました。1学期には、「まち探検」を通して、自分たちの地域や社会との関わりを深めてきました。来月にもまた「まち探検」を行い、地域で様々な仕事をしている人にインタビーをするなどの活動をしていく予定です。
 教科書には、2ページに渡って「きらきら えがお 見つけたよ」という資料があり、様々な職業が写真で紹介されています。野菜農家や看護師、漁師、サッカー選手、宇宙飛行士…と、様々な分野の仕事で笑顔輝く人たちの写真が載っています。2年生の子ども達は、これ以外にもいろいろな職業に興味をもつ頃です。そこで、自分で調べてみたい職業を選び、本を使ってどのような仕事をするのかを調べてみました。
 この学習のために、様々な職業について紹介している本を、光が丘図書館の団体貸し出しとして借りています。パン屋さんや美容師、ペットサロン、さらには海上保安庁の仕事まで、どの子も興味をもって調べたことをカードにまとめていました。(写真下)

10月14日の給食

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献立名           ご飯
              甘酢あんかけ卵焼き
              もやしと春雨の和えもの
              中華風スープ
              牛乳

一口メモ

 「実りの秋」というように、秋にはおいしいものがたくさん収穫されます。毎日食べているお米もその一つです。
 お米は、5月に田植えをした後、収穫までに八十八もの手間がかかると言われています。このことから、昔から「米一粒に八十八の神様がいる」とされるほど、農家の方々が心を込めて大切に育てられてきています。おいしいご飯が食べられることへの感謝の気持ちを込めて、毎日のお米をいただくようにしたいものです。
 給食に使っているお米も、11月頃には新米に切り替わる予定です。楽しみにしていてください。

サクラ草の植え替え(3年生)

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 3年生は、10月10日(金)にサクラ草の植え替えの授業を行いました。1組が5校時に、2組が6校時にそれぞれ行いました。
 2年生までは、1つの苗に対してペアで行っていた植え替えを、3年生になり初めて一人で挑戦しました。最初にスペシャリストである校長先生から植え替えのやり方とポイントを教えていただきました。
 その後、土や肥料の分量を確認しながら、慎重に作業を進めていました。苗を選ぶときも、大きく育っている苗や気に入った苗をじっくり観察して選んでいました。ポットを逆さにして苗を抜き取る通称「プッチンプリン」の作業が難しかったようです。苦戦しながらも、ていねいに鉢に植え替えていました。根が見えなくなるように、そして葉にはかからないように土を入れて完成です。最後に校長先生に合格をもらったら、ジョーロで水をあげて植え替え作業が終わりになります。

 今後は、子どもたちが水とたっぷりの愛情を注いで育てていく様子を一緒に見守りたいと思います。

10月10日(金)

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 1校時に、運動会の全校練習がありました。全校練習は3回あり、その第1回目を行いました。今日は、入場行進と応援歌、準備運動、そしてエール交換の練習を行いました。
 入場行進は、6年生のマーチングの演奏に合わせて全校児童が行進をします。応援席前に整列し、プラカードの係児童を先頭に一斉に前進するという入場の仕方です。昔は、体育倉庫側の入退場門から入り、行進しながら校庭をぐるっと一周するやり方で行っていました。それがコロナ禍で運動会が取りやめになり、さらに外壁工事で通路が狭くなったのをきっかけに、現在の方法になりました。
 旭町小の運動会は、何と言ってもこの6年生のマーチングが輝きを放っています。6年生が全校の中心に立ち、楽器を持って演奏しながら行進する姿がお手本となり、下学年の力強い行進を生んでいます。旭町小の伝統を守る6年生を見ながら、あこがれの気持ちが芽生えていく瞬間が感じ取れるひと時です。(写真上)
 「あこがれ」と言えば、全校練習の後半に行ったエール交換も同様です。応援団は、4年生から6年生の精鋭で練習をしてきました。いよいよ今日の全校練習が初のお披露目となりました。太鼓の合図で元気よく入場してくる応援団を拍手で迎えた後、赤組も白組も大きな声と手拍子でエールを送り合います。
 このエール交換は、開会式後の準備運動(ラジオ体操)の後に行います。また、午後の部でも全校で行う「応援合戦」があります。きっと、応援団のかっこいい姿を見て、「いつか自分もやってみたいな」と思った子が多いはずです。応援団の活躍は、全校の子ども達のあこがれの的になっていることでしょう。
 4年1組で、「わたしたちの校歌」という資料を使った道徳の授業が行われていました。道徳の内容項目の「よりよい学校生活」に関する学習としてこの資料が使われています。そして、自分たちの校歌について調べることから、昔から大切にされてきたものや学校のよいところを見つけ、学校生活を楽しくしていこうとする心情にもつなげていきます。
 旭町小の自慢の校歌を作詞したのは、まど みちお さんです。童謡「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」、「一ねんせいになったら」などの作詞で知られる詩人・作詞家だった まど みちお さんです。授業では、旭町小の校歌の歌詞で好きなところを子ども達に聞いていました。1番から3番のどの歌詞にもすばらしい言葉があることに気がつきます。(写真中)
 旭町小の校歌ができたのは、昭和36年の3月と記録されています。学校ができた当初はまだ校歌がなく、開校してしばらくしてから作られました。まど みちお さんは、実際にこの旭町小を訪れて作詞されています。当時の子ども達の元気な姿や、遠くに見える景色など、印象に残った様子が校歌にちりばめられています。さらに、「風うつくしい この丘」という言葉が校歌の題名になっています。まどさんならではのこの表現は、旭町小の財産と言えるでしょう。
 校長室の隣の応接室には、まどさんの直筆の校歌が飾ってあります。授業の終わりに、子ども達を連れて見学に来ていました。
 1年2組の教室では、アサガオのリース作りをしていました。1年生は、先週の木曜日にアサガオのつるを切り取り、丸く束ねて乾燥させていました。まだ花が咲いていた株もあったので、ちょっとかわいそうなところもありましたが、勉強のためということでハサミを入れました。
 子ども達は、家からいろいろな材料を用意してきたようです。カラフルなリボンやモール、毛糸、さらにはフリフリのついたリボン(プリーツリボンというのでしょうか)、デコレーションボールと呼ばれるふわふわの毛球まで・・・各家庭でがんばって用意していただいたのでしょう。持ってきた材料をふんだんに使いながら、とても楽しそうにリースを飾っていました。これにこの間拾ってきたどんぐりや松ぼっくりもくっつけたら…すばらしいリースになりそうです。(写真下)
 今月に入ってリース作りにすぐ取り掛かったのには、理由があります。アサガオで使った青い鉢を、次のサクラ草栽培に使うためです。昨日は4年生、今日は3年生がサクラ草の植え替えをしました。1年生は、運動会が終わってから植え替え作業を予定しています。チューリップの球根と一緒に植え付けをする計画でいます。

10月10日の給食

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献立名           カラフルピラフ
              洋風肉じゃが
              ブルーベリーケーキ
              牛乳

一口メモ

 今日は、目の愛護デーです。「10」を横にして並べると、眉毛と目の形に見えてきます。このことから、10月10日は目の愛護デーとされています。
 給食に毎日出てくるにんじんに含まれているカロテンは、身体の中に入ると暗い所でものを見るのを助ける働きをしてくれます。また、カップケーキに入っているブルーベリーには、アントシアニンという成分が含まれています。本や画面をじっと見たことで疲れた目の筋肉をほぐし、ピントを合わせやすくしてくれる働きがあります。

音楽朝会「ゴーゴーゴー」

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 運動会まで約1週間となり、来週の土曜日にはいよいよ本番を迎えます。各学年の練習に加え、リレー、応援団、1年生や6年生による児童代表のことば、代表委員会による運動会のスローガン発表など、様々な場面で準備を進めています。
 音楽委員会も、開会式で演奏する「ゴーゴーゴー」の演奏に取り組んできました。今月の音楽朝会では、赤組と白組に分かれて整列して、音楽委員会の児童の演奏に合わせて「ゴーゴーゴー」を歌いました。
 運動会は徒競走のような個人種目もありますが、みんなで力を合わせて協力して取り組まなければならない場面がたくさんあります。その気持ちを「ゴーゴーゴー」の歌に乗せて、一生懸命歌う子供たちの歌声が体育館中に響き渡りました。今年はどのような運動会になるのか、楽しみでなりません。

サクラ草の植え替え(4年生)

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「やったぁ、サクラ草の植え替えだ!」
教室を出るとき、子ども達から声が聞こえてきました。4年生は、これまで使っていた青いアサガオ用の植木鉢を卒業して、白い植木鉢に植え替えをします。きっと、高学年の仲間入りを果たした気分だったことでしょう。どの子も、にこにこと嬉しそうに植木鉢を抱えていました。
 校長先生から植え替えのコツを教えていただきました。どの子も、とても手際よく取り組んでいました。苗を選ぶときは、それぞれの感性で選んでいました。「小さい子を選んだんだ。」とできるだけ小さい苗を手にする子もいれば、「葉っぱが立派だからこのサクラ草にした。」と大きいものを選んだ子もいました。これから、サクラ草のお世話が始まります。
 校長先生が尋ねました。
「サクラ草を上手に育てるためには、大切なものが2つあります。何か分かりますか。」
 自信をもって子ども達が答えました。しかも、声をそろえて!
「水やりと愛情〜!」

10月9日(木)

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 1年生は、算数の時間に「どちらが おおい」という学習をしています。身の回りにあるもののかさに関心をもち、2つの入れ物に入っている水のかさを比較する活動を通して、直接比較や間接比較を使ってかさが比べられることを学んでいきます。
 1学期には、「どちらが ながい」という単元があり、長さの概念について学習してきました。今回は、算数で初めて習う「体積の概念」についての学習です。小学校の算数では、入れ物に入る水などの量を「かさ」という言葉で表しますが、その基礎となる学習です。算数における「かさ」とは体積のことで、特に液体の量を指す場合によく使われる言葉です。そして5年生からは、「かさ」のことを「体積」と定義して学習が進められていきます。
 教科書の初めのページには、同じ大きさのペットボトルに入った3本のジュースの写真があります。その下には、大きさの違うコップにそれぞれのジュースを移し替えた写真が載っています。先生が「どのジュースが多いと思う?」と聞くと、「真ん中!」とか「右の方!」という声が子ども達から上がりました。子どもからすると、細長いコップに入ったジュースの量が多く見えたり、幅の広いコップに入れた方が多く見えたりするのでしょう。「もともと同じ大きさのペットボトルに入っていたんだから一緒だよ!」と発言した子の意見に同意させるようにもっていき、「ねぇ〜、どれも同じだよね。」と先生がまとめました。きっと、中にはまだ「細長いコップの方が多いのに…」と納得していない子がいたかもしれません。(写真上)
 私も子どもの頃、同じような経験をしたことがあります。3年生ぐらいの時のことでした。「鉄1kgと綿1kg、どっちが重いか?」と父親に聞かれ、兄は「同じ」と答え、私は「鉄の方が重い」と答えました。父親と兄は笑っていましたが、私は理解できずにずっと鉄の方が重いと言い張っていた覚えがあります。
 子どもの概念とはそういうもので、大人が考えるほど簡単に身につくものではありません。様々な経験を通して重さや体積、長さの感覚がもてるようになるのです。
 3年生は、算数の時間に「大きい数のかけ算のしかたを考えよう」という学習をしています。2位数や3位数に1位数をかける筆算の仕方について学習する単元です。
 今日は、「23×3」の計算の答えが69になることから、その筆算の仕方について学習していました。かけ算の筆算のやり方をどこかで習ってきた子もいるようで、「3×3=9 2×3=6だから、答えは69」と説明する場合があります。しかし、「2×3=6 これはどういう意味なの?」と聞くと、説明できないことが多いものです。(十の位の「2」なので、20×3=60を意味しています。)
 つまり、かけ算の筆算は、一の位と十の位に分けてかけ算をし、それぞれの答えをたしていることになります。これは、3年生の1学期に学習したことを利用した考え方です。1学期の最初の単元で、かけ算の「分配法則」を学習しました。「9×7」は、9を5と4に分けて、「5×7」と「4×7」のそれぞれの答えを合わせた数になるということを学んできています。
 ちなみに3学期になると、かける数が2位数になった場合のかけ算の筆算について学習します。(写真中)
 2年生は、国語の時間に「ことばあそびをしよう」という学習をしています。教科書には、「数え歌」や「ことばあそび歌」、「いろは歌」が載っていて、声に出して読むことで楽しめる内容になっています。
 「いろはにほへと ちりぬるを…」で始まる「いろは歌」は、47文字のひらがなが1回ずつ使わた優れた歌です。しかも、作られたのが10〜11世紀頃ではないかというから驚きです。
 全てひらがなで書かれているため、意味をよく知らずに言葉だけ覚えている方が多いのではないでしょうか。いろは歌の現代語訳は、仏教の教えである「諸行無常」を基にした内容になっています。「いろはにほへと ちりぬるを」→「色は匂へど 散りぬるを」(美しく咲き誇る花も、やがては散ってしまう)「わかよたれそ つねならむ」→「我が世誰ぞ 常ならむ」(この世に生きる私たちも、永遠に同じ姿で存在し続けることはない)・・・という感じで続きます。(写真下)

10月9日の給食

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献立名           ご飯
              五目卵焼き
              野菜のごま和え
              白菜の味噌汁
              牛乳

一口メモ

 今日の味噌汁には、白菜を使いました。白菜は冬に旬を迎え、これからどんどんおいしくなる野菜です。白菜は、冬の寒さにあたると、凍ってしまわないように自分で糖分を作り出すはたらきがあります。そのため、甘味がどんどん増してきます。
 そんな白菜には、風邪に負けない体づくりを助けてくれるビタミンCや、身体の調子を整えてくれるカリウムという栄養がたくさん含まれています。
 白菜に火を通すと、味が染みてトロッとした食感があるのもおいしいものです。

10月8日(水)

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 4年生は、国語の言語の単元として、「慣用句」の学習をしています。教科書には、慣用句について「いくつかの言葉が組み合わさって、新しい意味をもつようになった決まり文句」と定義しています。この学習では、様々な慣用句について知り、その意味や使われ方について調べるとともに、日常生活の中で使おうとする態度を育てていきます。
 慣用句には、体や心に関する言葉や動物・植物に関する言葉を含むものがたくさんあります。教科書には、例として「頭をひねる」「心がおどる」「馬が合う」「借りてきた猫」「うり二つ」「実を結ぶ」が載っています。2組の教室では、先生が作った慣用句が入るクロスワードパズルに挑戦していました。たて・横のヒントを参考にして、国語辞典を使って教科書に書かれている慣用句の意味を調べながら考えていきました。(写真上)
 ところで、慣用句はことわざと似ていますが、ことわざが教訓や生活の知恵を含むのに対し、慣用句はそうした教訓を直接的には含んでいません。さらに、表現の豊かさを重視しているのが慣用句の特徴と言えます。慣用句は話し言葉でもよく使われていて、比喩的な表現で会話を豊かにする効果があります。図々しいことや厚かましいことを「心臓に毛が生えている」と表現しますし、同じことを何度も聞かされてうんざりしている状態を「耳にタコができる」と言ったりします。この学習を機に、子ども達が慣用句に関心をもち、豊かな語彙力を身につけていってほしいものです。
 1,2校時に、1年生がどんぐりひろいに光が丘公園に行きました。先月から、1年生の先生方が何度か光が丘公園に足を運び、どんぐりがたくさん落ちていそうな場所を見定めていました。
 「どんぐり」と言っても、いろいろな形や大きさのものがあります。大きな丸いクヌギのどんぐりや、ちょっと細長いコナラのどんぐり、まん丸で小さいシラカシのどんぐりなど、木の種類によって様々です。1年生の先生は、いろいろな種類のどんぐりが集まるように、拾う場所を何か所か考えていたようです。公園の雑木林のところどころで立ち止まり、次々とどんぐりを集めてビニール袋に入れていきました。(写真中)
 集めて持ち帰ったどんぐりは、今後の生活科の学習で使います。どんぐりを使っていろいろな工作をしたり、楽しい遊びをすることができます。しかしその前に・・・「どんぐりの虫封じ」をすることが欠かせません。落ちているどんぐりには、ゾウムシの幼虫がいる確率がとても高いのです。箱の中に大切にしまっておいたどんぐりから、気がついたら中から虫が…ということになります。虫封じには2種類の方法があります。熱湯で煮る方法と冷凍する方法です。1年生の先生方は、冷凍庫にしばらく入れる方法で行うと話していました。
 運動会のプログラムには、3,4年生の団体競技として「ななめ大玉ころがし」と書いてあります。「どんな競技なの?」と思われたことでしょう。(私もそう思いました。)今日、初めて3,4年生が校庭に出て、この競技の練習を行っていました。
 赤組、白組それぞれが、3年生と4年生を合わせた4人組で並びます。その4人で協力して大玉(全校競技の大玉送りで使うものです)を転がし、コーンを回って次の走者につないでいきます。これだけなら「大玉転がし」ですが、赤組白組ともコーンは相手チーム側の対角線上に置いてあります。ですから、大玉を転がす往路も復路も、途中で相手チームと交差することになります。大玉がぶつからないように、相手の方にも目をやりながら上手に転がしていかなければなりません。
 今日、初めての練習では、大玉がぶつからないように慎重になっていたようで、100パーセントの速さではありませんでした。そのため、大きく2つの玉がぶつかるハプニングは見られませんでした。(できれば、途中で大玉がぶつかり、大きくコースを外れた方が見ている方は面白い)きっと運動会当日は、子ども達が夢中になって取り組むことでしょう。大玉があらぬ方向へ…ということが起きるかもしれません。お楽しみに…。(写真下)

どんぐりひろい(1年生)

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 生活科の学習で、秋を探しに光が丘公園へ行きました。
 子ども達は「きんもくせいのにおいだ。」や「くりが落ちているよ。」「色が違うどんぐりがあった。」など、いろいろな発見をしながら、秋を見つけることができました。拾ったものを使って、いろいろなもの作りを行う予定です。

10月8日の給食

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献立名           あんかけラーメン
              かぼちゃ入り大学芋
              牛乳

一口メモ

 暑さが収まって、だいぶ過ごしやすい気候になってきました。しかし、朝や夜と昼間の気温差で、体調を崩しやすくなる時期でもあります。今日の給食に使われているかぼちゃには、風邪に負けない体づくりを助ける栄養素が多く含まれています。
 かぼちゃの黄色い色のもとになっているカロテンやビタミンE、ビタミンCの栄養素には、のどや鼻の粘膜を強くする働きがあり、風邪のウイルスから体を守ってくれるパワーがあります。
 今日は、さつまいもと合わせて大学芋風に味付けをしました。

10月7日(火)

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 2校時に、音楽専科の授業観察がありました。4年2組の「拍と旋律」の授業で、「エーデルワイス」の歌唱とリコーダー演奏を中心に進められていきました。
 4年生は、2学期に入ってから「いろいろな歌の表現を楽しもう」という学習で、「サウンド・オブ・ミュージック」の映画の一部を鑑賞してきました。このミュージカルでは、「ドレミの歌」や「ひとりぼっちの羊飼い」、「わたしのお気に入り」など、世界的に有名になった曲がたくさん歌われています。その一つに「エーデルワイス」があります。この曲は以前から教科書に掲載され、歌やリコーダー用の楽曲としてなじみが深く、現在の小学校の音楽の授業に欠かせない曲と言えます。
 ちなみに、エーデルワイスとは、スイスのアルプスなどの高山に自生するキク科の高山性植物です。株全体が白い綿毛におおわれていて、まっすぐに伸びた茎の先に白い星形の花を咲かせます。ヨーロッパでは、エーデルワイスには「高潔な勇気」という花言葉があります。そのためもあってか、スイスやオーストリアの国花となっています。
 授業の後半では、譜面台を用意してリコーダーの練習に取り掛かりました。まだ練習を始めたばかりなのか、なかなかきれいな音がそろわず、どの子も苦戦していたようです。音楽会がある年には、よく4年生がリコーダー奏としてこの曲を演奏していました。(写真上)
 3校時は、4年2組の道徳の授業観察がありました。「つまらなかった」という資料を使った道徳の「相互理解、寛容」に関する授業でした。先週金曜日に、隣りの1組でも同じところの授業があり、お伝えしたばかりです。同じ資料を使っても、指導者や子どもが違うと、授業展開は全く異なるものになります。特に道徳の授業では、それが顕著に表れるものです。教員にとって、「だから授業はおもしろい」と感じさせられる一面です。
 資料のあらすじはこうです。・・・最新式の遊具がある新しい公園で、3人(信二とさとしとりょう)は遊ぶ約束をしました。りょうが遊べなくなったことを知った信二は、露骨にがっかりします。これを見たさとしは、信二が自分と2人きりで遊ぶことを嫌がっていると考えてしまいます。・・・先生が資料提示したところで、すぐに子ども達から「思い違いじゃん」とか「かん違いしてる」というつぶやきが聞こえてきました。子ども達は、資料の内容をよくつかめています。道徳の授業では、その思い違いに対してどうしたらいいのかということを、自分の今までの経験と照らし合わせながら考えさせていくところが指導のキーポイントになります。
 大人でも、言いたいことがきちんと伝えられずにすれ違ってしまうことがあります。あるいは、相手の反応がおかしいなと思って確かめると、きちんと伝わっていなかったということがあるものです。言葉に出して伝えることは、コミュニケーションの第一歩です。…と考えると、手を挙げて発表できる子は何とすばらしいのでしょう。(写真中)
 続いて4校時に、3年2組の社会科の授業観察に行きました。「火事をふせぐ」という学習単元の最初の授業場面が行われていました。まず、教科書の火災現場のイラストから、気づいたことや分かったこと、疑問に思ったことをノートに書かせていきました。3つ書けた子は、先生のところにノートを見せに行きます。そして、先生に印をつけてもらったものを黒板に書いていきました。子ども達は「自分も前に出て黒板に書きたい!」と思い、イラストからいろいろな考えや疑問を見つけていきます。
 火災現場の絵なので、当然のことながら消防車がたくさん出動して火を消しています。しかし、イラストをよく見ると、それ以外にも多くの人が活動していることに気がつきます。警察官がたくさんの人の前に立っていたり、ガス会社の車や電力会社の車も火災現場に来て作業をしています。1枚のイラストから、子ども達はいろいろな情報をよくもまあ見つけるものです。そして、授業の終わりには黒板いっぱいに子ども達の発見が書かれていました。これから火事を防ぐ工夫について調べていきたいと、クラスの全員の意欲が高まった授業でした。(写真下)

海外派遣報告会(5・6年生)

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 豊渓中学校から「海外派遣」に参加した代表生徒2名が来校し、研修報告をしてくれました。2名とも旭町小の卒業生で、現在は中学3年生です。

 海外派遣とは、練馬区と友好関係にあるオーストラリアのイプスウィッチ市で一週間生活する体験のことです。期間中は、現地の学校に通ったり、ホームステイ先の家庭で生活したりします。「言語を学ぶと共に、オーストラリアの文化や生活の違いを体感することができました。」と報告してくれました。

 研修報告の後は、豊渓中学校の生活についても教えてくれました。放課後に団らんしたり談笑したりできる「カフェ・スズシロ」の紹介もありました。

 6年生から数えると、3つ上の先輩である中学3年生が、終始立派に報告してくれました。写真もたくさん見せていただき、オーストラリアでの生活がとても分かりやすかったです。資料をいただいて持ち帰っています。ぜひ、お家で一緒に見てください。

10月7日の給食

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献立名           チキンピザトースト
              フレンチサラダ
              コーンポタージュ
              牛乳

一口メモ

 今日のサラダは、「フレンチサラダ」です。塩、コショウ、砂糖、からし、酢、油と、すりおろした玉ねぎというシンプルな材料で作っています。
 フレンチドレッシングは、「フレンチ」という名前でありながら、アメリカで生まれたという説があります。野菜が苦手な家族のために、「どうしたらおいしく野菜を食べてもらえるか」を考えて作ったのが始まりと言われています。家族を思う優しい気持ちから生まれたドレッシングだと思うと、なんだか素敵な感じがします。
 給食室でも、全校の子ども達の健康を思って、毎日の給食を作っています。

10月6日(月) その2

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 4年生は、国語の時間に「ごんぎつね」の学習をしています。新見南吉が書いたこの名作は、昔から4年生の国語の教材として親しまれてきています。45年前から、全ての国語の教科書に掲載されてきているそうです。つまり、日本国中の4年生が、必ず国語の授業で「ごんぎつね」を学習しているということになります。29歳という若さで亡くなった新見南吉でしたが、この作品を18歳の時に書いたというから驚きです。(写真上)
 挿絵は、登場人物のイメージを創り出すとともに、物語の雰囲気を創り出す大切な役割を担っています。昨年から教科書が新しくなり、この物語の挿絵が替わりました。以前の教科書で挿絵を担当した、かすや 昌弘さんの絵が印象的だったため、昨年4年生の教科書を見た時には「あれれっ…」という感じがしました。しかし、改めて今回の教科書で挿絵を描いた あべ 弘士さんの作品への思いを知り、「なるほど…」と思うようになりました。
 あべ 弘士さんは、絵本作家になる前に、北海道の旭山動物園の飼育係として25年間働いたという経歴があります。通りで動物の絵本の挿絵が多いわけです。教科書の「ごんぎつね」の扉のページには、きつね(ごん)の横顔が描かれています。物語のいたずらぎつねとは違い、とてもやさしい顔つきです。(下の教科書P13)
 指導書の資料には、あべ 弘士さんがこの物語の挿絵に対する強い思いが綴られています。・・・私が「ごんぎつね」で一番大事にしたのは、「ごん」そのものです。「ごん」とは何か、が物語の創造に大きく関わります。だから、最初の絵は「ごん」だけを描きました。「ごん」のやさしい内面や、いたずら好きであどけなさの残る性格を、動物として、本物の絵で伝えたいと思って…。
 また、この物語には、彼岸花が印象的に描かれています。物語の文章には、「墓地には、彼岸花が、赤いきれのように咲き続いていました。」と「人が通った後には、彼岸花が踏み折られていました。」という2か所に彼岸花が出てきます。あべ 弘士さんは、2ページ(P20〜21)にわたり、彼岸花の絨毯を描いています。
 余談ですが…昨日、埼玉県日高市にある巾着田に行ってきました。彼岸花は、別名「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」と呼ばれています。巾着田には、日本最大級の彼岸花が咲き、「曼殊沙華祭り」として多くの観光客が訪れる場所になっています。ほぼ毎年見に行っていますが、今年は少々残念でした。ピークが過ぎ、一部の場所でしか満開の彼岸花を見ることができませんでした。一面真っ赤な彼岸花を見ると、いつも「ごんぎつね」の物語を思い出すものです。
 3校時に、1年2組の授業観察がありました。「幼保小交流会に向けて準備しよう」という生活科の学習でした。1年生は、今月末と来月初めの2日間に分けて、近隣の保育園や幼稚園の年長さんと交流会を行う予定です。昨年度から連携する保育園が増えました。幼稚園1園と保育園4園の子ども達に来てもらう予定です。さらに旭町小では、2学期だけでなく、3学期にも交流会を行います。
 まず、授業の初めに、昨年度の交流会の写真を子ども達に見せました。体育館でゲームをしている様子や、教室でクイズをしている写真を見て、交流会に参加した子ども達は思い出したようです。1年生にとってはるか昔の記憶のはずですが、覚えているのはそれだけ楽しかったということです。
 そこで「新しい1年生にも、喜んでもらえるようなことをしてあげよう」ということになり、グループで意見を出し合いました。ゲームやクイズ、自己紹介、勉強を教える、学校探検…などなど、1年生なりにいろいろな考えが浮かんだようです。運動会後にある交流会なので、ダンスを見せることも入れながら、体育館でできることを計画していきます。そして、3学期の交流会へとつなげていきます。発表していた子ども達が、どの子もはきはきと話していたことに驚きました。(写真中)
 3年生は、先月の下旬から「ローマ字」の学習をしています。国語の学習として4時間扱いの単元ですが、とても4時間でローマ字を習得できるわけではありません。ローマ字の練習帳(ワークブック)を購入し、毎日少しずつ練習しています。
 今日は、2組の教室で、タブレットを使ったローマ字入力の方法について学習していました。最初に、自分の名前をローマ字入力で打つ練習をしました。すでにキーボードに慣れていて、すぐに自分の名前を打ち込める子がいました。しかしその一方で、ローマ字入力は初めてという子がほとんどです。まずはローマ字表を見ながら、自分の名前をどう打つか、何度も確認しながら行っていました。(写真下)
 タブレットには、ヘボン式でも訓令式でも入力できるようになっています。(「ふ」は、「HU」でも「FU」でもOKです。)また、のばす音がある片仮名は、「―」を打って変換します。(「ノート」は、「NO―TO」と打って変換して出す。)…というように、様々な言葉を入力しながら覚えていくしかありません。いろいろなタイピングソフトがあるので、ゲーム感覚で行っていくと子どもはすぐに覚えます。
 ちなみに…私は昔から「ひらがな入力」です。大学時代に使っていたワープロで、ひらがな入力をまず覚えたため、そのまま今に至っています。ひらがな入力を馬鹿にすることなかれ・・・かなり速く打つことができます。

サクラ草の植え替え(5年生)

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 今年もサクラ草をポットから鉢へ植え替えました。

 今年度から高学年の仲間入りをした5年生は、自分の鉢だけでなく、卒業式・入学式で飾るための鉢も植え替えをしました。自分たちで植え替えをして育てたサクラ草が並んでいる卒業式に、5年生は在校生代表として参加することになります。そして、来年度の入学式には、新6年生として参加します。

 そんな高学年としての想いもこめながら、手際よく丁寧に植え替えをすることができました。

10月6日の給食

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献立名           里芋ご飯
              サワラの西京焼き
              みぞれ汁
              月見団子
              牛乳

一口メモ

 今日は十五夜です。中秋の名月とも呼ばれ、天気が良ければとても月がきれいに見える日です。
 お月見は、きれいな月を見ながら秋の実りに感謝する行事で、別名を「芋名月」とも呼びます。そこで、今日の給食でも旬の食材の里芋を使って、「里芋ご飯」の献立にしました。
 月見には、旬の実りである芋類や団子、ススキをお供えします。団子をお供えするのは、収穫したばかりの米で団子を作り、お米の収穫に感謝する意味が込められています。
 ここ数年は、猛暑のために野菜や果物の実りに変化が生じています。食べ物があることに感謝していただくようにしたいものです。

10月6日(月) その1

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 校庭で全校朝会を行いました。運動会まであと2週間となりました。その運動会に向けて、「みんなと自分」というテーマで話をしました。
・・・運動会に向けて、どの学年も練習をがんばっています。運動会本番は、18日の土曜日です。来週の土曜日が運動会ということですから、今日からの1回ずつの練習がとても重要になってきました。
 そこで今日は、運動会のダンスで大切にしたいことをキーワードとして伝えたいと思います。それは、「ダンスは、『みんなと自分』が大切である」ということです。今まで体育館でダンスの練習に取り組んできましたが、そろそろ校庭に出て練習を始める頃です。表現種目のダンスは、体育館で一通りの踊り方を覚えたら、広い校庭に出て隊形移動を含めて練習し、完成に近づけていきます。
 ダンスにおけるキーワード『みんなと自分』の「みんな」について、まずお話しします。なぜ運動会で表現種目としてダンスを行うのでしょうか? それは、学年全員で踊る美しさを表現するためです。今、全校児童の約300人が並んでいます。「前へならえ」や「休め」「気をつけ」の号令をかけた時、300人の動きがピタッとそろったら、それはそれは見ている人にとってとても美しいものに感じるはずです。つまり、ダンスは学年みんなで踊り、そのみんなの動きがそろう美しさを見てもらう演技なのです。
 ただし、この場合のみんなの動きがそろうというのは、隊形移動についてのことです。校庭でまっすぐに並んで踊ったり、途中から丸くなって踊ったりというように、踊る位置が変わることを隊形移動と言います。学年のみんなが一人一人踊る位置をめざしてサッと隊形移動した瞬間、見ている人はきっと「すごい!」と感激することでしょう。そのための練習がこれから重要になってきます。がんばりましょう。
 では次に、もう一つのダンスにおけるキーワードの「自分」についてのお話です。どのダンスにも基本の動きがあります。手はこう動かし、足をここで上げて…というように、踊り方を習いました。でも、それは基本の動きであり、「自分でこうしたい」、「自分はこう踊りたい」というプラスアルファがあるのがダンスの面白さです。つまり、踊っている時は一人一人の個性を発揮して、思う存分自分の踊りを表現することが大切なのです。
 みなさんは、今練習しているダンスのどこが気に入りましたか? そのお気に入りの場所を精一杯踊って自分らしさを見せてください。「手を上げてジャンプするところがかっこいいから、めいっぱい高くジャンプしたいな」とか、「もっと腰を低くして踊って、力強さを表現したいな」というように、踊り方を工夫して表現してみましょう。
 さあ、運動会で自分たちの一番すばらしい力が発揮できるように、練習をがんばってください。みんなでそろえるところと自分らしさを発揮する踊りをめざして、どの学年も一生懸命がんばる姿に期待しています。・・・

10月3日(金) その2

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 3校時は、2年1組の授業観察がありました。「黄色いベンチ」という規則の尊重を扱った道徳の授業が行われていました。この「黄色いベンチ」は、昔からよく道徳の授業で使われてきた資料です。…たかしとてつおは、公園のベンチに泥の付いた靴のままあがり、紙飛機を飛ばして夢中で遊んでいました。しばらくして、女の子がそのベンチに座り、スカートを汚してしまいます。女の子とその祖母のやりとりを見聞きしていた2人は、自分達がベンチを汚したために女の子のスカートが汚れてしまったことに気づくという内容です。(写真上)
 自分の物は大切にすることができても、公共物を大切にしようという気持ちは、わかっていても行動が伴わないことが多いものです。授業の初めに、「みんなで使うものにはどんなものがあるでしょう?」と先生が聞いたら、「机や椅子」「一輪車」「図書室の本」などが挙がりました。子ども達は、口では「大切にしなきゃいけない」と言いながら、その通りにできていないことがよくあります。椅子を引きずったり、物を投げて注意されたりしている子がいるのではないでしょうか。実は、私は「物を大切にする」ということに関してはうるさい方です。今日の5校時に、5年生にサクラ草の植え替えを指導しました。土入れの道具やビニールポットを投げた子や、植え替え前のプラ鉢を椅子代わりに座った子に対して、すかさず注意しました。「物を大切にする人は、人にも優しい」をモットーにしています。
 4校時は、5年2組の学級活動の授業観察に行きました。机をロの字にして、学級会を開いていました。黒板に「第9回 学級会」と書いてあったので、日常的によく学級活動を行っていることが伝わってきました。実際、子ども達も学級会の進行に慣れていました。議長や書記の役割分担や、その議長団が原案を立てて提案するなど、1学期から継続的に指導されてきたことがうかがえました。
 今日の議題は、「秋まつりをしよう」でした。「季節の行事をみんなで支え合って、楽しみたいから」という提案理由でした。「お化け屋敷をしたい」という原案をもとに話し合いが進み、結局「仮装パーティーと合体させて楽しもう」ということになりました。(写真下)
 ところで、管理職の2人は授業観察として見に来ているので、先生の指導を評価しなければなりません。しかし、担任の先生が口を開いたのは、学級会が終わり、各自がノートに振り返りを書いた後のことでした。授業が終わる5分前、ようやく先生の出番がありました。矢継ぎ早に今日の学級会のよいところを挙げていきました。子どもをほめる、ほめる・・・いいことです。私だったら、学級会が始まってすぐに口を出してしまっていたでしょう。学級活動の指導には、教師のがまん強さがまず重要であるということが分かりました。
 5年2組の秋まつりは、31日(金)の6校時に行うようです。当日に向けて、さらに今後も学級会を開いていくようです。

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10/15 運動会全体練習2
10/16 運動会全体練習3
10/17 運動会前日準備
10/18 運動会
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