7月8日(月)〜12日(金)に個人面談があります。ご協力をよろしくお願いいたします。

3月10日(金)

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 今朝、読み聞かせボランティアの方々による、1年生から4年生の各教室への読み聞かせがありました。今年度最後の読み聞かせとなりました。毎回、それぞれの学年や季節に合わせた絵本が用意され、今回は「春」がテーマになっていました。
 今日は、低学年の教室を中心に読み聞かせの様子を見に行きました。教室の前の方に集まって座り、お話を真剣に聞く子ども達の姿が見られました。1年2組では、「ふきのとう」という絵本の読み聞かせが行われていました。早春に、地面から顔を出すふきのとうについて、詳しく説明している絵本です。福音館書店の「かがくのとも」シリーズにもなった本のようで、水彩画の絵が温かみを感じさせてくれます。
 芽を出したふきのとうをよく見ると、黄色っぽい花と白い花があります。ふきのとうは、地下茎で増える植物なのですが、黄色い花と白い花は別々の地下茎から生えています。そして、ふきのとうにはオスとメスの花が存在し、黄色い花は雄(オス)ふきの花、白い花は雌(メス)ふきの花です。雄ふきは黄色い花粉を出し、雌ふきには受粉する仕組みがあります。ヘチマの雄花と雌花のような感じです。ふきのとうを味わう時は、地面から出たばかりのつぼみの状態を食べるので、どちらの花であっても味には変わりがないようです。
 絵本では、地下茎で命をつないでいる話や、つぼみが開いたあとの物語などが書かれていて、情感豊かな絵とともに読み味わうことができます。
 私自身、ふきのとうには、子どもの頃に味わった記憶が強くあります。あの苦味と独特の風味は、自分にとって雪国の春の大切な思い出です。大雪の降った年であっても、2月も半ばを過ぎると、新潟にも春がやって来ました。雪野原は、辺り一面真っ白ですが、木の幹の周りから雪解けが始まります。木の根元に行き、雪をかき分けると、地面からふきのとうが顔を出していることに気づきました。うれしくなって、手を泥だらけにして両手に抱えられるだけ取り、家に持ち帰りました。
 ちょうど母が夕食の準備をしている頃でした。ふきのとうを刻んで味噌汁に浮かべたり、味噌と和えてご飯にのせたりして家族で味わいました。子どもながらに春の味を感じ、大人に近づいたような気分に浸ったものです。
 「ふきのとう」の読み聞かせが終わってから、ふきのとうの天ぷらを食べた時の話もしていただきました。「昔、おばあちゃんから、『春の芽を食べると元気が出る』と教わりましたよ。」と話されていました。(写真上)
 わらびやぜんまい、タラの芽など、春に味わう芽はどれも苦味のあるものばかりです。しかし、栄養を蓄えて出てくる新芽は、生きるためのエネルギー源になると、昔の人は言い伝えてきたのです。そろそろウドが出回る頃ですね。食べたくなりました。
 1年生は、国語の時間に「にている かん字」の学習をしています。今まで習った漢字の中から、「学」と「字」や「貝」と「見」など、似ている部分を見つけて正しく書く練習をしていきます。また、今日は1組で、「書き順に気をつけて書く漢字」についても学習をしていました。教科書に出てきているのは、「右」、「左」、「土」、「上」の4つです。「右」の1画目は、左払いです。(横画は2画目!)「左」の1画目は、横画です。(左払いは2画目!)・・・どちらかというと、「右」の書き順の間違いが多いのではないでしょうか。「上」は、1画目が縦画で、2画目と3画目が横画になります。1画目を横画から書く間違いが多いです。この場合の間違いというのは、大人が書き順を間違えているということです。
 小学校で習う漢字の書き順を全て正しく書ける人は、少ないかもしれません。「飛」や「座」など、私自身も教員になってから自分の今までの誤りに気がついたくらいです。この学習中に、「お家に帰ったら、家の人に『右』の書き順を聞いてごらん。」と担任の先生が話していました。もし間違えて覚えていた方は、子どもから聞かれる前に、今すぐ直しましょう。
 旭町小の周りは、サクラ草の花でいっぱいになりました。春爛漫とは、「春の花が咲き、光に満ち満ちた様子」を表しますが、まさにその名の通りの景色です。児童玄関側には、3〜6年生の鉢が並んでいます。職員玄関前には、私が管理している学校用の150鉢があります。(こちらは、卒業式や入学式の会場を飾るために使います。)一方、低学年のサクラ草は、南校舎の校庭側(植え込みとの間)に並べてあります。1年生は、チューリップの球根と一緒に植えてあり、その芽も最近ぐんぐんと伸びてきました。(写真下)
 1,2年生の鉢は、明日からの1週間で、保護者の方に取りに来ていただくことになっています。サクラ草の管理の仕方は、このホームページのお知らせに載せていますので、参考にしてください。1年生のチューリップが、サクラ草と一緒に咲くのも楽しみですね。
 よくある質問です。「一鉢に違う色が咲いているのはどうしてですか?」・・・ポット苗を作る時に、何株か一緒に混ぜて植え付けています。違う色の苗が混ざって植え付けられていると、一鉢の中にいろいろな色のサクラ草が咲くことになります。一株から違う色の花が咲き出しているというわけではありません。

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