10月3日(金) その1![]() ![]() ![]() ![]() 4年1組では、「つまらなかった」という道徳の資料を使った「相互理解、寛容」に関する授業が行われていました。新しい公園にできた遊具をめぐって、信二とさとしの気持ちがすれ違うという内容の資料です。信二の「つまらなかった」という言葉を聞いたさとしは、自分と遊ぶのがいやなんだと思い違いをしてしまいます。「お互いに分かり合うために大切なことはどんなことか」を考えさせる授業でした。 この教材は、昨年度の4年生が研究授業として行った内容でもあり、扱い方がとても難しいお話です。電子黒板に教科書の絵を映しながら、先生がていねいに資料を読みながら提示していきました。(写真上) 4年生の子ども達にとっても、普段の生活の中で友達と気持ちのすれ違いが生じることはよくあることです。そして、その原因は、「言葉が足りなかった…」ということが多いのではないでしょうか。この資料の続きに、インターネット上のやり取りでの「すれ違い」の例が載っています。ラインのメッセージでの受け取り方の違いが書いてあります。友達との会話で気持ちをしっかり伝えること、さらにはネット上での文字情報の言葉にも十分な注意が必要であると教えなければならない時代です。 続いて、5年1組の授業の後半を見に行きました。「友のしょうぞう画」という資料を使った、「信頼・友情」に関する道徳の授業でした。主人公の和矢と章太は大の仲良しでしたが、章太は体の筋肉が縮むという難病にかかり、遠くの病院に療養に行くことになりました。2人は文通により友情を確かめ合っていたものの、いつしか章太からの便りが途絶えてしまいます。和矢は章太の状況が分からないまま、勝手に章太が自分を裏切ったと考えるようになりました。しばらくして、テレビで院内学級展覧会が開かれていることを知った和矢は、母親と展覧会を見に行くことにしました。章太の作品には、「友のしょうぞう画」という作品名がつけられ、「幼なじみのKくんの顔です。」と書いてありました。自分の肖像画であることを知った和矢は、激しい感動と深い反省をおぼえつつ、真の友情を感じ取ったのでした。 道徳の資料には、このようにとても感動的な話が時々あります。授業の展開次第で、子ども達の感情移入も大きく変わってきます。友情とは、単に親しいだけではなく、互いが信頼の情をもって認め合う感情をいいます。そのため、自分の状況よりも相手のことを一番に考え、相手のためにできることをしようとするのが真の友情というものです。5年生の子ども達は、「友達」という存在から次第に「友情」を感じ始める時期に差しかかってきています。今日の資料から何を感じることができたでしょうか?(写真下) 10月3日の給食![]() ![]() もやしの中華スープ アセロラゼリー 牛乳 一口メモ アセロラは、サクランボのような見た目をした赤くて小さな果物です。とても酸っぱいですが、ビタミンCがたくさん含まれています。レモンの34倍もビタミンCがあるそうです。 ビタミンCは、風邪をひきにくくしたり、肌をきれいにしたりする働きがあります。運動会の練習で日焼けした時は、肌の張りを保つ手伝いをしてくれます。 さっぱりとした甘酸っぱいゼリーになっています。 あさがおのリース作り(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず、つるの根元をはさみで切って、支柱から取り外します。つるをはさみで切るとき、子ども達からは、「かわいそう。」という言葉も聞こえてきました。今まで一生懸命に育ててきたんだなぁと感心しました。 つるを支柱から外したら、次はまっすぐに伸ばして丸い形を作っていきます。最後に、残ったつるで周りを巻き付けて形を整えたら完成です。大きく伸びたつるをまとめていく作業は大変難しく、みんな大苦戦していましたが、友達や先生の力を借りながらなんとか全員完成させることができました。 この後は、1週間ほど乾燥させ、お家でご用意いただいた材料を使って飾り付けをしていきます。どんなリースが完成するのか、廊下に飾る日が待ち遠しいです。 体育朝会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回も運動委員の5・6年生が活躍していました。整理運動では、ゆったりとした動きで身体の緊張を緩和し、心身をリラックスさせることがポイントです。運動委員がポイントをおさえながら、菅田将暉さんの「虹」に合わせてお手本を示しました。運動委員の5・6年生を見ながら、全校児童で朝から身体を気持ちよくストレッチすることができました。 運動会まで、約2週間となりました。集合・整列の練習では、前回の体育朝会にまして集中してきびきびと動く様子から、運動会への期待感が伝わってきました。 運動会に向けて頑張っているお子さんに、ぜひご家庭でも励ましの声掛けをお願いいたします。 10月2日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日、1組で行っていたのは、この単元の最初の授業でした。3つの数のたし算について考えていきました。バスにネコが3匹乗っていて、バス停で2匹乗り、さらに次のバス停で4匹乗っている絵があります。これまでは、「〇+□=△」という2つの数のたし算まで習ってきました。今までの考え方では、「3+2=5」とした後に、さらに「5+4=9」と式を立てることになります。ここで新しく学習するのが、1つの式に表す方法です。「3+2+4=9」と表すことができます。 1年生の算数では、問題文のお話をブロック操作と関連付けて考えさせることが重要です。特にこの単元では、問題文となっているお話が長いため、子ども達に理解させるうえでもブロック操作が欠かせません。次の時間からは、「9−1−3」や「5−3+4」のような問題文が出てきます。具体物を動かしながら式の意味と連動して考えられるようにしていきます。(写真上) 1年生は、国語の時間に「うみのかくれんぼ」という説明文の学習をしています。1学期は、6月に「つぼみ」という説明文の学習がありました。今回の説明文では、「はまぐり」と「たこ」と「もくずしょい」という3つの生き物が出てきます。その3種類の海の生き物について、「何が」「どこに」「どのようにして」隠れているのかが説明されている文章を読み、事柄の順序に気をつけて内容をとらえさせていきます。 教科書には、3種類の生き物の写真の下にQRコードがついていて、「みてみよう。」と書いてあります。1年生の保護者の方は、ぜひスマートフォンなどを使って、この3つの生き物のかくれんぼの様子を見てください。(子ども達は、タブレットを使って動画を見ることができます。) はまぐりは、砂の中に足を伸ばして姿を隠します。タコは、体の色を変えて自分の姿を隠します。モズクショイというのは、カニの一種です。自分のハサミで海藻を細かく切って、体にくっつけて姿を隠します。このような動物の生態を「かくれんぼ」と名付けたのも素敵ですが、動画で見るとさらに生き物のすばらしさがよく伝わってきます。身の隠し方は三者三様ですが、私は中でもタコのかくれんぼがすごいと思いました。(写真中) 今日から10月の学校生活が始まりました。運動会まで2週間あまりとなり、そろそろ校庭に出て練習を行う学年が出始めました。高学年の団体競技は、昨年度と同様に「騎馬戦」です。(プログラムのタイトルは、「騎馬戦! 旭町最終決戦! 見のがせん!」です。)今日は、5,6年生が集まって、初めて校庭で練習を行いました。 騎馬戦は、1対1で戦う「個人戦(一騎打ち)」と、全体で一斉に対戦して大将騎をねらう「団体戦(大将戦)」があります。大将戦は、男女別に行います。騎馬は4人1組で作ります。紅白帽の取り合いなので、上に乗る子がカギを握ります。体重の軽い子の方が騎馬は動きやすいですが、相手の帽子を取るには背が高い子の方が有利です。また、大将戦では、紅白のチームごとにどのような作戦で相手を攻めていくのかが見どころになります。今日は最初の練習ということで、じゃんけんで勝負を決めていました。(写真下) コロナ禍を機に、全国の運動会から高学年の組体操がすっかりなくなってきました。危険が伴うということで大技の制限がかかるようになり、さらに感染症対応で他人に触らないということがきっかけでした。その結果、コロナ禍以降は簡単な組み立て体操的なものにとどまり、どこの学校でも高学年の表現はダンスが中心になりました。 騎馬戦も同じような経緯で、運動会のプログラムに上げない学校が多くなりました。「人に触れないようにする」というコロナ禍の対応は、教育現場では今から考えると笑ってしまうくらい異常な状況でした。さらに、いまだに騎馬戦を実施しない学校は、危険だからという理由で取りやめています。私は、果たしてそれでいいのかなと思います。きちんとルールを守らせ、安全に行えるように指導することが大切なのであり、何でもやめてしまえば済むとは考えたくありません。 10月2日の給食![]() ![]() 魚のハーブ焼き ひじキャベサラダ オニオンスープ 牛乳 一口メモ 10月になりました。今年度のちょうど中間地点です。今月の給食目標は、「食後の過ごし方を工夫しよう」です。自分自身の給食が食べ終わっても、周りの人たちはまだ食べていることもあります。食べ終わったからと言って騒いでいると、まだ食べている人たちが迷惑している場合があります。 みんなで気持ちよく過ごすためにはどうしたらよいのかを考え、楽しい給食の時間になるように指導していきます。 |
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