7月14日の給食夏野菜の豆乳シチュー プラム 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「プラム」です。プラムは、「すもも」とも呼ばれています。6月から7月が旬の果物です。 今日のプラムは、山形県産の「大石早生(おおいしわせ)」という種類です。 甘酸っぱさがおいしい果物ですが、桃と比べると酸っぱいので、「酸桃(すもも)」という名前になったそうです。「スモモも桃も桃のうち」という早口言葉がありますが、スモモは、実は桃とは違うバラ科の植物になります。皮が柔らかいので、そのまま食べることができます。 7月13日(水)「おおきな かぶ」の絵本は、様々な出版社から何種類かが出ています。1年生が使っている教科書のさし絵は、一番よく目にする福音館書店の絵本で使われている絵です。まず、おじいさんやおばあさんが出てきますが、ちょっと異国風の顔つき・服装です。それもそのはず、このお話の原作は、ロシアの民話です。「うんとこしょ どっこいしょ」という、カブを引き抜くかけ声の繰り返しが楽しいお話で、日本語への訳し方も成功してロングヒットを続けているのではないかと思います。 おじいさんがカブの種をまくと、いきなり大きなカブができるところにまず驚かされます。そして、おじいさんがおばあさんを呼び、おばあさんが孫を呼び、さらに犬、猫、ねずみと、だんだん小さな動物になっていくのも楽しいところです。さらに、最後のねずみが加わったところで、やっとカブが抜けてしまうのですから…。 1年生では、グループで役割分担を決めて、音読発表会をしたり劇遊びをしたりして楽しみます。誰が何の役になりたいかを話し合っていましたが、なかなか決まらない様子でした。(写真上) 2年生は、算数の時間に「時計を生活に生かそう」という「時刻と時間」の学習をしています。時計の学習では、1年生までに何時何分という時刻の読み方について習ってきました。時刻は、時の流れの中の各瞬間(1点)を指しています。一方の時間は、時刻のある点からある点までの経過の長さを示すものです。しかし、そんな理屈っぽいことを2年生の子ども達に説明しても分かりません。1分間、2分間、あるいは1時間…というように、時の長さを表すのが「時間」であるとして、身近な生活の中から考えさせていきます。(写真中) また、2年生のこの単元では、「1時間=60分」「1日=24時間」ということについても学習します。そして、3年生の1学期に「時刻と時間」の学習がもう一度あり、時間の求め方についてさらに詳しく学習をしていきます。 ところで、日常的には「時刻」よりも「時間」という言葉を使うことの方が多く、さらに間違えて使われている場合があります。「朝会が始まる時間は、8時20分です。」…正しくは、「朝会が始まる『時刻』は…」と言わなければなりません。時刻を時間と置き換えても、なんとなく通じてしまうところがあるのが原因です。よくよく考えてみると、ほとんどの時刻を時間という言葉に置き換えて使っている気がします。 5年2組の教室では、家庭科の裁縫の実習として、フェルトで作る小銭入れの製作をしていました。フェルト生地を折り、針と糸で縫い合わせていきます。その際、縫い始めや縫い終わりを布の裏側から行い、玉結びや玉止めが隠れるようにするという細かな技法も盛り込まれていました。また、ふたの部分は、先日習ったボタン付けを生かして取り付けていました。(写真下) 5年生が初めて裁縫道具を使い始めて、まだ1か月ほどしか経っていません。しかし、子ども達の技能も意欲も確実に上がってきています。夏休みの自由研究として、家庭科作品に挑戦してみるのも良さそうです。 7月13日の給食沢煮椀 牛乳 一口メモ 鶏肉とコーンの揚げ煮は、学校給食では定番のメニューの一つです。以前からあるメニューなので、保護者の皆様も食べたことがあるのではないでしょうか。 作り方は、しょう油や砂糖などで味をつけただし汁の中に、油で揚げた鶏肉とじゃがいも、にんじん、たっぷりのコーンなどを入れて、軽く煮込みます。 子ども達の大好きな揚げた鶏肉やじゃがいも、コーンといった食材の組み合わせなので、おいしいこと間違いなしです。 今日は、ご飯と一緒に盛り付けて、揚げ煮丼として出すことにしました。 トウモロコシの皮むき(2年生)練馬区の農家さんが作った採れたての新鮮なトウモロコシが、朝、大きなザルに入れられて教室に届きました。トウモロコシの皮は、何重にもなっていてひげもついているので、大変そうでしたが、子ども達は張りきって作業を進めました。そして、「とったひげからもトウモロコシのにおいがする。」と驚いていました。 給食では、自分達で皮むきしたトウモロコシを「おいしい。」と味わいながら食べました。 マーチング練習(6年生)楽器の編成としては、主指揮・副指揮・キーボード・グロッケン・トランペット・ユーフォニウム・大太鼓・中太鼓・小太鼓・トリオタム・シンバル・フラッグ・長胴太鼓・締太鼓・鍵盤ハーモニカを基本としてきました。 それが、コロナ禍で金管楽器や鍵盤ハーモニカの使用ができなくなり、マーチングの発表自体が無理なのではと思われた時もあったのですが、太鼓やキーボードなどの数を増やすことでなんとか継続してきました。今年も金管楽器と鍵盤ハーモニカの使用はあきらめざるを得なかったのですが、それ以外の楽器で分担を決めて練習に取り掛かりました。 曲の一番大事なメロディー部分はキーボードで音を重ね、グロッケンが彩りを添えます。主指揮・副指揮の合図に合わせて、大太鼓がリズムの要の拍を刻み、それ以外の打楽器が様々な動きを付けます。さらに、フラッグが音楽に合わせて、旗を上げたり下げたり、左右に弧を描いたり、回したりしながら演技をしていきます。全体の隊形変化も考えると、練習しなければならないことはたくさんあります。 1学期の始めから取り組んできましたが、まだ曲を仕上げるのがやっとの状態です。2学期は動きながらの演奏に取り組んでいく予定です。 今年度の演奏予定曲目は、「史上最大の作戦」「奇跡」(女子十二楽坊)「群青」(YOASOBI)の3曲です。 本番での子供たちの演奏がとても楽しみです。 7月12日(火)栄養士さんが2年生の教室を回り、まずはトウモロコシについての話をしてもらいました。今日のトウモロコシは、練馬区の立野の農家で収穫されたものです。子ども達に見せるために、畑に植わっていたトウモロコシの苗を、根こそぎ見本としていただきました。根元からてっぺんの花(雄花)まで、2m以上もあるトウモロコシの全体像を見て、子ども達はびっくりしていました。そして、そのトウモロコシの茎の真ん中には、丸々と太った大きな実がしっかりとついていました。畑でトウモロコシがどのようにしてなっているか、実際に見たことがある子は少ないでしょう。 トウモロコシの皮むきは、家でもやったことがあると言っていた子がたくさんいました。外側の皮をむくだけでなく、たくさんついている「ひげ」も全部きれいに取らなければなりません。中学校の分も含めて、全校分のトウモロコシを2年生みんなででがんばってむき終わりました。今日の給食では、ゆでトウモロコシとして味わいました。とても甘くておいしかったです。(写真上) スーパーでも、トウモロコシは皮つきで売られています。今が旬のトウモロコシを、家庭でもぜひ味わってみてください。昔は鍋でトウモロコシをゆでたものですが、最近は電子レンジを使うのが主流です。薄皮を残してラップでくるみ、電子レンジで加熱します。栄養価が逃げずに、おいしく調理することができます。 5年生は、国語の時間に「カレーライス」という物語を学習しています。しかし、今回は物語教材としてではなく、昨日の6年生の「森へ」と同じく、読書教材として扱われています。 5年生では、「作家で広げるわたしたちの読書」として、自分の好きな作家の本に注目して読書を広げようという内容になっています。そこで扱われている作家の一人が重松 清で、その代表作として「カレーライス」の全文が掲載されています。(写真中) 5年生の教科書には、かなり昔から扱われてきた物語です。「僕は悪くない――。」父親に絶対に謝らないことを宣言する男の子の言葉で物語が始まります。読み進めていくうちに、「あるある、よくある、こういうこと…」と誰もが思うことでしょう。親子げんかの原因は様々にありますが、たいていは「自分も悪いけれど、相手の方が悪いから謝りたくない」ということになるものです。 長引く父親と男の子とのけんかでしたが、2人で作るカレーライスが仲直りのきっかけとなります。結局、謝ることはできなかったものの、カレー作りを通して気まずくなった関係を修復することができました。中辛のルウを取り出したのを見て、「おまえ、もう『中辛』なのか。」という父親の言葉が、とてもうれしそうに感じられます。誰しもが経験する、親に素直になれない子どもの頃の一時期をうまく描いた物語です。今、5年生の子ども達は、ちょうどこういう年頃でしょうか・・・まだでしょうか。素直になれない自分の子どもを見て、本当は親として喜ばしいことなのでしょうが、実際は親としてムカムカしてばかりですよね。私からしたら、そういう頃がとても懐かしく思え、そして今から考えれば、家族として一番楽しい時だった…という記憶しか残っていません。 3年2組の子ども達が、校庭西側の畑の観察にやって来ました。理科の時間に育ててきたホウセンカの花を観察していました。赤やピンクの花が咲き始めています。また、子ども達の手前には、ヒマワリが大きくなってきました。ヒマワリは、中心につぼみらしきものが見え始めてきましたが、花が咲くのは夏休み中になりそうです。(写真下) 5月に種をまきましたが、桜の木の陰になるところなので、日当たりが影響したのかもしれません。2学期には、たくさんの種がついている様子を観察することになりそうです。休み中に、学年の先生方から花が咲いているところの写真を撮っておいてもらうことにしましょう。 昨日から、旭町小の周りでもセミの声が聞こえてくるようになりました。一学期も、残すところあと1週間です。 7月12日 給食室から今日は、全部で約150本のとうもろこしを学校に届けてもらいました。給食用の大きなザルで4つ分にもなりました。 2年生が皮むきをしてくれたとうもろこしは、給食室で洗ったあとに食べやすい大きさに切って、大きな釜で塩ゆでにしました。 どのクラスもとうもろこしの残食がほどんどなく、新鮮で美味しいとうもろこしを楽しんでくれたようです。 7月12日の給食魚の彩り焼き 生揚げの味噌汁 とうもろこし 牛乳 一口メモ 今日のとうもろこしは、1校時に2年生が皮むきをしたものです。とうもろこしの皮は何重にもなっていて、さらにひげもついているので大変でした。でも、みんながんばって皮むきをして、とてもきれいにむくことができました。 今日のとうもろこしは、練馬区の農家で作られた「ゴールドラッシュ」という品種を届けてもらいました。収穫したてのとうもろこしは、一味違います。新鮮でおいしいとうもろこしを、今日の給食で楽しむことができました。 北校舎1階の給食室前に、2年生の指導のためにいただいた「とうもろこしの茎」を展示しました。 7月11日(月) その2この文章は、星野道夫さんが南アラスカからカナダにかけて広がる原生林に旅行したときに見聞したことが記されています。星野道夫さんがカヤックに乗って原生林に近づき、原生林に足を踏み入れた時の出来事や感想が、生き生きとした文章表現で書かれています。また、星野さんは写真家でもあったので、大自然のすばらしい写真がところどころに掲載されています。きっと子ども達は、まずこれらの美しい写真に目が行ったことでしょう。 また、文章の表現がまたすばらしく、大自然の中に筆者が入り込み、直接見たり聞いたりした体験が、すてきな描写で文章化されています。その表現のおもしろさを見つけたり、擬人化や比喩表現の使い方などを読み味わうのも、学習の進め方の一つになります。1組では、星野さんのいる森の様子を読み取り、心に残った文章表現を見つけて友達と交流するという取り組みを行っていました。(写真上) この紀行文の後半に、苔むした森の中を歩く様子が書かれた場面があります。倒木に落ちた種が芽を出し、新たな生命が育まれていく様子が、美しい写真とともに書かれています。3年前の夏に、青森県の奥入瀬渓流を歩いた時に、この紀行文の一節が頭に浮かびました。「森へ」には、他にも珍しい動物との出会いなども書かれていますが、日本の山や海、湖でも、十分に出会えるすばらしい自然がたくさんあるのだろうなと思います。 校庭の東側にある藤棚に、きれいなフジの花が咲いています。ジャングルジムのてっぺんまで上がると、藤棚の上の方にたくさん咲いている様子がよく分かります。(写真中) 通常、フジの花は、4月の連休前に満開になります。真夏のこの時期は、つるを伸ばすだけで、花を見ることはできません。このように、時季外れに咲くことを「返り咲き」あるいは「狂い咲き」と呼んでいます。一時的に涼しくなったのを、冬と間違えて返り咲きする植物があるようですが、このフジの場合はそうではないようです。春に一度咲き終わった後、用務主事さんが剪定をしてくれていました。その刺激を受けて、伸びてきたつるの先に花芽がついたのだと思われます。それだけ株の勢いが良く、成長が著しいという証拠です。 返り咲きをしたフジは、来年もさらに花付きが良くなると言われているので、今後も楽しみです。今まであまり手入れをしてこなかった藤棚だっただけに、手をかけるとこんなに違うものかとも思いました。 6年生は、理科の時間に「植物の成長と水の関わり」の学習をしています。根や茎、葉には水の通り道があることや、根から吸い上げられた水が、おもに葉から蒸散されていることなどを実験を通じて調べていく学習単元です。 今日は、1組が校庭にある植物を使って実験をしていました。朝のうちに、葉っぱがたくさんついたミズキの枝と、葉を全て取り除いた枝のそれぞれに、ビニール袋をかぶせておきました。4校時に結果を見に行くと・・・葉をたくさんつけた方のビニール袋内には、たくさんの水滴(水蒸気)がついていることが分かりました。一方、葉を取り除いてしまったビニール内には、ほとんど水滴がついていませんでした。実験から、根から吸い上げた水は、植物の葉から水が蒸散しているということが分かりました。 では、葉っぱのどこにそのような水分の出口があるのでしょうか? それを調べるためには、顕微鏡を使って葉のつくりを調べてみる必要がありそうです。(次回の実験に続く…) 7月11日(月) その1
今日の全校朝会も、Zoomを使って行いました。「心の発達のために」という話を、紙芝居形式で絵を見せながら話しました。
・・・最初にみなさんに質問をします。人間の心は、体の中のどこにあるでしょう? 自分の体のどこに心があるか、手を当ててみてください。胸の辺りに手を当てている人や頭に手を当てている人など、いろいろですね。5年生は、保健の授業で「心の発達」について学習したばかりですから、高学年の子は知っていますよね。人間の心は頭の中、正確に言うと「脳の中」にあります。人は、心の中でいろいろなことを思ったり、考えたりしています。「もうすぐ夏休みだから楽しみだな」という気持ちも、あるいは「今週は1学期のまとめのテストがあるからがんばろう」と思うことも、全て自分の頭の中の脳で行われています。そして、それが人の心の働きなのです。 人間の心は、感情や社会性、思考力など、様々な働きがかかわり合ってできています。「感情」は、「うれしい」とか「悲しい」、「きれいだな」と感じる心です。「社会性」は、友達と仲よくしたり、他の人のことを思いやったりする心を言います。「思考力」は、物事に対して筋道を立てて考える力を言います。例えば、「池の中ですばしっこく泳いでいるメダカをつかまえるためには、どうしたらいいかな」と考えたり、忘れ物をしないようにするための方法を考えたりするのが思考力です。 みなさんの心は、1年生から2年生、そして3年生と、学年が上がるにつれて日々発達してきています。体が大きく成長してくるだけでなく、心も成長しています。例えばこんな例があります。A君は、低学年の時にいやなことがあると、すぐに泣いていました。ところが今では、きちんと自分から先生に話をして解決するようになりました。また、Bさんは、低学年の時に自分の好きなことしかせずに、嫌いな勉強は全くやろうとしませんでした。ところが今では、苦手な学習にもがんばろうと取り組むようになりました。もちろん、一人一人、心の発達のスピードは違います。何か気に入らないことがあるとすぐに怒ったり、いらいらしたりしている子も、大人になるまでに少しずつ心が発達していきます。 では、どのようなことをしたら人の心は成長するのでしょうか? 勉強をしたり読書をしたりすることで、思考力が高まります。ルールを守って遊びや運動をすること、そして当番の仕事に取り組むことから、社会性が身につきます。さらに、いろいろな友達とかかわりをもつことで、感情が豊かになっていきます。・・・結局これら全ての活動は、学校生活の中で行われていることです。学校でいろいろな勉強をしたり、係の仕事があったり、休み時間に友達と遊んだり、そしてまたある時は先生に叱られたり・・・それら全てが心の発達に欠かせないことであると言えます。大人の心に近づいていくために学校生活があります。それだけに、学校に登校してくるということは、とても大切なことなのです。・・・ 続いて、バトミントンの区大会で3位に入賞した子の表彰を行いました。 7月11日の給食パリパリサラダ 牛乳 一口メモ 今日のスパゲティは、たっぷりのトマトとナス、豚ひき肉を使ってソースを作りました。 トマトは、昔は鮮やかな赤い色から、毒があると言われたことがあります。そのため、鑑賞用、つまり見るだけの植物として育てられていたこともありました。しかし、「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトは健康に良い成分が含まれています。 また、昆布やかつお節、しいたけに代表される「うまみ」成分と同じように、トマトにもうま味成分の「グルタミン酸」がたっぷり入っています。イタリアでは、トマトソースは日本でいう昆布やかつおの出汁のように、いろいろな料理に使われています。 着衣泳(6年生)
7月9日(土)の5・6校時に、着衣泳を行いました。
衣服を着たままプールに入ると、衣服が水を吸い、かなり動きづらくなります。子供たちはあまり感じたことのない感覚に驚いていました。 また、衣服を着た状態で浮いたり泳いだりすることは大変難しいです。実際に救助を待っているときのことを想定して、3分間の背浮きに挑戦したり、背浮きしたまま泳いだりしました。 今回の着衣泳では、水難事故の際にどのような行動をとるべきなのかをよく考えるきっかけとなりました。水難事故に遭わないように気をつけて、楽しい夏休みを過ごして欲しいです。 7月9日(土)1校時が始まる頃に1年1組に行くと、出席をとっていました。一人ずつ名前が呼ばれ、元気よく「はい!」という返事が聞こえました。昨年の道徳授業地区公開講座の際に来ていただいた講師の先生が、この健康観察の大切さを繰り返し話されていたことを思い出します。担任が一人ずつ呼名し、子どもが元気よく返事をする・・・何気ないことではありますが、一日の学習を始めるための先生と子どもの関係づくりでもあるのです。さらに、先生と子どもの目が合い、信頼が生まれます。 1年生は、どちらのクラスも国語と算数、音楽の授業がありました。4月に入学して3か月が経ちました。今日の授業を通じて、毎日たくさんの学習を一つ一つていねいに積み上げてきた成果を感じることができたでしょうか。座り方や話を聞く姿勢、先生の指示で活動する様子…教室の後ろにいても、日々の学校での姿がなんとなく分かったのではないかと思います。(写真上) 2年1組は、生活科の時間に「こん虫はかせになろう」という学習をしていました。タブレットを使って、夏に見られる虫を調べ、まとめていく学習です。2年生にも分かりやすいサイトを使い、自分が選んだ虫の生態を調べていました。タブレットの画面を見ると、漢字には全て読み仮名がふられていました。本の資料を使うことに比べると、タブレットは資料を探すのが圧倒的に楽になります。ただし、そこから自分なりにどうまとめていくかが重要です。(写真中) また、実物に触れることが生活科の一番のねらいです。ちょうど今日の中休みに、校庭西側の草むらで、コオロギの赤ちゃんを見つけた子がいました。旭町小には、雑草を残してある場所があちこちにあるので、探せばいろいろな虫を見つけることができます。また、光が丘公園というすばらしい虫たちの宝庫が、学校のすぐ近くにあります。 3年生は、理科の時間に「音のふしぎ」について学習をしていました。「物から音が出たり伝わったりするときには、物が震えているということ」、「音の大きさが変わるときには、物の震え方が変わるということ」などを実験を通じて確かめる学習です。「音」と言えば、音楽です。今日は音楽室から様々な楽器を借りてきて、音が出る様子を目で見たり手を当てて調べたりしていました。(写真下) 3年生の音の学習は、学習指導要領改訂で2年前から新しく入ってきた単元です。実は、20年前までは小学校の理科の教科書に音の学習がありました。その後、音の学習は中学校で指導することになり、しばらく小学校の教科書からなくなっていました。ですから、私のような経験年数の長い教員にとっては、とても懐かしい学習内容なのです。 着衣泳(5年生)夏休み等に川や海に行き、万が一服のまま入ってしまったとき、どうやって自分の命を守るのかを学習しました。 最初は、水の中を歩きました。服の抵抗で前に進みにくいことを体感しました。次に、ペットボトルを使って浮く練習をしました。ペットボトルをあごの下に抱え、力を抜いて浮くことがポイントです。最初のうちは足がすぐについてしまう子もいましたが、慣れてくると上手に浮くことができていました。 その後、服に空気を入れて浮く体験もしました。空気が抜けないように襟などを押さえながら上手に浮くことができていました。 最後に挑戦したのが背浮きをしてイカのように泳ぐ「エレメンタリーバックストローク」です。これは着衣泳の中で一番効果的な泳ぎ方で、動きが少なく、慣れれば一番楽な泳ぎ方です。コツをつかみ始めると足をつかずにすいすい進むことができる子もいました。 子ども達は着衣泳を通して、服のままで水に入ることはいつものように動けないことや、体力を消耗しないように静かに水に浮いたり泳いだりすることがどれだけ大変なことなのかを実感できたようでした。 初めての絵の具(1年生)絵の具セットが届いてから数週間、「いつ絵の具を使うの?」「次の図工は絵の具?」と子どもたちも心待ちにしていました。 今回は「ふうせんのいろをぬろう」という内容で行いました。まずは、クレヨンで風船の外枠を描きます。次に、絵の具で一方向に色を塗っていきます。風船は全部で5つ描き、赤・青・緑・黄緑・黄・橙の6色の中から5色を選んで塗りました。 1年生にとっては、絵の具を使って色を塗ることも新鮮でしたが、絵の具セットを準備することも新鮮だったようです。特に、水入れに少しだけ水を入れ、教室まで運んでくる姿は慎重そのものでした。 今後は、絵の具を使って作品を仕上げることが多くなります。今日学んだ基礎を忘れず、素敵な作品を仕上げていきます。 ユニセフ集会今年度は、8日(金)・9日(土)・11日(月)です。今日は、その初日でした。 7日(木)の「ユニセフ集会」では、事前に代表委員が、ユニセフ活動について動画を作成し、それを全校児童が視聴するというかたちで行いました。写真を使用しながら「世界の子供たちの様子」や「こどもの権利条約」「募金の活用について」等を発表しました。 その成果もあり、初日から多くの児童が募金に協力してくれました。募金活動を終え、代表委員会児童は、募金の重みに感謝し、この募金が世界の多くの子供たちに役立つことについて改めて考えました。また、動画を視聴した児童の中には、「世界には、いろいろな状況で生きている子どもがいることがわかりました。」「かわいそうだな。と感じました。」「ユニセフのことをお家でも話そうと思いました。」「水がきれいなのは、当たり前だと思っていたけれど、違う場所もあることがわかりました。」等の感想を伝えてくれました。 今回の活動を通して、人に対する気持ち、世界に目を向けようとする気持ち、自分の生活を振り返ってみようという気持ちが育つことと思います。保護者の皆様のご理解とご協力、誠にありがとうございました。学校だよりに、総額について改めてお知らせします。 代表委員担当 藤間・伊東 7月8日(金)一人一人の顔や性格が違うように、アサガオの花色も実に様々です。赤や青、紫色、薄いブルーや淡いピンクの花色もあります。また、花びらの縁が白い「覆輪(ふくりん)」の品種も見られます。(写真上) 園芸店に行くと、他にも変わり咲きのアサガオをたくさん見ることができます。花色が斑模様になっているものやキキョウ咲きのアサガオ、中には花びらが糸のように垂れて咲く、変わり咲きのアサガオもあります。これらの多くは、江戸時代を中心に日本で品種改良されたものがほとんどです。 アサガオの歴史は古く、奈良時代の頃に中国から持ち込まれたと言われています。最初は薬草として使われていました。そして、江戸時代に何度かアサガオのブームが訪れました。江戸時代の人々は、とても花好きでした。(そういう意味では、私は江戸時代向きの人間です。)競い合うように品種改良を重ねて、珍しい咲き方や変わった花色のアサガオを生み出していきました。江戸時代の人達は、他の植物にもいろいろなマニアが存在したようです。日本サクラ草や菊など、江戸時代の人達の栽培熱は相当なものでした。(園芸の古書に記録が残っています。) さて、1年生のアサガオは、来週火曜日から家庭への持ち帰り期間になります。夏休みの宿題として、アサガオの観察が課されることになります。昔から、小学校1年生の夏休みの風物詩とも言える宿題です。置き場所は、一日中陽の当たるところよりも、午前中あるいは数時間陽が当たる程度のところで大丈夫です。アサガオは、水切れしやすいので十分に注意してください。毎朝、底から流れ出るまでたっぷり水やりが必要です。また、できれば午後3時以降にもう一回水やりをするようにしてください。上手に育てれば、夏休みの終わりまでずっと咲き続けます。元肥は入れてありますが、液体肥料がある場合は、ごく薄くして時々与えると良いです。 5年生の社会科「水産業のさかんな地域」の学習では、教科書や資料集の写真やグラフから、多くのことを学び取っています。教科書には、たくさんのサンマが水揚げされている北海道でのサンマ漁の写真が載っていました。 2組では、水産業の変化と課題についての学習をしていました。この40年あまりの生産量のグラフが、サンマと養殖ブリを比較して教科書に載っていました。サンマは、年によって生産量に大きな上がり下がりがあります。そして、特にこの10年近くは、生産量が一気に落ち込んでいることが分かりました。子ども達は、様々な理由を考えて発表していました。捕獲しすぎることからの水産資源の減少、海水温の上昇による漁場の変化、外国の大型船による日本への影響など、様々な理由が教科書にも示されていました。(写真中) 確かに、毎年サンマの不漁が続いています。秋の魚と書いて「サンマ」ですが、最近はそのイメージが薄れつつあります。また、安くておいしいというサンマが、高級魚として扱われつつあるのが現状です。 一方、養殖のブリの生産量を表すグラフは、40年間ほぼ横ばいです。養殖ですから、安定した生産量が確保できるということを表しています。最近は、マグロやタイ、ヒラメなどの多くの魚が養殖可能になってきました。特別な餌を与えて、その地方の特産品として魚を出荷する動きもあります。肉より魚派の私にとっては、大いに関心のある話題でした。 2年生は、算数の時間に「水のかさのたんい」の学習をしています。長さ比べをした時に、cmやmの単位があったことから、水の量を比べる時にも「単位量」が必要であることを考えさせます。そして、デシリットル(dl)と、リットル(l)の単位を習います。また、「1リットル=10デシリットル」であることも学びました。 2組では、実際に1リットルや1デシリットルますの容器を使って、いろいろな入れ物に入る水のかさを量り取っていました。正確に量ろうと、こぼさないように水を何度も慎重に移し替えていました。(写真下) ところで、小学校の算数では、「かさ」という言葉をよく使います。「入れ物に入る水の量」のことを「かさ」という言い方で表現しています。高学年になると「体積」や「容積」という言葉が出てきますが、低学年では「かさ」を使います。「水のかさは、どちらの入れ物に入っている方が多いですか?」・・・「かさ」ではなく「量」と言った方が分かりやすいと思うのですが、不思議です。 7月8日の給食トマトのミートボールシチュー バジドレサラダ 牛乳 一口メモ ニンニクを使う料理の時は、学校中にニンニクの香りが広がるため、子ども達は給食の時間がますます楽しみになります。ニンニクの香りは、食欲をアップさせる効果があります。ですから、暑さで食欲が出ないような時におすすめの食材です。 ニンニクは、一年中出回っている野菜ですが、5月から8月にかけて収穫されています。この時期のニンニクは、特にみずみずしいのが特徴となっています。 ニンニクの強い香りの成分は「アリシン」で、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を高める働きがあります。ニンニクパワーで、暑い日も元気に過ごしましょう。 7月7日(木)「おっ!」と思い、教室に入って最後まで聞き入りました。実はこの絵本は、私のお気に入りの一冊なのです。以前、国語を専門とする知り合いの先生からプレゼントしていただいたことのある絵本です。(昨年度、読書旬間に合わせて子ども達にも紹介したことがあります。) 「ぼくは いつもおこられる。家でも 学校でも おこられる。」というところから始まります。妹を泣かせてお母さんに怒られたり、友達とけんかをして先生に怒られたりしますが、それぞれにその子しか知らない事情があったのです。お母さんも先生も、その過程を知らずに怒っていました。 7月7日、七夕様のお願いを短冊に書くことになりました。男の子は、一番のお願いを一生懸命考えました。小学校に入学してから教えてもらった平仮名で、一番のお願いを心を込めて書きました。短冊には、『おこだでませんように』と書きました。(「ま」の字が鏡文字になっています。) 先生のところに持っていったら、先生はじっと短冊を見ていました。そして、先生は泣き出したのです。「せんせい・・・。おこってばっかりやったんやね。・・・ごめんね。よう かけたねえ。ほんまに ええ おねがいやねえ。」と言いました。男の子は、先生に褒められたことを喜びます。さっそく願いごとがかなったと思いました。 家に帰ると、先生からお母さんに電話がありました。お母さんも、怒ってばかりいたことを反省し、男の子をぎゅっと抱きしめてあげました。・・・ この絵本は、大人(子どもを育てている全ての家の人や学校の先生)に読んでもらいたいお話です。この絵本を読んだら、きっと目の前の子どもにもっともっと優しくなれるような気がします。 4年2組の子ども達が、理科の時間に校庭〜中庭に出てきました。「季節と生き物(夏)」の学習として、学校で見られる植物や生き物の様子を調べる観察が目的だったようです。4年生の理科では、季節による気温の変化と、動植物の様子の変化とを関連付けて観察させていきます。 中庭から校庭に抜ける一帯(東側の道路沿いの辺り)は、雑草がうっそうと生え茂った自然観察園になっています。子ども達が、足で草むらをかき分けながら、虫を探して歩いていました。カメムシやダンゴムシを見かけましたが、まだバッタ類はいなかったようです。(写真中) 中庭の池の周りにも子ども達が集まっていました。やはり、池の中の生き物が気になるようでした。最近、中庭によくトンボが飛んでくるので、まだヤゴが池の中にいるのかもしれません。また、クロアゲハも最近よく見かけます。 午前中に自転車で練馬駅近くまで出張に行きましたが、光が丘公園では、セミが声高らかに鳴き始めていました。来週あたりには、旭町小の周りもセミの大合唱になるのではないでしょうか。 5,6校時に、6年生が部活動体験のために豊渓中学校に行ってきました。毎年6年生の子ども達にとって、中学校への進学の楽しみの一つとなるのが部活動です。あらかじめやってみたい部活動を決めておき、たっぷりと1時間、体験を楽しみました。 今日は、中1と中2の生徒達が中心になり、6年生を優しく受け入れてくれました。今の6年生が4年生の頃の高学年だった子ども達が、すっかり中学生として立派な姿でリードしてくれました。(写真下) どの部活動も、生徒が自主的に準備をしたり活動を進めていました。小学校のように、先生が全て指示を出して授業をするのとは違います。小学校との違いとして、自分で考え自分で行動する力が必要であるということが分かりました。夏が過ぎると、6年生は来年度に向けた進路について考える時期になります。 7月7日 給食室から上の写真は、七夕汁に入れていた、かわいい星型のお麩です。 下の写真は、さけと卵のちらし寿司の出来上がりです。調理員さんたちが、各クラスに炒り卵、鮭、さやいんげんを彩りよくきれいに散らして仕上げてくれました。 どのクラスも残食が少なく、よく食べていました。季節を感じられる献立を楽しんでくれたようです。 |
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